夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・ポケットWiFi編


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2014年夏編、アメリカ短期旅行や出張で現地で快適にネット通信を使うためのマニュアル、「ポケットWiFi編」です。
これを読む前に、2014年のアメリカ通信事情の概論は既に公開している
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・序章 – 2014年6月14日 (無料)
「スマホ/iPhone/現地SIM編」は
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編 – 2014年6月17日 (有料)
をお読みください。

アメリカの携帯キャリアのデータ通信(ポケットWiFi)は、今は、過渡期だと思います。今年はその点を理解して対応すべきだと思います。
この記事では、今年の夏はアメリカでどのポケットWiFiを使うべきか、どれを避けるべきか、書いてみます。
しかし、アメリカのLTEの状況はどんどん変わっていますので、来年の今頃はまた状況は違っているでしょう。

過渡期だという理由は、次の理由です。
● Verizonは700MHz Band 13(10MHz+10MHz帯域、理論値最大ダウンロード速度75Mbps、実質5-15Mbps)のLTEを2013年夏に人口カバーで97%設置完了したものの、昨年秋から今年にかけてはAWS Band 4(20MHz+20MHz、理論値最大ダウンロード速度150Mbps)のLTE設置に投資を移行しており、既に250都市余りをカバー。(Verizonの「地域」仕分けの仕方では、約50%。)
つまり、現在、日本からのアメリカ向けポケットWiFiレンタル会社の多くも採用しているモデルで、Verizonの古いLTE対応ポケットWiFi(MiFi 4510L、MiFi4620L、MiFi4620LE、など)よりも、新しいMiFi5510L(しかも、最新ファームウェアへのアップデートが必要)を使用すれば、ダウンロード速度が2倍以上になることになります。
Verizonは今のところ、CA(キャリア・アグリゲーション)によるダウンロード速度の高速化の時期は、発表していません。
VerizonはBand 13だけでもアメリカの4大キャリアで最もLTEのサービスエリアが広いため、「田舎に行っても、高速データ通信のLTEで繋がる」確率は、一番高いです。

● AT&Tは700MHz Band 17(10MHz+10MHz帯域、理論値最大ダウンロード速度75Mbps、実質5-15Mbps)のLTEをほぼ全米で設置済みであり、サービスエリアの広さではVerizonとそれほど差がなくなりました。特に、アラスカ州では大都市周辺ではAT&TのLTEサービスがあります。(Verizonもアラスカ州の一部でLTEサービスを開始していますが、3G通信をアラスカでは提供していません。)
AT&Tの次のLTE周波数設置はAWS Band 4、1900MHz Band 2、850MHz Band 5ですが、どの地域でどの周波数を使用するかの計画は、はっきりしていないようです。
AT&Tはワイドバンド(20MHz+20MHz)LTEでデータ通信速度を上げるよりも、CA(キャリア・アグリゲーション)で接続速度を速くすることを優先するようで、既にシカゴ地域でCAを提供しています。
AT&TのポケットWiFiも、Elevate 4G(Sierra Aircard 754S)を含め、古いモデルはBand 17とBand 4にしか対応していません。
新しいモデルはBand 17、4、2、5の4バンドに対応していますが、CA対応のポケットWiFiはAT&T Unite(Sierra Wireless/Netgear AirCard 770S、Band 17/4)【と、AT&T Unite Pro(Sierra Wireless/Netgear AirCard 781S、Band 17/4/2/5)?】だけと言うことなので、今年買うモデルは、来年以降モデルよりは性能が劣る可能性が高いです。)

● T-Mobile USは全米の約70%以上でAWS Band 4でLTEを提供しています。
T-Mobile USは残りの地域は2Gのみのサービスしか提供していませんでしたが、今年の春からこの地域を3G(HSPA+)およびLTE化しています。これらの地域がLTE化すれば、T-Mobile USは2015年末までに全米97%でLTE化が進みます。そして、大都市ではワイドバンド(15MHz+15MHz、理論値最大ダウンロード速度112.5Mbps、および、20MHz+20MHz、理論値最大ダウンロード速度150Mbps)の速度を改善しつつあります。
また、T-Mobile USは今年後半より700MHz Band 12でのLTE化も計画中です。
したがって、年末までには2つの周波数に対応するポケットWiFiが発売されるでしょう。
T-Mobile USは3GでもHSPA+およびAWS周波数ではDC-HSDPA(理論値最大ダウンロード速度42Mbps)の通信方式を採用しており、LTEに接続できなくとも、実質ダウンロード速度12~15Mbpsは3G(HSPA+/DC-HSDPA)で得られるので、使用するポケットWiFiの周波数さえ対応していれば、ZIP SIM(旧Ready SIM)のようなMVNOのSIMでも充分な接続速度が達成できます。

● Sprintは・・・・、う~ん、まあ、一番サービスエリアが狭く、一番速度が遅い(メインの1900MHz Band 25 LTEは帯域幅 5MHz+5MHzで、理論値最大ダウンロード速度37.5Mbps)です。Sprintは一部の都市では他にTD-LTE 2.5GHz Band 41とFD-LTE 800MHz Band 26でLTEを提供しています。
Sprintは、プリペイド100%子会社のVirgin Mobile USAとBoost Mobileを持っています。データ通信(ポケットWiFi、USBモデム)は、Virgin Mobile USAで提供されています。
Sprintはこの3つのLTE周波数に対応するポケットWiFiを、Netgear Zing(Sprint用)、および、Netgear Mingle(Virgin Mobile USA用)として販売しています。
旅行者/出張者などの一時滞在者としては、Virgin Mobile USAのNetgear Mingle(Netgear AirCard 778S)が手軽な値段($99.99)で、2年契約束縛無し(プリペイド)で購入できます。
SprintはT-Mobileと同じく、郊外/僻地の電波のカバレッジが悪いです。これらの地域では3Gに速度がドロップすると、CDMA2000通信方式で1~2Mbps程度の速度しか出ません。または、もっと速度の遅い「1x」速度(200~300kbps)しか出ません。これが、Sprintの最大の欠点ですね。
Sprintは僻地(Rural Area)のキャリアと協力し、Sprintの端末を彼らが持っている700MHz Band 12へ対応するようにすることを、既に発表しています。
したがって、今年の年末以降に販売される端末は(新iPhoneも含めて)Band 12 LTEへも対応するでしょう。
・・・というわけで、Sprintもあと半年経たてば、Band 12対応を含んだ新しいポケットWiFiが販売開始されるでしょう。
Sprintのプリペイド・ブランドのVirgin Mobile USAとBoost Mobileの契約では、Rural Areaのキャリアも含めて国内ローミングはしません。したがって、Virgin Mobile USA/Boost Mobileで使うなら、Band 12対応の有無は今のところ大きな問題にはならないでしょう。

● SprintがT-Mobile US買収提案を発表し、規制当局の審査期間約6-12ヶ月を経て来年(2015年)の夏前に買収が認可された場合には、新Sprint/T-Mobile USは所有の周波数の一部を売却するよう迫られるでしょう。そうなると、現在のSprint版ポケットWiFiや、T-Mobile US版ポケットWiFiも、来年になると何らかの使用制限が掛かるかもしれません。(対応周波数の点で・・・)

・・・という事情なので、いま買う、あるいは、いま使うポケットWiFiは、アメリカでは「これから長い期間使えるもの」ではないことを理解したうえで、判断しましょう。

さて、ポケットWiFiは家族や同行者など、複数のユーザーで同時に使えるから便利ですね。
以下、レンタルや、日本でアメリカ対応のポケットWiFiを買ってアメリカで使う、あるいは、現地で買うオプションを詳細に見てみましょう。

■ アメリカ旅行(や出張)でポケットWiFiを使用する方法。

まずは、アメリカで旅行者(や出張者)が短期でポケットWiFiを使う場合の選択肢を、以下に箇条書きに書いてみます。

●1 日本のキャリア(イーモバイル、ドコモ、など)のSIMフリー(または、SIMロック解除済み)ポケットWiFiを、現地SIMで使用する。
●2 アメリカで使用できるポケットWiFiを、レンタルする。
●3 アメリカで使用できるSIMフリーポケットWiFiを日本で購入し、現地SIMで使用する。
●4 iPad/iPad Mini/アンドロイドスマホ・タブレット端末などのテザリング機能を、現地SIMで使用する。
●5 現地でポケットWiFiを購入し、現地でプリペイド契約に加入して、使用する。

●1 日本のキャリア(イーモバイル、ドコモ、など)のSIMフリー(または、SIMロック解除済み)ポケットWiFiを、現地SIMで使用する。

これは、アメリカでは絶対にお勧めしません。

そもそもイーモバイルのSIMフリーポケットWiFiは、アメリカのLTEどころか3Gにも対応していません。せいぜい2G速度です。やめましょう。

ドコモのポケットWiFiの場合はアメリカのLTEには対応していませんが、AT&Tの3G 850MHzに対応しているモデルがあります。この場合には、AT&TプリペイドGoPhoneの契約で、GoPhone Mobile Hotspotプランに加入できます。
 - $15/250MB/7日、追加分は$10/100MB/7日
 - $25/1.5GB/30日、追加分は$10/500MB/30日
 - $50/5GB/30日、追加分は$10/1GB/30日
SIMロック解除したドコモのポケットWiFiでは、アメリカではT-Mobile USやそのMVNO(ZIP SIM(旧Ready SIM)を含む)では、2G速度でしか使用できません。

●2 アメリカで使用できるポケットWiFiを、レンタルする。

レンタルの特徴は、現地キャリアとの手続き(アクティベーション)が不要で、「アメリカの到着空港からすぐに使える」ということですね。

最近のアメリカ向けポケットWiFiレンタルは、VerizonのLTE対応ポケットWiFi(MiFi4510Lか、MiFi4620L/LE)か、T-Mobile USの3G/HSPA+/DC-HSDPA対応ポケットWiFiが多いようです。冒頭に書いたように、Verizon MiFi4510LやMiFi4620L/LEではLTE Band 13にしか対応していませんので、最新の速度は楽しめません。一部ではBand 13とBand 4の両周波数に対応しているMiFi5510Lを導入しているところもありますので、好奇心があって試したい人はそれをチェックしましょう。

相場は「レンタル料1日1000円前後で、使い放題」ですね。

●3 アメリカで使用できるSIMフリーポケットWiFiを日本で購入し、現地SIMで使用する。

日本で広く購入できて、アメリカでも使用できるSIMフリーポケットWiFiは、
● 2011年7月にアメリカで販売開始され、現在はアメリカでは販売されていない(しかし、グアムでは現地キャリア用としてまだ販売されている) AT&T Elevate 4G(Sierra Wireless Aircard 754S、Netgear Aircard 754S)です。これは、
● 3G/HSPA+がAT&T 850MHz/1900MHz、および、T-Mobile US 1900MHz
● LTEがAT&T 700MHz Band 17/AWS Band 4、および、T-Mobile US AWS Band 4
に対応しています。(2Gにも対応しています。)
よって、
● AT&TプリペイドGoPhone Mobile Hotspotプラン
 - $15/250MB/7日、追加分は$10/100MB/7日
 - $25/1.5GB/30日、追加分は$10/500MB/30日
 - $50/5GB/30日、追加分は$10/1GB/30日
● T-Mobile USプリペイド携帯プラン(プリペイドデータ通信専用プランでは使用できません)
 - $30/5GBまで高速、超過分は2G速度/30日(オンライン、および、Walmart限定プラン)
 - $50/1GBまで高速、超過分は2G速度/30日
 - $60/3GBまで高速、超過分は2G速度/30日
 - $70/5GBまで高速、超過分は2G速度/30日
 - $80/高速で使い放題/30日
● ZIP SIM(旧Ready SIM)(通話・テキスト・データSIM、または、データ専用SIM)
 - $25/500MB/7日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $35/1GB/14日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $45/1.5GB/21日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $55/2GB/30日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $15/500MB/14日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $25/1GB/14日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $40/2GB/30日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
等で使用できます。AT&T GoPhoneとT-Mobile USのSIMではLTE速度で接続でき、ZIP SIM(旧Ready SIM)などMVNOのSIMでは殆どの場合に3G/HSPA+・DC-HSDPA速度で接続できます。

なお、AT&T Elevate 4Gは3G 2100MHzにも対応しているので、日本ではドコモのMVNOのSIMでも使用できます。アジア・ヨーロッパでも、3G 2100MHzで現地SIMで使用できます。

※ 3GのみのポケットWiFiで、アメリカでも使用できるポケットWiFiには、MiFi2372(主に北米用仕様)とMiFi2352(主に欧州用仕様)があります。

●4 iPad/iPad Mini/アンドロイドスマホ・タブレット端末などのテザリング機能を、現地SIMで使用する

日本で購入したiPad Air/iPad Mini RetinaはアメリカのLTE周波数にも対応しています。また、海外SIMにはSIMフリーです。(日本国内のキャリアのSIMのみ、SIMロック。)
旧モデルのiPad 4/iPad MiniはAT&T版以外はアメリカの(入手可能な)現地SIMのLTE周波数には対応していませんが、3G速度では使用できます。

以下、これらのタブレットをテザリングして使用する場合のプランです。
● AT&TプリペイドiPadプラン 
 - $50/5GBまで/30日 ($50プランのみテザリング出来ます。)
● T-Mobileプリペイドタブレットプラン (毎月200MBは無料。)
 - 1日(24時間)500MBまで、$10
 - 7日間 1GBまで、$15
 - 30日間 2.5GBまで、$30
 - $20/1GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $30/3GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $40/5GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $50/7GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $60/9GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $70/11GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $80/13GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
● ZIP SIM(旧Ready SIM)(通話・テキスト・データSIM、または、データ専用SIM)
 - $25/500MB/7日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $35/1GB/14日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $45/1.5GB/21日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $55/2GB/30日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $15/500MB/14日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $25/1GB/14日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $40/2GB/30日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)

以下は、iPhoneやアンドロイド携帯のテザリングして使用する場合のプランです。
● AT&TプリペイドGoPhone携帯(スマホ)プラン 
 - $60/2.5GBまで/30日、追加は1GB当たり$10 ($60プランのみテザリング出来ます。)
● T-Mobileプリペイド携帯プラン
 - $30/5GBまで高速、超過分は2G速度/30日(オンライン、および、Walmart限定プラン) (注意:このプランではテザリングはうまく行かないという報告もあり。)
 - $50/1GBまで高速、超過分は2G速度/30日、テザリングは1GBまで。
 - $60/3GBまで高速、超過分は2G速度/30日、テザリングは3GBまで。
 - $70/5GBまで高速、超過分は2G速度/30日、テザリングは5GBまで。
 - $80/高速で使い放題/30日、テザリングは5GBまで。
● ZIP SIM(旧Ready SIM)(通話・テキスト・データSIM、または、データ専用SIM)、全てテザリング可能
 - $25/500MB/7日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $35/1GB/14日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $45/1.5GB/21日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $55/2GB/30日 (3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $15/500MB/14日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $25/1GB/14日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)
 - $40/2GB/30日 (データ・オンリー・プラン、3G/HSPA+/DC-HSDPA速度まで)

●5 現地でポケットWiFiを購入し、現地でプリペイド契約に加入して、使用する。

現地の家電量販店やディスカウント百貨店で、プリペイドポケットWiFiを購入する方法もあります。この場合には、本体代がそれなりに掛かりますが、中長期滞在、または、何度も渡米する場合には、総額コストは安くなるでしょう。2回目からは到着空港でもすぐに使えます。
アメリカのプリペイド用ポケットWiFiの本体価格は、大体$99.99で統一されています。特売時、または、古いモデルや3Gオンリーモデルは、もっと安くなることがあります。

今年(2014年)夏現在で現地で購入できるポケットWiFiは、以下のものがあります。在庫があれば、家電量販店 BestBuyやFry’s Electronics、ディスカウント百貨店Walmart、電気店Radio Shackで購入できます。

Verizon:LTE対応プリペイド・ポケットWiFi MiFi5510L (BestBuy、Fry’s Electronics、Walmart、Radio Shack、Verizonショップ)
Verizon:LTE対応プリペイド・ポケットWiFi MiFi4510L(旧モデル) (Walmart、Radio Shack)
AT&T:LTE対応Unite (BestBuy、Fry’s Electronics、Walmart、Radio Shack)
T-Mobile :4G Mobile Hotspot ZTE MF61、3G/HSPA+/DC-HSDPA回線のみ使用(Fry’s Electronics、Walmart)
Virgin Mobile USA :LTE対応Netgear Mingle (Netgear AirCard 778S)(BestBuy、Fry’s Electronics、Walmart、Radio Shack、Virgin Mobile USAショップ(シカゴのみ))
StraightTalk : Unimax U240C 、Verizon 3G回線使用(3Gのみ) (Walmart)

通信料は「$50で5GB、最大30日まで」、またはそれ以下です。30日以内に制限まで使ってしまったら、トップアップすることで、月の途中でもプランを更新できます。(その日からまた、新しい30日が始まります。)
Verizon:
 ー $15/週/250MB
 ー $60/月/3GB
 ー $90/月/10GB
AT&T:
 - $15/250MB/7日、追加分は$10/100MB/7日
 - $25/1.5GB/30日、追加分は$10/500MB/30日
 - $50/5GB/30日、追加分は$10/1GB/30日
T-Mobile US:
 - 1日(24時間)500MBまで、$10
 - 7日間 1GBまで、$15
 - 30日間 2.5GBまで、$30
 - $20/1GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $30/3GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $40/5GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $50/7GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $60/9GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $70/11GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
 - $80/13GB/30日、デフォルトは翌月自動更新
Virgin Mobile USA:
 - $5/250MB/日
 - $25/1.5GB/30日
 - $55/6GB/30日
StraightTalk:(3Gのみ)
 - $15/1GB/30日
 - $25/2GB/30日
 - $40/4GB/60日
 - $50/5GB/60日
 - $75/7GB/60日

アメリカのポケットWiFiはSImロックされて販売されていますが、一部のモデルはDC-UnlockerでSIMロック解除できます。

以上で「ポケットWiFi編」が、お終いです。
来年は、LTE周波数の増加やCA(キャリア・アグリゲーション)の開始で、また、いろいろ変わってくると思います。



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