アメリカのプリペイドスマートフォン加入者増加が著しい


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アメリカ携帯業界アナリストChetan Sharma氏の、2012年第2四半期アメリカ携帯電話業界関連レポート
US Mobile Data Market Update Q2 2012
によると、アメリカのプリペイド携帯加入件数は1億件超え、過去12ヶ月で12%の加入件数増になっています。

(ちなみに、アメリカの人口は、2012年8月14日午後2時29分【東海岸時刻】に3億1415万9265人(314,159,265)になったと推定されています。
※ 3億1415万9265人=円周率「π」の1億倍。
American Pi: US Population Hits 3.14 Million Tuesday - 2012年8月14日 )

この中でもSprintのプリペイド部門、Boost MobileとVirgin Mobile USAが成長率で他社を引き離しています。

同期間(過去12ヶ月)のポストペイド契約者数はほぼ成長率ゼロで、40万人の加入者純増。Verizonが最も多くポストペイド加入者を増やしており、SprintとT-Mobile USAはポストペイド契約者数が減っています。

同氏のレポートでは、過去12ヶ月にアメリカ国内で販売された携帯電話のうち70%がスマートフォンで、現在のアメリカ国内携帯電話の利用者の半数(50%)はスマートフォンであると報告しています。

現在のアメリカ国内携帯加入件数の3割はプリペイド、7割がポストペイドです。
 
 

別のNPD Groupの調査レポートによれば、
Total smartphone unit sales rose 9 percent in the second quarter of 2012 compared to the prior year; however, all growth was driven by increases in pre-paid smartphone sales - 2012年8月8日
2012年第2四半期のアメリカ国内スマートフォン出荷台数は1年前(2011年第2四半期)に比べて9%しか増加していないのに対し、同期間比のプリペイドスマートフォン出荷台数は91%増加しています。
アメリカでスマートフォンを使用する人は、1年前に比べてほぼ倍の割合で、ポストペイド契約よりもプリペイド契約のほうを選んでいる・・・ということに成ります。

これは、ポストペイド・スマートフォン市場が成熟化して成長率が鈍ったことにより、携帯電話会社がこれまでポストペイド加入者しか利用できなかった高性能のスマートフォンを安価にプリペイド加入者に提供し始め、積極的に新しい顧客層(使用料価格に敏感なプリペイド契約者層)にスマートフォン利用浸透化を図ってきたため、とNPD Groupのレポートでは分析しています。

プリペイドスマートフォン市場が拡大している証拠のひとつとして、2010年6月から2012年7月までの26ヶ月中、Samsung社の販売台数でのベストセラースマートフォンは、Galaxy SのBoost Mobileプリペイド版、Galaxy Prevailだった、ということが、現在進行中のアップル社とSamsung社の特許侵害裁判の中で明らかにされました。

Prepaid Phone News : Driven by Smartphones, US Prepaid Growth Continues, Hits 100 Million, 30% Market Share - 2012年8月15日
 
 

・・・つまり、アメリカ国内においてスマートフォンを安価にプリペイド契約で通話・テキスト・3G/4Gインターネットで使うことは、ごくごく当たり前のことになっています。

アメリカでのクレジットヒストリーの無い留学生が、何も無理をして、ポストペイドでスマートフォン・iPhone契約をすることを考える必要も無く、また、通話しかできない安いプリペイド携帯で我慢する必要もなくなりました。

毎月の携帯料金が$35~50で、通話もデータ(インターネット)も、それなりの量が使えるプランが数社から出ており、中には「使い放題」プランの会社もあります。
アメリカのプリペイド携帯通信料金(3)月払いプリペイド – 2010年12月6日
でアメリカのプリペイド携帯会社の月の料金を比較してください。











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