2週間ほど前、デンバー国際空港へ家族を迎えに行った際、何気なく預け荷物受取りターンテーブルの近くに設置されている公衆電話を見ていたら、なんと、画面に「Free Phone Call to Anywhere in the U.S.」と表示されるのに気がつきました。暫くすると、画面の表示が変わり、「10-Minute Free International Phone Call to Most Countries」となり、国際電話もほとんどの国に10分まで無料で掛けられると表示されます。
え?と思って、実際にその公衆電話から自分の携帯に電話してみると、確かにタダで電話が出来るではないですか!
そこで、その公衆電話を良く見てみると、どこにもコインを投入する口は無いし、クレジットカードを挿入するスロットもありません。
“デンバー国際空港内の公衆電話は、通話料無料です!国際電話も、10分まで無料です!” の続きを読む
ニューヨーク市は現在、市内に11000台の公衆電話ブースを持っています
この公衆電話は、現在契約中の公衆電話オペレーターと1999年に15年契約で契約され、2014年10月に契約が切れます。
ニューヨーク市はこの公衆電話ブースを全部または一部をこのまま契約更新するか、携帯電話時代になって用を成さなくなった公衆電話ブースを解約するか、の判断をする前に、これらの公衆電話ブースのスペースをいかに利用していくべきかを市民にアイデアを出してもらうことにしました。
昨年2012年12月のNY Tech Meetupでこの募集を発表し、120以上のアイデアが集まりました。
2013年3月5日夜、この中から11のアイデアが選ばれ、主催する市のDepartment of Information Technology and Telecommunications (DoITT) 他の選考委員の前でアイデアを発表し、アピールしました。
そして、選考委員会は5つのカテゴリーからそれぞれ一つずつのアイデアを選びました。・・・ただし、コミュニティー・インパクト部門において2つのアイデアが同点という結果となり、最終的に6つのアイデアが選ばれました。
この6つのアイデアは、市のFacebookページに紹介され、2013年3月6日から14日までの期間、Facebook上で市民の投票が行われ、「人気賞」が選ばれました。
“ニューヨーク市が、11000ヵ所の市内公衆電話ブースの再利用アイデアを市民から募集。” の続きを読む