Android 4.4準拠のKitKat端末を自作したのでレビューしてみた
次期Android OS“Android 4.4”のバージョン名がまさかの“KitKat”に決まったが、それを記念してGoogleから筆者へは何も送られて来ないので、早速スーパーへ買い物に行って市販の部品を集めて“Android 4.4(KitKat)”を搭載したキットカットの端末(お菓子)を自作してみた。
幸い、今週はKit Katも含めて色々な部品(チョコレート)が特売中らしい。
残念ながら、まだCPU部分の「半円形のKit Kat」は販売されていないため、スーパーの冷凍コーナーに行き、CPUは二つ前のバージョンのIce Cream Sandwitch(ICS)を使うことにした。
部品購入が済んだので、あとは自宅へ持って帰って組み立てするのみ。
部品総コストは$8.71。
自作機なので、パッケージやシリアル番号は無い。
まず、本体部分にKit Katを4本を並べ、周辺回路(手足)を作るためにあと2本のKit Katを包丁で切る。
周辺回路の先は丸みを帯びさせるデザインにするために、クッキーカッターで先を切り落とす。
周辺回路を組み立てたら、次にCPU部分に取り掛かる。
最初にも書いたように、Android 4.4 CPU対応の半円形のKit Katはまだ販売されていないため、今回は旧版のIce Cream Sandwitchで間に合わせる。
※ ただし、外面のチョコレート色塗装を統一するために、今回はIce Cream Sandwitchの変形モデルの、円形チョコレートアイスクリームを使うことにした。
取り出したら、真ん中で切るのだが、外側のチョコレートがなかなかうまく切れない。
なんとか切り先を整え、本体と一緒に並べる。
もう一本のスナックサイズ(ミニ)Kit Katを3等分に切り、アンテナにする。
更に、自宅に残っていたアイスクリームに振り掛けるスプリンクルを目の部分につけて、完成である。
参考までに、下が週刊アスキーの週アスPlusに紹介された、週アス編集部に昨日届いたグーグル/ネスレのコラボの純正Android 4.4 KitKat端末である。
筆者のAndroid 4.4 KitKat端末は、自作完成まで約5分。縦18センチ、横(幅)9.5センチの大作である。
自作なので、我が家に1台しかないたいへん貴重なもの。それが私の手で作られたが、作っている間、家族がそろってあきれた顔をしていた。
写真を撮るために眺めると、「短時間の間に我ながら良く出来た。」と感心する。甘い香りが室内にただよう。
自作のドロイドくん! 自作時に指紋が付いて表面が溶けた形跡があるが、胴体にキットカットが4本。顔や手足もしっかりとつくりこんだ。
スペックは現在調査中であり、判明次第、のちほどこのブログに追加したい。
残念なことに、長く放置しておくとCPUが溶けてしまうので、まずそこを「性能テスト」と称して自分で試食する。
明日また冷凍庫に残っているIce Cream SandwitchでCPUを填め込んで組み立てるかもしれないので、残りは冷蔵庫で冷やして厳重に管理。家族に食べられないように厳重に監視の目を光らす。
そして肝心の自作機レビュー(試食)だが、家族にはまだ試食させていないので、割愛させていただく。
自作Android 4.4 KitKat端末を作るきっかけとインスピレーションをくれた元記事、
【週刊アスキー:週アスPlus】Android4.4準拠のKitKatがグーグルから届いたのでレビューしてみた – 2013年9月5日
に感謝。