Google Chromecast開封の儀と、初期設定


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届いてから45時間も放置したままだったChromecast($35)を開封し、初期設定しました。

まずは、UPSの翌日配達パッケージを開けます。

 

中は、12センチx12センチx厚さ3.5センチの小箱。

 

横にスライド式で開けられます。

 

はい、Chromecastの登場!

 

上の段をよけると、マイクロUSBケーブル、HDMI延長ケーブル(約12センチ、Male-Female)、USB電源装置が入っています。

 

USBメモリースティックと並べると、長さはほぼ一緒。写真の上の金属部分がHDMI Female端子、黒い本体の丸い部分の下に、電源用のマイクロUSB端子が付いています。

 

早速、HDMI対応モニターに付けてみます。
TV/モニター側のHDMI端子の位置の関係で、Chromecastを直接TVやHDMI対応モニターに装着するのが困難なときには、付属のHDMI延長ケーブルを間に介してChromecastをTV/モニターに接続。
さらに、Chromecastに電源が必要です。TV/モニターに空きUSBポートがあって、そこからChromecastに電源が供給できるようであれば、マイクロUSBケーブルをそこに繋いでも良いようです。

 

■ Chromecastの初期設定

Chromecastに電源を繋いで、TV/モニターの電源を入れると、セットアップ画面が現れます。
Chromecastにに電源オン/オフのスイッチはありません。

 

Chromecastの初期設定は、接続する室内WiFiの設定だけです。
それを行うには、WiFi対応端末からブラウザーを開いて行います。

しかし、最初にChromecast初期デフォルトのWiFiに接続する必要があります。この方法は、BelkinのWeMo WiFi電源スイッチに似ています。
iPhoneからWiFiで制御する電源スィッチ、Belkin WeMoを使ってみた。 – 2012年8月13日

したがって、Chromecastを初期設定するためには、
● WiFiに繋げられる
● Chromecast初期設定に互換性のあるブラウザー
の機能を持った端末が必要です。筆者は、iPadを使ってChromecastの初期設定しました。(出来ました。)

iPadのSafariブラウザーを立ち上げ、

 

URLに
http://www.google.com/chromecast/setup
を入力して、アクセスします。「Setup with Browser」をタップし・・・

注意:ここで、アンドロイド端末で上記URLをアクセスすると、Google Playストアに飛んでChromecast設定アプリをダウンロードするようにリダイレクトされるようです。Chromecast設定アプリ(apk)は現在、アメリカのGoogle Playストアからしかダウンロードできないので、アメリカのアカウントが必要です。

しかし、iPadのSafariブラウザーからは、apkダウンロード無しでブラウザーだけでChromecastを設定できますので、日本からでもなんら問題無いはずです。(VPNで日本のIPアドレス経由でもやってみましたが、大丈夫です。)

PCのChromeブラウザー(Safari/FireFoxもOK。IEは特定のバージョンとWindowsバージョンでOK。)では、PC用アプリのダウンロード/インストールになりますね。この場合は、アメリカアカウント必要なのかな?関係無いと思いますが・・・
また、PCの場合には、LANケーブル接続のPCではChromecastの設定はダメです。設定するPCは、Chromecastと同じWiFiのSSIDに接続している必要があります。

どうしてもアンドロイドのChromecast apkをダウンロードしたい場合には、
【Chromecast Tutorials】Download Chromecast apk to use Chromecast on your own country!
の「mirror to download Chromecast apk.」をクリックすれば、可能です。

以下に説明する手順は、iPad(iPhone)のブラウザーでChromecastを設定する場合の手順です。アンドロイドのapk(アプリ)や、PC/Macアプリを使う場合の設定方法は画面が違うでしょうから、注意してください。


 

使用許諾に「Accept」をタップして承諾し、

 

ブラウザーに表示されたような画面がTV/モニターで表示されている場合には、「Yep、got it」をタップすると、

 

「端末のWiFIを、画面左下に表示されているWiFi SSIDに切り替えろ」というメッセージが出ます。

 

ここでiPad(端末)のホーム画面に戻り、「設定(Settings)」をタップし、

 

WiFiを、TV/モニター画面に表示されている「Chromecast####」に接続変更します。

 

ブラウザーに戻って、「Next」をタップ。

 

iPad(端末)から直接ChromecastのWiFiに接続されます。

 

接続確認のための4桁コードが、ブラウザーに表示されます。

 

同じ4桁コードが、TV/モニターに表示されます。

 

iPad(端末)のブラウザーに表示されている4桁コードと同じであれば、成功。「That’s my code」をタップします。

 

iPad(端末)からChromecastの初期WiFi SSIDに接続できたので、最後にChromecastを接続したい宅内WiFiのSSIDとパスワード(WEPキー)を、Chromecastに設定します。Chromecastに固有の名前も付けられます。

 


 

入力が済んだら、「Next」をタップ。

 

入力項目を保存して、Chromecastの設定は終了!

 

iPad(端末)のWiFiを、宅内WiFi接続に戻巣用にブラウザーに指示が出るので、

 

ホーム画面に切り替えて、「設定(Settings)」を起動し、

 

iPad(端末)のWiFi接続を宅内WiFiに戻します。

 

iPad(端末)のWiFiを宅内WiFi接続に戻したら、ブラウザーに戻って、「Next」をタップします。

 

はい、おめでとうございます、初期設定終了です!あとは、使用法のビデオをブラウザーで鑑賞できます。

 

■ ChromecastでYouTubeをTV/モニターに写す

現在Chromecastに対応しているアプリは、YouTube、Netflix、Google Playストアからダウンロードできる映画・動画だけのようです。もちろん、今後増やす予定のようですが。また、開発者用SDKも出る(出ている?)ようですね。
他にChromeブラウザーの画面をChromecastに転送する方法があるようですが、まだ詳しく記事を読んでおらず、試してみていません。このあと、やってみたいと思います。

まず、YouTubeを起動します。使っているのは、iPadです。

 

YouTubeの画像を再生するときに、右上に四角いアイコンが出ます。これをタップします。

 

すると、画像をChromecastに転送するか、iPadで再生するか、が選択できます。Chromecastを選ぶと、・・・

 

画像が一旦暗くなり、

 

「Chromecastで再生中だよ~ん」というメッセージがiPadに出ます。

 

確かに、TV/モニター画面で再生されています。このあたりは、AppleTVのAirPlayと同じですね。

 

ただし、Apple TVと違う点は、再生中、iPadで別のことが出来る(ブラウザーを閲覧するとか、別のアプリを使うとか・・・)という点です。
 

■ Chromecastのファクトリー・リセット、または、接続WiFiの設定を変更したいとき

Chromecastに一度設定したWiFi情報は、それを変更する場合には、Chromecastをファクトリー・リセットし、工場出荷状態に戻します。
その後、最初から初期設定をし直します。

Chromecastのファクトリー・リセットの方法は、電源を入れたまま、マイクロUSBポートの横についている小さなボタンを25秒以上押し続けます。

 

そうすると、今まで白く光っていたオン/オフ状態を知らせるLEDが赤く変わり、TV/モニターの画面が一度消えて、Chromecastがリセットされます。30秒~60秒して、Chromecastの初期設定画面がTV/モニターに現れるので、WiFi端末からブラウザーを起動し、
http://www.google.com/chromecast/setup
に接続して、Chromecastの再初期設定が行えます。
 

今日はとりあえず、これまで。

※ 追記:続きは、こちらを・・・
Chromeブラウザーのコンテンツを、Chromecastを経由してTV/モニターに表示する方法 – 2013年7月29日



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