ポケットWiFiのバッテリー連続使用時間を延ばす方法
去年まではポケットWiFiと言えば、バッテリー連続使用時間はせいぜい4~5時間が相場でしたね。
当然、これでは一日持たないわけで、ポケットWiFiのレンタル屋でも「替えバッテリー」を一日100円位で貸すオプションがあったりましたね。自分で使う場合にも、「替えバッテリー」を事前に買っておく人もいました。(筆者も、その一人。)
ところが、去年の秋ごろから発売されるポケットWiFiは、バッテリー連続使用時間が8~12時間というのが普通になってきましたね。
日本だと「薄くて、長持ち」ポケットWiFiもあるようですが、残念ながら今のところアメリカのやつは、「長持ち ⇒ バッテリーが厚い ⇒ 本体が厚い」となります。
この厚さが最初は心配で、「厚くなると、ポケットに入れて持ち歩くときに、ポケットが膨れて嫌だ。」と思ったのですが、実際に使ってみると、「バッテリー連続使用時間が長いと、朝、電源を入れて、夜まで電源を付けっ放しでおける。したがって、電源をオンにしたまま自分が持ち歩く鞄(や、ハンドバック)の中に入れて置けば、そして、その鞄を常時自分の傍に置いておけば、日中はその存在を気にせずに使える。」ということが判りました。
そこで、「私の持っている古いポケットWiFiも、バッテリー連続使用時間を延ばせないか?」と思っている方、以下を参考にしてください。
1.これらのバッテリーは、通常、「Extended Battery」と呼ばれています。ネットで検索するときは、自分の持っているポケットWiFiのモデル番号と、「Extended Battery」とをキーワードにして検索してください。
2.Extended Batteryは、3000mAh前後、または5000mAh前後の容量のものがあります。
3.Extended Batteryはバッテリーの厚さが増すので、裏蓋とセットで販売しています。(セットで購入します。)
4.必ずしもメーカー純正品だけとは限りません。
たとえば、Verizon用MiFi4620LのExtended Batteryは、
● 純正、標準バッテリー 1500mAh 連続使用時間 5時間
- 市価$20前後
● 純正、拡張バッテリー 3000mAh 連続使用時間 10時間 (MiFi4620LEの標準バッテリーと同じもの。)
- 定価$49.99
● サードパーティ(Mugen Power)、拡張バッテリー 5000mAh 連続使用時間 16時間
- 市価$90前後
標準バッテリー(替えバッテリー)以外は、カバー(裏蓋)がセットになっています。
それぞれバッテリーを装着したときの大きさの違いは、こんな感じ。
ポケットWiFi用拡張バッテリーのメーカーは、「Mugen Power」が大きなところのようですね。Amazon.comなどでも販売していますが、メーカー直のサイトは
MugenBattery.com
です。
VerizonプリペイドLTE用のMiFi4510L用も、
新しいVerizonポストペイドLTE用のMiFi4620LE用で、10時間を更に16時間に延ばしたい場合も、
Elevate 4G(Sierra Aircard 754S)用も、
MiFi2200用も、
ありますね。
アメリカで使われるポピュラーなポケットWiFiで、Mugenでまだ作っていないのは、MiFi2372/2352用くらいかな。
バッテリー自体は、MiFi2372/2352用標準バッテリーは、MiFi4510L/MiFi4620L用標準バッテリーと同じなんですが、バッテリー収納コンパートメントのデザインが全然違うので、バッテリーを階段型に作らないと無理っぽいですね。
※ Extended Batteryを日本で入手できない人は、「商品購入代行」ページの「Contact Us」をクリックして、ご相談ください。