Mobal Freedom、月々の固定契約料の要らないアメリカ・プリペイドSIM
Mobal Freedomはニューヨークに米国本社を持つAT&TのMVNOですが、月々の固定契約料不要でアメリカの電話番号をキープできるプランを提供しています。
Mobal Freedom ホームページ
同社のプランは
プラン名 | 初期費用 | 月々の基本使用料金 | 基本使用料金に含まれる無料通信料 | アメリカ国内通話単価 | アメリカ国内SMS/テキスト単価 | アメリカ国内データ料金単価 |
Freedom | アクティベーション料$25 送料$10 |
$0.00 | 無し | $0.25/分 | $0.10/通 | $0.005/10KB |
Freedom 10 | アクティベーション料$0 送料$10 |
$9.99 | $25相当の通話・テキスト・データが無料 通話だと100分まで |
$0.25/分 | $0.10/通 | $0.005/10KB |
Freedom 20 | アクティベーション料$0 送料$10 |
$19.99 | $62.50相当の通話・テキスト・データが無料 通話だと250分まで |
$0.25/分 | $0.10/通 | $0.005/10KB |
Freedom 30 | アクティベーション料$0 送料$10 |
$29.99 | $100相当の通話・テキスト・データが無料 通話だと400分まで |
$0.25/分 | $0.10/通 | $0.005/10KB |
Freedom 40 | アクティベーション料$0 送料$10 |
$39.99 | $125相当の通話・テキスト・データが無料 通話だと500分まで |
$0.25/分 | $0.10/通 | $0.005/10KB |
Mobal Freedomはプリペイド契約なので、与信履歴も、デポジットも、解約料も不要です。契約期間の束縛も、もちろんありません。
回線は、AT&Tの回線を使用しています。
日本人向けアメリカ国内プリペイド携帯会社Hanacellは、実は、このMobal Freedomのブランド名を変えたものです。(つまり、同じ会社です。)
Mobal FreedomプランとHanacellプランを比較して見ると、
Mobal Freedom | Hanacell プリペイドX | |
初期コスト | アクティベーション料$25 送料$10 |
SIM代金$1 送料$10 2012年9月28日まで送料無料 |
無料通話 | 無し | 無し |
アメリカ国内通話単価 | $0.25/分 | $0.27/分 |
SMS/テキストメッセージ | $0.10/通 | $0.17/通 |
日本へ国際電話発信単価 | $2.00/分 | $0.52/分 |
日本以外へ国際電話発信単価 | $2.00/分 | $2.00/分 |
アメリカ国内データ使用単価 | $0.005/10KB | $1.00/1MB ($0.01/10KB) |
Mobal Freedom 10 | Hanacell 月$9.99プラン | |
初期コスト | アクティベーション料$0 送料$10 |
SIM代金$1 送料$10 2012年9月28日まで送料無料 |
無料通話 | $25相当の通話・テキスト・データが無料 通話だけなら月100分まで無料 |
$9.99相当の通話・テキスト・データが無料 通話だけなら月約40分まで無料 |
未使用分の翌月繰越し | 無し | あまった無料通話は翌月繰越し ただし、繰越総額は$19.98まで 期間制限は無い |
アメリカ国内通話単価 | $0.25/分 | $0.25/分 |
SMS/テキストメッセージ | $0.10/通 | $0.15/通 |
日本へ国際電話発信単価 | $2.00/分 | $0.50/分 |
日本以外へ国際電話発信単価 | $2.00/分 | $2.00/分 |
アメリカ国内データ使用単価 | $0.005/10KB | $1.00/1MB ($0.01/10KB) |
Mobal Freedomのデータ通信料金も完全従量課金制なので、決して安くは無い(100MB使うと、$51)ですが、同じ会社なのにそれぞれ料金を比べると、どちらも他より優れている部分があります(・・・と言っても、Hanacellのメリットは、初期コスト、日本への国際電話料金が安い【でも、世の中には国際電話料金のもっと安いプリペイド会社もあるけど・・・】、日本へも送ってくれる、カスタマーサービスが日本語で受けられる、くらいですかね。)ので、比較して決めたらよいと思います。
アメリカのプリペイド携帯会社は、ここ1~2年でアメリカ国内通話は「1分当たり$0.10」、安いところだと「1分当たり$0.04~0.05」に下がっていますので、Mobal Freedom/Hanacellで加入するプランとしては、毎月の固定料金$0のプラン(Mobal Freedom、または、Hanacell プリペイドX)以外は、あまり価値が無いと思います。(例:同じAT&TのMVNOのH2Oは、月$10のットップアップで200分まで通話できます。Hanacell $9.99プランは約40分までです。)
毎月あまり電話をしない人か、年に数週間しかアメリカに来ないけどアメリカの電話番号は維持したい・・・という人向けですね。
また、Freedom 10~40プランでは、基本料金に含まれる無料通信料に通話だけでなく、テキストもデータ通信も含まれます。したがって、毎月コンスタントに何か(通話、テキスト、データ)を使う人であれば、Freedom 20の月$19.99に加入すれば、ネットを100MB($51)まで使って、さらに通話やテキストが$11.50まで(通話だと46分まで)含まれるから、考慮に値するかもしれませんね。あまり頻繁に(あるいは長い時間)外出しないけど、外出する時には通話もネットもテキストも使い人に、向いているかもしれません。
Mobal Freedomのプランは、いつでも無料で変えられます。
Mobal Freedomを契約して、カスタマーサービスで「日本語サービスお願いします。(Japanese speaking, please.)」と言ったら、Hanacellのスタッフが出てくるのでしょうかね。(笑)
Mobal Freedom、Hanacell、および全てのAT&TのMVNO(Net10を除く)のAPN設定値は
APN:att.mvno
User Name:(空白)
Password:(空白)
で同じです。
ハナセルとMobal Freedomが同じとは知りませんでした。
テキストメインで月5ドル以下のハナセルユーザーですが、データ料金がMobal Freedomは半額なんですね!