AT&Tは2012年1月18日に「T-Mobile USAの買収不成功により、将来のデータ通信容量の不足が予想される」事を理由に、2012年1月22日よりパケット(データ)通信の値上げを実施することを発表しました。
これによると、iPhoneやスマートフォンのポストペイド・データ通信料は、以下のように変わります。(今回の通信料変更では、GoPhoneプリペイド契約のデータオプションには変更はありません。)
既存の加入者は現在のデータプランを変更しない限り料金は変わりません(旧料金で継続できます)が、現在のデータプランを変更した場合には、新しい料金のプランしか選択できません。
また、現在のデータプランを変更した後に、旧データプランに戻ることは出来ません。
旧料金 |
新料金 |
月250MBまで$15 (超過分は250MB毎に$15) または 月2GBまで$25 (超過分は1GB毎に$10) または 月4GBまで$45、テザリング可能 (超過分は1GB毎に$10) |
月300MBまで$20 (超過分は300MB毎に$20) または 月3GBまで$30 (超過分は1GB毎に$10) または 月5GBまで$50、テザリング可能 (超過分は1GB毎に$10) |
同じくiPadなどのタブレットプラン、パソコンなどのモバイルデータ通信プランも値上げになります。
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アップルは2012年1月24日午後、サムソンは2012年1月27日、2011年第4四半期(暦期)の業績を発表しました。
※ 注:2011年第4四半期(暦期)は、アップル社の会計年度2012年第1四半期になります。
これによると、アップルは2011年第4四半期(10~12月)に世界で3704万台のiPhone(全モデル)を出荷した、と発表されています。
スマートフォンとしてはアンドロイド携帯を主に生産しているサムソンは正確な出荷台数を発表していませんが、発表された前年比成長率から、サムソンの同期のスマートフォン(アンドロイド携帯)世界出荷台数は3600~3650万台と推測されています。(IHS iSuppli, The Strategy Analytics)
2011年第3四半期(7~9月)はiPhone 4S発売発表前のために消費者の買い控えで出荷台数が伸び悩んだアップルですが、2011年第4四半期でメーカー別スマートフォン出荷台数の首位を奪還したことになります。
iPhone 4Sに関してはハードウェアの大きなアップグレードが無く、発売当時はアナリストからは「斬新さの欠如」で失望の声が聞かれていましたが、市場(消費者)はそれとは関係無く、これまでに無い、前期より2倍以上の勢いでiPhoneを買い漁った、と言うことになります。
サムソン社はギャラクシー・シリーズが良く売れたものの、2011年第3四半期(7~9月)にアップルから奪った第一位を守れませんでした。
2011年年間スマートフォン出荷台数では、サムソン社はアップル社に約440万台の差をつけて、首位を守りました。
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