AppleによるSamsungへの特許侵害訴訟がアメリカ国内で審議終了し、現在、陪審員による討論が行われている中、Samsungは今週、オーストラリアのシドニーに初めてのSamsung Galaxyストアをオープンしました。
その店内内装が、アップル・ストアにそっくり。
店舗前方の展示エリアの側面壁は、広くて長いカンパニー・ポスターの壁。
店員のTシャツの色まで、青で一緒。(Samsungのカンパニー・カラーは、青なんですが・・・)
店の奥にはアップルGenius Barの代わりに、Samsung Smart Tutorsデスクもあります。
スマートフォン/タブレットだけでなく、お店まで「特許侵害」?
Samsung Opens New Apple Store in Australia – 2012年8月23日
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アップルは2012年1月24日午後、サムソンは2012年1月27日、2011年第4四半期(暦期)の業績を発表しました。
※ 注:2011年第4四半期(暦期)は、アップル社の会計年度2012年第1四半期になります。
これによると、アップルは2011年第4四半期(10~12月)に世界で3704万台のiPhone(全モデル)を出荷した、と発表されています。
スマートフォンとしてはアンドロイド携帯を主に生産しているサムソンは正確な出荷台数を発表していませんが、発表された前年比成長率から、サムソンの同期のスマートフォン(アンドロイド携帯)世界出荷台数は3600~3650万台と推測されています。(IHS iSuppli, The Strategy Analytics)
2011年第3四半期(7~9月)はiPhone 4S発売発表前のために消費者の買い控えで出荷台数が伸び悩んだアップルですが、2011年第4四半期でメーカー別スマートフォン出荷台数の首位を奪還したことになります。
iPhone 4Sに関してはハードウェアの大きなアップグレードが無く、発売当時はアナリストからは「斬新さの欠如」で失望の声が聞かれていましたが、市場(消費者)はそれとは関係無く、これまでに無い、前期より2倍以上の勢いでiPhoneを買い漁った、と言うことになります。
サムソン社はギャラクシー・シリーズが良く売れたものの、2011年第3四半期(7~9月)にアップルから奪った第一位を守れませんでした。
2011年年間スマートフォン出荷台数では、サムソン社はアップル社に約440万台の差をつけて、首位を守りました。
“2011年第4四半期iPhone出荷台数3700万台、アップル首位奪還。” の続きを読む