【えっ?そうなの?】アメリカ航空会社の機内持ち込み荷物の規定サイズが、知らないうちに小さくなっている件


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【USA Today】Don’t get grounded by new carry-on size limits – 2014年6月10日
【Gizmodo】The Three Biggest Airlines Just Made Carry-On Sizes Even Smaller – 2014年6月12日
【LA Times】American, Delta, United downsize acceptable limits for carry-on bag – 2014年6月12日
などが報じているところによると、アメリカの3大航空会社(アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空)は機内持ち込み荷物の規定サイズのうち、短い辺の長さ(横幅)を、15インチ(38.1センチ)から14インチ(35.56センチ)に縮めているとのこと。たとえば、ユナイテッド航空は今年(2014年)3月2日に変更済みだそうです。

以下はユナイテッド航空のホームページから、機内持ち込みバッグと身の回り品のサイズを記述したページ(単位はインチ)です。


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ハワイアン航空、Virgin America航空も、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を解禁。


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ここまで来ると、義務報告。

ハワイアン航空とVirgin America航空は、昨日2013年11月21日から米国内での航空機離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を解禁しました。
【Hawaiian Airlines】Personal Electronics Devices Stay connected from takeoff through landing – 2013年11月21日
【Virgin America】Power Up For Takeoff – 2013年11月21日

更に、Virgin America航空は、アメリカの航空会社で唯一、悪天候時のオートパイロットによる着陸時を含む全航行モードでの電子機器使用許可を、FAAから受けたと言及しています。

別のレポートによれば、FCC(アメリカ連邦通信委員会)は、高度1万フィート(3000メートル)以上の機内での携帯電話(セルラーモード)による通話とテキストの使用を緩和するように規制の見直しを検討しているとのことです。欧州では既に数日前、3G/4Gの通信モードの機内使用の規制が緩和されています。
【TheVerge】FCC to consider allowing cellphone calls on US flights, reports WSJ – 2013年11月20日
もっとも、機内から直接、地上の携帯電話地上局に繋げられるわけではありません。時速500マイル(800キロ)で携帯の地上局(セル)をスイッチオーバーしていくのは、技術的に無理でしょうし。
機内から携帯電話(セルラーモード)で地上の人と通話やテキストのやり取りをするためには、航空会社が機内に小型セル局(装置)を設置し、それにローミングする形で通信を行うことが想定されています。
この「機内の小型セル局」は静止衛星と通信を行い、衛星が地上局と通信を繋げることで、機内から地上の人と通話やテキストが出来るようになります。

ただし、ある調査によると、アメリカ人の54%は「飛行機機内での携帯の通話利用に反対している」ようですから、航空会社が独自の判断でこれを許可するかどうかは、また別の問題です。「通話は(航空会社の判断で)禁止でも、テキストはOK」、とはなりそうです。
【TechCrunch】Survey: 54% Of Americans Want Airlines To Ban In-Flight Calls – 2013年11月22日

このようにアメリカの航空会社、および、欧州の規制機関が次々と航空機内での電子機器の使用を解禁していく中で、非常に興味があるのは、日本の国土交通省が、いったい、どう考えているか、ってことです。

また、電車内の携帯電話使用禁止令と同じで、「ペースメーカーに影響は無いけど、それを隠して、禁止させよう。」と同じことを言うんでしょうかね。
それとも、一般市民が知らないだけで、日本もちゃんと電子機器の使用解禁の準備をしているんでしょうか。

Southwest航空も、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を解禁。WiFiも、離着陸時OK。


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う~ん、知らんかった。

2013年10月31日、アメリカ連邦航空局FAAが、「飛行中の機内の小型電子機器の発する電波は、航空機の運行に殆どの場合に影響がないので、解禁する。」という方針を発表して以来、アメリカの航空会社のデルタ航空、JetBlue、アメリカン航空、ユナイテッド航空、US Airways、アラスカ航空が次々と「離着陸時の機内モードでの電子機器の使用」を解禁してきました。

そして、アメリカのLCCのSouthwest航空は、本日より離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を解禁します。
【Southwest Airlines】Southwest Airlines Inflight Entertainment – Now Available Gate-to-Gate! – 2013年11月20日

それだけではありません!
(ここからが、筆者も知らなかった件。)

Southwest航空は、離着陸時のWiFiの使用も許可します。
LA Timesの記事によると、アメリカの他の航空会社の場合には機内WiFiは「Air-to-Ground Tower」(飛行機から地上無線塔)へ電波を発信しているので、地上1万フィート(3000メートル)以上の高度でないと機内WiFiのサービスが開始できません。しかし、Southwest航空の場合にはRow 44社の「完全」衛星通信による機内WiFiサービスを提供しているため、高度1万フィート以下でも機内WiFiの提供を止める必要が無いそうです。
このため、Southwest航空は、アメリカ国内航空会社で唯一、出発ゲートから到着ゲートまで、電子機器をWiFiモード「オン」で使用できる航空会社となります。モバイル通信(セルラー通信)は、オフにする必要があります。また、ノートブックパソコンなどの比較的大きな電子機器は、離着陸時に格納する必要があります。
【LATimes】Southwest Airlines offers Wi-Fi from takeoff to landing – 2013年11月20日
【CNet】Southwest Airlines offers Wi-Fi service from gate to gate – 2013年11月20日


欧州では、機内巡航高度で携帯電話やLTEデータ通信も可能に。ただし、やるかどうかは、航空会社次第。


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航空機の離着陸時の機内での電子機器使用解禁ニュースのフォローアップ。

3日前、欧州航空安全機関はアメリカFAAに続いて、欧州テリトリー内での航空機の離着陸時の機内での電子機器使用解禁を決め、その方針を今月末までに出版することを、2013年11月13日に発表しました。
上欧州航空安全機関は、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用解禁ガイドラインを今月末までに発表 – 2013年11月14日
【EASAプレスリリース】EASA allows use of Electronic Devices on board – 2013年11月13日

その翌日、European Commission (EC)は、機内での3G/4G(LTE)通信を許可する方針を発表しました。
ヨーロッパでは、既に2008年より機内での2G通信は許可されています。
【Europian Commission】Surfing in the sky: Commission gives airlines green-light for 3G and 4G broadband services on board aircraft – 2013年11月14日

・・・とは言え、機内の携帯利用者が直接携帯会社の地上の基地局とやり取りするわけではなく、航空会社が機内にFemtocellのようなもの(モバイル通信システム、MCA)を設置して、機内の携帯利用者はその機内電波に「ローミング」して、そこから衛星回線を経由して地上局へ繋げます。
【TheVerge】Europe approves 3G and LTE networks for in-flight use – 2013年11月15日
【EnGadget】Europe lets airlines operate 3G and LTE services during flights – 2013年11月15日
したがって、たとえ機内LTEが実現した場合でも、「航空機 ⇔ 衛星回線 ⇔ 地上局」の間の速度が遅いため、高速通信は期待できないとしています。

しかし、いくつかの企業が機内から直接、携帯電話会社の地上局へ接続する方法を開発中であり、これが実現すれば、将来的に高速での通信が可能になります。

なお、今回で規則的に許可はされましたが、実際に機内での携帯電波使用を許可するか、また、そのための装置を機内に搭載するかは、個別の航空会社の判断となります。

アメリカでは機内電子機器の発する電波を管理するFAAと、携帯電話の発する電波を管理するFCCが、別々の連邦政府部署であることから、機内での2G/3G/4Gセルラー電波の利用は簡単には許可されないと見られています。しかし、機内WiFiを提供するGoGo社は先ほど、専用携帯アプリを使って機内WiFiに接続して、自分の携帯電話番号で通話とSMSテキストメッセージの出来る技術を開発したことを、発表しています。この技術を使うことによって、FCCの規制に触れず、WiFiだけを使って機内で「携帯電話機能」を利用することが可能です。
上空の航空機内から地上へ、電話とテキストメッセージが可能に・・・WiFi経由のVoIPで。 – 2013年11月10日
料金などはまだ未定で、技術的に可能だとしても、民間航空機ではSMSテキストメッセージだけしか許可しない可能性もあります。

GoGoの機内WiFiサービスは小型ジェット機でも利用可能で、ビジネスや個人のプライベート・ジェット機ではこの機能の利用がポピュラーになることが予想されています。

欧州航空安全機関は、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用解禁ガイドラインを今月末までに発表


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欧州航空安全機関(European Aviation Safety Agency、EASA)は、アメリカのFAA 連邦航空局の先月末(2013年10月31日)の決定に続き、欧州内で運行するEU加盟国の航空機の離着陸時の機内モードでの電子機器の使用解禁のためのガイドラインを、今月末(2013年11月30日)までにリリースすると、発表しました。
【EASAプレスリリース】EASA allows use of Electronic Devices on board – 2013年11月13日

これにより、ヨーロッパ国内でもEU加盟国所属の航空会社で、年内に航空機離着陸時と空港内タクシー時、(もちろん、上空巡航時にも、)機内モードでスマホやタブレットの電子機器の使用が許可されます。

【Engadget】Europe to allow gate-to-gate electronics use by the end of November – 2013年11月13日

上空の航空機内から地上へ、電話とテキストメッセージが可能に・・・WiFi経由のVoIPで。


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航空機内でWiFiサービスを提供するGogoは、WiFiサービスを経由してVoIP通話サービスと、テキスト送受信サービスの機能の提供を開始します。
ユーザーは無料の専用iOS/アンドロイドアプリで、この機能をGogo機内WiFiサービスが提供されている機内から利用できます。

このサービスはビジネスジェット機などでは既に利用されているサービスですが、Gogoではこれを民間旅客機にも提供していきます。

ただし、VoIP通話サービスを許可するかどうかは航空会社次第でもあり、ほとんどの米国航空会社はSkypeなどのVoIP通話も許可していません。(そもそも、これまでの機内WiFiの速度は、VoIP使うには遅すぎると思いますが・・・ただし、機内WiFiサービス提供会社は、その速度を速くするよう、技術的な改善努力はしています。)

しかし、機内から地上へ向けてのテキストメッセージは、緊急連絡や、急な予定の変更時などに、役に立つと思われます。

この機内からのVoIP電話とテキストメッセージを利用する場合には、電話番号は携帯の電話番号がそのまま使われ、あたかも機内WiFi電波を使って携帯電話をローミングするかのように使用します。機内WiFiに接続された携帯電話の信号は、WiFiと衛星通信を通してGogoの地上局へ伝達され、そこからGogoの携帯地上局から他の携帯会社の電波へ接続されます。

このGogoの機内WiFi経由のVoIP/テキストサービスは、高度1万フィート以上の巡航高度でのみ使用できます。

【TechHive】Gogo adds voice calls, texting support to in-flight service – 2013年11月9日

US Airways、アラスカ航空が、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を解禁


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日本のニュースは、初期インパクトは報道されるものに、フォローアップがされないことがあるので・・・

アメリカ国内の航空機の離着陸時の機内モードでの電子機器の使用は、US Airwaysとアラスカ航空も昨日から解禁になりました。

あと、主要航空会社でまだ解禁されていないのは、
● ハワイアン航空
● サウスウェスト航空
● フロンティア航空
● バージン航空
● スピリット航空
などでしょうか。

【TheVerge】US Airways joins list of airlines allowing electronics during all phases of flight – 2013年11月8日
【Engadget】Alaska Airlines and US Airways join list of companies allowing almost gate-to-gate gadget use – 2013年11月8日

アメリカン航空もユナイテッド航空も、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用が解禁


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デルタ航空とJetBlueに続き、アメリカン航空が2013年11月4日午後6時(東海岸時刻)から、そして、ユナイテッド航空は2013年11月6日の午後から、アメリカ国内での航空機離着陸時の機内モードでの電子機器の使用を、解禁しました。
American latest to get OK for gate-to-gate gadget use – 2013年11月6日
United, American Airlines allow electronics use during takeoff and landing too – 2013年11月6日

これで、アメリカ3大航空会社がすべて「航空機離着陸時の機内モードでの電子機器の使用解禁」を開始したことになります。
FAAが同方針を発表した2013年10月31日から1週間で、アメリカ国内の主要航空会社すべてがこの方針を採用したことになります。

ラップトップPCの離着陸時の使用や、上空での機内でのセルラー電波使用(通話を含む)は、相変わらず禁止です。

アメリカ国内では、通話は、着陸後の滑走路からゲートまでのタクシー時は使用できます。

デルタ航空とJetBlueが、早くも航空機離着陸時の電子機器の機内モードでの使用解禁を開始


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昨日、アメリカ連邦航空局(FAA)が、航空機離着陸時の電子機器の使用を許可する正式発表を行ったことをお伝えしましたが、
アメリカ連邦航空局(FAA)が、航空機離着陸時の電子機器の使用を正式に許可:デルタ航空は明日にも解禁開始か – 2013年11月1日

本当にデルタ航空とJetBlueは、その翌日の本日からそれを実行開始しました。
【ABC News】JetBlue and Delta Now Let Passengers Use Gadgets During Takeoff and Landing – 2013年11月1日

各航空会社が航空機離着陸時の電子機器の使用制限を解禁するためには、
● 機体のセンサーなどが防電磁波対策をしていて、機内で乗客が使用するタイプの小型電子機器の電磁波の周波数と強度に耐えられる、というテスト(PED tolerance testing)や検査をし、FAAに報告して、認可されること。
が必要です。デルタ航空は、FAAの規制緩和準備段階からFAAに協力しながら規制緩和方針を作成してきたので、すでに同社の航空機は全て基準を満たしている、として、昨日も「FAAの認可が降り次第、電子機器の離着陸時の使用を乗客に許可する」と話していました。

本日、その許可が降りたので、デルタ航空とJetBlueは機内電子機器の使用規制の緩和を開始しました。

これにより、飛行機がゲートを離れる前に乗客はタブレットやスマートフォンを機内モードに設定することが義務付けられますが、機内モードまたはそれに相当する状態であれば、航空機の離着陸時にもそれらを使用継続することが出来ます。
(アメリカの殆どの航空会社はAir-to-Ground通信で機内WiFiを提供しているため、)航空機は高度1万フィート(3000メートル)以上に達すると、機内WiFiを提供することが出来ますが、乗客はこの時点で機内WiFiに接続することが許されます。
離着陸時には安全のため、座席前のテーブルは閉じる(上に上げる)ことが義務付けられているため、テーブルを使わないと使用できないようなラップトップコンピュータなどの大型電子機器は、座席前のポケットなどに格納しておかなければなりません。

また、離陸前の「安全ビデオ(Safety Video)」放映中、または、機内乗務員が安全手順を説明している間は、乗客は全ての作業をやめ、ビデオまたは乗務員を見ることが義務付けられています。


しかし、いくら規制緩和政策準備中からFAAに協力していたからと言え、デルタ航空(と、JetBlue)の動きは、素早いですね。

他航空会社も、今年2013年末までには離着陸時の電子機器使用規制緩和が開始されるはずです。

注:アメリカの航空会社であっても日本の空港内では日本の法律が適用されるため、成田・羽田などでは今回の規制緩和が適用されないことがあります。

アメリカ連邦航空局(FAA)が、航空機離着陸時の電子機器の使用を正式に許可:デルタ航空は明日にも解禁開始か


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今日はニュースが盛りだくさんですが、一応、興味のある方も居るようなので、このニュースもお知らせしておきます。

アメリカ連邦航空局(FAA)は本日、航空機離着陸時の電子機器の使用を正式に許可しました。(連邦政府のシャットダウンが無ければ、もっと早く正式許可が決定したであろう、と言うことです。)
これにより、航空会社が許可すれば、乗客は航空機に搭乗したあとも電子機器の電源を切る必要は無く、空港敷地内タクシー時や離陸時も機内モード(Airplaneモード)で使用が続けられます。
着陸時も同じで、機内モード(Airplaneモード)で使用が続けられます。

WiFiとBluetoothの接続をオフにする必要は、ありません。

各航空会社はFAAのこの許可基準に基づき、FAAに自社運用手順のレビューを申請し、許可された後、実際に運用でこれを実行することが出来ます。

FAAによれば、デルタ航空を含め2航空会社が既に申請を出しており、早ければ明日にでもデルタ航空では離着陸時の電子機器(iPhone、スマホ、携帯、iPad、Kindle、その他タブレット、ゲーム機、など)の使用が許されます。他航空会社も、2013年年末までには着陸時の電子機器の使用が許されるようになると見ています。

なお、離着陸時、および、上空での携帯通信は出来ません。(携帯/セルラーデータ通信モードは、オフ。)
アメリカでは着陸後のタクシー時の携帯通信は、以前から許可されています。

また、規則上、機内での電子機器の使用が許可されていても、機長は状況に応じて機長判断でこれを禁止することが出来ます。

※ それにしても、携帯が「機内モード」に設定されているかどうかは、航空会社(機内乗務員)は、運用上、どうやって見極めるのでしょう?

リンク:
【Cnet】FAA green-lights gadget use during entire flight – 2013年10月31日