【ボルダー】自然食品スーパー、Whole Foods Market




ボルダーには食品スーパーが人口の割にはたくさんあります。
注意:ボルダー市内では市の条例で、スーパーマーケットで買い物をする場合、ビニール袋は1枚$0.10の課金になります。エコバッグなどを自分で持って行った場合には、ビニール袋代は課金されないか、または、Whole Foods Marketの場合にはその分(1枚$0.10)を寄付するか、自分でキープするか、をレジで聞かれます。

地元の食品スーパーチェーンKing Soopers(2店舗。1983年にKrogerに買収され、Krogerの系列になった)、全米チェーンSafeway(3店舗)、自然食品スーパーのWhole Foods Market(2店舗)とSprout Farmers Market(2店舗)とTrader Joe’s、小規模ローカル自然スーパーチェーンのNatural Grocers、Whole Foods Marketに買収吸収された自然食品スーパー設立者が再開店したAlfalfa’s Market、同じくボルダーのシェフが始めた自然食品スーパーのLuck’s Market(2店舗)。
ついでにですが、ボルダー市内唯一のオリエンタル食品販売はAsian Food Marketというのがあり、日本の調味料やお菓子や米などが手に入ります。
それぞれ特徴がありますが、初めてボルダーの食品スーパーについて書くので、それぞれ簡単に特徴を書くと・・・
 - King Soopers:普通のアメリカの食品スーパー。最近、冷凍中華食品が増え、冷凍うどん、冷凍餃子、などが妥当な値段で手に入る。
 - Safeways:普通のアメリカの食品スーパー。デリのColeslawとポテトサラダがまあまあ美味しい。ケーキが甘すぎない日本人好みのものもある。(現在は、テラミスのブロックケーキやBoston Cakeがお勧め。Kozy Shackのプリン(flan)もヨーグルトコーナーに置いてあるよ。)
 - Whole Foods Market:一般的に値段は高い。鮮魚・貝類の種類は多く、刺身用マグロ、サケ、ハマチ、茹ダコが手に入る。デリのパック寿司は高いが、まとも。冷凍枝豆も他社製品に比べて粒が大きく、おいしい。
 - Sprout Farmers Market:野菜や果物の値段が安いが、腐りやすいものもあるので、買ったら出来るだけ早く食べた方が良い。
 - Trader Joe’s:冷凍食品に中華や日本風のもの(かき揚げ天ぷら、鶏のから揚げ、オレンジチキン(野菜を別途炒めて混ぜれば、酢豚風に早変わり。そのままソース無しで塩コショウでも食べられる。)、串焼き、など)が多い。アイスクリームやチョコレートが安い。
 - Asian Food Market:日本食食材を数点だけ急いで手に入れたい時に便利。(大量に買う場合には、Westminsterの韓国系スーパーH-Martや、デンバー・ダウンタウンの日本食スーパーPacific Mercantileへ行く。)

ここで、本題のWhole Foods Marketの紹介です。
もともとボルダーにはWile Oatsという自然食品スーパーがあったのですが、2009年にWhole Foods Marketに合併吸収されて、今に至っています。
合併後、Whole Foods Market(本社テキサス州オースチン)のロッキー山脈地域の事務本部がボルダーに移り、そのため、ボルダーにある2店舗のうち、事務本部に近いPearl Street店は比較的サイズの大きな模範店になっています。
住所:2905 Pearl St, Boulder, CO 80301 (ボルダー2号店は、1275 Alpine Ave, Boulder, CO 80304)
営業時間:毎日午前7時~午後10時
【Whole Foods Market】ホームページ

ここでは各種寿司パック販売されています。ワンパック$5から$15くらい。握り寿司や巻き寿司は高いですが、アメリカのスーパーのパック寿司の割には、まともに食べられます。


デリ(私的には、デリのChicken Scalpino(イタリア風チキンカツレツ)が豚カツの代わりになる。)やピザなども充実しており、量り売りのサラダやメインディッシュが選んで組み合わせられます。


購入後は店内の無料Wi-Fiを使いながら、店内または店ののパティオのテーブルで食事ができます。

魚介類のカウンターが充実しており、刺身用マグロ、サケ、ハマチ、茹ダコなどが手に入ります。既に切り身になってパックに入って、反対側の棚(茹エビなどと一緒)に並べられていることもあるので、そこもチェックしてください。

ビタミン・サプリもそれなりに豊富です。

日本食材は「Eden Foods」という、ミシガン州に本社を置く自然食品スーパー・商品開発会社が日本の企業に生産依頼をした日本食食品(のり、そば、うどん、調味料など)が一部販売されています。
【Eden Foods】ホームページ


アメリカでは普通の食品スーパー(King Soopers(Kroger)、Safeway、Walmart Neighborhood Marketなど)ではキッコーマンの子会社であるJFCが日本からの輸入品も含めて多くの日本食食材を並べているので、Eden Foodsの日本食製品は昔に比べて種類が減っているような気がします。

他には、ローカル(ボルダーやコロラド州内の他のメーカー)に製造されたチョコレートやポテトチップなどが特徴かな。

アメリカの自然食品スーパーに興味のある人、あるいは、単に寿司パックや刺身を食べたくなった人、は、絶対に訪問すべきお店の一つでしょう。



 



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