アップルは、グリーンだよ~ : アップルが200エーカーの土地を購入、第2太陽光発電所を建設予定。


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アップルは2012年8月20日に株価評価額からの企業価値計算で、1999年12月当時のマイクロソフト全盛期を抜き、「アメリカ至上で最も価値の高い企業(The Richest Company in America)」となり、現在もその記録を更新しています。(2012年8月20日終値で6235億ドル。)
Apple surpasses Microsoft as richest company ever in US – 2012年8月21日

そんなアップルは、ちゃんと社会的責任も果たそうと努力していますよ・・・というお話。

アップルはノースカロライナ州Maidenに最新のデータセンターを最近、構築しましたが、そのデータセンターの電源は100%グリーンな電源を使用することを目標としています。

 

その一環として、アップルは最近、そのデータセンターの近くに約219エーカーの土地を300万ドル(約2億4000万円)で購入し、同社のノースカロライナ第2太陽光発電所をそこに建設する予定です。
Apple buys 200 acres in North Carolina for second solar farm – 2012年9月20日

アップルは現在、データセンターの道向かいに20メガワットの太陽光発電所(メガソーラー)を建築中で、間もなく完成予定です。同地には4.8メガワットのバイオマス発電所も建築中のようです。
New construction at Apple’s North Carolina data center poses for aerial photographs – 2012年8月6日

 


 

今回購入した200エーカーの土地は、アップルのデータセンターから15マイル(24キロ)離れたノースカロライナ州Conoverに位置しています。

この新しい土地に第2太陽光発電所が完成すると、アップルはアメリカ国内で最も大きな私設発電能力を持つ会社になります。
アップルのホームページによると、第1、第2太陽光発電所とバイオマス発電所を合わせて、124メガワットの発電能力に達し、10874世帯の電源供給量に相当することになるそうです。そして、データセンターの60%の電力は、自力で発電できることになります。残り40%は、他の再生可能エネルギー利用の商用発電所から電源を購入する予定です。
Apple and the Environment : Data Centers and Renewable Energy

アップルは北カリフォルニアに既に一ヶ所データセンターを完成しており、オレゴン州とネバダ州(レノ)にも新データセンターを建築中ですが、これらのデータセンターも全て再生可能エネルギーを利用した発電で電力を供給する方針です。



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