アメリカのTSAは、ヨーロッパ・中近東・アフリカの空港に対し、アメリカに向かう航空旅客の携帯やタブレット、ラップトップコンピュータの電源を確認するように要請し、この日曜日からそのチェックを行っているようです。
ロンドンのヒースロー空港を含むセキュリティチェックラインでは旅行客にiPhone、GalaxyやラップトップPCの電源を投入するよう、リクエストしています。
電源の入らないスマホやラップトップPCは、機内に持ち込めない模様です。
これは、アルカイダなどテログループがスマホ等の内部に爆発物を仕掛け、航空機を爆破しようとしている、という情報に基づくセキィリティ・スクリーニング対策です。
そういえば昔も、毎回、ラップトップPCの電源は入れさせられましたね~ぇ。
今のところ、日本やアジアの空港ではこの手順を実行していないようです。
【CNet】US bans uncharged cell phones, laptops from some flights – 2014年7月6日
今回、初めて空港のセキュリティーチェックで、IDと搭乗券をチェックするTSA係官から「TSA PreCheckというのは知っているか?」と聞かれ、簡単に説明されました。話によると、「セキュリティー検査が簡単だから、そっちのレーンを使ったほうが早いよ。」と。
たまたまその空港(デンバー空港)では3ヵ所のセキュリティーチェック検問所があり、その一つは規模が小さいながらも、空港利用が常連でないと場所が分かりにくく、列もいつも短く、その日はその検問所を通ったのですが、(後で分かったのですが)そこにはTSA PreCheck検問は無く、だから、TSAのIDチェックの係員が「下の階の(別の)セキュリティースクリーニングにはTSA PreCheckの列があるので、そこを使ったほうが良いよ。」ということだったのです。
一応、先月も空港を通過して、「TSA Pre (TSA PreCheck)」の列の案内札は目にしているので、「TSA Pre」の存在は知っていたのですが、有料で、申し込まないとダメだと思っていました。
したがって、自分がTSA係官に「TSA PreCheck知っているか?」と聞かれたのが何故なのか良く分からないまま、そのまま通過。
帰りのラスベガス空港では、これも何が何なのか良く分からないまま、そこにはTSA Preレーンがあったので、そのレーンに振り分けられました。
というのは、まだその時点でも「TSA Pre」レーン(列)って、事前登録した人しか使えないのかと思ったのです。
しかし、列に入る前に搭乗券を見せたら、無言ながらも「そっちへ行け」みたいな感じで「TSA Pre」レーンを指されたのです。
実際に「TSA Pre」レーンへ並んだら、靴は脱がなくて良い、外套や背広も脱がなくて良い、ベルトも外さなくても良い、ノートブックPCも出さなくても良い(その日は日帰りだったので、iPadは持って行きましたが、ノートブックPCは実際には持っていかなかったのですが・・・)、・・・という、簡単チェックポイント。しかも、X線チェックも、全身をスキャンするタイプではなく、9-11前の昔のセキュリティーの金属探知機のようなもの。
“アメリカの空港で搭乗券に「TSA PRE」と書いてある人は、簡易セキュリティ・チェックを通過できます。” の続きを読む
今年(2013年)初めからTracfoneとWalmartの共同マーケティング事業StraightTalkが、空港やショッピングセンター、Amtrak駅などにプリペイド携帯/SIMカード/トップアップカードを販売する自動販売機を設置し始めているようです。
筆者が2013年3月26日、ヒューストンのGeorge Bush Intercontinental Airport(IAH)を通過したところ、ターミナルE(ユナイテッド航空)のセキュリティーを通過してすぐ右のほう(ゲートE1-11方向)に、BestBuyの自動販売機と並んでありました。
購入できるのはStraightTalkのスマートフォン(主にCDMA2000版です。)、フィーチャーフォン、SIM(T-Mobile回線用?)、トップアップカードです。
StraightTalkのブログページ、
Straight Talk Automated Retail Shops – 2013年1月7日
に設置場所がリストされています。
“StraightTalkが携帯/SIMカード/トップアップカードの自動販売機を、空港などに設置。(BestBuy Express設置場所リスト付き)” の続きを読む