昨日(2014年1月9日)、今年(2014年)のラスベガスでのCESのアメリカ4大キャリアのLTE電波状況を検証してきました。
いつもは常連の日本企業様への同行のため自分のペースで会場を見られませんでしたが、今回は、好きなように1日回れました。
空港からMGMへタクシーで行って、モノレールでHarrah’s駅へ。そして、従業員用近道を知らない私は長い距離を歩いてVenetian会場に最初に行って、入場バッジを受け取りました。
そのあと、今年のCESの賞を貰った製品のコーナーを見たのですが、iBeacon宝探しの通知をiPhoneで受けるにはアプリでScavenger Huntの画面を起動しておかないといけないことを知らず、Venetian会場でiBeacon宝探しの”バッジ”を貰うのを忘れ、最後にコンベンションセンターからもう一度Venetianへ戻る・・・という顛末に。。。
宝探しは割と簡単で、Scavenger Huntメニューを一度起動しておくと、ホーム画面に「iBeaconが近い」という通知が来ました。
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世界から15万人が集まると言われるラスベガス最大の展示会、CES(Consumer Electronics Show、家電ショー)が来週、2012年1月10日~13日の4日間、ラスベガス・コンベンション・センターで開催されます。
筆者もここ数年、ある日本の企業の「(業界に通じた)通訳」としてこの展示会と、その後の企業訪問に参加していますので、この期間のラスベガスの携帯事情・モバイル通信事情について書きたいと思います。
■会期中は、ほとんどのモバイル通信会社のデータ通信(パケット通信)は、まともに使えないと思って下さい。
多数の人が、しかも、ハイテク関連分野の人が、限られた場所に集中的に集まります。
それらの参加者のほとんどが、iPhoneやスマートフォンを持参してきます。
ラスベガスのストリップ沿いやダウンタウンのホテルの部屋では、iPadやアンドロイド端末やラップトップコンピュータで夕方~深夜に一斉にEメールをチェックしたり、ウェブをブラウズしたり、します。
結果的に、このCES期間中はラスベガス、特にストリップ沿いホテルでは、モバイル通信の接続は、限りなく不可能に近くなります。
特に、過去の筆者の経験から、
● AT&T(と、そのMVNO=H2O Wirelessなど)、
● Sprint(と、そのプリペイド部門=Virgin Mobile USA、Boost Mobileなど)
は、最悪です。
● Verizonも、日本企業の方が昨年はVerizonの3G ポケットWiFiを借りてきていましたが、ラスベガス滞在中はほとんど接続できなかったか、深夜~未明になって少し繋がるかなぁ・・・・的状態でした。
また、追加のお金が掛かるので自分は試しませんでしたが、ホテルの部屋の有線インターネット接続も、かなり混雑していたようで、深夜を過ぎるまでまともに使えなかったようです(同行者の感想)が、モバイル通信よりはまだ良かったようです。
筆者はVirgin Mobile USAの3GポケットWiFiをホテルの部屋で使おうとしましたが、接続が非常に難しく、「3Gに接続した」と思った瞬間、すぐに切断されてしまう状態でした。滞在中は一度もまともに使えなかったので、諦めの境地でした。
AT&T契約のiPhoneは、外(ストリップ沿い)で夜はGPSや地図はそれなりに使えた記憶がありますが、昼はウェブ閲覧などはページ閲覧は非常に遅かった記憶があります。Eメールは、それなりにダウンロードできていたと思います。
夕方から深夜までのホテルの部屋でのモバイル通信が、最も最悪でした。参加者全員が部屋に戻って、一斉にEメールとかダウンロードするからでしょうか。
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