本日(2015年1月6日)からアメリカで販売開始の「SIM-free」iPhone 6/6 Plusは、日本モデルと同じA1586/A1524。
昨日、アメリカメディア各社は、米アップルが本日(2015年1月6日)より「SIM-free」iPhone 6/6 Plusを販売する予定であることを報道していました。
米アップルは既に2014年11月下旬(感謝祭後ころ)から「Unlocked and Contract-free」iPhone 6/6 Plusを販売していましたが、
アメリカ「公式」SIMフリーiPhone 6/6 plus – 2014年11月29日
それは、AT&T/T-Mobile US/Verizon版と同じモデルA1549/A1522モデルでした。
A1549/A1522モデルは、日本を含む米国外で販売されているモデル(および、米国内ではSprint用)のA1586/A1524から、TD-LTEバンドと(中国で使用されている)TD-SCDMAバンドを取り除いたモデルです。つまり、A1549/A1522モデルのほうが対応周波数が少ない(A1549/A1522モデルに含まれている周波数は、A1586/A1524モデルに全て含まれている)、ということになります。
TMoNewsによると、
【TMoNews】Apple starts selling iPhone 6 and 6 Plus with wider LTE support – 2015年1月6日
本日からアメリカで販売開始される「SIM-free」iPhone 6/6 Plusは、モデルA1586/A1524の模様です。
つまりこれは、型番的には日本モデル、香港モデル、欧州モデル、Sprintモデルと同じモデルで、しかも初めから「SIMロック解除済み(Unlocked)」モデルで、かつ、外国人でも誰でも買えるモデルになります。(しかも、日本モデルと違って、カメラのシャッター音が消去できます。)
米アップルはこれまでに初めて、2種類の「SIMロックフリー(Unlocked)」版の新iPhoneを並行して発売することになります。
また、日本のアップルストアで「SIMロックフリー」iPhone 6/6 Plusの販売が停止されている今、日本在住の人で「SIMロックフリー」iPhoneが欲しい人は、迷わずこのアメリカアップルストア「SIM-free」iPhoneを購入すれば、
- 日本モデルと同じで、かつ、
- カメラのシャッター音も消音出来る、かつ、
- (Sprint版と違って)アメリカの他社(AT&T、T-Mobile US、Verizon、他MVNO)SIMも使用できる
iPhoneが入手できますね。(ただし、ドコモ契約で使用するには、これまでのドコモiPhone契約ではダメなようなので、ご注意。【mopera契約が必要?・・・下の読者コメント参照】)
ブログフロムアメリカさま、いつも楽しく拝見させていただいております。
輸入版iPhone6/6+は、mopera契約だけではなく、従来のSPモード契約でも、DocomoSIMで使用可能です。
ただし・・・
日本国外から輸入したiPhone6/6+に、Docomo の正規 nano-SIMをセットすると、そのSIMに由来する通話システムが、ブロックされます。
いったんブロックされたSIMは、従来試用していたiPhoneに戻しても、使用できません。
DOCOMOも、この問題を認識しております。
輸入版 iPhone6/6+を、使用する場合は・・・
移行するSIMを iPhone6/6+ にセットして、回線がブロックされた状態で、DOCOMOに持ち込んでください。
無料で新しいSIMを再発行してもらえます。
まさ 返信:
2015年4月3日 6:14 PM
いつも楽しく拝見させていただいております。
sunao様の輸入版iPhone6/6+を、使用する場合について教えてください。
現在ドコモiphone5sを使っています。
北米でiphone6 simフリ-版(A1586CDMA)を購入しました。
5sに入っているsimカードを6に挿入すると回線ブロックされるということですが
この状態でドコモショップに行く際、simの「再発行」を頼めばよいのですか?(再発行2000円だそうです)
ロック解除ではないのですか?
よろしくお願い致します。
追記
日本に輸入された iPhone6/6+を、Docomoで 初めてiPhone契約する場合(はじめてnanoSIMを利用する場合)は、Mopera契約となります。
・iPhoneのキャリアとしてDocomoを初めて利用する場合
・ガラケーや他社スマホから、輸入iPhoneに機種変更する場合
(nanoSIM以外のDocomoSIM契約機種から、輸入iPhoneに移行する場合)
は、Mopera契約となります。
MVNOの選択肢がありますから、あえて(高額な)Mopera契約をする必要は少ないと思います。
管理人 返信:
2015年1月8日 8:17 AM
情報、ありがとうございます。
特に、最初の「ドコモ既存契約者のSIM入れ替え」時の情報は、私にとっては新しい情報だったのでありがたいです。
他の方も、役に立つ方が居ると思います。
ご報告
北米でiphone6 simフリ-版(A1586CDMA)に、使用していたドコモiphone5sのsimを挿入しましたが
回線ブロックはされませんでした。6 5と差し替えても大丈夫でした。
ドコモのもプロファイルをインスツールして、通常にメールできます。