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ロボット昆虫が、飛んだ!(ハーバード大学)
ハーバード大学のマイクロ・ロボティックス研究室は、左右に独立に羽ばたく羽を持つ、大きさ約3センチのロボット昆虫の空中飛行に成功しました。
Harvard University’s robotic insect takes its first controlled flight – 2013年5月3日
写真の左下のコインは、直径24ミリメートルのアメリカ25セント硬貨です。
重さ80mg、翼長3センチメートル。羽は毎秒120回の速さで羽ばたくことが出来ます。
左右の羽は独立に制御出来ます。
今回の実験では、空中で停止することも、
空中での水平移動も、デモンストレーションされています。
現在のところは電源供給と羽の制御は外部から有線で供給されていますが、将来的には小さなバッテリーをこのロボット昆虫に積み込み、無線で飛ばすことが夢です。
それが達成すれば、将来の人質事件の現場の偵察や、原子力発電所など危険物施設の状況調査に、このロボット昆虫が使われるかもしれません。