これまで国際電話発信オプションが無く、国際電話を発信したければ「国際コーリングカード」を使う必要のあったZIP SIM(旧Ready SIM)ですが、本日、国際電話オプションが追加可能になりました。
国際電話オプションは、$5、$10、$20のオプションがあり、足りなくなればいつでも追加できます。
日本への国際電話発信は、
- 日本の固定電話へは発信1分あたり$0.03
- 日本の携帯電話へは発信1分あたり$0.08
になります。つまり、
- $5オプションでは、日本の固定電話へ166分まで、日本の携帯電話へ62分まで、
- $10オプションでは、日本の固定電話へ333分まで、日本の携帯電話へ125分まで、
- $20オプションでは、日本の固定電話へ666分まで、日本の携帯電話へ250分まで、
国際電話発信できます。
国際電話発信プランのアクチは、既にアクチされているZIP SIM(旧Ready SIM)が挿入されていている端末から、7850番に「ILD」(International Long Distance)とテキスト(SMS)します。
【ZIP SIM(旧Ready SIM)】International Long-Distance Add-Ons
加入方法がまだ不明な箇所がありますが、手順が明らかになり次第、追記します。
加入方法、使用方法は、以下の記事にまとめました。
ZIP SIM(旧Ready SIM)の国際電話オプション、加入・使用手順 - 2015年7月7日
T-Mobile USは本日2015年6月25日、「Jump on Demand」プログラムを発表しました。
T-Mobile USは既に2013年7月10日により端末24ヶ月分割払いの「Jump!」プログラムを開始しています。
これと、今回の「Jump on Demand」プログラムとは、どう違うのでしょう。
また、Sprintも24ヶ月分割払い、または12ヶ月分割払いのの「Easy Pay」とは別に、「iPhone For Life」というiPhone(現在は、Samsung Galaxy S6も含む)のリース(レンタル)プログラムがあります。これともどう違うのでしょうね?
まず、
■ アメリカのキャリア(T-Mobile US、Sprint、AT&T、Verizon)の「端末分割払い」プログラムは、
T-Mobile US Jump!/AT&T Next/Verizon Edge/Sprint Easy Payの早期アップグレードプログラムは、本当に価値がある? – 2013年8月21日
(1)ポストペイド契約のみ、有効です。
(2)「毎月の支払いをちゃんと遅れずに支払いできる能力」を客観的に証明できる証として、「クレジットヒストリー(与信歴)」のチェックが必要で、一定のクレジットスコア(得点)を超えていることが必要です。
要は、アメリカにこれから行く留学生や、アメリカに来て間もない(1~2年未満)人は、キャリアのポストペイド契約の「端末分割払い」プログラムには、原則的には加入できません。
ただし、クレジットカードを持っていなくとも、既に保証金などを初期契約時に支払って、キャリアとポストペイド契約を結んでいる人は、その過去3ヶ月~1年の支払い履歴(つまり、支払いの遅延が無い)で「クレジットヒストリー(与信歴)」の条件を満たすことがあります。
よって、まあ、申し込んでみるのは構いませんが、与信暦に自信が無い人は断られることがある、ということを前もって理解しておきましょう。
承認されれば儲けもの、駄目でもともと、です。
(3)端末分割払いを選択した場合は、ポストペイド通信契約は2年契約束縛がありません。いつでも解約料無しで解約できます。
ただし、SprintのiPhone for Lifeリースプログラムを含め、解約時には
– 残債全額一括払い (端末は、自分でキープできる)
– (SprintのiPhone for Lifeリースプログラム)24ヶ月リース、または12ヶ月リースの満期までの残額 (端末は返却)
– (SprintのiPhone for Lifeリースプログラム)24ヶ月リース、または12ヶ月リースの満期までの残額 + 端末買い取りオプション代 (端末は、自分でキープできる)
です。
今回のT-Mobile USの「Jump on Demand」プログラムは、これに次の条件が追加されるところが、新しいです。
“今日発表のT-Mobile USのJump on Demandプログラムって、何?” の続きを読む