スターバックス(アメリカ)店内でWiFiにアクセスすると、NY Timesの記事が1日15記事まで読める。


- Old Counter



New York Times誌(NY Times)の今日のプレスリリースによれば、同誌はスターバックス店舗訪問客が、スターバックス内で無料WiFi(AT&T WiFi)に接続して、NY Timesのその日の記事を15記事まで無料で閲覧出来るようになった、とのことです。サービス開始は先週から行われています。
The New York Times Offers Enhanced Access to NYTimes.com Through Starbucks Digital Network – 2013年2月27日

New York Times gives Starbucks visitors 15 free stories a day – 2013年2月27日

Starbucks customers offered 15 free New York Times articles per day – 2013年2月27日

現在、NY Times誌は同誌のオンライン購読を有料会員に限っており、非会員は一ヶ月10記事までしか無料で読めません。
スターバックスでの「1日15記事無料提供」は、この「非会員は一ヶ月10記事」とは別に購読できます。

ただし、「無料1日15記事」は、NY Times誌の
● ニュース、
● ビジネス、
● テクノロジー、
● Most Emailed、
の4セクションからそれぞれ3記事ずつ、NY Times誌が選んで提供します。(自分では選べません。)更に、日替わりで
● 月曜日:スポーツ、
● 火曜日:科学、
● 水曜日:ダイニング(レストラン)、
● 木曜日:スタイル(ファッション)、
● 金曜日:ウィークエンド、
● 土曜日:マガジン(書籍)、
● 日曜日:サンディ・レビュー、
のセクションから3記事ずつ提供されます。

これらの記事は、スターバックス店内のWiFiに接続した時に、接続ポータルメニューからアクセスして、閲覧することができます。

スターバックスのような「喫茶店」やファーストフード・軽食店では、店内客へのサービスのために「紙の新聞」を店内に無料で置いてあるお店がありますが、その「紙の新聞」がディジタルに変わるものです。これで、店内のテーブルに誰も人が座っていないのに新聞紙がテーブルに散らかっていることもなくなり、店のスタッフもテーブルの掃除の頻度が減るんでしょうかね。

そのうち空港の航空会社ラウンジに置いてある新聞や雑誌、それに、日本の大衆食堂などに置いてある漫画や週刊誌も、店内WiFiでの無料ディジタル配信になるのでしょうか?



――<●>――
関連すると思われる記事: