iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった


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iPhoneアクティベーションカードとDITS Phonebook Card version 2.3・・・このページ
DITS Phonebook Card PC Softwareのダウンロードの方法・・・ページ 2
DITS Phonebook Card PC Softwareを使ってSIMカードからIMSI/ICCID情報を読み込む方法・・・ページ 3
DITS Phonebook CardへのIMSI/ICCID書き換えの方法・・・ページ 4


 


追記:2012年2月17日
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードの必要条件 – 2012年2月15日
も参照。

必要な方には、DITS Phonebook SIM v2.3を使って「ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカード」を作成して、お送りします。
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードを作成して、お送りします。 – 2012年2月17日
参照。

 
 
 

iPhoneアクティベーションカードの現状(当時)に関しては、2011年4月2日に以下に書きました。
iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状)

結局どういうことかと言うと、2010年10月27日のiTunes更新までは「テストSIM」、つまり、SIMカードのIMSI(International Mobile Subscriber Identity)の中のMCC (Mobile Country Code、国コード)が「001」、MNC (Mobile Network Code、キャリアコード)が「01」のSIMカード番号をiTunesが認識し、それでiPhoneをアクティベートできました。
IMSIの値が「00101」のSIMは「テストSIM」として携帯修理店や携帯メーカー企業に広く使われており、キャリアごとの未開通SIMをいちいち携帯機種毎に揃えなくとも、1枚の「テストSIM」で全てのメーカーの携帯が起動でき、修理や稼動確認が出来るようになっているSIMです。

つまり、1枚の「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード(= テストSIMカード)で、どのiPhoneでもアクティベートできた」のです。

ところが、2010年10月27日のiTunes更新で、この「テストSIM = IMSI『00101』」を認識しないように、アップルは変更しました。

その日から、iTunesを更新した人は「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード(= テストSIMカード)」は、iPhoneのアクティベーションには使えなくなったのです。

※ 時々、いまだに「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード」をまだ販売しているサイトがありますが、それを購入しても、2010年10月27日以降は役に立たなくなっています。是非、騙されないように注意してください。

この日から、アクティベートしたいiPhoneがもともと販売/SIMロックされたキャリアの5桁IMSIコードを持ったSIMカードでないと、iPhoneのiOSアップデート時のアクティベーションが出来なくなりました。

注:iPhone以外の携帯は、今でもIMSI=「00101」のテストSIMを認識する携帯が多いようです。
したがって、解約したワンセグ携帯のワンセグだけ使いたければ、
DITS Phonebook SIMカードの使い道
のようなテストSIMを使えばよいのです。

iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状)/OneSIMカードの使い方
の記事で紹介したOneSIMカードは、それが可能な「(IMSIを)書き換え可能なSIMカード」であり、SIMプログラマーとPCソフトを使えば、世界中の既知のGSM/W-CDMAキャリアのIMSIを都度OneSIMカードに書き込み、そのキャリアにロックされたiPhoneをアクティベートできるものです。

つまり、「今、iPhoneアクティベーションカードを手に入れよう」と思うと、必ず、自分のiPhoneのもともとSIMロックされているキャリア用のアクティベーションカードしか、そのiPhoneをアクティベートできなくなったのです。
ソフトバンクのiPhoneをアクティベートするには、ソフトバンクのIMSIを書き込んだ、「ソフトバンク専用のiPhoneアクティベーションカード」しか使えなくなったのです。
AT&TのiPhoneをアクティベートするには、AT&TのIMSIを書き込んだ、「AT&T専用のiPhoneアクティベーションカード」しか使えなくなったのです。

最近ネットで検索してみると、「ソフトバンク専用のiPhoneアクティベーションカード」

と言うものが見つかりますが、これはそう言う「書き換え可能なSIM」に、ソフトバンクのIMSI情報を書き込んでいるSIMカード、と言うことなのです。

もちろん、一台しかiPhoneを持っていなければ、「(キャリアxxx)専用iPhoneアクティベーションカード」1枚で良いですし、それが一番安いでしょう。

が、一緒に下のようなSIMプログラマーを買えば、1枚の書き換え可能なSIMを色々なキャリアのIMSIに書き換え、違うキャリアのiPhoneごとに毎回IMSIを書き換えて使うことが出来ます。
また、ブランクの書き換え可能なSIMを買って、自分の好きなキャリアのIMSIを書き込んで、使うことが出来ます。

で、上の写真の「ソフトバンク専用アクティベートカード」でも見られるように、最近、OneSIM以外の「IMSIの書き換え可能なSIMカード」が他にも出てきました。

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Virgin Mobile USAのiPod Touch用ZTE Peelアクティベーションと使用


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Virgin Mobile USA ZTE Peel 3200・・・このページ
Virgin Mobile USAプリペイドZTE Peelモバイル通信装置の購入・・・ページ 2
Virgin Mobile USAプリペイドZTE Peelモバイル通信のアクティベーション・・・ページ 3
ZTE Peelモバイル通信装置の設定(アクティベーション)・・・ページ 4
オンラインアカウント管理・・・ページ 5
トップアップの方法、SSID変更/WiFiパスワード設定・・・ページ 6
使用の感想、有効期限、その他・・・ページ 7


 

Virgin Mobile USAのiPod Touch(第2世代、第3世代)用ZTE Peelの製品、アクティベーション、使い方の紹介です。

アメリカではZTE PeelはSprint社が2010年11月10日にポストペイド契約用に、また、Sprintの子会社であるVirgin Mobile USAが2011年4月15日ごろからプリペイド用に発売しています。
Virgin Mobile USAがアメリカ国内用iPod Touch用3Gデータ通信Peelを発売

どちらもSprint社のCDMA2000回線を使っての通信です。アメリカではCDMA2000通信業者は、国内の2G/3G通信にSIMを使用していません。
したがってどちらのPeelも、SIM挿入スロットはありません。

なお、アメリカではGSM版のPeelは発売されていません。

注意:ZTE Peel/ZTE Peel 3200は、似たような名前のApple Peel 520と違って、通話機能はありません。(SkypeのようなVoIPアプリをインストールすれば別ですが・・・)また、iPod Touchを脱獄する必要はありません。

価格は、

Sprint ポストペイド契約(長期契約拘束は無し):
本体価格$79.99(消費税別)
通信プラン:Peel 3G Mobile Broadband Connection 専用プラン
1ヶ月1GBまで$29.99(税別)、超過分は1MB当たり$0.05(税別)

Virgin Mobile USA プリペイド契約(長期契約拘束無し):
本体価格$99.99(消費税別)
通信プラン:Broadband2Go Peel 3200 専用プラン
1ヶ月500 MBまで$20.00。限度バイト数に達したら、期間中でも新しく$20プランに加入可能。

どちらもいつでも解約できるプランですが、
1.アメリカでの与信歴(クレジットヒストリー)が有り、長期に連続して使うなら、Sprintのポストペイド契約のほうが安いかも。
2.アメリカでの与信歴(クレジットヒストリー)が無い。月によって使ったり、使わなかったり、したい。日ごろは建物内のWiFiで使うので、外で使うことは頻度が少ない。・・・と言う場合は、プリペイドのほうが便利であろう。
と言うことになります。

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