ニューヨークのメトロポリタン博物館も、40万点以上の収蔵品の画像を公開していた。こちらも私的利用は、無料。


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アメリカ国内の美術館や博物館の収蔵物のディジタル画像化が進んでいるようですが、ニューヨークシティにあるメトロポリタン博物館も40万点以上の収蔵品の画像を、2014年5月16日から無料公開していました。こちらも、ダウンロードした画像の私的利用は、無許可・無料で出来ます。
【The Metropolitan Museum of Art】Metropolitan Museum Initiative Provides Free Access to 400,000 Digital Images – 2014年5月16日

メトロポリタン博物館のディジタル画像サイト、「The Collection Online」は
【The Metropolitan Museum of Art】The Collection Online
からアクセスします。

例えば、日本の作品はトップページの上部メニューで「GEOGRAPHIC LOCATION」をクリックし、画像メニュー(アイコン)から「ASIA」をクリックし、左メニューで「Geographic Location」をクリックして、「Japan」。その後、左メニューの「Object Type」や「Artist」で絞っていくか、「Search The Collection Online」に検索キーワードを入力して絞っていく。

・・・多すぎて、探すのが大変そう。(確実にタイトルや芸術家名とかが分かっていれば、楽なんでしょうが・・・)


スミソニアン国立博物館が、所蔵品の高品質画像を一般公開開始。初回は4万点。私的利用は無料。


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この件に関して昨日ツィートしましたが、反響が大きかったので、永久版としてブログに記事を書きます。

ワシントンDCにあり、アメリカの国立博物館であるスミソニアン博物館(Smithsonian Institute)は2015年1月1日、ウェブサイトに同博物館所蔵の美術品のうち、フリーア(Freer)美術館とアーサー・M・サックラー(Arthur M. Sackler)美術館の所有する4万点以上の美術品の高解像度画像の一般公開を開始しました。
【Smithsonian Institute、Freer and Sackler Galleries】Press Release:Freer and Sackler Galleries Launch “Open F|S” Initiative Jan. 1, 2015 - 2014年12月30日

公開サイトは、
【Smithsonian Institute、Freer and Sackler Galleries】Open F|S トップページ
です。ダウンロード画像は一作品あたり数メガバイト~10数メガバイトのサイズになります。スミソニアン博物館では今回の公開のために5万以上の画像を撮影し、そのデータ容量は10テラバイトを超えた、と話しています。

ダウンロードした画像の私的利用は自由で、スマホやPCのウォールペーパーとして使用するなり、学校の宿題のレポートに使うなり、友達や家族への贈り物に何かに印刷して使うなり、自由に使えます。スミソニアンでは「面白い使用例は写真を添えてEメールで教えて欲しい。」と言っています。
また、この画像を基にしたアプリなどの開発も、奨励されています。

ただし、画像を商用利用する場合には、スミソニアン博物館からの承諾が必要です。

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