活動量計(アクティビティ・トラッカー)で深夜の地震の発生時刻と強さがわかる?
2014年8月24日(現地日曜日)午前3時20分44秒に発生したカリフォルニア、ワインカントリーのNapa近郊で発生したマグニチュード6.0に地震で、活動量計の新しい使い方が発覚!
活動量計(アクティビティ・トラッカー)メーカーのJawbone社は同社ブログで、
【The Jawbone Blog】HOW THE NAPA EARTHQUAKE AFFECTED BAY AREA SLEEPERS – 2014年8月15日
この地震の時刻前後の数千人のJawboneユーザーの活動量を統計し、震源地近くでは地震の直後に74%のJawboneユーザーがベッドから起き上がって活動し始めたことを突き止めました。(逆に言うと、26%は地震に気がつかないか、気にせずに、寝ていた・・・ということ?)
しかも、地震の震源地からの距離が離れるにつれて、地震直後にベッドから起き上がって動き回った人は少ないことまで突き止めました。震源地から25~50マイル(40~80キロ)離れたサンフランシスコ市内や対岸のオークランド周辺では、55%のJawboneユーザーがベッドから起きて動いています。
未明に地震に起こされてベッドから起き上がって活動した人たちは、長い人はサンフランシスコ/オークランド周辺で約1時間半後の午前4時55分頃まで寝付けず、震源地から25マイル(40キロ)以内では約2時間20分後の5時40分ごろまで寝付けなかった人が居るようです。
更に、震源地から75~100マイル(120~160キロ)離れたところでは、ほとんどのJawboneユーザーは地震によって睡眠が妨害されていない、ということもわかったそうです。
たまたま地震の発生時刻が夜中で、ワイヤレスでクラウドに保存されたJawboneユーザーの活動量パターンからこのような事がわかりましたが、偶然に予期せぬ結果が出たとはいえ、活動量計(アクティビティ・トラッカー)から面白い統計がわかりました。