上海ロータススーパーマーケットのWiFiタブレット付きショッピングカート


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特に記事内容は無い・・・というか、ここ数日書いてきた流通ニュースと実質的内容はそんなに変わらないのですが、この写真だけ紹介したくて・・・

上海ロータススーパーマーケットで、SKテレコムとの共同試験プロジェクト:WiFi付きタブレットが取り付けられたショッピングカート。店内を移動中に商品の位置を調べられたり、通過する商品棚によって、その近辺の商品割引情報がタブレットで見られる。

個人所有のスマフォのアプリとも情報の同期が出来る、そうです。

ソース:
A retail revolution: How tablets are transforming brick-and-mortar commerce – 2012年4月30日
Chinese supermarket trialling WiFi-enabled tablet PC-equipped shopping carts – 2011年7月28日
SK Telecom Launches Pilot Test for Smart Cart in China – 2011年7月28日
 
 

通信関連半導体製造メーカー、Broadcomが、屋内でも位置が正確にわかるGPSチップを開発しているというお話を10日ほど前にツイートしましたが、
“Indoor GPS” may soon be a reality for many smartphone owners – 2012年4月25日
これが搭載されたスマートフォンが販売されて増えてくると、前もって買い物リストをスマートフォンに入力しておき、店内を歩くとアプリが勝手に買い物リストを商品陳列順に並べ替えてくれて、「この商品は、この列の右側で5メートル先」とかスマフォが案内してくれて、買い物が効率的に店内で迷わず出来て、買い忘れが無くなるのかな。
更に、買い物履歴をリアルタイムでアプリが勝手に探してくれて、「2週間前に買ったナントカ(ブランド)のスパゲッティーソースは、この先5メートル左側。今週はバーゲンで$0.50安い。」とか、買い物提案もしてくれるようになるのかな。

店内のロケーション・ベースのアプリも、そんなに遠くない将来に作れそうです。

Mobile Retailing Blueprint 2.0 : アメリカ小売業のモバイル世界への対応


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アメリカの小売業組合(National Retail Federation、NRF)は、
http://www.nrf.com/
携帯電話などモバイル機器を利用しての今後の消費者およびサプライチェーンのモバイル化に対応するために、昨年から「Mobile Retail Initiative、MRI」と言うイニシアティブを設立して、技術動向の取りまとめ、業界ニーズの明確化、業界と消費者の傾向スタディーなどを実行し、その結果を初版「Mobile Retailing Blueprint」で2010年7月に発表しました。

このたび(2011年1月4日)、「Mobile Retailing Blueprint 2.0」がまとめられ、一般公開されました。
185ページに渡るPDF報告書は、こちらのNRFのサイトからダウンロードできます。
http://www.nrf.com/modules.php?name=Pages&op=viewlive&sp_id=1332

MRI は、NRFのIT標準化部門(ARTS)、デジタルコンテンツ部門(Shop.org)、マーケティング部門(RAMA)、NRFのCIOカウンシルの共同作業により、小売業においてマーケティング、企業間提携業務、内部オペレーション業務などをモバイル機器を導入して効果的に行う為のガイダンスを提供することを目的としています。

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