アメリカ「うるさいTVコマーシャルを禁止する法律」、昨日(2012年12月13日)施行開始


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日本はどうか知りませんが・・・

アメリカのテレビを見ていると、コマーシャルになると突然音量が勝手に高くなることがあることに今まで気付きませんでしたか?
コマーシャルになる度にリモコンの「音量下げ」ボタンを押したくなることが、ありませんでしたか?

これが昨日(2012年12月13日)より、アメリカでは連邦の法律で禁止されます。
つまり、FCC(アメリカ連邦通信委員会)は昨日、「Commercial Advertisement Loudness Mitigation (CALM) Act(コマーシャル広告音量軽減法)」を施行し、すべてのTV、CATV、衛星テレビ放送局に対し、TVコマーシャルの音量をリアルタイムでモニターし、通常の放送番組と同じ音量で放送することを義務付けました。

放送局は放送電波を一般に発信する直前の部分に音量モニター/制御装置を設置し、コマーシャルの音量が高すぎると自動的に普通の放送レベルに音量を落とすようにします。

 

法律自体は1年前に可決され、2011年12月15日に法律として成立しましたが、放送局業界がそれに対応する装置を開発し、導入する猶予期間を1年間設けていたものです。

このCALM法施行のお陰で、コマーシャルのたびにリモコンで音量を下げることはこれらは不要になります。

そもそもこんな法律が必要になったこと自体が、おかしいんですけどね。

誰ですかね、「TVのコマーシャルの音を大きくすると、広告効果が上がる」と最初に考えて、実行した人(業者)は!

もしこの法律規制の違反をしているTV局(チャンネル)またはTVコマーシャルを見つけたら、視聴者はFCCのホームページでFCCに「苦情」を報告できます。
FCC : File Complaintページ