アメリカで簡単に日本のお風呂を作りましょう。


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最近、私の別サイトの古いウェブページを見て、アメリカ(ワシントンDC周辺)で日本式風呂を作りたいと考えている人とEメールで何度かやり取りしています。

古いウェブページは1997~2003年頃の間に作ったもので、もう10年近くも更新していないで放置しているのですが、アメリカ生活や食生活の中で役に立つ情報もあるので、削除せずにそのままにしています。いい加減にその古いウェブページを解体したのですが・・・でも、食生活情報は、この「アメリカより」サイトの趣旨には沿わないと思うのです。それでも、忘れた頃に「カルピスの作り方が役に立った。」「カステラを作るときの分量のカップは、日本サイズの200ccカップか、アメリカサイズの240ccカップか?」「大福餅の作り方が参考になった。」「アメリカで蕗の種はどこで手に入りますか?」といったような質問がEメールで寄せられます。
ちなみに、アメリカで蕗の種は手に入りません。蕗の苗は手に入ります。でも、(アメリカでは)観賞用の大型(秋田)蕗を販売しているところが多いので、普通サイズの蕗の苗を販売しているところを探すのは難しいですね。

この中で、「アメリカの家に日本式風呂を作る」話はまあ、ここで取り上げても良いかな・・・と思うので、新しい写真を加えて説明を整理して、再度、取り上げることにしました。

まず、・・・

■ アメリカで日本式風呂を作る前に考えないといけないこと:

1.アメリカの「追炊き(Re-heatable、temperature controlled)」可能なお風呂や、ジャクジ(Jacuzzi)や屋外用ホットタブ(hot tub)は、アメリカのConsumer Product Safety Commission (CPSC)の安全基準により、お湯の温度が華氏104度(摂氏40度)を超えてはいけないことになっています。
ところが、日本のお風呂のお湯の温度は、標準で摂氏42度です。
つまり、アメリカのジャクジやホットタブは、日本人には生ぬるいお風呂です。だから、アメリカでジャクジやホットタブなどのように温度を一定に保つようにヒーターが付いている風呂を探しても、絶対に日本人が満足するお湯の温度に暖めてくれるお風呂は、どこにもありません!
あったとしたら、それはアメリカの安全規準に違反しています!

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