Sprint、Open Worldプラン・アドオンで、T-Mobile US/AT&Tのポストペイド北米無料ローミングプランに対抗




先ほど、AT&TとT-Mobile USの(プリペイド携帯の)カナダ・メキシコローミングに関して記事を書いたばかりですが・・・

Sprintは本日、「Open World」プランを発表し、北米限定ではなく、北米・中米・南米を含む国際ローミングプランを発表しました。
このプランは「オプト・イン(Opt-In)」が必要ですが、プラン自体は無料で
 - カナダ・メキシコへの通話・テキストが無料
 - テキストは対象国へ無料
 - カナダ・メキシコ・ドミニカ共和国・アルゼンチン・ブラジル・チリ・コロンビア・コスタリカ・エルサルバドル・グアテマラ・ホンジュラス・ニカラグア・パナマ・パラグアイ国内「での」通話・テキスト、および、「から」の通話・テキストが無料
 - 上記17カ国で、月1GBまでのデータ通信(3G速度?)が無料 (追加データ通信は、1MB当り$0.029($30/GBレートを、1MB当りで課金))

と、無料ずくめ。対象既存プランも、新旧どのプラン加入者もOpen World追加可能、と寛大です。

まあ、加入者減が続いているSprintの思い切った手でしょうか?さすがに、フォトフレームやfonではもはや、というか、アメリカの新規顧客は釣れないようで・・・

また、Open Worldプランに加入すると、上記北米・中南米以外の国でも、日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・スペイン・スウェーデン・デンマーク・ドイツ・アイルランド・イタリア・ロシア・イスラエル・パレスチナ自治国へ旅行の際には、通話は1分$0.20、データ通信は1MB当り$0.029($30/GBレートを、1MB当りで課金)で課金されます。

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Sprintがテキスト/2G速度データ通信の無料国際ローミングを開始。通話も安い。


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Sprintは本日(2015年4月10日)、アメリカ国外で無料でSMSテキストと2G速度のデータ通信が無料で使い放題できる、「International Value Roaming」プランを発表しました。
また、適用国では通話も1分$0.20で発着信できます。
【Sprint】Sprint Launches Free Unlimited International Roaming, Unlimited Texting and 20 Cents per Minute for Voice Calls When Traveling to Latin America, Europe or Japan – 2015年4月10日

さらに、2日前の2015年4月8日にはiOS 8.3のアップデートに伴い、Sprint加入者はiPhone 5c/5s/6/6 PlusでもWiーFi Callingが使用できるようになりました。Wi-Fi Callingを使えば、米国電話番号への発信通話は無料(プラン分数にもカウントされません)、米国以外への発信通話は「米国内からの国際電話料金」が適用されます。着信は、どの場合でも無料と思われます。
【Sprint】Sprint Delivers Expanded Connectivity with Free Wi-Fi Calling to Millions of iPhone Customers – 2015年4月8日

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T-Mobile USポストペイド契約のデータ通信無料国際ローミングを、日本で使ってみた。


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2週間ほど前に4日間だけ日本(東京)へ打ち合わせに行きました。
予定も出発1週間前に確定して、滞在期間中、最後の日以外は朝から夕方まで打ち合わせだったので、日本での通信環境検証にはそれほど時間を費やせませんでした。

以前はサーバー遠隔サポートがいつ必要になるかわからなかったので、(当時の)高速データ通信のために、ウィルコモのNECエッジカードから、ウィルコムの「コア3G」SIM(NTTドコモのFOMA SIM)に6年前に変更し、今でも継続加入しています。(一時、イーモバイルに請求元が移って、現在はワイモバイルから請求されています。)
理由は、
 - 使わない月は、月1000円以下の基本料金(現在は975円)
 - 使用した月でも、月8000円くらいで使い放題(はい、3G速度ですが・・・)
 - 日本国外のクレジットカードで支払いできる
という便利さ。まあ、速度は遅いですが、いまどきこんな契約のデータ通信プランは無いでしょう!?

老婆心ながら「ウィルコモ ⇒ イーモバイル ⇒ ワイモバイルさん」も、いい加減こんな通信プランを廃止して、「サービス終了」すれば良いと思うのですが、どうして継続してるんでしょうね?

Anyway、今回はこの、今は加入できない「ウィルコム(ワイモバイル)コア3G」サービスのお話ではなく・・・

T-Mobile USは2013年10月31日より同社のポストペイド契約者に対して、2G速度(128kbps)以下の速度制限で「無料(追加料金無し!)、使い放題データ通信」を提供しています。
また、通話ローミングやテキストローミングも、他社の国際ローミング料金に比べて破格の安値で提供しています。
T-Mobile USが2013年10月後半から、ポストペイド加入者に追加料金無しの国際データローミングを許可 – 2013年10月10日

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AT&Tポストペイド携帯契約に、新国際ローミングプランPassportプラン新設、Global Roaming Add-onプランは改訂。


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AT&Tは、携帯(スマホ)のポストペイド契約に、新しい国際ローミングPassportプランを新設しました。
【AT&T】AT&T Introduces Its Best-Ever Value for International Travel - 2014年10月13日

これまでのGlobal Roaming Add-onは名前を変更し、Globalプラン(Global Package)として継続して提供されますが、大きな違いは
● Passportは、加入から30日で自動解約。(加入は、アプリを使用して可能。)
 - データ通信量などを制限まで使用する/しないに限らず、契約は加入から30日のみ。
● Globalは、解約手続きをしない限り、翌月も自動更新。 (加入・解約は、アプリを使用して可能。)
 - 契約・解約月は、データ使用量総バイト数、および、通信料金は、日割り計算。(最低契約期間3ヵ月。
です。

Globalプラン(旧Global Roaming Add-on)は、最低契約期間が3ヵ月に変更されています。契約内容は殆ど同じなので、3ヶ月以内の海外滞在にはPassportプラン加入が良いですね。

以下、Passportプラント、Globalプランの比較です。(日本での使用を想定。カナダ/メキシコローミングは別料金。)

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ソフトバンクのiPhone 6/6 Plusユーザーは、アメリカ国内でSprint回線を日本国内プランで使用可能。【日経報道】


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日本経済新聞が日本の日付が変わった先ほど報道したところによると、(つまり、この報道が真実ならば、内容はソフトバンク了承のもとに事前準備されていて、戒厳令が解かれた後に公開されたと言うこと)、
【日本経済新聞】ソフトバンク、米から日本かけ放題 iPhone6購入者 – 2014年9月17日

追記:ソフトバンクの公式発表によると、このプランは「アメリカ放題」という名前で2014年9月19日からサービス開始されます。

ソフトバンクのiPhone 6/6プラス加入者は、アメリカではSprint回線に接続することによって、アメリカから日本への通話を「かけ放題」で掛けられるとの事です。(ただし、追加通話料金が掛からないためには、日本で通話定額料金プランに加入している事が条件。)
また、データ通信においても、同ソフトバンクiPhone 6/6プラス加入者は、日本国内の契約データ使用量容量内で、Sprint回線で追加料金無しで使用出来ると、日経は報道しています。

さらに、「米国内での通話も一定の条件を満たすと追加料金がかからない」と報道しています。

Sprintは3G通信方式がCDMA2000通信方式のため、ソフトバンク加入者でアメリカのSprint回線に接続するためには、CDMA2000通信方式にも対応している端末を使う必要があります。
これまでソフトバンクが販売している端末でCDMA2000通信方式に対応しているのはiPhone 5c/5s/6/6 Plusがありますが、このサービスがiPhone 6/6 plus加入者だけに提供されるものか、iPhone 5c/5sでも使用できるのかは、現在の時点では不明です。

追記:ソフトバンクは、「技術的な問題から」(その理由は詳細が発表されていない)対応機種は現在のところiPhone 6/6 plusのみ、としています。

Sprintはデータ通信を3G CDMA2000 1900MHzで実効最大ダウンロード速度が約1.5Mbps、LTEは人口カバー率80%の地域で1900MHz Band 25で5MHz+5MHz帯域で提供しており、LTEの実効ダウンロード速度は約5Mbpsです。現在のところ、ハワイ州全域、サンフランシスコ市内からパロアルトまでの北部シリコンバレー、デンバー都市圏の一部などでは3Gデータ通信は使用できるものの、LTEの公式開始は行われていません。(でも、デンバー地域では電波カバーの「穴」がまだあるものの、だいぶLTE信号を検知出来る地域は増えてきました。)

追記:ソフトバンクはこのサービスは当初はSprintの3G CDMAのみで開始、2-3ヶ月後にLTEにも対応すると発表しています。

Sprintの高速データ通信の目玉はBand 41によるTD-LTEで、TD-LTE(Spark)サービスエリア内では20-60Mbpsでのダウンロード速度で繋がりますが、現在のところ27都市でしか開始されておらず、かつ、今年末までの拡張計画は人口カバー1億人(カバー率30%)程度となっているので、アメリカ国内でのSprintのTD-LTEへの広範囲での接続はまだまだ先のことです。

なお、Sprintは従来のCDMA2000非対応端末ではアメリカ国内でAT&TまたはT-Mobile USの回線へローミングしますので、渡米するソフトバンクiPhone 6/6 Plusユーザー(CDMA2000/W-CDMA両通信モード対応)はSprint回線への接続を確認して使用しないと、海外パケット定額など高額な通信料を課金される恐れがありますので、注意してください。

「アメリカ放題」はiPhone 6/6 plusで「ローミング」をオフにして使用します。つまり、ソフトバンクのiPhone 6/6 plus利用者はSprint回線で、Sprint加入者とみなされて、使用できます。逆に間違って「ローミング」をオンにすると、Sprintの電波の弱い地域ではAT&TまたはT-Mobile USに接続してしまって海外パケット定額など高額な通信料を課金されるのかどうか、不明です。

次は在米日本人向けに、逆のサービスもして欲しいですね。

Sprintの日本でのデータ通信国際ローミングが、International Data Pack Add-on割引が使えるようになっていた。


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Sprint携帯(スマホ)での日本での国際ローミングは以前までデータ通信の割引が適用されず、1KBあたり$0.004(100MB使うと$409.60)という完全度数制でしたが、それが国際データ通信割引(International Data Pack Add-on)の割引が使える国のリストに追加されていました。
【Sprint】International Roaming – Search Coverage Areas
で「Country」を「Japan」に選択して下さい。

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夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・序章


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さて、ここ1年でアメリカの事情も、日本の事情も、変わってきたように思います。
それに応じて、去年までのアメリカ旅行や出張時のスマホ・タブレット・ポケットWiFiの使用可能状況が、大きく変わっています。

■ まず、アメリカですが、
● AT&T GoPhoneおよびT-Mobile USが、プリペイド契約でLTEまで接続可能になっています。
 - 公平のために書くと、Net10、StraightTalk、Virgin Mobile USA、FreedomPopなども、LTEは接続できます。
● MVNO(自社回線を持っていない、プリペイド契約の回線再販業者)の月通信料金と、MNO(回線を持っているキャリア=AT&T、T-Mobile US、Verizon、Sprint)の月通信料金が、それほど大きな差が無くなっており、特に1ヶ月以内のアメリカ短期滞在者は、通信料金の節約メリットが無くなって来ております。(数ヶ月以上の長期契約者は、MVNOを選択するメリットはあるでしょう。)
● T-Mobile USのLTEおよび1900MHz 3G(HSPA+)接続が、アメリカ国内の大都市(ハワイ州も、アメリカ国内です!・・・通信的にはグアムはまったく別国けど・・・)では、ほぼどこでも、問題無く接続出来ます。
 - これまで海外端末ではAT&Tか、AT&TのMVNOだけしか考慮の対象にならなかったのが、端末によってはT-Mobile US回線の使用も考えられるようになって来ました。
● AT&T GoPhoneも、T-Mobile USも、プリペイド契約でタブレット(iPad/iPad Mini、Nexus 7、など)、および、AT&T GoPhoneの場合にはポケットWiFiが、以前よりも容易に契約できるようになりました。
● 3G/HSPA+(理論値ダウンロード速度、最高21Mbps)/DC-HSDPA(理論値ダウンロード速度、最高42Mbps)の速度に対応する端末であれば、アクティベーションが簡単(ほとんど自動)のZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile US回線使用)というSIMが出てきたので、「難しい(?)アクティベーション」手順や登録を避けたい人も、アメリカで現地SIMが使えるようになりました。

■ 日本の状況変化ですが、
● アップルストアのiPhoneや、Google Play Store/イーモバイルのNexus 5など、SIMフリーで販売される端末が日本でも増えてきました。
● 日本のMVNO(日本通信 b-mobile、IIJmio、イオン、mineo、など)も増えてきて、端末に自分の好きなSIMを挿入して使っている人が増えてきました。
 - つまり、SIMの入れ替えに違和感を持たない人が増えている・・・ということですね。
● 海外ローミングで、LTE(高速)接続が可能になり、安く簡単にLTE接続を(できれば)望む人が増えてきました。
● 当サイトを含め、「海外で現地SIMを使う」方法を手取り足取り教えてくれる情報サイト(ブログや記事)が、何倍にも増えています。
 - つれらのブログ情報を参考にすれば、今までよりも比較的簡単に現地SIMを使用できたり、その情報を入手出来るようになっています。

以上の状況変化から、「海外(アメリカ)でスマホやデータ通信を使うユーザー」も、これまでのユーザーとは違う層の人たちが、新たに「自分も、やってみよう」と思うようになって来ていると思います。

・・・ということで、今年(2014年)の「夏休みアメリカ旅行(および、出張者)の通信対策」を、具体的に書いていきたいと思います。

◆◆◆ この続きは、
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編 – 2014年6月17日
で。
当サイトは「有料メールマガジン」を発行する代わりとして、一部「有料コンテンツ」制を導入させていただきます。その説明とご案内は、
【連絡事項】新着記事と、新しい試みのご案内(有料ページ) – 2014年6月17日
参照。

KDDI auが2014年夏モデルのアンドロイド端末でも、米国のAT&TのLTEに対応


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KDDI(au)が先ほどニュースリリースを発表、2014年夏モデルからアメリカAT&TのLTEにも周波数対応し、日本国内のキャリアで販売されているアンドロイド端末では初めて、2014年5月15日アメリカでLTEローミング対応になります。

早速、発表された各機種のAT&T対応周波数を調べました。

機種 AT&T
2G
850MHz
AT&T
2G
1900MHz
AT&T
3G/HSPA+
850MHz
Band 5
AT&T
3G/HSPA+
1900MHz
Band 2
AT&T
LTE
700MHz
Band 17
メインLTE
全米人口カバー90%
AT&T
LTE
AWS
(1700MHz/2100MHz)
Band 4
AT&T
LTE
1900MHz
Band 2
AT&T
LTE
850MHz
Band 5
isai LGL24 X X X X
Xperia ZL2 SOL25 X X X
GALAXY S5 SCL23 X X X
AQUOS SERIE SHL25 X X X
URBANO L03 X X X
Xperia Z2 Tablet SOT21 X X X
au版iPhone 5c/5s
2013年11月より提供中
比較
ドコモ版アンドロイド端末
一般的
X X X X X
比較
ドコモ版iPhone 5c/5s
2014年3月31日より提供中


へ~ぇ、KDDI auにこれからのアンドロイド端末は、AT&Tの3Gも2つの周波数に対応するのね。これまではドコモのアンドロイド端末だって、3GはAT&T 850MHzにしか対応していないのが多かったのに・・・

今、KDDIアメリカはアメリカ国内では3GはCDMA2000通信方式のSprintのMVNOをやっていますが、そのうち日本で販売したKDDI端末をアメリカのAT&T回線MVNOのSIMでも使えるようにして、AT&TのMVNOに完全切り替えするかも・・・
KDDIは既に2010年にAT&TのMVNOであるH2O Wireless(Locus Telecommunications)の過半数(51%)の株を買収し、連結子会社化していますから、これらの新端末で、KDDIアメリカは完全にSprint(ソフトバンク)と縁を切れるようになるでしょう。・・・筆者の個人的憶測ですが。

それにしてもこれらのKDDI 2014年夏モデルは、SIMロック解除してくれて、現地のAT&T SIMが使えるようになってくれたら、頻繁な渡米ユーザーとしてはもっとうれしいでしょうね。

KDDIの国際ローミング料金は、

パケット通信料 定額上限1 定額上限2
約24.4MBまで 約24.4MB以降
1.6円/キロバイト 最大1,980円/日 (免税) 最大2,980円/日 (免税)

KDDI案内:
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に! – 2014年5月13日
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に!(別紙) – 2014年5月13日

ドコモが北米でLTEローミング開始、発表された対応機種の北米LTE周波数対応表


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ドコモが2014年3月31日から北米・香港・マレーヒア・フランス・プエルトリコ/米領バージン諸島でLTE国際ローミングを開始するとの案内が、本日発表されました。
【NTT Docomo】LTE国際ローミングを提供開始-現行の2種類の海外パケット定額サービスで、LTEによる高速パケット通信がご利用可能に – 2014年3月26日

発表内容にありますが、「※ 注意5 対応機種によりご利用いただける国・地域が異なります。

そこで、対応機種15機種(2014年3月26日時点)が北米(アメリカ、カナダ)で使用できるかどうか、LTEの周波数をチェックしてみました。

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世界約100ヵ国で使えるデータ通信SIM、GigSky:その2、使い方とパーフォーマンス


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1枚のSIMで世界数十ヵ国~100ヵ国以上でデータ通信が使えるグローバルSIMについて、続けます。
前回、通信コストを4社で比較しました。
世界約100ヵ国で使えるデータ通信SIM、GigSky:その1、他のグローバルデータ通信SIMとの料金比較 - 2014年3月18日

この中で、
● GigSkyは比較的新しいサービスであること、
● 日本でも今年(2014年)1月31日から販売されていること、
● 到着地での最初の10MBが無料で使えること、
● SIMの有効期限が無い(使用規約ページには、最後の使用有効期間から365日以内にトップアップしないと、SIMが無効になると書いてある。)
【GigSky】Terms and Conditions

に注目し、検証のためにこのGigSkyを実際にアメリカで使ってみることにしました。

最初に結論を書くと、やはり、このGigSkyは3Gしか使用出来ない為、
● EメールやTwitterや、単純なウエブサイトの閲覧向き。マルチメディア・コンテンツのリッチなサイトの閲覧は、速度はまあまあであるが、コストの面で向いていない。
● GPSも、地図情報のダウンロードをGigSkyのデータ通信を通して行うのは速度的には可能であるが、コスト的には高い。使い方によってはすぐにデータ容量がいっぱいになってしまうでしょう。GPSナビ使用には、事前に地図データをダウンロードしておくか、オフロード・マップが使えるNavFreeやMapWithMeなどを使うことをお勧めします。
データ通信がオフでも使える北米の無料カーナビ・アプリ(iPhone、アンドロイド)、NavFree GPS USA - 2013年6月24日
データ通信がオフでも使える、世界の地図!(日本地図も有り!):MapsWithMe - 2013年7月24日
● GigSky SIMを使用する場合は、WiFiが使えるところでは出来るだけWiFiを使うように、気を配って使うようにしたほうが良い。
● 複数の国を、それぞれの国では短期間しか滞在しない人には、便利かもしれない。
● 筆者なら、GigSkyはあくまで「現地ですぐにSIMが見つからなかったときのためのバックアップ(保険)として所持しておく目的」として1枚用意しておくには価値があると思う。しかし、ストレス・フリーの使用と、より効率のよいコストを求めるなら、現地のLTE対応SIMを買うべし。
● 中南米、アフリカ、東南アジア、中近東ではまだGigSkyが使用できない国もあるので、これらの地域に行く場合には、事前に対象国を調べておくこと。

以下、検証結果です。

“世界約100ヵ国で使えるデータ通信SIM、GigSky:その2、使い方とパーフォーマンス” の続きを読む

世界約100ヵ国で使えるデータ通信SIM、GigSky:その1、他のグローバルデータ通信SIMとの料金比較


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世の中には一つのポケットWiFiに9枚(プラス、管理用SIM1枚)のSIMを挿入して、ヨーロッパの国々でそれぞれ一番安いデータ通信SIMを使える端末があると言いますが・・・
最近の傾向は、1枚のSIMで、世界多くの国でデータ通信が出来るようなものがあります。
ここでは1枚のSIMで約100カ国でデータ通信が使え、使わないときは月々の維持費は全く掛からない(ただし、365日に一回はトップアップしてデータを使わないと、SIMの有効期限が切れる)GigSkyを取り上げます。

一枚のSIMで世界100カ国以上で使える通話用SIMは通称「グローバルSIMカード」「インターナショナルSIMカード」と言って、数年前から主にイギリスの携帯SIMカード会社から多数出ていました。
ほとんどがイギリス電話番号を持ち、中にはアメリカは他の国の電話番号をも持つデュアル電話番号のSIMカードです。
通話は「コール・バック(Call Back)」システムを利用し、相手の電話番号に発信すると、一旦電話を切って、コールバックサーバーから自分と相手に電話が発信されて繋がるまで待つ仕組みが多いです。
これにより、純粋な国際ローミング料金よりは通話代を安くしたり、滞在国によっては受信を無料にしてくれます。

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AT&TのLTE国際ローミングが13ヵ国増えて、15ヵ国で可能に


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AT&Tは本日、スペインで開催されているMWC(Mobile World Congress 2014)で、LTE国際ローミングを13ヵ国増やし、合計15ヵ国で可能になったと発表しました。

LTE国際ローミング可能な国は、既に2013年12月に発表されている
● カナダ(Rogers)
● イギリス(EE)
に続き、
● スペイン(Orange)
● フランス(Bouygues Telecom)
● スイス(Swisscom)
● ロシア(MegaFon)
● 日本(NTTドコモ)
● 韓国(KT)
● オーストラリア(Telstra)
● 香港(Hong Kong Telecom)
● マレーシア(Celcom)
● フィリピン(Global Telecom)
● シンガポール(Mobile One)
● グアム(DoCoMo Pacific)
● アンティグア・バーブーダ(Digicel)
となります。
【AT&T】LTE Roaming Now Available in More Countries – 2014年2月24日
【PR Newswire】AT&T Launches LTE Roaming in More Countries; Remains Only U.S. Carrier to Offer International Data Roaming on LTE – 2014年2月24日

これらの地域では現地のLTE周波数に対応した端末を使用すれば、Data Global Add-Onを追加することで、追加料金無しでLTEが利用可能です。

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AT&Tポストペイド加入者は、2014年2月4日から日本でドコモのLTE回線のローミングが可能です。


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ちょっと報告が遅くなりましたが、AT&Tのポストペイド加入者は2014年2月4日から日本でデータ通信の国際ローミングをする際に、ドコモのLTE回線にローミングできます。
同じくGlobal Roamingの可能な、プリペイドiPad および DataConnectプランでも、可能になるものと思われます。

プランは従来の
● Global Data Add-on 120MB ・・・ $30/月 (超過分は、120MB当たり$30)
● Global Data Add-on 300MB ・・・ $60/月 (超過分は、120MB当たり$30)
● Global Data Add-on 800MB ・・・ $120/月 (超過分は、120MB当たり$30)
を選択すれば、追加料金無しで自動的にドコモのLTE回線に接続します。

また、
● Global Data Add-on 300MB ・・・ $60/月
● Global Data Add-on 800MB ・・・ $120/月
プランに加入すると、月1GBまでの現地の公衆WiFi(国際空港を含む)も、追加料金無しでアクセスできます。
【AT&T】Home / Shop / Wireless / International Plans / Affordable World Packages / Global Countries
現地での無料公衆WiFiを使用するには、事前設定が必要です。
【AT&T】Home / Shop / International Plans / Affordable World Packages : International Wi-Fi

以下、ドコモのLTE周波数とAT&T版iPhone/iPad/Nexus 5&7の対応表です。

ドコモ
周波数
AT&T版
iPhone 5
AT&T版
iPhone 5s/5c
AT&T版
iPad 3
AT&T版
iPad 4/
iPad Mini
Verizon/Sprint版
iPad 4/
iPad Mini
(AT&T SIM使用)
全キャリア版
iPad Air/
iPad Mini Retina
(AT&T SIM使用)
Nexus 7 LTE
北米版
(AT&T SIM使用)
Nexus 5
北米版
(AT&T SIM使用)
AT&T
Elevate 4G/
Liberate/
Unite
ポケットWiFi
LTE
Band 1
2100MHz
 X   〇   X   X   〇   〇   〇   〇   X 
LTE
Band 3
1800MHz
 X   〇   X   X   〇   〇   〇   X   X 
LTE
Band 19
800MHz
 X   〇   X   X   X   〇   X   〇   X 
LTE
Band 21
1500MHz
 X   X   X   X   X   X   X   X   X 
3G
2100MHz
 〇   〇   〇   〇   〇   〇   〇   〇   〇 

AT&Tポストペイド加入者は、イギリスでもEEでLTEローミング可能


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2週間前にAT&Tポストペイド携帯加入者はカナダでLTEローミング可能になったことを、お知らせしました。
AT&Tポストペイド加入者は、カナダでLTEローミング可能になりました。 – 2013年12月10日
カナダではRogersのBand 4(AWS)または Band 7(2600MHz)でLTEローミング可能です。

そのAT&Tが、2013年12月17日、イギリスEE(Everything Everywhere Limited)へのLTEローミングを発表しました。
【DroidLife】AT&T and UK Carrier EE Sign 4G LTE Roaming Deal for Visitors – 2013年12月17日
【Engadget】AT&T signs deal with EE to offer 4G data roaming in the UK – 2013年12月17日
開始時期は2014年前半、ローミング料金はまだ発表されていません。
また、同時に、イギリスEEの加入者も、AT&TのLTEローミングが可能になります。

EEのLTE周波数は、
● 1800MHz Band 3
● 2600MHz Band 7
● 800MHz Band 20(予定)

AT&TのLTE周波数は、
● 700MHz Band 17 (人口カバー率80%以上)
● 1900MHz Band 2 (大都市で開始したばかり)
● 850MHz Band 5 (大都市で開始したばかり)
● 上り1700/下り2100MHz Band 4 (普及率不明。まだそれほど広くない。)
です。

AT&Tポストペイド加入者は、カナダでLTEローミング可能になりました。


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先週は3日間の認定トレーニングに出席しており、サイトの更新が途絶えておりました。また今週後半から残りの2日間のトレーニングに出席し、来週はハワイに3日だけ出張してきます。

さて、AT&Tは本日2013年12月9日、プレスリリースを出し、AT&Tのポストペイド加入者はカナダでRogersのLTEを国際ローミングできることを発表しました。

カナダでのLTE国際ローミングは、必要なときに既存のAT&Tオプションサービスの「Global Data Add-on」を購入(加入)することで、自動的に、かつ、「LTE追加料金」無しで、利用できます。
AT&TのGlobal Data Add-onの料金は、以下の通りです。
● $30.00で、120MB/30日まで
● $60.00で、300MB/30日まで
● $120.00で、800MB/30日まで
超過分は各プラン共$30.00/120MB。(この料金は、3G接続であろうが、LTE接続しようが、同じ料金です。)

カナダRogersのLTEはAWS(Band 4)および2600MHz(Band 7)を使用し、20MHz+20MHzの帯域でカテゴリー4(理論値最大ダウンロード速度150Mbps)で提供されています。ます。サービスエリアは2013年末までには120都市、人口カバー2400万人(人口カバー率70%)をカバーします。

カナダRogersの3G/HSPA+(茶色)、2G GSM(黄色)とLTEマップ

カナダRogersのLTE(紫)マップ

また、AT&TのプリペイドiPad/タブレット/ポケットWiFi(DataConnectプラン)にも国際ローミングオプションがありますが、ポストペイド契約以外にこれらのプリペイドデータ専用プランの国際ローミングオプションでもカナダLTEローミングが可能であるかどうかはプレスリリースには明記されてはいませんが、筆者は「可能だ」と思います。

多くのAT&T用LTE端末は、AT&TのLTE周波数 700MHz Band 17のほか、AWS Band 4にも対応するように設計されています。最新iPad Air/iPad Mini Retinaは2600MHz(Band 7)にも対応しています。

AT&TのこのカナダRogersとのLTE国際ローミングは、アメリカキャリアの中で初めてのサービスとなります。

AT&Tプレスリリース:
【AT&T】 AT&T Customers Can Now Enjoy 4G LTE Wireless Speeds While Traveling in Canada – AT&T Is First U.S. Carrier to Offer International LTE Roaming – 2013年12月9日

アメリカ4大キャリアの国際ローミング価格比較(日本で使用する場合)


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実は標記の件は、既に何度かこのサイトで取り上げています。
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
Hanacellのデータ通信専用SIMって、どうなのよ?(日本でのローミング料金比較表付き) – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、カナダでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、メキシコでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日

一昨日、T-Mobile USが「国際データローミングが無料(ただし、128Kbps速度)」というプランを10月31日から実施する(新規加入者は2013年10月20日から)という発表をしたので、ここでもう一度整理し直しましょう。

ここでは、アメリカ4大キャリア(とHanacell国際データ通信専用SIM)を、日本で使用することに限定して、料金を比較します。
※ Sprintは「Multi-Country Pack」という国際ローミングディスカウントプランがありますが、日本は対象国に入っていません 2014年8月現在、日本は対象国に入りました。よって、日本国内でSprint契約のiPhone/スマホを使用する場合には、割引対象ではありません。

ちなみに、T-Mobile USの国際通話ローミングは、Simple Choice加入者はWiFiを使うと無料(アメリカ国外から、アメリカ国内電話番号へ発信)、または、$0.20/分(アメリカ国外から、アメリカ国外電話番号へ発信)となります。これは、T-Mobile USが数年前から実施しているWiFi Callingを使用した場合と考えられます。WiFi Callingアプリは、特定のT-Mobile用アンドロイド携帯にしかインストールされていません。

(混乱を招く可能性があるので、この部分に一部、オリジナルに記載した文章を完全に削除しました。)

どうやら、テキスト・ローミングは、WiFi Callingを使わなくとも、無料のようです。

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T-Mobile USが2013年10月後半から、ポストペイド加入者に追加料金無しの国際データローミングを許可


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T-Mobile USは今夜、ニューヨークの市営公園でShakiraのコンサートを開き、その際に「UNCarrierプラン、第三フェーズ」の案内をします。その発表の内容はまだニュースに上がってきませんが、コンサートって何時から?

ANY WAY・・・

先ほどT-Mobileのサイトには新しいページが設置され、T-Mobile USのポストペイド加入者(2013年3月以降の新料金Simple Choice Plan加入者)は、今月後半から国際データローミングが追加料金無しで、国内プランが適用されて使用できるようになるようです。

「対象国は、100ヵ国以上」とこのページでは表示されています。


リンク:(現在のところ、以下のページで「LEARN MORE」をクリックしても、正しいリンクには飛ばないようです。)
IE以外では、うまく目的のページが表示されないようです。(Chromeでは、ダメ)
【T-Mobile】The World is your network at no extra charge.

AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、世界の主要国際空港でBoingoのWiFiが無料でローミング使用可能になります。


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以前、AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス、日本などで特定の公衆WiFiが無料接続できることを報告しました。
AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス/日本等の公衆WiFiが無料でローミング使用可能になります。 – 2013年2月20日

この度、AT&Tは、同様なサービスを、Boingoが展開している世界中の国際空港でも使用できるように、Boingoと契約締結したと発表しました。
AT&T teams up with Boingo to offer free Wi-Fi in major international airports – 2013年4月9日

Boingo Announces Global Wi-Fi Roaming Agreement With AT&T:AT&T Customers Have Access to Boingo’s Global Wi-Fi Hotspots in Major International Airports
– 2013年4月9日

このサービスを受けられるのは、AT&Tのポストペイド契約加入者で、AT&Tの
● $60/30日間 - 300MB Data Global Add-On with Wi-Fi in select Countries
● $120/30日間 - 800MB Data Global Add-On with Wi-Fi in select Countries
の国際データローミング加入者(オプションは、必要なときだけ加入でき、不必要なときは解約できます。)です。
※ ポストペイド契約者は、国際データローミングオプションは、加入期間が1ヶ月に満たない場合には、加入期間の日割り計算で課金され、その間のバイト数使用制限も「日割り計算の累積値」となります。となります。

※追記:AT&Tのページによると、2012年6月1日よりGlobal Data Add-onはポストペイド契約でも(契約してから1ヵ月以内の解約でも)最低1ヶ月分課金されることになっていますが、筆者が2012年11月に使ったところ、1ヵ月以内の解約でも日割り計算でした。しかし、規約では「最低1ヶ月分課金」になっていることをご注意ください。


 

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VerizonがLTE国際ローミングを2014年までに開始計画


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スペインのバセロナで今週開かれている世界的な携帯電話業界の展示会、MWC(Mobile World Congress 2013)で、VerizonのCTOのNicola Palmer氏は、今年中にカナダを始め数カ国のキャリアとのLTE国際ローミングを開始したい、と発表しました。
Verizon Wireless eyes first international LTE roaming partner this year – 2013年2月25日

Verizonは現在700MHz Upper Cブロック周波数帯域(746-787MHz、LTE Band 13)を使用してアメリカ国内でLTEサービスを行っていますが、このLTE通信網の整備は2013年夏にはほぼ完了する予定です。
Verizonは700MHz帯域以外に、AWS帯域(上り1700MHz/下り2100MHz、LTE Band 4)での電波使用権を2011年12月に複数のCATV会社などから購入しており、2013年夏からLTE AWSを構築し、年内に5000の基地局でLTE AWSを開始する予定です。

このため、2013年1月31日から発売されたVerizonの最新モデルのポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 5510Lでは、ファームウェアのアップグレードで4G LTE AWSも使用できると、製品説明書には記載されています。
Novatel Wireless MiFi 5510L 3G/4G LTE Intelligent Mobile Hotspot 製品案内

カナダでは既にBell、MTS、Rogers Wireless、Telus、SaskatelがAWS(Band 4)でのLTEサービスを開始しており、VerizonのLTE端末がAWSにも対応するようになれば、ハード的には簡単にカナダとの2国間ローミングが可能になります。

また、Verizonは既に世界の200キャリアと2G/3G国際ローミング契約を持っており、それを延長してLTE国際ローミング契約を結んでいくことを期待しているようです。

更にVerizonの発行株の45%は英国Vodafoneが所有しているため、欧州での国際ローミングはVodafoneとの契約を通して整備することが出来ます。ただし、欧州では800MHz(Band 20)、1800 MHz(Band 3)、2600MHz(Band 7)などのLTE周波数が多いので、これに対応するための「LTE国際ローミング用通信端末」の開発が必要です。

AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス/日本等の公衆WiFiが無料でローミング使用可能になります。


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AT&Tは現在、アメリカ国内で約25000ヵ所のWiFiホットスポットを持っており、AT&Tのスマートフォン/iPhone加入者は自動的に無料でこれらのWiFiホットスポットに接続できます。

※ ただし、これらのAT&T WiFiホットスポットの多くはスターバックス、マクドナルド、著名全米チェーンのホテルのロビーなどに設置されており、AT&T以外の加入者も使用許諾に合意してログインさえすれば、無料で使用できるものが多いです。
アメリカでは有料公衆WiFi事業は収益事業にはなっておらず、殆どが店舗や施設が顧客サービスとして無料で提供する傾向にあります。
これらの店舗/施設はキャッシュレジスターなどが既に本部とネットワーク化されているため、既にバックボーンにインターネットが接続されているので、あとはWiFiアクセスポイントを追加するだけで顧客サービスとしてWiFiが提供できるため、追加コストが殆ど不要なのです。

このたび、AT&Tは、同社のiPhone/iPad/スマートフォン利用者(ポストペイド契約のみ)で、$60以上($60-300MB/30日、または、$120-800MB/30日)の国際データローミングプラン(Data Global Add-On)に加入すると、イギリス国内のThe Cloud(BSkyB社)の公衆WiFiサービスを1GBまで無料でアクセスできる特典を追加しました。
AT&T gives travelers 1GB of not-quite-free WiFi in the UK through The Cloud – 2012年2月19日

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AT&TのiPhone/スマフォ/iPad/タブレット端末のデータ国際ローミング料金が値下げになりました


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AT&TのiPhone(他のスマートフォンも)/iPad/アンドロイドタブレット、および、DataConnect契約の端末の国際ローミング料金が2012年6月1日より安くなります。
AT&Tプレスリリース:New Global Packages from AT&T Offer International Travelers More Data at an Affordable Price 2012年5月31日

旧新料金比較は

AT&T
データ国際ローミング
旧料金
AT&T
データ国際ローミング
新料金
参考:
2012年5月31日発売
日本通信 bモバイル4G
Amazon.co.jp限定販売
BM-AMFRL-500MB
Verizon
データ国際ローミング料金
50MB/30日…$24.99
125MB/30日…$49.99
275MB/30日…$99.99
800MB/30日…$199.99
 
120MB/30日…$30.00
300MB/30日…$60.00
800MB/30日…$120.00
 
超過分は120MB…$30.00
 
最初の月(SIM代+通信料):
500MB/30日…5130円(約$65)
 
2ヶ月目以降または超過分:
500MB/30日…1980円(約$25)
 
日本(?)のクレジットカードが必要。
(デビットカード不可。)
登録後に郵送で送られてくる
確認コードを入力しないと、
1ヵ月+10日後に登録抹消(解約)。
 
100MB/30日…$25.00
 
 
 
超過分は100MB…$25.00

つまり、iPhone/iPadやタブレット、ポケットWiFiなどをAT&TのSIMで契約し、日本(米国外)で使用する場合、1MBあたり$0.25~$0.15でネットがアクセスできます。
約40%のコスト減です。

ただし、iPadで国際ローミングパッケージに加入する場合には、米国内パッケージ(最低 250MB/30日 $14.99)に加入している必要があります。
 
 

※ 参考
2012年5月31日発売の「日本通信 bモバイル4G Amazon.co.jp限定販売 高速定額(500MB/1ヶ月)SIMパッケージ BM-AMFRL-500MB 」
AMAZON.CO.JP : 日本通信 bモバイル4G Amazon.co.jp限定販売 高速定額(500MB/1ヶ月)SIMパッケージ BM-AMFRL-500MB
【レビュー】Amazonデータ通信SIMを使ってみた 速度は上々 – 2012年6月1日

メール1通、何バイト?Web1ページ、何バイト?地図1回、何バイト?:従量課金制の警告


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iPhoneやアンドロイド携帯って、WiFiが使えないところで3G(4G)で接続して、初めて「ありがた味」が判るものですよね。

ニューヨーク市内在住の人は車を持っていない人が多いらしいですが、そういうところだと3~4ブロック歩けば無料WiFiの提供されているスターバックスやマクドナルドの横を通り過ぎることになり、必要ならそこに入ってWiFiを無料でアクセスすれば良いわけです。
しかし、こういうところだと、WiFiは無料かもしれないけど、やたら毎日浪費するコーヒー代やハンバーガー代が高くなりませんか?
それとも、何も買わずにタダでWiFiを利用して、用事が済んだら、店を出るのかな・・・

WiFiだけで使うのなら、あんな画面の小さな3インチ以下のスマートフォンで見にくい小さな文字を読むよりも、WiFi専用iPadやアンドロイドタブレットの方が良くないですか?

さて、ニューヨーク市以外の場所に住んでいる人は、毎日、または最低でも週に一回は車を利用しますね!?
留学生で自分で車を持っていなくとも、誰かに乗せてもらって買い物に行ったりするでしょう?

車で出かける途中や、目的地で、または駐車場で待っている間、・・・・など、など、スマートフォンでネットを使いたいときは、ありますね。その場合、必ずしも目的地にWiFiがあるとは限らないじゃあないですか。
でも、そんな(WiFiの無い)場所で使えなかったら、スマートフォンも宝の持ち腐れですよ。

だけど、自分がどのくらいのバイト数を使うか分からないと、パケット通信プランに加入するのに、どのプランに加入したら良いか、悩みますね。
一番怖いのは、従量課金制しかないプランですね。

例えば、Virgin Mobile USAのBroadband2Goの料金表
http://www.virginmobileusa.com/mobile-broadband/broadband2go.html
には、次のように書かれています。
100MBとは、ウェブ閲覧連続5時間、または、Eメール1万通相当(1通10.24KB)。

そこで、Eメール、ウェブページ、地図について、それぞれ使うバイト数を実際に調べてみましょう。
もちろん、これらは必ずしも一定ではなく、ダウンロードするメールやウェブページや地図の複雑さによっても違ってきます。

が、全く検討もつかない、初めてスマートフォンを使う人には、参考にはなるでしょう。

すでにスマフォ所持者は、一度、自分でバイト使用量を調べてみましょう。

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アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較


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アメリカの大学はSemester制のところは既に夏休みに入り、Quarter制の大学や小中高校ももうじき夏休みに入りますね。
それにあわせて、日本へ一時帰国する学生や家族もこれからの季節は増えてくるでしょう。

そこで出てくる疑問は、「アメリカの携帯(iPhone、アンドロイド携帯、Blackberryを含む)は、日本で使えるの?」、「アメリカのiPad/iPad2は、日本で使えるの?」

結論から先に言うと、最近数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約のスマートフォンなら、殆どの機種が日本でそのまま「国際ローミング」で使えます。
スマートフォンでなくとも、ここ数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約の携帯なら、使用できます。

お持ちのアメリカの携帯で初めて海外へ行かれる場合は、カスタマーサービスに連絡して、「国際ローミング」オプションが有効になっているかどうか、確認してください。口座(アカウント)契約上、「国際ローミング」オプションが有効になっていなければ、いくら携帯機種本体が日本でローミング可能であっても、日本で電波を拾いません。(携帯画面に「No Signal」と表示されるでしょう。)

一度有効にすれば、その後、自分で無効にするまでは、何もせずに次回も日本で国際ローミングできます。

お持ちのアメリカの携帯が、機種も、また、アカウント設定も、国際ローミング出来る状態であれば、日本の到着空港で電源を入れると、電波が表示されます。
携帯会社によっては、「日本でのダイヤルの仕方は、・・・。料金は・・・。」的なテキストメッセージが(もちろん、英語で)受信されます。

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アメリカAT&T契約のiPad(3G版)を、日本(米国外)でローミングで使う方法


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この記事は、2011年3月10日掲載
AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G加入手順
の一部ですが、標題が紛らわしく、目的の内容を見つけにくかった可能性があるので、別タイトルで単独に掲載します。


 
アメリカAT&Tで契約したiPad/iPad 2を、日本で国際ローミングで使用することが出来ます。

Verizon契約のiPad 2も、日本のAU(KDDI)電波を使用して国際ローミングで使用することは、可能なはずですが、Verizonの場合は、日本でのパケット(ネットアクセス)国際ローミング料金に割引が適用されるプランが無く、1KBあたり$0.02請求されますから、日本でiPad 2を3G電波で頻繁に使用していたら、とんでもない料金の請求が発生するでしょう。
現在のところ、Verizon契約のiPad 2は、日本ではWiFi以外では使用しないようにするのが賢明です。

■AT&TのiPad国際ローミングプランに加入するには、アメリカ国内iPadプランに加入していることが前提。
“アメリカAT&T契約のiPad(3G版)を、日本(米国外)でローミングで使う方法” の続きを読む

Verizon iPhone 4は日本で国際ローミング出来るか?


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追記(2011年5月23日):
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較
も参照してください。


2011年2月10日にVerizonがiPhone 4を発売し、そろそろ「Verizon iPhone 4は、日本で国際ローミング出来るか?」という心配をしている方々が出始めているるようです。

私自身はVerizonと契約したことは無いので、自分でやってみたことは無いのではっきりしたことはわからないのですが、同じCDMA2000通信方式を使っているSprintのスマートフォン(アンドロイド携帯)は持っていて、日本で使ったことはありますので、その経験と、Verizonのホームページからの情報をここでまとめます。
もちろん、それ以外にAT&TのiPhone 4も持っていますが・・・

注意:ヨーロッパにはVerizon社と同じCDMA2000通信方式を使っているキャリアがありません。したがって、CDMA2000オンリーのVerizon版iPhone 4では、ヨーロッパでは全くローミングできません。(電波が入りません。)ご注意ください。
Verizon契約でヨーロッパでもローミングしたければ、Verizon用のCDMA2000 + W-CDMA/GSM両方の通信方式に対応するBlackberry、Droid Pro、Droid Internationalなどのデュアルモード携帯を使い、かつ、国際ローミング用にSIM(パートナーのVodafoneのSIM)を貰わないとダメです。
CDMA2000通信方式は、世界でも約40カ国でしか使われていません。ヨーロッパ以外にも、Verizon版iPhone 4が全く使えない国は、数多くあります。渡航前に、渡航先で使えるかどうか確認しておくことです。
日本はauのみがCDMA2000通信方式を使っていますので、日本でのVerizon版iPhone 4でのローミングは、auの電波のみを使ったローミングになります。

追記:Verizon版iPhone 4Sは、ヨーロッパなどCDMA2000通信方式のキャリアの無い国でも使えます。
 
 

■日本へ行く前に、自分のアカウントが国際ローミングできるようになっていることを確認すること。

普通、CDMAのキャリア(SprintやVerizon)は、アカウントを開設するときに、デフォルトでは国際電話が出来なく、国際ローミングが出来ないアカウント設定になっている場合があります。

もし自分のアカウントが「国際電話も、国際ローミングも、出来ない」設定になっていると、日本へ行っても「No SignalまたはNo Service(圏外)」と表示されます。

したがって、日本(米国外)へ行く前に、必ずカスタマーサービスに連絡し、「国際ローミング(International Roaming)可能」な設定に変更してもらってください。
カスタマーサービスは、「*611」に電話するか、「800-922-0204」です。

 
 
■まず、通話とテキストは、間違いなく日本で使用できます。

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AT&T契約のiPhoneを日本で使うときの注意(料金)


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目次:
国際ローミング割引料金の説明・・・このページ
AT&TのmyWireless myAT&Tアプリのインストールとログインパスワードの作成・・・ページ 2
AT&TのmyWireless myAT&Tアプリの使い方・・・ページ 3
AT&TのmyWireless myAT&Tアプリで、国際ローミングプランをいつでもどこでも簡単「加入・追加・解約」・・・ページ 4
使いすぎないように米国外でのデータ(パケット)使用量を、常時モニターする方法・・・ページ 5
日本での電話の掛け方(ダイヤルの仕方)・・・ページ 6

注意:Verizon iPhoneが発売されたため、AT&T 「myWireless」アプリは「myAT&T」アプリに名前が変わりました。(2011年3月5日)


 
アメリカAT&Tで契約したiPhoneを日本へ持って行って使用することは、可能です。
しかし、国際ローミングになりますから、料金が高くなります。

ここでは、アメリカAT&Tで契約したiPhoneを日本で使用する際の料金と、その料金を減らす方法について書いてみたいと思います。

※ AT&Tでは、新規契約して最初の3ヶ月は米国外での国際ローミングはできないようになっているようです。契約して3ヶ月を過ぎてからは、日本でローミングで使用できます。その前に日本でローミングで使用したい場合は、カスタマーサービスに電話して、交渉してみることをお勧めします。
(契約後間もない、または、契約上海外ローミングが出来ない設定の場合は、海外で使用しようとすると現地では「No Signal(圏外)」と表示されます。)

まず、何も対策をとらない場合の国際ローミング料金は・・・

通話は、発信も着信も、滞在地での国内電話も、国際電話も、1分あたり$2.29が課金されます。

SMS/MMS/テキストメッセージは、滞在地での送信1通あたり$0.50、写真やビデオメッセージは送信1通あたり$1.30です。
メッセージの受信は、アメリカ国内での「テキスト プラン」が適用されます。月200通プランの場合は超過分は1通受信あたり$0.10、月1500通プランの場合は超過分は1通受信あたり$0.05です。

データ通信は1KB(キロバイト)あたり$0.0195で課金されます。
アメリカ国内に居るときのようにインターネットやアプリを日本で1週間使って、帰米したら、$1000請求された・・・という話も聞きますので、注意して使用することが必要です。

なお、アメリカAT&TのiPhoneを日本に持っていくと、日本でのキャリアは自動的に選択されます。
都会ではSoftbankが、Softbankの電波の弱い地域ではNTT Docomoが自動的に選択されます。

海外ローミング時のの設定
 
日本(米国外)で使用したい機能によって、以下のように設定します。
 
1.通話とSMS/MMSテキストメッセージ
iPhoneの「Settings(設定)」で

  • 日本(米国外)で通話とSMS/MMSテキストを使用するためには、
    「Airplane Mode(機内モード)」が「OFF」、
    「Wi-Fi」が「ON」。
  •  

  • 日本(米国外)で通話とSMS/MMSテキストを使用しない(WiFi以外は全く課金されない)ためには、
    「Airplane Mode(機内モード)」が「ON」、
    「Wi-Fi」が「ON」。
    ※この場合、3Gデータ(パケット)通信も、無効になります。
  •  
    2.3Gデータ(パケット通信)
     
    iPhoneの「Settings(設定)⇒ General(一般)⇒ Network(ネットワーク)」で

  • 日本(米国外)で3Gデータ(パケット通信)を使用するためには、
    「Enable 3G(3Gを有効にする)」が「ON」、(日本・韓国以外では「OFF」にしても、2G GMS/Edge接続になる。)
    かつ
    「Cellular Data(モバイルデータ通信)」が「ON」、
    かつ
    「Data Roaming(データローミング)」が「ON」。
  •  

  • 日本(米国外)で3Gデータ(パケット通信)を使用しない(データ通信の課金がされない)ためには、
    「Cellular Data(モバイルデータ通信)」が「OFF」、
    または
    「Data Roaming(データローミング)」が「OFF」。
  •  
     
    以下は、日本でデータ/通話を使いたい場合の料金節約方法です。
     
     
    国際ローミング割引プラン - データ通信

    まず、日本でAT&TのiPhoneを使用する際に最も気になるのは、データ通信の料金です。
    幸い、AT&Tにはデータ通信の国際ローミング割引プランがあります。
    (2012年6月1日料金改定により、下記数字を修正しました。)

  • 120MB Data Global Add-On - 1ヶ月120MBまで、$30.00。
  • 300MB Data Global Add-On - 1ヶ月300MBまで、$60.00。
  • 800MB Data Global Add-On - 1ヶ月800MBまで、$120.00。
  •  
    超過分の課金は、120MBあたり$30.00です。

    “AT&T契約のiPhoneを日本で使うときの注意(料金)” の続きを読む