AT&Tの700MHz Band 17 LTEインストレーションが、2014年夏には完了予定。


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AT&Tは本日2014年4月23日、ハワイ州マウイ、アラスカ州ケチカンなど5都市で新たにLTEサービスを開始し、LTEサービス都市数を578都市、人口カバーは変わらず2億8000万人、人口カバー率89.2%としました。
【AT&T】AT&T 4G LTE Lights Up in More Markets = 2014年4月23日

AT&Tは、LTEカバー率ではVerizonに次いでアメリカ第2位です。
AT&Tの700MHz Band 17 LTE導入は2011年9月18日に開始され、3年後の今年(2014年)の夏にほぼ完了し、人口カバー3億人(人口カバー率96%)を目指します。

今後は加入者とデータトラフィックの多い大都市を中心に、自社が所有するBand 4に加えて、先月買収が完了したCricket (Leap) Wirelessの所有するBand 4でのLTE化、および、3G 1900MHz帯域の一部再編によるBand 2(1900MHz)のLTE化を進めます。AT&Tは同社が使用権を所有し、2G/3Gで使用している850MHz Band 5も、一部をLTE用に再編することを発表しています。
最新のAT&TのiPhone/iPad、スマホ、ポケットWiFi、などは、すべてこれらの4つの周波数(Band 17、4、2、5)に対応しています。

AT&Tはすでにシカゴを含めて数都市(ダラスも?)で複数周波数によるLTE CA(キャリアアグリゲーション)を試験運用中で、今後はCA導入によるLTEの高速化を行っていきます。現時点でAT&TのCA対応通信機器は、ポケットWiFiのAT&T Uniteのみです。