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1ヶ月前に自分の体験を紹介しました。
アメリカの盗難・紛失・残債未払いブラックリスト端末のチェックサイト – 2014年5月27日
セラーがT-Mobile USの中古携帯や通信端末を売る時点では、盗難・紛失携帯であるかの状況を知るためにIMEIチェッカーで調べても問題が無いものの、実はセラーは分割払い(24ヶ月)で購入しており、セラーは端末を売って手放した後にその残債を完済しない。その後、数週間~数ヶ月してセラーがその端末代の残債を不払いのため、T-Mobile USが端末の使用が出来ないようにIMEI番号をブラックリスト化する。このときには既に新しいバイヤーが使用しており、自分の責任とは無関係に突然、ある日、使えなくなる・・・というもの。
この問題が広く拡大しているようで、中古携帯の買い取りサイトのひとつであるUpgradeSwap.orgは昨日自社のブログで、T-Mobile USがこの状況を改善しない限り、T-Mobile USの中古携帯の買取を全て停止する、発表しました。
【UpgradeSwap.org】WHY WE’LL NEVER BUY USED T-MOBILE PHONES AGAIN – 2014年6月23日
筆者もバイヤーとして同じ体験をしたわけですが、筆者の場合は購入したのはスマホやiPhoneではなく、ポケットWiFiだったため、被害額は$146.19で済んでいますが、これがiPhoneやアンドロイドスマホなら数百ドルの被害です。
問題は、複数の公開されているIMEI番号チェック・サイトで盗難・紛失携帯のチェックをしても、T-Mobile USの端末の場合にはその端末が「分割払いで購入されていて、まだ分割が終わっていない」ということが判断できないこと。他のキャリア(AT&T、Verizon、Sprint)の場合には、各社に電話をすれば「分割払いが終わっているかどうか」の情報は教えてもらえるそうですが、T-Mobile USの場合はその情報が無いか、オンラインIMEI番号チェックサイトで正確に表示されないそうです。
したがって、AT&T版/Verizon版/Sprint版の携帯・通信端末を信頼できる中古携帯販売サイトで購入する場合は、購入後に問題が発生する可能性は少ないようです。しかし、現在のところ、T-Mobile US版の中古携帯を購入する際には、このようなリスクもあることを考える必要があります。
今回、情報が公開されたことから、そして、T-Mobile US版端末だけが問題の可能性が大きいことから、T-Mobile USがじきに対策を講じてくる可能性もあるので、今後の状況を良くフォローしておく必要があります。
2014年夏編、アメリカ短期旅行や出張で現地で快適にネット通信を使うためのマニュアル、「ポケットWiFi編」です。
これを読む前に、2014年のアメリカ通信事情の概論は既に公開している
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・序章 – 2014年6月14日 (無料)
「スマホ/iPhone/現地SIM編」は
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編 – 2014年6月17日 (有料)
をお読みください。
アメリカの携帯キャリアのデータ通信(ポケットWiFi)は、今は、過渡期だと思います。今年はその点を理解して対応すべきだと思います。
この記事では、今年の夏はアメリカでどのポケットWiFiを使うべきか、どれを避けるべきか、書いてみます。
しかし、アメリカのLTEの状況はどんどん変わっていますので、来年の今頃はまた状況は違っているでしょう。
“夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・ポケットWiFi編” の続きを読む
日本でも3社一斉に携帯電話の「カケホーダイ」が始まっちゃいましたね。
でも、「あれ、高いよね」っていう意見もあるそうで・・・
Sprintのプリペイド子会社のVirgin Mobile USAは3日前に期間限定/機種限定で、スマホでセルラーデータ通信を使わなければ、月$25で「カケ放題、テキスト放題」の特別プロモーション開始の案内を発表しました。
本日、更にフィーチャーフォンで月$20で「カケ放題」または「テキスト放題」のプランを、Walmart限定で提供することを発表しました。
Walmart限定で販売されているVirgin Mobile USAのフィーチャーフォンを購入すると、(多分)アクティベーション・プロモーション・コードを入力すると、
● PayLoプラン、月$20で、アメリカ国内通話し放題(かけ放題)、テキストは50通まで
または
● PayLoプラン、月$20で、アメリカ国内通話50分まで、テキストは「し放題」
のどちらかのプランを選択できます。対象携帯は
● Samsung Montageフィーチャーフォン 定価$39.99($31.99で特売中)
● Kyocera Kona フィーチャーフォン 定価$19.99($15.99で特売中)
です。プリペイドですから、期間の拘束は無く、身分証明も不要です。
現在、AT&TプリペイドCricketブランドとT-Mobile US GoSmartブランドでは月$25で「カケ放題、テキストし放題」を提供しています。Virgin Mobile USAの今回の月$20プランは、これらを更に下回ろうというものです。
ちなみに、日系では「月$9.99でアメリカで一番安い」と謳っているMVNOがありますが、通話単価は1分当たり$0.25で業界でも一番高いほうなので、月に80分以上通話する人はVirgin Mobile USAのこのWalmart特別PayLoのほうが安くなります。
T-Mobile USは本日(2014年6月18日)夕方、シアトルで発表会を開催し、UnCarrier 第5弾政策を発表しました。
第5弾の目玉は、T-Mobile USのWide-Band (15MHz+15MHzまたは20MHz+20MHz)LTEで快適な速度で通信が出来ることを体験してもらうために、未加入ユーザーに対し、7日間無料でiPhone 5Sを貸し出し、完全無料で試用してもらうというもの。加入するかどうか、また、iPhoneを購入するかどうかは、7日間の完全無料試用期間が過ぎてから決めることが出来ます。
もちろん、不満の場合はiPhone 5Sを返却すれば、何も課金されません。
「iPhone 5S 7日間無料試用キャンペーン」は、来週月曜日(2014年6月23日)より開始されます。
申込者はオンライン
【T-Mobile US】Test drive the network
で申し込みます。申し込むと、数日後にiPhone 5Sが自宅に送られてきます。7日後に契約せずに返却する場合には、最寄のT-Mobile USショップへ返却します。
申し込みと同時に$699.99+消費税分がクレジットカードに「ホールド」されますが、7日後にiPhoneを返却すれば「ホールド」は解けます。
返却する場合にiPhone 5Sのスクリーンなどが損傷している場合には、損傷弁償金として$100が課金されます。
T-Mobile USのWide-Band LTEは全米で16地域、VoLTEは15地域で開始されていることも、本日の発表会で明らかにされました。
“T-Mobile US UnCarrier 第5弾/第6弾発表:ポストペイド契約前にiPhone 5S 7日間無料試用、音楽ストリーミングは使い放題無料” の続きを読む
Virgin Mobile USAは期間限定(2014年9月2日まで)で、スマートフォンで通話とテキストのみ使い放題のプランを月$25で提供します。データ通信はWiFi以外は使用できません。
【Virgin Mobile USA】Wi-Fi Lovers Delight $25/Month Unlimited Talk & Text
このプランに加入できるVirgin Mobile USAスマートフォンは、以下のアンドロイド機種に限定されます。
● Kyocera Event $49.99, 現在特売中で$29.99
● Kyocera Rise reg $79.99, 現在特売中で$69.99
● ZTE Awe reg $79.99, 現在特売中で$69.99
● ZTE Reef reg $99.99, 現在特売中で$74.99
● LG Optimus F3 reg $129.99, 現在特売中で$79.99
● Samsung Galaxy Ring reg $149.99, 現在特売中で$99.99
● Kyocera Hydro Vibe $149.99
● LG Volt $179.99
“Virgin Mobile USAが期間限定/スマホ機種限定で、通話/テキストのみ使い放題プランを月$25で提供” の続きを読む
2014年夏編、アメリカ短期旅行や出張で現地で快適にスマホ/iPhoneを使うためのマニュアル、「スマホ/iPhone/現地SIM編」です。
これを読む前に、2014年のアメリカ通信事情の概論は既に公開している
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・序章 – 2014年6月14日
をご覧ください。
「ポケットWiFi編」は数日以内に別記事で書きます。
■ アメリカ旅行(や出張)で携帯(スマホ/iPhone)を使用する方法。
まずは、アメリカで旅行者(や出張者)が短期で携帯電話(スマホ/iPhone)を使うことを考えて見ましょう。
大きく分けると・・・
“夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編” の続きを読む
さて、ここ1年でアメリカの事情も、日本の事情も、変わってきたように思います。
それに応じて、去年までのアメリカ旅行や出張時のスマホ・タブレット・ポケットWiFiの使用可能状況が、大きく変わっています。
■ まず、アメリカですが、
● AT&T GoPhoneおよびT-Mobile USが、プリペイド契約でLTEまで接続可能になっています。
- 公平のために書くと、Net10、StraightTalk、Virgin Mobile USA、FreedomPopなども、LTEは接続できます。
● MVNO(自社回線を持っていない、プリペイド契約の回線再販業者)の月通信料金と、MNO(回線を持っているキャリア=AT&T、T-Mobile US、Verizon、Sprint)の月通信料金が、それほど大きな差が無くなっており、特に1ヶ月以内のアメリカ短期滞在者は、通信料金の節約メリットが無くなって来ております。(数ヶ月以上の長期契約者は、MVNOを選択するメリットはあるでしょう。)
● T-Mobile USのLTEおよび1900MHz 3G(HSPA+)接続が、アメリカ国内の大都市(ハワイ州も、アメリカ国内です!・・・通信的にはグアムはまったく別国けど・・・)では、ほぼどこでも、問題無く接続出来ます。
- これまで海外端末ではAT&Tか、AT&TのMVNOだけしか考慮の対象にならなかったのが、端末によってはT-Mobile US回線の使用も考えられるようになって来ました。
● AT&T GoPhoneも、T-Mobile USも、プリペイド契約でタブレット(iPad/iPad Mini、Nexus 7、など)、および、AT&T GoPhoneの場合にはポケットWiFiが、以前よりも容易に契約できるようになりました。
● 3G/HSPA+(理論値ダウンロード速度、最高21Mbps)/DC-HSDPA(理論値ダウンロード速度、最高42Mbps)の速度に対応する端末であれば、アクティベーションが簡単(ほとんど自動)のZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile US回線使用)というSIMが出てきたので、「難しい(?)アクティベーション」手順や登録を避けたい人も、アメリカで現地SIMが使えるようになりました。
■ 日本の状況変化ですが、
● アップルストアのiPhoneや、Google Play Store/イーモバイルのNexus 5など、SIMフリーで販売される端末が日本でも増えてきました。
● 日本のMVNO(日本通信 b-mobile、IIJmio、イオン、mineo、など)も増えてきて、端末に自分の好きなSIMを挿入して使っている人が増えてきました。
- つまり、SIMの入れ替えに違和感を持たない人が増えている・・・ということですね。
● 海外ローミングで、LTE(高速)接続が可能になり、安く簡単にLTE接続を(できれば)望む人が増えてきました。
● 当サイトを含め、「海外で現地SIMを使う」方法を手取り足取り教えてくれる情報サイト(ブログや記事)が、何倍にも増えています。
- つれらのブログ情報を参考にすれば、今までよりも比較的簡単に現地SIMを使用できたり、その情報を入手出来るようになっています。
以上の状況変化から、「海外(アメリカ)でスマホやデータ通信を使うユーザー」も、これまでのユーザーとは違う層の人たちが、新たに「自分も、やってみよう」と思うようになって来ていると思います。
・・・ということで、今年(2014年)の「夏休みアメリカ旅行(および、出張者)の通信対策」を、具体的に書いていきたいと思います。
◆◆◆ この続きは、
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編 – 2014年6月17日
で。
当サイトは「有料メールマガジン」を発行する代わりとして、一部「有料コンテンツ」制を導入させていただきます。その説明とご案内は、
【連絡事項】新着記事と、新しい試みのご案内(有料ページ) – 2014年6月17日
参照。
そういえば、ボストンでの試験運用からもう1年半経っているんですね。
コーヒー、無料WiFi、そして、無料充電? ・・・ スターバックスがボストンで試験運用開始 – 2012年11月5日
そのスタバ店内でのワイヤレス充電展開を、まずはサンフランシスコ/シリコンバレー地域で2014年全店舗展開、そして、2015年には全米の主要都市で展開する、というニュースが先ほど複数のメディアから相次いで流されました。最終的には全米で10万のPMAワイヤレス充電ステーションが設置されます。
【CNet】Starbucks to hook up wireless charging stations in shops – 2014年6月11日
【Engadget】Starbucks is rolling out wireless charging spots that you probably won’t use – 2014年6月11日
【The Seattle Times】Starbucks stores to offer wireless charging for smartphones – 2014年6月11日
ワイヤレス充電方式はボストンでの試験運用時と同じPMA方式。実際に全米導入が遅れた理由は、その後の追加テストが必要だったということのようです。
現在、PMA方式のワイヤレス充電を提供しているスマホは殆ど無く、PMA充電ケースを別途購入して使用することになります。
ただし、先週(2014年6月6日)発表されたAT&T Asus PadFone X はアメリカで初めてPMA方式のワイヤレス充電に対応しており、Sprintが発表したKyorcera Hydro VibeもPMA対応になっています。
Samsungは一部の機種に対し、既存のQiワイヤレス充電対応スマホのバックカバーをPMA対応に変更する、替えのバックカバーを提供しています。
一部のスターバックスのお店では、数量限定で下の写真のような充電リングを無料で貸してくれるようです。(それとも、有料で売ってんのかな?)
“アメリカのスターバックスが店内で無料携帯ワイヤレス充電を、サンフランシスコ地域を皮切りに全米展開。” の続きを読む
PC Magazineが毎年恒例で何台かの車を4-6月ころに各地に走らせて、測定している全米30都市の携帯電話4社のスピードテストの結果が、本日、オンライン記事として発表されました。
【PC Magazine】Fastest Mobile Networks 2014 – 2014年6月11日
結果は各都市ごとに、また、全米を6地域に分けて地域ごとに報告されていますが、ここでは全米平均のみを取り上げます。
“PC Magazine毎年恒例の全米スピードテストの結果が発表。Verizonが1位奪還、2位はT-Mobile US。ビリは勿論、Sprint。” の続きを読む
アメリカ携帯キャリアのAPN設定、一覧リストです。
前からやろうと思ったのですが、どういうフォーマットにしようか、ずっと悩んでいました。
まだ途中までです。
完成まで数日かかると思います。
また、最終チェックが済むまでは間違いもあると思います。未入力の欄もあると思います。間違いに気が付いた方や、別のAPN値を知っている方は、コメント欄でご指摘ください。
最終的には永久保存版的ページに仕上げたいと思います。もちろん、新しいAPN値が追加されたら、必要に応じて追加・修正します。
“アメリカ携帯キャリアのAPN設定、一覧” の続きを読む
明日ぐらいに、今年の夏休みのアメリカ旅行/出張向け、携帯/データ通信お勧め記事を書こうと思っています。
仮題、「夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)」。
しかし、今夜は中途半端に疲れており、脳の働きが鮮明ではないのに、なかなか眠れないので・・・・そのときに書こうと思った内容のひとつを、ちょっとだけ注意事項として書きます。
最近、「『私の携帯』『私のポケットWiFi』アメリカで使えますか? ZIP SIM(旧Ready SIM)で使えますか?」という質問がDMでも多いです。機種は違うものの、何度も同じ回答を書いているような気がします。
そこで、簡単に「原則ルール」を書きます。
まず、最初に頭の中に叩き込んで欲しい、鉄則:
■ 北米3国(アメリカ、カナダ、メキシコ)は、日本・アジア・豪州・欧州を含む「北米以外の国々」と、携帯で使用されている周波数が違います。
アメリカのキャリアの周波数に関しては、
アメリカの携帯電話会社と通信方式・周波数 – 2010年12月1日
参照。
※ ここ2年ぐらいの「LTEを含む携帯通信の周波数再編成の動き」の中で、北米3国の中でカナダだけは、陸続き隣国のアメリカの周波数に合わせるだけでなく、英連邦同盟国であるイギリスや他のヨーロッパの国ともLTE周波数を共有する動きにあります。
したがって、日本独自のフィーチャーフォン、スマホ(アンドロイド携帯)、ポケットWiFiをアメリカで使用する場合には、そのほとんどは周波数的に利用制限があります。
以下、その利用制限です。
“アメリカで使える日本のSIMフリー/SIMロック解除済みスマホ/ポケットWiFi、一般論” の続きを読む
本日のNew York Times誌(オンライン)とPC Magazine誌(オンライン)は、Mosaik SolutionsによるSprintとT-Mobile US両者のサービスエリア地図を取り上げ、「2社が合併しても、サービスエリアはそれほど広くならない」と報告しています。
【New York Times】What a Merged Sprint and T-Mobile Would Look Like – 2014年6月9日
【PC Magazine】Map Reveals How Sprint/T-Mobile Merger Wouldn’t Expand Coverage – 2014年6月9日
下の地図を見て判るように、濃い紫色は2社の携帯サービスが重複しているところ、黄土色はSprintのみ、ピンクはT-Mobile USのみ、のエリアです。
大都市では重複しているところが多く、これらの都市ではVerizon、AT&T、Sprint、T-Mobile US」の4社選択が、合併によって3社選択に減ります。
ワイオミング州、モンタナ州、ノースダコタ、サウスダコタ、ネブラスカ州では、ほとんどカバーされていません。
アラスカ州ではSprintもT-Mobile USもどちらもサービスしておらず、現地の地域電波かAT&Tの電波にローミングしています。
“SprintとT-Mobile USが合併しても、サービスエリアはそれほど広くならない。” の続きを読む
AT&Tは昨年秋(2013年11月12日)より、ポケットWiFi専用のプリペイドGoPhoneデータ通信専用Mobile Hotspotプランを提供していましたが、
AT&Tプリペイド・モバイルデータ通信プランが、変わる – 2013年11月8日
AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプランに加入する方法 – 2013年11月24日
このたび、タブレット端末用にプリペイドGoPhoneタブレットプランを開始しました。
【AT&T】Home / Shop / Wireless / GoPhone Tablet Rate Plans
これで、プリペイドGoPhoneには
● フィーチャーフォン/スマホ(iPhoneを含む)用プラン
● タブレット(Tablet)プラン
● ポケットWiFi(Mobile Hotspot)プラン
● 家庭用固定無線(Fixed-Wireless)(Home Phone)プラン
が揃います。
GoPhoneタブレット端末プランでは現在、次のタブレットが公式対応になっています。
● Asus K005,
● Asus (TF300TL) Transformer Pad,
● Google Nexus 7,
● iPad 3,
● iPad Mini,
● Lenovo IdeaTab (A2107A),
● Pantech Element (P4100),
● Samsung Galaxy Camera (GC100),
● Samsung Galaxy Note 8.0 (SGH- I467),
● Samsung Galaxy Tab 2 10.1” (SGH-I497),
● Samsung Galaxy Tab 3 (SM-T217T),
● Samsung Galaxy Tab 3 7.0” (SM-T217A),
● Samsung Galaxy Tab 8.9” (SGH-I597),
iPad 3とiPad Miniは、もともとAT&TのプリペイドiPadプランでも加入できるので、なぜ今回GoPhoneタブレットプラン対応機種に選ばれたのか、不思議ではあります。
GoPhoneタブレットプランの通信料金と、他のGoPhoneプラン、プリペイドiPadプランの料金を以下に比較します。
“AT&TプリペイドGoPhoneにタブレット専用データオンリープランが登場” の続きを読む
T-Mobile USのVoLTEがサンフランシスコと、サンフランシスコ湾東南側のフリーモント(Freemont)でも開始されたようです。
T-Mobile USのCEOのJohn Legere氏は昨日、ツィ一ターで以下のようなメッセージを流していましたが、本日(2014年6月6日)、実際にユーザーやメディアによって確認されています。
2014年5月22日からサービス開始されたT-Mobile USのVoLTEは、これで、少なくとも以下の6都市(地域)で開始されています。
● シアトル
● ダラス
● ニューヨークシティ
● シカゴ
● ヒューストン
● サンフランシスコとベイエリア
現在サポートされている端末は、
● Galaxy Note 3
● LG G Flex
● Galaxy Light
のみです。
Sprintと違って、いったん開始したら行動力の早いT-Mobile USは、ともかく安心して見ていられます。
2G GSM 1900MHzエリアのLTE化のアップデート情報は最近聞かないけど、どこまで進んでいるのかな?
【TmoNews】Legere teases VoLTE in SF, further sightings in Fremont, Cal – 2014年6月6日
【DroidLife】T-Mobile VoLTE is Live in San Francisco – 2014年6月6日
ZIP SIM(旧Ready SIM)が2014年4月初めからトップアップが可能になり、継続使用が可能になりましたが、
ZIP SIM(旧Ready SIM)が継続使用可能になった。 – 2014年4月12日
その手順を事前に知りたい人のために、ここに記録します。
● ZIP SIM(旧Ready SIM)を継続使用のためにトップアップする場合には、
- ZIP SIM(旧Ready SIM)がアクティベートされて、使用期間中であること
または
- ZIP SIM(旧Ready SIM)の使用期限が切れて72時間以内であること
である必要があります。ZIP SIM(旧Ready SIM)を使用開始(アクティベート)する前にはトップアップは出来ません。
● トップアップ(トップアップする前のSIM)は、通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)でも、データ通信専用プランSIMでも、どちらでも可能です。
● ただし、トップアップで追加出来るプランは、7日、14日、21日、30日の通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)プランのみです。
- データ専用SIMでトップアップすると、通話も可能な通話+テキスト+データ通信タイプ(Talk&Text+Data)プランになります。(Akiさん、報告ありがとうございます。)
● トップアップ時に新たなプラン(7日、14日、21日、30日)を自分で選択できます。
- 購入した時の通信プランと同じである必要はありません。
● トップアップした際の新しい有効期限は、
- 使用期限が切れる前にトップアップした場合には、トップアップした時点から数えて、残りの日数+新しいプラン日数
- 使用期限が切れた後、72時間以内にトップアップした場合には、トップアップした時点から数えて、新しいプラン日数
● トップアップした際の新しいデータ容量は、
- 新しいトップアップ通信プランのデータ通信容量 (これまでのプランでの未使用分残量は、トップアップ時点で無くなります=ゼロにリセットされます。)
トップアップは、ブラウザーで
【ZIP SIM(旧Ready SIM)】ZIP SIM(旧Ready SIM)ホームページ
にアクセスし、画面上部のメニューで「TOP UP」をクリックします。ブラウザーは、ZIP SIM(旧Ready SIM)の挿入されている端末から起動する必要はありません。PCのブラウザーでも構いません。
“ZIP SIM(旧Ready SIM)のトップアップ手順” の続きを読む
顧客としてSprintが信用できない、例:
2014年5月2日、SprintからEメールが届く。「Your new network has arrived.」...おっ、遂にLTEアップグレードが近所で完了したか!と、束の間の喜び。
“顧客としてSprintが信用できない、例” の続きを読む
う~ん、掴まされてしまいました。
T-Mobile USのポケットWiFi(Samsung LTE Mobile HotSpot PRO SM-V100T)をeBayで中古で買ったんですが、・・・
一応、セラーが「動作確認した」ということで信用したんです。
でも、到着したら、箱も充電器も無くて、本体だけ。
危険な感じはしたんですが、そのまま1ヵ月半ほど放置して、昨日、ようやく、色々テストをしたんです。
そのとき、どうやっても、回線接続できない。有効なSIMを挿入しているのに、回線接続できない。ディスプレイには「No Service」と表示されます。
まるまる半日、かなり時間を費やした結果、どうも解せないので、「これは、盗難機?」と勘ぐり、ググって、T-Mobileのサイトでチェックできることがわかり、IMEI番号を入力してみると・・・
「Your device is blocked and will not work on T-Mobile’s network. If you think this is an error, please call Customer Care at 1-877-453-1304.」というメッセージが出ました。
これだけでは盗難なのか、紛失なのか、残債未払いなのか、わかりませんが、ともかく、回線接続できないことは確か。総額$146.19の損害ですね。
既にeBayで購入してから1ヵ月半経っているので、どうするか、これから考えます。
そこで、他のキャリアや端末も調べてみました。
“アメリカの盗難・紛失・残債未払いブラックリスト端末のチェックサイト” の続きを読む
目次:
■ 家電量販店 BestBuy、BestBuy Mobile ・・・このページ
■ ディスカウント百貨店 Target ・・・ページ 2
■ ディスカウント百貨店 Walmart ・・・ページ 3
■ 電気店 RadioShack ・・・ページ 4
■ 食品スーパー Safeway ・・・ページ 5
■ 家電量販店 Fry’s Electronics(カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、イリノイ、インディアナ、ラスベガス、オレゴン、ワシントン州) ・・・ページ 6
■ AT&Tショップ ・・・ページ 7
■ T-Mobile USショップ ・・・ページ 8
■ Verizonショップ ・・・ページ 9
■ Cricket(AT&T)ショップ ・・・ページ 10
■ MetroPCS(T-Mobile US)ショップ ・・・ページ 11
■ Sprintショップ、Virgin Mobile USAショップ(シカゴのみ) ・・・ページ 12
■ ハワイ/ラスベガス、ABCストア ・・・ページ 13
■ ワイキキ、Hoku Wireless ・・・ページ 14
■ 空港などの自販機 ・・・ページ 15
■ その他 ・・・ページ 16
久しぶりにアメリカ現地の実店舗でのプリペイド・ポケットWiFiとSIMの購入できる場所のレポートです。
ゴールデン・ウィーク前にしたかったのですが、まあ、色々ありまして・・・
なお、アメリカ歴代ポケットWiFiの(ほぼ完全)リストは、
アメリカ携帯会社の歴代販売済みポケットWiFi、リスト – 2014年5月21日
を参照してください。
■ 家電量販店 BestBuy、BestBuy Mobile
全米チェーンの家電量販店BestBuyでは、現在、以下のプリペイド用ポケットWiFiが販売されています。
● Verizon 4G LTE Mobile Hotspot(MiFi5510L) $99.99
- SIM同梱
- VerizonのLTE(Band 13、4)と3G CDMA2000へ接続可能
- SIMの有効期限(最後の通信有効期限から5ヶ月)を過ぎたら、新しいVerizon SIMが必要? 再アクチ可能?
- SIMフリーだが、3GはCDMA2000のみ対応で、W-CDMAに対応していないので、他社SIMを使用する意味が無い。
- T-Mobile USのアクチ済みSIMを挿入すれば、T-Mobile USのLTE(Band 4)に接続可能。
“アメリカ現地でポケットWiFiとSIMを購入できる店(2014年初夏編)” の続きを読む
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Sprint MVNOのFreedomPopは、2年前から「データ通信月500MBまで無料」、2013年10月からは「通話月200分まで・テキスト月500通まで・データ通信月500MBまで無料」の完全無料通信サービスを提供しています。(留守番電話など付加価値機能や、超過分は、有料。)
本日(2014年5月22日)、FreedomPopは、月$20で「通話し放題/テキストし放題/データ通信し放題」プランを開始しました。ただし、データ通信は1GBまでLTE通信、超過分は追加料金を払わない限りCDMS2000回線(3G)で速度制限されます。
StraightTalk、Net10、H2O、Virgin Mobile USA、Cricket WirelessなどのMVNOが月$40-60で提供している同等のサービスを、FreedomPopはその半額で提供することになります。
また、FreedomPopの月$20「トリプル使い放題」プランでは、テザリングは使い放題で可能ですが、1GBを超えると、テザリング端末の速度も落ちます。
【FreedomPopフォーラム】FreedomPop launches $20 LTE plan! Adds Samsung LTE phones to lineup! - 2014年5月22日
【GigaOM】FreedomPop joins the ranks of carriers offering limited “unlimited” data plans - 2014年5月22日
“FreedomPopが月$20で「通話し放題/テキストし放題/データ通信し放題(1GBまで高速)」プランを開始” の続きを読む
「本日2014年5月19日から始まる」と先週お知らせしたVerizonのXLTEサービス
VerizonがBand 4 LTEを2014年5月19日に公式キックオフ、キャリアアグリゲーションもあり? – 2014年5月15日
は、やはり、筆者が予想したとおり、700MHz Band 13とAWS Band 4を組み合わせた、キャリア・アグリゲーションでした。 従来の10MHz+10MHz 700MHz Band 13より帯域幅(アクセス速度)の広い(速い) 20MHz+20MHz Band 4 LTEです。
【Verizon News Release】XLTE: America’s Best Network Gets Even Better – 2014年5月19日
【PC Magazine】What Is Verizon XLTE? – 2014年5月19日
XLTEは既に以下のリストにある236都市でサービス開始されています。
【Verizon】Verizon XLTE is here
他の地域でのAWS Band 4 (XLTE)サービスは、今後14~18ヶ月で完了する予定です。
現在、XLTE対応端末(Band 13とBand 14、両方対応)は、以下の端末になります。
- HTC One M8
- Samsung Galaxy S5,S4,Note 3
- 最新のDroid端末
- iPhone 5c/5s, iPad Air, iPad Mini Retina
など、
- 現在ユーザーが使用している端末の35%は、XLTE対応
これらの端末では、2つの周波数に対応しているので、AWS Band 4に接続すると、700MHz Band 13に接続したときに比べ、回線接続速度は約2倍に速くなるとのことです。
また、XLTE対応でない700MHz Band 13専用端末でも、一部のユーザーがAWSへアクセス移行するので、700MHz Band 13の回線混雑が緩和され、速度が今までよりも速くなる、とVerizonのニュースリリースでは説明しています。
Verizon加入者でXLTEサービスエリアで、今日から体感アクセス速度が速くなったと思われる方は、コメント欄でご報告ください。
事前漏洩情報を先にも書きましたが、
2014年6月からの新Cricketプリペイド料金が漏洩 – 2014年5月4日
AT&Tが2014年3月14日に買収を完了した、CDMA2000/LTE(Band 4)通信方式を採用した地域キャリアのCricket Wireless(Leap Wireless)は、買収後約2ヵ月後の本日2014年5月18日より各Cricket店舗で、新しいCricketブランドでAT&T回線を使用したGSM/W-CDMA/LTE(Band 17、4、2、5)サービスを新料金で開始します。
【Cricket】New Cricket Wireless Answers Nationwide Call for Network Quality, Value Prices, Great Service and No Annual Contract – 2014年5月18日
先日の漏洩情報には無かった新しい情報としては、1年間遅延無く支払いを続けた場合には、$50の端末購入クレジットが貰えます。この端末クレジットは、条件さえ満たしていれば、毎12ヶ月ごとに与えられるそうです。
現Cricketで提供されている「無料音楽ダウンロードし放題」プランのMuve Musicは新Criketでは提供されません。AT&TはMuve Music事業を売却したい旨を明らかにしています。
AT&Tとしては、GoPhoneは「データ通信のパーフォーマンスを優先するユーザー向け」、Cricketは長期でプリペイド契約を安く考えている「倹約ユーザー向け」として位置付けます。Cricketブランドは、T-Mobile USのMetroPCSブランドと直接競合するブランドとなります。
新CricketのSIMだけ購入は$9.99でオンラインで可能ですが、購入時に使用する端末のIMEI番号が要求されます。
実際にSIMを受け取ってから、別の端末に使用できるかどうかは、不明です。
【Cricket】Bring Your Own Cell Phone
現在、Cricket店舗数は3000店舗ありますが、今後は更に店舗数が増え、全米展開されます。現在のCricket店舗は、フランチャイズ店(AT&T直営店ではない)が多いのでご注意ください。
これまでのCricketユーザーは今後約18ヶ月の間にCDMA2000通信方式の端末から、AT&TのGSM/W-CDMA/LTE端末に買い換える必要があります。
その後は旧Cricketの1900MHz CDMA2000通信方式の基地局は、W-CDMA/HSPA+またはLTE Band 2に再編されます。
新規に端末を購入したい場合には、Cricket店舗でMoto G、Galaxy S4、Lumia 520、iPhone 5c/5sなどが用意されており、現在、iPhone以外は$50のリベートを受けられます。
国際電話は$40、$50、$60プランへ月$15の「Cricket Passport」が追加出来て、日本を含む35カ国の固定電話へ無料、(日本の)携帯電話へは月100分まで超過料金無しで発信出来ます。 月$25プランへは「Cricket Passport」は追加出来ません。
“AT&Tの"New" Cricketプリペイド携帯プランが本日より開始、AIOは消滅へ” の続きを読む
Sprintと、そのプリペイド子会社のVirgin Mobile USA、Boost Mobileは昨日(Virgin Mobile USA)と本日、案内をそれぞれのページに掲載し、来月(2014年6月1日)以降のデータ通信ヘビーユーザーへのネットワークアクセス規制のルールを発表しました。
これによると、
■ ネットワークアクセス規制の目的
● 全てのユーザーに公平にデータ通信をアクセスしてもらうため、ヘビーユーザーのネットワークアクセス規制を実施する
■ ネットワークアクセス規制を受ける条件
● 前月のデータ使用バイト数が、ユーザー全体のトップ5%に入っている
- Virgin Mobile USAは、月に5GB以上を使っていると、トップ5%に入る確率が高い、と表記しています。
■ ネットワークアクセス規制の内容
● 規制を受けるのは、データ使用量がトップ5%に入った翌月のみ
● 回線混雑時に、回線アクセス優先度が、アクセス規制を受けていないユーザーに比べて低くなる(つまり、接続しにくくなるか、データ速度が落とされる)
● 回線混雑していない地域や状況(時間帯)では、ネットワークアクセス規制は受けない
● 規制はデータアクセスがトップ5%に入った翌月、1ヶ月のみ
ただし、継続的に「月のデータアクセス量が、全ユーザーのトップ5%」に入れば、毎「翌月」ネットワークアクセス規制を受けることになります。
“Sprintと、そのプリペイド子会社のネットワークアクセス規制ルールが、2014年6月1日から実施されます。” の続きを読む
Sprintの100%子会社のプリペイド携帯会社、Boost Mobileは、本日2014年5月6日より新料金プランを追加します。
Boost MobileはもともとiDen通信方式のNextelのプリペイド部門で、SprintがNextelを買収した際にiDen通信方式のプリペイド携帯を販売していました。iDen通信方式の停波が決まった約3年前からはCDMA2000通信方式の携帯/スマホもプリペイド・ラインアップとして提供しています。
Sprintにはプリペイド携帯部門としてBoost MobileのほかにVirgin Mobile USAもありますが、Boost Mobileの特徴は、
● 月極めプランは、契約を長期間続けると6ヶ月ごとに通信料が$5下がり、最高$15まで下がる
● 日極め(Daily)プランは他社と違い、使用していない日も継続して、毎日課金される
です。
たとえば月極めプランでスマートフォンを利用する場合には、月額通信料金は一択で月$55で「通話使い放題・テキスト使い放題・データ使い放題(ただし2.5GBまで高速。それ以上は2G速度。)」ですが、契約後6ヶ月~11ヵ月は月$50、12ヶ月~17ヵ月は月$45、186ヶ月目以降は月$40、になります。フィーチャーフォンの場合には最初の6ヶ月は月$50、BlackBerryの場合は月$45(BBM付き、データ通信無し)と$60(BBM付き、データ通信有り)のプランがあります。
ただし、この料金では「長期契約するかどうか決めかねている利用者」には、通常のスマホ(iPhone、アンドロイド)では月料金が$55から始まり、他のプリペイド携帯社(AIO、Cricket、MetroPCS、など)のエントリー料金である月$40に比べると、どうしても高く感じてしまいます。
“Boost Mobileが、新料金追加” の続きを読む
AT&Tは現在、プリペイド携帯ブランドとして
● GoPhone
● AIO Wireless
の2つのブランドを持っています。これは、T-Mobile USの
● T-Mobile US プリペイドブランド(自社ブランド)
● GoSmartブランド
● MetroPCS
に対抗するためで、AIOブランドは月極めプリペイド契約しかなく、メインブランド(GoPhone)より月の通信料金を(サービス内容に比べて)安くしています。しかし、データ通信の最高速度に制限を設けたり、回線混雑時のデータ通信の優先度を低くしたりしています。
AT&Tは2014年3月14日にプリペイド携帯会社のLeap Wireless(Cricket Wireless)の買収を完了しましたが、2014年6月に既存のAIO WirelessブランドをCricketに吸収させることを既に発表しています。
このたび、AT&Tは既存のCricket独立系ディーラーに対して、その6月以降の新料金を説明したようで、その資料が漏洩しています。
【Prepaid Phone News】New Plans Coming to Cricket Will Look Familiar to Aio Customers – 2014年5月2日
これによると、新Cricketの料金は、以下のようになります。
2014年6月の何日から開始されるかは、わかっていません。
“2014年6月からの新Cricketプリペイド料金が漏洩” の続きを読む
SprintのLTEサービスエリア内で、月に200分までの通話と、500通までのテキスト、500MBまでのデータ通信を、「完全無料(月$0)」で提供しているFreedomPopは、本日(2014年4月28日)よりiPhone 4/4s/5に対応します。
※ 留守録を聞く(月$2.49)のを含め、超過分のサービスは、有料です。
FreedomPopは長期契約束縛が無く、いつでも解約料無しで、解約できます。
FreedomPopは、「整備品」iPhone 5 16GB(Sprint版)を自社サイトで$349で販売しますが、既に手元にSprint版のiPhone 4、4s、5を持っているユーザーは、その本体「持ち込み」でFreedomPopに加入できます。
※ Sprint版のiPhone 4、4sでの加入の場合には、Sprint 3G回線(データ通信のみ)を使用すると思われますします。
無料通話サービス加入には FreedomPopオンラインサイトで整備品iPhone 5を$349で購入するには、SprintのLTE(または、WiMAX対応スマホを購入すれば、WiMAXエリアでも可)サービスエリアに住んでいることが、条件です。郵便番号(ZIPコード)と住所を入力して、それがSprintのLTE/WiMAXエリア外だと、通話/テキスト/データ通信サービスには加入出来なくて、データ通信サービスにしか加入出来ません FreedomPopサイトからiPhone 5を購入する手順が完了出来ません。。
※ Sprint版のiPhone 4、4sでの加入の場合には、Sprint LTEサービスエリアでなくても加入できるかどうかは不明です。
※ 昨日より3GオンリーのSprint版のiPhone 4、4sに対応したので、SprintのLTE/WiMAXエリア内に住んでいなくとも、無料の「通話/テキスト/データ通信サービス」に加入出来るようになりました。
筆者はSprintのLTEサービスが既に開始されたエリアに住んでおらず、このサービスにはまだ契約していないので、詳細は不明です。しかし、通話にはFreedomPop専用アプリをダウンロードし、それを使用して(VoIPで)行います。
また、このアプリは、FreedomPop以外のサービスに既に加入しているユーザー(例:AT&T契約のAT&T版iPhoneユーザー、など)もAppStoreからダウンロード出来て、FreedomPopから新しい電話番号を割り当てられ、無料通話/テキストサービスを受けられるます。もちろん、その際に、データ通信は無料のWiFiを使用するか、自分が加入しているキャリアのデータ通信サービスを、契約プランで使用することになります。
FreedomPop社としては、まず、無料アプリで無料VoIP/テキストサービスを試してもらい、最終的にこの品質に満足してもらったユーザーは既存のキャリアとの契約をキャンセルして、FreedomPopに移行して欲しい、というのが狙いのようです。
【FreedomPop】iPhone 5
【Recode】FreedomPop to Sell First Apple Devices, Offering iPhone 5 With Its Free and Low-Cost Plans - 2014年4月28日
【9to5Mac】FreedomPop now supports iPhone 4/5 on its free wireless plans, launches iOS app for free voice & text - 2014年4月28日
以下、FreedomPop 通話/テキスト/データサービスの追加情報です。
“無料通話/テキスト/データのFreedomPopが、iPhone 4/4s/5対応 ” の続きを読む
AT&Tは先週金曜日(2014年4月25日)からプリペイドGoPhone携帯プランを変更していますが、新規に追加されたWalmart限定プラン「月$45で、通話・テキスト使い放題/月1GBデータ」の加入に関して、いくつかの情報がネットで報告されています。
それらをまとめると、以下のようになるようです。
● 基本的には、月$45のWalmart限定GoPhoneプランに加入するには、Walmartで販売するWalmart限定GoPhone携帯パッケージの中に、Walmart限定プラン用の「アクティベーション・コード」が同梱され、これを使ってAT&T SIMをアクティベートすると、月$45のWalmart限定プランに加入できる。
※ この際に、SIMのアクティベーションに使ったIMEI番号にSIMが「端末に紐付き」になるか/ならないかは、確認が取れていませんので、自己責任で。
● Walmart店内では、Walmartマークの付いた$45のリフィルカードも販売されていることが発見されているが、リフィルカードはWalmart限定プラントはなんら関係無い。(つまり、この$45リフィルカードは、普通の$45GoPhone リフィルカードとして、他のプランへの支払いや、残高のリフィルに使用できる。また、月$45のWalmart限定プランへの支払いにこのリフィルカードを使用する必要も無い。
● ただし、現在、AT&Tカスタマーサービス内の情報が徹底されていないのか、カスタマーサービス(800-901-9878、または、GoPhone携帯から611)に電話して、これまでの既存のGoPhoneプランから、Walmart限定の月$45プランへ変更できた人が、実際に居る。
● 発表時に不明だったWalmart限定の月$45プランの、超過分データ通信の追加は、500MB/$10で可能。
● Walmart限定プランでは、テザリングは使用出来ません。(月$60プランでは、テザリング可。)
参考:
【PrepaidPhoneNews】Updated: Walmart’s Exclusive $45 GoPhone Unlimited T&T, 1GB Plan Now Available – 2014年4月25日
【HowardForums】Go Phone Plan Changes - Page 30 – 2014年4月25日
StraightTalkの$45/月「使い放題」プランでは、これまでデータ通信の高速(LTE、4G=HSPA+、3G)の通信容量が2.5GBまでに制限されており、それ以上使用する場合には使用30日期間の最終日まで2G速度に制限されていました。
それが、数日前より、高速データ通信容量制限が月3GBまでに引き上げられたようです。
【StraightTalk】StraightTalkホームページ
最近ではAT&T GoPhoneとT-Mobile USのプリペイドプランが通信料金が安くなり(・・・と言っても、まだMVNOよりは若干高いですが。)、LTEまでのアクセスも可能なので、筆者も、MVNOを使用するよりは直接AT&TまたはT-Mobileのプリペイドプランに加入したほうがメリットがあるとは思っていますが、StraightTalk使用中の方には朗報です。
また、筆者は今日まで気が付きませんでしたが、StraighTalkと同じ親会社の傘下にある姉妹ブランドのNet10では、以下の新しい料金プランが昨年2013年12月(?)に提供されていました。
“StraightTalkが高速データ通信容量制限を、2.5GBから3GBまでに引き上げ。” の続きを読む
先にAT&TプリペイドGoPhone携帯プランの変更についてお知らせしましたが、
AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。 – 2014年4月19日
その新料金が、AT&Tサイトに掲載されています。
【AT&T】GoPhone Plans
ここで注目されるのは、先週のAT&Tのプレス・リリースで触れられていなかったプランは、実は、今回廃止されるプランだということです。
廃止されるのは、
● 月$35フィーチャーフォン・プラン、通話500分まで
● 月$50フィーチャーフォン・プラン、通話し放題
● 月$50スマートフォン・プラン、通話し放題、データ通信不可(WiFiは可)
これらの通信プランにすでに加入している人は、新しいプランに変更するまではそのままの条件で継続できます。
また、先週の記事
AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。 – 2014年4月19日
は、すでにこの内容を踏まえて修正しました。
“AT&T GoPhone新料金が、AT&Tウェブサイトに掲載される。GoPhoneデータ通信オンリー・プランが、追加。” の続きを読む
AT&TプリペイドGoPhone携帯プランは、2014年4月25日よりデータ通信量が増え、月$60プランはテザリングも可能になります。
既存の月$40および月$60プラン加入者は、2014年4月25日より自動的にデータ通信量が増えます。(たぶん、更新月初めから?)
また、Walmart店舗のみで加入できる月$45/電話し放題、データ通信1GBプランが新規追加されます。このプランでのデータ通信の追加の可否は、現在のところ不明です。(明記されていないので、翌月までデータ通信の追加が出来ないかもしれません。)
以下、既存プランとの比較表です。
“AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。” の続きを読む
Verizonはポストペイド契約で、
● 機種持込み加入者、
● 本体を定価で購入する加入者、
および、
● 2年契約を終了した加入者、
に対し、More Everythingプランの毎月の通信料の割引を2014年4月17日から実施します。
既存の旧プランで2年契約束縛を満了しており、この月通信料の割引を受けるためには、More Everythingプランへ移行する必要があります。
また、機種持込み、および、定価購入で新規にVerizonポストペイドプランに加入する人は、たとえ一台でも、共有データプランであるMore Everythingプランにしか加入できません。
月料金の割引は、
● データ共有バイト数が月8GB以下の場合には、$10(通常、スマホ1台月$40で「通話・テキストし放題」のところが、1台月$30になる。)
● データ共有バイト数が月10GB以上の場合には、$25(通常、スマホ1台月$40で「通話・テキストし放題」のところが、1台月$15になる。)
機種持込みでVerizonに加入する場合には、機種はVerizon版(Verizon承認)の機種でなければなりません。
“Verizonがポストペイド契約で、機種持込み加入者に通信料金の月割引を開始” の続きを読む
T-Mobile USのMVNOで、アメリカに到着して、ZIP SIM(旧Ready SIM)を挿入した対応携帯の電源を入れるだけで簡単アクティベートできるZIP SIM(旧Ready SIM)は、使用期限の延長やデータ容量の追加を、ユーザー自身がウェブサイトで出来るようになりました。
昨年春からこれまでは、特定のZIP SIM(旧Ready SIM)再販業者(マスターディーラー)に持ち込むことによってトップアップが可能でしたが、先週(2014年4月4日)からはZIP SIM(旧Ready SIM)のサイトで、ユーザーが独自にできるようになりました。
追加は、ZIP SIM(旧Ready SIM)の通話/通信の有効期限が切れる前、または、切れてから72時間以内に行う必要があります。
また、追加(トップアップ)した場合に、有効期限は、現在の通話/通信の有効期限に、新たに購入したプランの有効期限が追加されます。しかし、データ通信バイト数はリセットされ、トップアップ日までの残量は無くなります。
トップアップする場合には、これまでに使用している日数(バイト数)のプランと同じプランを選択する必要は、ありません。
“ZIP SIM(旧Ready SIM)が継続使用可能になった。” の続きを読む
T-Mobile USは先月2014年3月23日にポストペイド契約のサービス内容を改定したばかりで、
T-Mobile USが、ポストペイド(Simple Choice)通信料金とデータ通信量を改訂。プリペイドも追随か。 – 2014年3月9日
「高速データ通信、使い放題プラン」以外は、「料金据え置き、500MB高速データを増量」の新料金になりました。
これによって、これまでの高速(3G/4G(HSPA+)/LTE)データの最低容量プランは、従来の月500MBから1GBに増えました。
※ T-Mobile USは、高速データ容量制限を超えた場合には、2G速度で締め日まで無制限/使い放題で使用継続できます。
本日、T-Mobile USは更に料金の安い新エントリープランを発表しました。「アメリカ国内通話/テキスト使い放題、高速データ通信500MBまで(容量制限後は2G速度で使い放題)」の条件で、月$40で加入できるポストペイド・プラン、Simple Starter Planを今週土曜日(2014年4月12日)からT-Mobile USショップで提供開始します。
また、同様の条件のプリペイドプランを、5月17日から提供します。
【CNet】T-Mobile targets budget-conscious with $40 ‘Simple Starter’ plan – 2014年4月9日
T-Mobile USの低料金路線に対抗して、今年に入りAT&TやVerizonもローエンド/エントリーレベルのポストペイド・スマートフォン料金を新しく提供開始している中、T-Mobile USはこれら競合他社より更に安い料金プランを提供し、UnCarrierポジションを堅守したいようです。
ポストペイド・スマートフォン最低月料金比較:
キャリア |
ポストペイド・プラン名 |
月料金 |
アメリカ国内通話 発信・着信 |
SMS テキストメッセージ |
データ通信 基本料金内 |
データ通信 超過分 |
その他制限 |
T-Mobile US |
Simple Starter |
$40 +諸税 |
使い放題 |
使い放題 国外番号へは送信不可? |
500MBまで |
1日$5/最大500MBまで高速 1週間$10/最大1GBまで高速 |
国際ローミング不可。 契約束縛無し。 端末定価購入 または 持ち込み。 端末代割賦支払いはオプション(Jump!プラン)。 |
AT&T |
Mobile Share Value |
$45 +諸税 |
使い放題 |
使い放題 |
300MBまで |
300MB毎に$20 |
契約束縛無し。 端末定価購入 または 持ち込み。 端末代割賦支払いはオプション(Nextプラン)。 |
AT&T |
Mobile Share Value |
$60 +諸税 |
使い放題 |
使い放題 |
300MBまで |
300MB毎に$20 |
2年契約。 端末代は割引有り。 |
Verizon |
More Eveeything |
$45 +諸税 |
使い放題 |
使い放題 |
250MBまで |
250MB毎に$15 |
契約束縛無し。 端末定価購入 または 持ち込み(Verizon版のみ)。 端末代割賦支払い必須(Edgeプラン)。 |
Verizon |
More Everything |
$55 +諸税 |
使い放題 |
使い放題 |
250MBまで |
250MB毎に$15 |
2年契約 または 契約束縛無し。 2年契約の場合は端末代は割引有り。 |
Sprint |
Framily Plan |
$55 +諸税 |
使い放題 |
使い放題 国外番号へは$0.20/通 |
1GBまで |
1MB毎に$0.015 |
契約束縛無し。 端末定価購入 または 持ち込み(Sprint版のみ)。 端末代割賦支払いオプション(Easy Payオプション)。 |
Sprint |
Unlimited, My Way |
$70 +諸税 |
使い放題 |
使い放題 国外番号へは$0.20/通 |
1GBまで |
1MB毎に$0.015 |
2年契約。 端末代は割引有り。 |
“T-Mobile USがポストペイド最低料金プラン$40を追加。” の続きを読む
ドコモが2014年3月31日から北米・香港・マレーヒア・フランス・プエルトリコ/米領バージン諸島でLTE国際ローミングを開始するとの案内が、本日発表されました。
【NTT Docomo】LTE国際ローミングを提供開始-現行の2種類の海外パケット定額サービスで、LTEによる高速パケット通信がご利用可能に – 2014年3月26日
発表内容にありますが、「※ 注意5 対応機種によりご利用いただける国・地域が異なります。」
そこで、対応機種15機種(2014年3月26日時点)が北米(アメリカ、カナダ)で使用できるかどうか、LTEの周波数をチェックしてみました。
“ドコモが北米でLTEローミング開始、発表された対応機種の北米LTE周波数対応表” の続きを読む
T-Mobile USのポストペイド契約Simple Choiceの料金と使用バイト数が本日、2014年3月23日から改訂されるのに伴い、
T-Mobile USが、ポストペイド(Simple Choice)通信料金とデータ通信量を改訂。プリペイドも追随か。 – 2014年3月9日
T-Mobile USプリペイド料金も、予想通り本日より変更になりました。
【T-Mobile US】プリペイド・プラン・ページ
テテザリングは全てのプリペイドMonthly Planで使用可能という表記がありますが、そのバイト数は明確に表記されていません。下の表では、ポストペイドSimple Choice契約で許されているテザリングのバイト数を表示してあります。また、「月$30、通話100分まで、高速データ通信5GBプラン」ではテザリングがうまく出来ないと言う報告もあります。
“T-Mobile USのプリペイド料金改定” の続きを読む
さて、一昨日の
アメリカのSIM、基礎知識101 – 2014年3月21日
では、アメリカで使用する際に知っておくべきSIMの基本を書きましたが、その中で北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)では周波数が違うので、注意する必要があるということを書きました。
今日の記事では、日本で一般的に入手可能なSIMフリー端末の、アメリカでの周波数対応(使用可否)をリストしてみたいと思います。
※ 日本の端末の周波数対応は必ずしもネットで全てが公開されていないので、間違っているところがあったら教えてください。
“アメリカで使える(使えない)、日本で一般に入手可能なSIMフリー端末と、周波数対応一覧” の続きを読む
今でも
「今度、アメリカへ行きます。私の使い方は、通話がxxx分、国際電話はxxx分、データはxGBくらい(または、使い放題)。この目的に合うSIMは、どれですか?」
と聞かれることがあります。
ホント、困るんですよね、そういう質問をされても。
■ アメリカの携帯SIMの基本
そもそも、
(1) アメリカには100-200、ひょっとしたらそれ以上のMVNO(プリペイド携帯SIM会社)があります。
アメリカのプリペイド携帯電話会社:【ほぼ】完全リスト – 2012年12月26日
(2) アメリカでは、物理的なSIMと、通信プラン(通信料金)は、独立しているのが一般的です。
つまり、入手した(購入した)一つのSIMは、そのSIMをアクティベーションする時(使えるようにする時)に、その会社が提供するどの通信プランにでも紐付けできるのが一般的です。
(例外は、今のところアクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)だけ。)
また、開通後も通信プランを途中で変更することも可能な場合も多いです。
日本のかたは日本通信やIIJMioなどのSIMの売り方を見ているから、SIMを買うときに通信プランも決めないといけないと思うのでしょうね。
アメリカでは、(ZIP SIM(旧Ready SIM)以外は)SIMを購入するときには、プラスチックの板を買うだけであって、通信料金は別、というのが大前提です。
もっとも、プラスチックの板のSIMと、トップアップカード(または通信クレジット)を、バンドルした商品と言うのはありますが・・・
“アメリカのSIM、基礎知識101” の続きを読む
T-Mobile USのMVNOで、アクチが簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)は、今年(2014年)初めから「通話/テキスト/データ通信SIM」でカット無しのナノSIMを出荷開始しています。
当サイトの商品購入代行ページでもこれを一部在庫し始めましたので、「ナノSIM」の料金を、「ノーマル/マイクロ」SIM兼用と同価格に値下げしました。
ご利用ください。
なお、データ通信専用SIMの場合は、これまで通り$2増しでノーマル/マイクロSIMからのカットとなります。
商品工購入代行ページではご案内していませんが、通話/テキスト専用SIM(データ通信無し)も、必要な方には特注で代行しています。
当サイト代行のZIP SIM(旧Ready SIM)には、ZIP SIM(旧Ready SIM)と一緒に旅行に持っていける表裏1ページの「日本語マニュアル」が付いてきます。
Net10、StraightTalk、Simple Mobileを傘下に持つTracfoneは、2013年9月からStraightTalkとNet10のAT&T回線用SIMでLTEへの接続を開始していました。
AT&T MVNO StraightTalk(とNet10)が、「月$45で使い放題」プランにAT&TのLTE対応開始 - 2013年9月13日
そして、2013年年末にはSimple Mobile(T-Mobile US回線仕様)がLTE接続を開始しています。
T-Mobile USのMVNO、Simple Mobileが、LTE接続開始 - 2013年12月31日
Simple MobileのLTE接続で、同じTracfone傘下のNet10とStraightTalkのLTE接続が待望されていましたが、先週、それが開始されたようです。
StraightTalkは同時にAT&T回線用とT-Mobile US回線用のナノSIMも発売を開始しました。
【Phandroid】Straight Talk now offering nano SIM cards, LTE data on T-Mobile – 2014年3月13日
Net10ではまだナノSIM販売の案内は無く、T-Mobile US回線SIMでLTEが使用可能の案内もありません。が、間もなく可能になると思われます。(AT&T回線では既にLTE接続可能。)
AT&TもT-Mobile USも、H2O WirelessやZIP SIM(旧Ready SIM)を含む他のMVNOでのLTE接続許可が待たれます。
T-Mobile USのLTE周波数は、AWS (Band 4)です。2014年後半からは700MHz Band 12、1900MHz Band 2でも開始されます。
Sprintが自社ブランドのプリペイド携帯料金を、昨日(2014年3月14日)刷新しました。
【Sprint】Welcome to Sprint Prepaid
・・・と言っても、ほとんどの人には向かないので、この情報はスルーで結構です。
理由は、
● 使用できる携帯(スマホ)が、Sprint版として発売された携帯でないといけない。
● 現在Sprintプリペイドで使用できる携帯は、以下のモデルに限る:
- Sprint版Samsung Galaxy S4 Mini(LTE、Spark互換機)
- Sprint版Samsung Galaxy S3 (LTE互換機)
- Motorola Moto G(3G通信のみ)
- Sprint版iPhone 4s(3G通信のみ)
● 通信料は自社プリペイド専用ブランドのVirgin Mobile USAやBoostMobileよりも高い。
よって、中古のSprint版携帯(スマホ)が余っていて、なんとか回線を安く再アクティベートしたい場合以外は、Sprintでプリペイドを契約する意味がありません。
しかも、現在、SprintのMVNOのTingでは、多くのSprint版(中古モデル)スマホをそのまま使用できます。最近では2014年3月12日からSprint版iPhone 5の利用が、Tingで可能になっています。(つまり、Sprint版のiPhone 4/4s/5がTingで使用できます。)
※ TingでSprint版iPhone 5を使用するためには、そのIPHONE 5にもともと付いてきたSIM(もちろん、Sprintとは解約済みであること)が必要です。それは、SprintはSIMと本体が紐付きになっていて、他のSprintのSIMでは本体が使用できないからです。
Tingは、将来的にはSIMの発行が出来るよう、期待していると言うことです。(Tingは現在はNexus 5北米版以外には、新規SIMは発行できない。)
Tingの毎月の最低料金は、月$6からです。
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“Sprintが自社ブランドのプリペイド携帯料金を刷新” の続きを読む
最新のアメリカ3大携帯会社の価格競争です。(はい、Sprintは今のところ今回は価格競争に参加していません。何しろ、Sprintとしては、今の他社3社の価格改訂は「本質的な価格競争ではない。」とトップが主張していますから、こんな微々たる価格調整には参加したくないのでしょう。)
● 2014年3月7日、T-Mobileが最低プラン(月$50)のデータ通信容量を2014年3月23日から2倍の1GBにすると発表。中間Tier(月$60)も500MB増加で3GBまで高速へ。上位Tier(月$70)は無制限から5GB(5GB以上は2G速度で使い放題)に限定するも、$10値上げで(月$80で)高速無制限プランを追加。結果的に、最低プランと中間プランの容量拡大、無制限プランの値上げ。
● 2014年3月8日、AT&Tが2GBデータ通信プランを$15値下げして、$80から$65へ。(2年契約端末割引購入契約者は、2年束縛期間は$95から$80へ値下げ。)
これに対するVerizonの対抗策は、本日発表の・・・
● 2014年3月13日、Verizonは毎月1GB~2GBデータ通信を使用する加入者へ、これまでの共有プラントは別に新たに「Single Line Plan」を提供開始し、契約束縛無し(端末定価購入、または、持ち込み)で月$60(1GB)または$75(2GB)。端末の支払いを24か月分割払いにすると、通信料が更に$10割引されて月$50(1GB)または$65(2GB)になります。
【Verizon】New, Single Line Plan, Starting at $60 Monthly Access
「Single Line Plan」は一台加入のポストペイド契約で、この1GB/2GBのデータ通信量は他の携帯やiPad/タブレット/ポケットWiFiなどと共有することは出来ません。・・・あれ、Verizonはそういうプランは2年前に放棄したはずなのですが・・・
スマホブームも落ち着いてきて、また、LTE通信の使用できる地域が増え、一般ユーザーでも毎月500MBから2GBの高速データ通信を使うようになり、この使用量帯域のユーザーを対象に現在、3大キャリアは価格競争を繰り広げております。
AT&Tポストペイド契約の変更をしました。
というのも、筆者が加入していたこれまでの旧プランは
● 通話が1ヶ月450分まで$39.99(未使用分数は翌6ヶ月までCarry-overがある)
● テキストは1通当たり20セント(数ヶ月前に間違えて、「月$5で200通まで」プランを削除してしまった。そのプランは旧プランなので、キャンセル後は再加入できない。)
● データは$20で300MBまで、テザリング不可。
でしたが、久しぶりに調べてみると最新のデータ共有プラン(と言っても、筆者がAT&Tに加入している端末は1台のみ)でも毎月の料金は同じ($0.01高いが、無視できる範囲内。)で、
● 通話が使い放題
● テキストも使い放題
● データは$20で300MBまで、テザリング可
になるので、メリットがあると思ったのでした。
AT&TはVerizonと同じく、2013年10月25日からは加入端末数が1台でも「共有プラン(Mobile Share Value Plan)」に加入するしか選択が無くなりました。従来の通話定額プランの加入者も、プランを「共有プラン(Mobile Share Value Plan)」に変更すると、元のプランには戻れなくなります。
しかし、少なくとも最低加入プランを比較してみると、従来プランよりも共有プランの方がメリットがありますね。
|
従来プラン |
共有(Mobile Share Value)プラン |
通話 |
国内は450分まで$39.99 未使用分は6ヶ月Carry-Over |
使い放題 使い放題なので、Carry-over不要 |
SMSテキスト |
国内宛が1通$0.20 |
国内・国際使い放題 |
データ通信 |
300MBまで テザリング不可 |
300MBまで テザリング可 |
料金(税抜き) |
$59.99 |
$60.00 |
オンライン・アカウント管理サイトへのログインIDとパスワードを作っておけば、プラン変更はいつでも簡単に出来ます。
“AT&Tポストペイド契約のプラン変更手順” の続きを読む
最近、アメリカ4台携帯各社のプランが頻繁に変わるので、追いついていけませんよね。
アメリカのポストペイド携帯契約を再調査したので、
アメリカでiPhoneをポストペイド加入する場合の料金 – 2011年1月14日 【最終編集日:2014年3月12日】
その料金を表にして4社比較したいと思います。
■ スマートフォン、月最低料金プラン
キャリア |
プラン名 |
条件 |
毎月の料金総額(税抜き) |
通話 |
テキスト(SMS、MMS) |
データ通信 |
テザリング |
その他、特徴 |
AT&T |
Mobile Share Value Plan |
2年契約 端末割引有り(iPhoneは$450) 早期解約料$325-$10x契約継続月数 |
$60 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
300MBまで 超過料金は300MB当たり$20 |
可 |
AT&T公衆WiFi無料 国際データローミング 国際LTEデータローミング |
AT&T |
Mobile Share Value Plan |
契約束縛無し(No Contract Option) 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$45 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
300MBまで 超過料金は300MB当たり$20 |
可 |
AT&T公衆WiFi無料 国際データローミング 国際LTEデータローミング |
AT&T |
Next Plan |
契約束縛無し(No Contract Option) 端末定価購入 端末代20ヶ月または26ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$45 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
300MBまで 超過料金は300MB当たり$20 |
可 |
AT&T公衆WiFi無料 国際データローミング 国際LTEデータローミング |
Verizon |
More Everything Plan |
2年契約 端末割引有り(iPhoneは$450) 早期解約料$350-$10x契約継続月数 |
$55 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
250MBまで 超過料金は250MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
More Everything Plan |
Month-to-Month契約 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$55 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
250MBまで 超過料金は250MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
More Everything Plan + Edge |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$45 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
250MBまで 超過料金は250MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
Single Line Plan |
契約束縛無し(No Contract Option) 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$60 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は500MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
Single Line Plan + Edge |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$50 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は500MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Sprint |
Unlimited, My Way Plan |
2年契約 端末割引有り(iPhoneは$450) 早期解約料最大$350 |
$70 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は1MBあたり$0.05 |
追加料金$10 |
国際データローミングは高い |
Sprint |
Framily Plan |
契約束縛無し 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$55 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は(不明) |
(不明) |
国際データローミングは高い |
Sprint |
Framily Plan + Sprint Easy Pay |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$55 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は(不明) |
(不明) |
国際データローミングは高い |
T-Mobile US |
Simple Choice |
契約束縛無し 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$50 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 1GBを超えると2G即速度で使い放題 |
可 |
国際データローミングは2G速度で無制限で無料。 追加料金で3G速度で使用可。 |
T-Mobile US |
Simple Choice + Jump |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$50 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 1GBを超えると2G即速度で使い放題 |
可 |
国際データローミングは2G速度で無制限で無料。 追加料金で3G速度で使用可。 |
“アメリカのポストペイド携帯契約料金、各社比較” の続きを読む
昨日のT-Mobile USのポストペイドSimple Choiceプランのデータ容量増加発表(実施は2014年3月23日から)に対抗し、AT&Tは本日、ポストペイド共有プランのMobile Share Value Planで、2GBデータ定額を$15値下げして、月$55から$45に下げることを発表しました。実施は明日、2014年3月9日からです。これにより、1台契約の場合、2GBデータ定額で以下のように料金が変わります。
既存の契約者は自動的には料金が変わらないので、オンライン、カスタマーサービスへ電話、または、ショップでのプラン変更手続きが必要です。
プラン (2GBプランのみ料金変更) |
2014年3月8日まで 旧料金 |
2014年3月9日から 新料金 |
比較参考 300MBプラン 新旧変わらず |
比較参考 1GBプラン 旧加入者は継続可能 新規加入者は加入不可 |
2年契約 データ共有2GBプラン Mobile Share Value Plan 2GB (端末割引適用) |
2GBデータ定額 $55 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$95 |
2GBデータ定額 $40 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$80 |
300MBデータ定額 $20 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$60 |
1GBデータ定額 $45 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$85 |
2年契約 データ共有2GBプラン Mobile Share Value Plan 2GB (端末割引無し=定価購入 または、 最後に端末割引を適用してから2年経過後 または、 端末持込契約)
または、Month-to-Month(No Contract)契約 |
2GBデータ定額 $55 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$80 |
2GBデータ定額 $40 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$65 |
300MBデータ定額 $20 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$45 |
1GBデータ定額 $45 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$70 |
AT&T Next、端末代分割払い データ共有2GBプラン Mobile Share Value Plan 2GB (端末割引無し=定価購入、 端末代は20回または26回分割払い) |
2GBデータ定額 $55 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$80
プラス、端末分割代金 |
2GBデータ定額 $40 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$65
プラス、端末分割代金 |
300MBデータ定額 $20 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$45
プラス、端末分割代金 |
1GBデータ定額 $45 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$70
プラス、端末分割代金 |
これによると、現在「1GBプラン」に加入している場合は、明日以降に2GBに変更したほうが月$5安く、かつ、2倍のデータ通信量が使えます。
なお、アメリカ国内通話と、国内・国外テキストは、使い放題になります。(国外向けテキストは、2014年2月28日から無料。)
AT&Tでは2013年12月8日より、
● AT&T Next契約者、
● 端末を定価で購入した場合、
● 端末の2年割引適用(2年契約)を満了した場合、
● 端末を「持ち込み」で契約する場合
に、1台あたりの「プラン月加入料金」(実質的に、「通話・テキスト使い放題」利用のための月基本料金)を月$15割引しています。
先月末にお伝えしたように、
【噂】Verizonがプリペイド・スマホ通信料金を2014年3月2日より改定か – 2014年2月25日
Verizonは正式に同社のプリペイド・スマホ料金を2014年3月3日から改定しました。
【Verizon】New Prepaid Plan Has Customers “ALLSET” – 2014年3月3日
これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで(【期間限定サービス】自動更新支払いに登録すれば、データ通信は月1GBまで無料。)
BRIDGE DATAと呼ばれる追加データ通信オプションがあり、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
で可能。更に、このBridge Data追加オプションは、一ヶ月に2個まで追加可能です。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。
Verizonのプリペイド・スマートフォン・プランは、3G通信までしか加入できず、LTE通信には加入できません。(Verizonのプリペイド・ポケットWiFiとiPad/iPad Mini/Nexus 7は、LTEまで加入できます。)
したがって、Verizonのプリペイド携帯プランが特にお勧めと言うわけではないのですが、これまでプリペイド・プランの価格が他社よりも高く、比較にもならなかったVerizonが、料金的には他社と横並びのプリペイド月極め料金を出して来たことは、注目に値します。Verizon社としても、業界のプリペイド携帯分野の成長を無視するわけにはいかなくなった、と言うことなのでしょう。
AT&Tは本日、スペインで開催されているMWC(Mobile World Congress 2014)で、LTE国際ローミングを13ヵ国増やし、合計15ヵ国で可能になったと発表しました。
LTE国際ローミング可能な国は、既に2013年12月に発表されている
● カナダ(Rogers)
● イギリス(EE)
に続き、
● スペイン(Orange)
● フランス(Bouygues Telecom)
● スイス(Swisscom)
● ロシア(MegaFon)
● 日本(NTTドコモ)
● 韓国(KT)
● オーストラリア(Telstra)
● 香港(Hong Kong Telecom)
● マレーシア(Celcom)
● フィリピン(Global Telecom)
● シンガポール(Mobile One)
● グアム(DoCoMo Pacific)
● アンティグア・バーブーダ(Digicel)
となります。
【AT&T】LTE Roaming Now Available in More Countries – 2014年2月24日
【PR Newswire】AT&T Launches LTE Roaming in More Countries; Remains Only U.S. Carrier to Offer International Data Roaming on LTE – 2014年2月24日
これらの地域では現地のLTE周波数に対応した端末を使用すれば、Data Global Add-Onを追加することで、追加料金無しでLTEが利用可能です。
“AT&TのLTE国際ローミングが13ヵ国増えて、15ヵ国で可能に” の続きを読む
昨日、近所の食品スーパーのSafewayへ行ったら、カスタマーサービスデスクの横に新しいプリペイド携帯/トップアップカードのポップ(陳列)がありました。
なんだかんだと週に1-2回は行っているスーパーですが、このポップには始めて気がつきました。
今までも各プリペイド携帯会社のトップアップカードは、他の百貨店やレストランチェーン、オンラインショップ、VISA/Master Card/Amexなどのギフトカードと一緒に商品棚のエンドのポップで販売していましたが、食品スーパー内でプリペイド携帯関連だけ独立して陳列されているのは初めて見ます。
“全米食品スーパーチェーンのSafewayのプリペイド携帯コーナーが充実されていた。” の続きを読む
SprintによるT-Mobile US買収の資金が、銀行や証券会社によって準備が進んでいる噂が流れて2014年2月5日午後に株価が約7~8%の急上昇したSprintとT-Mobile US株ですが、同日夜、この買収が政府認可当局に認可される可能性が低いというアナリストニュースが相次いで流れ、翌2014年2月6日は両社株とも急下落。結果的には両社株とも、噂前の2014年2月5日午前の株価レベルに戻っています。
Sprint/T-Mobile USの合併が現在の状況では認められにくい状況の一つとして、アメリカ政府司法省およびFCC通信委員会の立場が、「アメリカの携帯業界は、現在、GSM/W-CDMAキャリア2社 + CDMA2000キャリア2社」で競争を続けるのが望ましい、という立場をとっていることにあります。
「2+2」競争体制は、2011年のAT&TによるT-Mobile USA買収時の審査(最終的に反対意見)で司法省が示した態度であって、その後2年間で、この方針がまだ大きく変えられるほどの携帯業界の大変化は、アメリカには起こっていません。
つまり、
● GSM/W-CDMAキャリア = AT&T、T-Mobile US
● CDMA2000キャリア = Verizon、Sprint
です。一部に「4社競争を、3社競争に会社の数を減らし、第3位と4位が合併することによって、トップ2社と資金的にも加入者数的にもほぼ同等にすることによって、より競争の土俵が均等化する」という議論があるようですが、アメリカの携帯業界の流れを見ている筆者には、「2+2競争」をまだ方針として堅守しているアメリカ政府司法省/FCCを説得するには、「4社⇒3社競争」理論はまだ説得力が弱いと思われます。
「2+2競争」理論の裏には、
● GSM/W-CDMAキャリアは端末の相互互換性がある程度あり、海外ローミングや、海外からの訪問者の所有する携帯の米国内ローミングに対応可能
● CDMA2000キャリアは、国内通信のみの競争
という立場から、「AT&T vs T-Mobile US」の競争と「Verizon vs Sprint」の競争を、アメリカ司法省/FCCは「多少、違う競争」と見ているからです。
アメリカの携帯業界と、最近アメリカン航空とUSエアウェイズの合併を認めて3大航空会社競争の状況を作ったアメリカ航空業界の違いは、そこにあります。
“アメリカの携帯業界は「4社競争」状態ではなく、「2+2競争」状態である。” の続きを読む
JD Powers調査による、アメリカ携帯会社のカスタマーサービス対応に関する最新の顧客満足度調査(2013年7-12月期に調査)の結果が、本日、発表されました。
中には、このような調査を基に携帯会社を選ぶ方も居ると思うので、ご紹介しておきます。
【JD Powers】2014 U.S. Wireless Customer Care Full-Service Performance Study and U.S. Wireless Customer Care Non-Contract Performance Study–Vol. 1 – 2014年2月6日
【ZDNet】T-Mobile closes J.D. Power customer satisfaction gap on AT&T, Verizon – 2014年2月6日
これによると、4大キャリアのカスタマーサービス対応に関する顧客満足度は、満点1000点として
● AT&T 793点
● Verizon 788点
● T-Mobile US 778点
● Sprint 757点
注目されるのが、昨年同期は760点で最下位だったT-Mobile USが778点で3位に浮上し、Verizon/AT&Tとのギャップを縮めています。
Sprintは昨年は771点で第3位だったのですが、ポイントも757点に下がり、最下位に転落しています。
“2013年後期、アメリカ携帯会社のカスタマーサービスのJD Powers顧客満足度調査結果” の続きを読む
以前、
アメリカ:ポストペイド携帯料金の支払い方 – 2013年7月24日
を書きました。
プリペイド携帯の料金の支払い方法に関しては、
アメリカ:プリペイド携帯料金の支払い方 – 2013年7月22日
で書きました。
アメリカに到着したばかりで初めてポストペイド携帯を契約したばかりだと、契約はして、携帯は手にしたものの、「その後の毎月の支払いは、どうやって払うのか?」と疑問に思うことが多いようですね。色々な質問サイトなどでも、よく目にします。
日本は最近、銀行口座からの自動引き落としが多いんですかね。
アメリカの料金の支払いは、(携帯電話会社に限らず)一般的に、
ステップ1:請求書が郵便で送られてくる。
- 請求額と、支払期限が書かれている。請求書と一緒に、返信用封筒(切手は自分で貼る)が入っていることが多い。
ステップ2:支払期日までに相手に届くように、請求書の支払い部分と、請求額金額の小切手を、返信用封筒に入れて送る。
- 切手は自分で貼る。
- 会社によってはクレジットカード番号を請求書の支払い部分、または、その裏に書けば、クレジットカードで支払える会社もある。(今のところ携帯会社では、無いようですが・・・)
- 次月からのチェッキングアカウントからの自動引き落としの申し込みや、住所変更も、この時に可能。(「請求書の支払いタブ」の表の指定箇所にチェックして、裏に詳細を書き込むのが、普通。)
- 最近は、どの会社も、支払期日までに支払いが届かないと、Late Feeが数ドル課せられることが多いので、期限までに到着するように送ってください。
が、基本です。
大体、アメリカってのは「請求間違い」が有り得る国で、一度払ってしまったお金を「相手の間違い」だからと言って取り戻すのは、手間と時間と労力が掛かるところです。
日本のように、請求元の請求金額も確かめずに、請求金額を信用して、銀行口座から請求と同時に自動引き落としを許すのは、アメリカ的感覚では危ないことです。
まずは請求金額を確かめ、その金額を認めて、不明であれば相手(カスタマーサービス)に聞き、納得してから支払いの手続きをするのが、安全な国です。
アメリカでの生活の知恵として、あんまり相手を盲目的に信じないほうが良いと思うのですが・・・
もちろん、オンラインアカウント管理画面がアクセスできれば、そこからクレジットカード/デビットカードや銀行口座指定でも支払えます。ショップへ行ってクレジットカード/デビットカード/小切手(チェック)/現金で支払うことも可能です。
“アメリカ:ポストペイド携帯料金の支払い方(小切手を使う編)” の続きを読む
AT&Tは昨日、既存の2年契約者が早期解約料無しで、「長期契約束縛の無い、端末分割ポストペイドプログラム、Next」に契約変更できることを発表しました。
対象者は、以下の通りです。
● 2014年1月18日以前に、AT&Tとポストペイド2年契約を契約している加入者。
● Nextプログラムに契約変更する時点で、2年契約の6ヶ月以上が経過していること。
● Nextプログラムは、契約期間の束縛無し、早期解約料金無し。(ただし、解約時に端末の残債は完納すること。)
● Nextプログラムに変更する際に、新しい端末を「Next」端末代金の支払い条件で購入し、それまでの端末をAT&Tに返上する。
● Nextプログラムの端末代金支払い条件は、端末は定価で購入、端末代金は頭金ゼロ(消費税分は契約時に払う)で、無利子で、20ヶ月または26ヶ月均等払い。
● 分割支払い中は、12ヶ月(20回分割払いの場合)または18ヶ月(26回分割払いの場合)ごとに新しい端末と交換できる。
● 交換した際に、古い端末の端末代金残債は免責(免除)され、新しい端末代金の分割が新しく20ヶ月または26ヶ月均等払いで始まる。
● 残責を完済した際には、その端末を手元に持っておくことができる。それ以外の場合には、端末はAT&Tに返納する。
● Nextプログラムの通信料金は、「Shared Data」プランのみ。(通話とテキストは「使い放題プラン」のみ。データ通信は、必要量に応じて各自選ぶ。)
つまり、「去年の夏にiPhone 5や4sをAT&Tで2年割引で買って契約した。でも、新しいiPhone 5sを早く使いたい。」という人は、これまでは
▲ 2年契約が終了するのを待つか、
▲ iPhone 5sを定価で一括払いで買うか(この場合は、古いiPhoneはキープできるか、自分で下取りサイトを見つけて下取りしてもらう。)、
の二択でしかなかったのが、
▲ AT&Tの2年契約から(早期解約料無しで)AT&T Nextに契約変更することによって、頭金ゼロ(消費税分は契約時に払う)で20ヶ月(または26ヶ月)分割払いすることにより、新しいiPhone 5sを入手できる。(契約変更時に、古いiPhoneや携帯は、AT&Tに返納。)
という選択が増えることになります。
参考:
【CNet】AT&T jumps on early upgrade bandwagon, but only for existing customers – 2014年1月20日
■ Verizonは本日2014年1月21日より、ポストペイド契約「Share Everything」プランのデータ通信料金に、これまでの「500MBまで月$40」よりも安い「250MBまで月$20」を追加します。
ポストペイド契約「Share Everything」プランでは、基本料金としてスマートフォンは月$40で「アメリカ国内通話+テキストが使い放題」、フィーチャーフォンは月$30で「アメリカ国内通話+テキストが使い放題」が使用出来て、これに自分で選択したデータ通信料金を追加して加入します。データ通信料金は、複数の端末(10台までの携帯/タブレット/モバイルルーター端末)で共有できます。
この新データ通信料金追加により、一台の端末(スマートフォン)でVerizonのポストペイド契約に加入する場合、これまでは月最低$80+諸税(データ通信は500MBまで含まれる)だったものが、月$60+諸税(データ通信は250MBまで含まれる)になり、他社と同程度の料金になり、「Verizonは高い」という先入観を打ち破ろうとしています。
Verizonのこの発表は、T-Mobile USなどの低価格ポストペイド価格に対抗する狙いと思われており、今後、アメリカ携帯キャリアの価格競争が更に激化することが予想されます。
【CNet】Verizon introduces cheaper Share Everything plan for $60, 250MB – 2014年1月21日
Verizonは本日の四半期業績発表で、ポストペイド加入者の70%がスマートフォンを使用していることを発表し、同社のLTEは人口カバー率97%(3億500万人)、同社の3Gエリアの99%はLTEでもカバーされた、と発表しています。
また、2013年第4四半期のポストペイド加入台数増は160万台、2013年全体では410万台の加入台数増と発表しています。2013年末には一般加入者台数は1億280万件に増えたそうです。うち、 9680台がポストペイド加入端末です。(端末数には、タブレット端末も含まれます。)
口座数では、2013年末には3510万口座の契約です。これにより、1口座あたりの加入端末は2.8端末という計算なります。
【BGR】Verizon recovers from huge loss with $5 billion Q4 profit – 2014年1月21日
“Verizonがポストペイド契約のスマホ/iPhone最低加入料金を月$20引き下げて、月$60からに。” の続きを読む
筆者は業界アナリストではないので、情報はあちこちの聞きかじり(読みかじり?)情報しか持っておらず、こんな標題の件は自分の知識の不十分さを世間に暴露するようで、あまり書きたくないのですが・・・
しかし、日本の所謂「業界記者」様の方々にもっとしっかり調査をしていただいて、もっと現実的な記事を書いていただきたいので、標題の件で思っていることを少し書きたいと思います。
● T-Mobile USは2014年1月8日、ラスベガスのCES会場で発表会を開き、前期(2013年第4四半期)の業績の一部を発表しました。
これによると、2013年第4四半期の加入者純増は164万5000人、昨年1年間で440万人の純増があったことを明らかにしました。
これに対し、Sprintの2013年第4四半期業績は、加入者純減が証券会社アナリストコンセンサスで26万人、一部の証券会社アナリストによると40万人程度の純減になると予想しています。
このペースで行くと、1年後にはSprintが加入者ベースでNo.3からNo.4に転落、T-Mobile USがNo.4からNo.3に上昇します。
また、T-Mobile USはラスベガスのCES会場での発表会で、他社からのMNP転入者に対して、他社の2年契約早期解約料をリベートすることを翌日から実施することを発表しました。
少なくともこの発表会の直後から、そして今でも、ツィッターの世界では早速、他キャリアからT-Mobile USへ転入した沢山の人たちが、T-Mobile USのCEOのJohn Legere氏へ写真付きで転入報告を行っています。
この調子では、今期もT-Mobile USの躍進は間違いないでしょう。
これだけ今、T-Mobile USが躍進して、「業界の台風の目」的活躍をしていると、この活動を急停止されるような「(業界負け組みの)Sprintによる、(業界で今一番ホットな)T-Mobile US」買収は、公正取引・消費者保護の観点からは、アメリカ政府規制当局(司法省とFCC)は絶対に許可しないでしょう。
競争相手を潰すための買収は、許されません。
“Sprint(ソフトバンク)のT-Mobile US買収が、どんどん遠のいていく件” の続きを読む
標題の件に関して、実はSprintも、Clearwireも、公式には何も発表していないんですよね。
まず第一に、Clearwireは資金の保全を図るため、2010年10月ころからWiMAXの新設と追加設備投資を一切行なっていません。
そして、ClearwireがSprintにまだ100%買収されていない時期(それでも、そのときはSprintはClearの51%株主だったんですが・・・)である2011年12月1日に、Clearwireの社債の利息不払いを防ぎ、破産を防ぐため、Sprintは、ClearwireのMVNOとしてClearwireに支払う通信料のバックペイと前金一部を払い、新しい契約を結びました。そのときの内容としては、
● Sprintは2012年末まで、WiMAX対応端末を販売する。(それ以降は、Sprintポストペイドブランドでは、販売しない。)
● 2012年と2013年は、SprintからClearwireへの支払いを、固定で9億2600万ドルとする。(2014年以降は、回線使用量に応じての支払いとする。)
● Sprint WiMAXポストペイド契約の最後の契約者の2年契約が修了する2015年(through at least 2015)まで、WiMAX回線使用(再販)の契約を行う。
となっています。
【Sprint】Sprint and Clearwire Announce New Agreements – 2011年12月1日
この文章の「through at least 2015」という言葉の解釈が、2015年1月1日なのか、2015年12月31日なのかは、一般の解釈が分かれています。
「Sprintポストペイド契約のWiMAX兼用端末最終日の2012年12月31日に2年契約をしたユーザーは2014年12月30日には契約が切れるので、WiMAXの停波は2015年1月1日では?」と解釈する人と、「英語文章的にthrough at least 2015というのは、2015年一杯を意味するから、2015年12月31日までだ。」と解釈する人と。
“アメリカのWiMAXは、いつ停波するのか?” の続きを読む
昨日(2014年1月9日)、今年(2014年)のラスベガスでのCESのアメリカ4大キャリアのLTE電波状況を検証してきました。
いつもは常連の日本企業様への同行のため自分のペースで会場を見られませんでしたが、今回は、好きなように1日回れました。
空港からMGMへタクシーで行って、モノレールでHarrah’s駅へ。そして、従業員用近道を知らない私は長い距離を歩いてVenetian会場に最初に行って、入場バッジを受け取りました。
そのあと、今年のCESの賞を貰った製品のコーナーを見たのですが、iBeacon宝探しの通知をiPhoneで受けるにはアプリでScavenger Huntの画面を起動しておかないといけないことを知らず、Venetian会場でiBeacon宝探しの”バッジ”を貰うのを忘れ、最後にコンベンションセンターからもう一度Venetianへ戻る・・・という顛末に。。。
宝探しは割と簡単で、Scavenger Huntメニューを一度起動しておくと、ホーム画面に「iBeaconが近い」という通知が来ました。
“CES 2014ラスベガス、4キャリアのLTE検証” の続きを読む
昨日、ある質問者様へもお知らせしましたが、Sierra Wirelessのモバイル・ルーター部門”AirCard”ブランドは、昨年2013年4月2日付けでNetgearに買収されています。
【Netgear】NETGEAR Completes Acquisition of Select Assets of the Sierra Wireless AirCard Business – 2013年4月2日
これに伴い、Sierra Wirelessの”AirCard”ブランドのルーター(特に最近良く購入されているのは、AT&T Elevate 4G Sierra Aircard 754S)のドライバーやFirmware Updateは、全て、Netgearサイトに移行していますので、注意してください。
AirCardのFirmwareダウンロードは、
【Netgear】Support Home > Downloads : Welcome to the new NETGEAR Download Center!
から、モデル名を「Enter a Product Name/Model Number」に入力するか、「PRODUCT DRILLDOWN」をクリックして、
● Select Product Category = Mobile Broadband
● Select Product Family = Mobile Hotspots
● Select Product = 製品名
を選択すると、製品選択ボックスの下にダウンロード可能なソフト(Firmware)がリストされます。
参考までに、AT&T Elevate 4G(Sierra Aircard 754S)の最新Firmwareは、
Firmware Version: SWI9200H_03.05.09.06AP
Web UI Verison: ATT_02.00.31.00 r14
Bootloader Version:SWI9200H_03・05・09.06BT
Firmware Build Date:03/07/12
PRI Version:01.24
Package Verison:SWI9200H_03・05・09.06_att_9900803_0124
です。
現在インストールされているFirmwareのバージョンを知るには、ルーター管理画面から、管理者ログイン(デフォルトパスワード:attamin)して、「About Your Mobile Hotspot」をクリックします。
2013年4月25日 2015年2月16日現在のアメリカ4大キャリアのLTE普及状況を纏めました。
“アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2015年2月16日現在” の続きを読む
最近、iPad AirやNexus 7 LTE(2013)でZIP SIM(旧Ready SIM)がアクティベーション出来ないことが何度かあり、再度、ZIP SIM(旧Ready SIM)の技術担当者との確認を行いました。
その結果、以下のことが確認取れましたので、今後、ZIP SIM(旧Ready SIM)を使用する際に、以下の点にご留意ください。
ZIP SIM(旧Ready SIM)の自動アクティベーションの原理:
ZIP SIM(旧Ready SIM)は、SMSテキストメッセージのチャンネルを利用し、自動アクティベーションを行います。
従って、以下の場合は、ZIP SIM(旧Ready SIM)の自動アクティベーションが行えないことがありますので、回避策を実行してください。
“【重要】ZIP SIM(旧Ready SIM)をiPad/Nexus 7などのタブレットで使用する際の注意事項(一部の日本のスマホにも当てはまります。)” の続きを読む
T-Mobile USのMVNOで、今年(2013年)初めにTracfone(Net10、StraightTalkと同じ親会社)が買収したSimple Mibileでは、数日前からLTEへのアクセスを開始したようです。
● 月$50 米国内通話使い放題、国内・国際テキスト使い放題、データ使い放題(ただし、月3GBまで高速。月3GB以上は2G速度の減速。)
● 月$60 米国内通話使い放題、国内・国際テキスト使い放題、データ使い放題(ただし、月5GBまで高速。月5GB以上は2G速度の減速。)
の契約者は、契約内容(SIM)やAPNの変更無しに、LTEへの接続が可能になった模様です。
Simple Mobile(T-Mobile回線)のLTEに接続するためには、端末が上り1700MHz/下り2100MHz(AWS)のBand 4 LTEに対応している必要があります。
【PrepaidPhoneNews】T-Mobile MVNO Simple Mobile Delivers LTE On $50 and $60 Plans – 2013年12月30日
Simple Mobile ホームページ
Simple MobileのSIMは、家電量販店BestBuyでも購入できます。
また、今月サービスを開始したばかりのT-Mobile USの新規参入MVNO、35orLessも、LTE接続のサービスを提供しています。
【PrepaidPhoneNews】T-Mobile MVNO 35orLess Promo – First Month Unlimited Everything For $20 – 2013年12月27日
35orLessは提供する通信プランは一つだけで、
● 米国内通話使い放題、テキスト使い放題、データ使い放題(ただし、月500MBまでLTEを含む高速。月500MB以上は2G速度の減速。)
会社名の通り、毎月の通信料は$35以下ですが、加入者数によって変わってきます。つまり、加入者が増えれば、月の通信料は安くなります。
現在のところ、今月の通信料は$28.214+$2ユニバーサルアクセス税=$30.214となっています。
35orLess ホームページ
これにより、Simple Mobileと同じ親会社を持つNet10(T-Mobile回線用SIM)やStraightTalk(T-Mobile回線用SIM)を含め、他のT-Mobile USのMVNOも近いうちにLTEアクセス可能になると思われます。
現在、AT&TのMVNOでは、
● Net10(AT&T回線用SIM)
● StraightTalk(AT&T回線用SIM)
がLTEアクセスが可能です。(どちらも、月2.5GBまでLTEを含む高速アクセス。それ以上は、2G速度に速度制限。LTE周波数は、700MHz Band 17を主に使用しています。)
また、StraightTalkはiPhone 5s/5c販売を最近、開始しましたが、iPhone 5の時とは違い、AT&T回線で提供し、LTEへのアクセスが可能になっています。
さて、恒例のラスベガスCES(Consumer Electronics Show、2014年1月7-10日)での通信対策。
過去ログはこちら、
CES 2013 ラスベガス通信対策 – 2012年12月18日
2012 CES期間のラスベガスのモバイル通信状況 – 2012年1月5日
CESも目の前に迫り、最近、去年の記事にヒットして、閲覧している方が居る用なので、2014年向けにデータを更新します。
そもそもこの期間は、世界から15万人以上の参加者が、狭いラスベガスのストリップとコンベンションセンターに集中しますので、携帯電話やセルラー・データ通信は、アクセス混雑で機能しないことが多いです。
ただし、携帯会社も毎年少しずつ学んできて、移動基地局などを緊急に配置して居るようです。
まず、各社の閑散時(平常時)の回線状況:
赤字は、2013年1月にはラスベガスには無かったサービス。
キャリア(回線) |
2G回線 |
3G(or “4G”)回線 |
LTE/WiMAX回線 |
Verizon |
CDMA2000 1x 1900MHz CDMA2000 1x 800MHz |
CDMA2000 EVDO Rev A. 1900MHz CDMA2000 EVDO Rev A. 800MHz |
LTE 700MHz C Band 13 (メイン) (10MHz+10MHz) LTE 1700/2100MHz Band 4 ?(不明) |
AT&T |
GSM/Edge/GPRS 1900MHz GSM/Edge/GPRS 850MHz |
W-CDMA/HSPA+ 1900MHz Band 2 W-CDMA/HSPA+ 850MHz Band 5 |
LTE 700MHz B Band 17 (メイン) (10MHz+10MHz) LTE 1900MHz Band 2 (サブ) (5MHz+5MHz) |
Cricket 2014年初めにAT&Tへ買収/統合完了予定 |
CDMA2000 1x 1900MHz |
CDMA2000 EVDO Rev A. 1900MHz |
LTE 1700/2100MHz Band 4 |
T-Mobile US |
GSM/Edge/GPRS 1900MHz |
W-CDMA/HSPA+ 1900MHz Band 2 W-CDMA/HSPA+/DC-HSDPA 1700MHz/2100MHz Band 4 |
LTE 1700/2100MHz Band 4 (10MHz+10MHz) |
MetroPCS 2013年5月1日からT-Mobile USと合併 |
GSM/Edge/GPRS 1900MHz(新機) CDMA2000 1x 1900MHz(旧機) |
W-CDMA/HSPA+ 1900MHz Band 2(新機) W-CDMA/HSPA+/DC-HSDPA 1700MHz/2100MHz Band 4(新機) CDMA2000 EVDO Rev A. 1900MHz(旧機) |
LTE 1700/2100MHz Band 4 (10MHz+10MHz) |
Sprint |
CDMA2000 1x 1900MHz |
CDMA2000 EVDO Rev A. 1900MHz |
WiMAX 2.5GHz
LTEサービスは、公式には未開始 非公式に1900MHz Band 25 (5MHz+5MHz) |
平均ダウンロード速度比較:
調査:RootMetrics
Las Vegas, NV RootScore Report september 2013 – 2013年9月
キャリア |
平均Download速度 |
平均Upload速度 |
Verizon |
14.4Mbps |
5.4Mbps |
AT&T |
14.9Mbps |
7.2Mbps |
T-Mobile US |
13.5Mbps |
10.6Mbps |
Sprint (WiMAX) |
2.1Mbps |
0.9Mbps |
というわけで、
“CES 2014 ラスベガス通信対策のための情報” の続きを読む
T-Mobile USは現在、AWS(上り1700MHz/下り2100MHz) Band 4でLTEサービスを提供していますが、高周波数ではビル内部への電波の透過がしにくいため、低周波数の電波使用権獲得を模索していました。
これに対し、Verizonは2008年の政府の電波競売で「700MHz(Aブロック)Band 12」を約26億ドルで権利獲得していましたが、Verizonはその後「700MHz(Cブロック)Band 13」でLTEサービスを開始し、CATV会社などから2011年12月に購入したAWS Band 4でも最近、大都市でLTEのサービスを開始しています。
T-Mobile USは2014年1月に予定されていた600MHz帯域の電波使用権競売に参加するのではないかと予想されていましたが、先月、その意思は無いことを表明していました。Sprintも周波数600MHzの使用権競売には興味が無いことを表明しており、結果的に、この電波使用権競売は、将来的に「どこでもTV」のサービスの提供の必要性を感じている衛星放送会社、DISH TVだけが競売参加の意思を表明していました。しかし、アメリカ政府FCCはDISH TV以外の他の通信会社からの興味が薄いことから、この競売を延期することになりました。
Bloomberg誌によると、Verizonは同社には不要となった700MHz(Aブロック)Band 12をT-Mobile USに約30億ドルで売却することに、今週中にも最終的に合意するらしい、とのことです。この交渉は先月後半から情報がリークされており、AT&Tも興味を示していたようですが、最終的にT-Mobile USに落ち着きそうです。T-Mobile USがVerizonから購入する予定のBand 12使用権は、全米人口カバーで約1億5000万人分(カバー率約50%)で、T-Mobile USは大都市で既存のBand 4を補完するために使用するとみられます。
【Bloomberg】Verizon Said to Be Near Airwaves Deal With T-Mobile – 2013年12月13日
T-Mobile USは2013年11月上旬、6620万株の新規株を売却し、約18億ドルの資金調達をしています。更に、2013年11月18日には20億ドルの社債発行の手続きをしています。
【FireceWireless】T-Mobile to raise $1.8B in stock sale, could use funds to buy spectrum – 2013年11月12日
【Gigaom】T-Mobile is adding $2B to its acquisition war chest with bond sale – 2013年11月19日
T-Mobile USはこれらで得た資金を、Verizonからの700MHz(Aブロック)Band 12購入資金に当てる予定と見られています。
また、Verizonはこの交渉では現金のほか、T-Mobile USが所有しているAWS Band 4の使用権も一部の都市で要求しているようで、そのBand 4は、VerizonがBand 4使用権を持っていない地域でのLTEサービスに使用する予定のようです。
なお、700MHz(Aブロック)Band 12は、既に地域携帯会社U.S. CellularやC Spireなどが一部の地域でのLTEサービスに使用しています。
“T-Mobile USが、700MHz(Aブロック)Band 12をVerizonから購入か” の続きを読む
先週は3日間の認定トレーニングに出席しており、サイトの更新が途絶えておりました。また今週後半から残りの2日間のトレーニングに出席し、来週はハワイに3日だけ出張してきます。
さて、AT&Tは本日2013年12月9日、プレスリリースを出し、AT&Tのポストペイド加入者はカナダでRogersのLTEを国際ローミングできることを発表しました。
カナダでのLTE国際ローミングは、必要なときに既存のAT&Tオプションサービスの「Global Data Add-on」を購入(加入)することで、自動的に、かつ、「LTE追加料金」無しで、利用できます。
AT&TのGlobal Data Add-onの料金は、以下の通りです。
● $30.00で、120MB/30日まで
● $60.00で、300MB/30日まで
● $120.00で、800MB/30日まで
超過分は各プラン共$30.00/120MB。(この料金は、3G接続であろうが、LTE接続しようが、同じ料金です。)
カナダRogersのLTEはAWS(Band 4)および2600MHz(Band 7)を使用し、20MHz+20MHzの帯域でカテゴリー4(理論値最大ダウンロード速度150Mbps)で提供されています。ます。サービスエリアは2013年末までには120都市、人口カバー2400万人(人口カバー率70%)をカバーします。
カナダRogersの3G/HSPA+(茶色)、2G GSM(黄色)とLTEマップ
カナダRogersのLTE(紫)マップ
また、AT&TのプリペイドiPad/タブレット/ポケットWiFi(DataConnectプラン)にも国際ローミングオプションがありますが、ポストペイド契約以外にこれらのプリペイドデータ専用プランの国際ローミングオプションでもカナダLTEローミングが可能であるかどうかはプレスリリースには明記されてはいませんが、筆者は「可能だ」と思います。
多くのAT&T用LTE端末は、AT&TのLTE周波数 700MHz Band 17のほか、AWS Band 4にも対応するように設計されています。最新iPad Air/iPad Mini Retinaは2600MHz(Band 7)にも対応しています。
AT&TのこのカナダRogersとのLTE国際ローミングは、アメリカキャリアの中で初めてのサービスとなります。
AT&Tプレスリリース:
【AT&T】 AT&T Customers Can Now Enjoy 4G LTE Wireless Speeds While Traveling in Canada – AT&T Is First U.S. Carrier to Offer International LTE Roaming – 2013年12月9日
AT&TのMVNO、RedPocket Mobileが、昨日2013年11月27日、月$49.99プランを、データ通信使い放題(Unlimited)に変更しました。ただし、月500MBまで3G/”4G”(HSPA+)高速通信で、それ以上は速度制限されます。
RedPocketは、月$29.99以上のプランには「250MB当たり$9.99」と「1GB当たり$19.99」のデータ通信オプションを提供していますが、これが月$49.99プランにも適用出来て、必要に応じて月$49.99プランの500MB以上の通信を高速化できるかどうかは、不明です。月$49.99プランは、
● アメリカ国内国際電話と着信・・・使い放題
● アメリカ国内テキスト・・・使い放題
● 国際テキスト/MMS・・・使い放題
● データ通信・・・使い放題、月500MBまで3G/”4G”(HSPA+)、月500MB以上は速度制限
です。
RedPocketは中国などいくつかの国へは国際電話も無料で提供していますが、日本への国際電話は固定電話番号へは1分$0.01、日本の携帯電話番号には1分$0.25になります。
RedPocketは2006年にサービス開始されたAT&TのMVNOで、もともと中国人加入者の多いプリペイド携帯電話会社です。
RedPocket Mobile ホームページ
“RedPocketが月$49.99プランのデータ通信量を使い放題(500MB以上は速度制限)に。H2Oも12月2日から追随。” の続きを読む
T-Mobile USは、Simple Choiceポストペイド契約で、データ・オンリー通信の契約を本日から開始します。
ポストペイドSimple Choice契約の料金は、プリペイドモバイル通信(モバイル・インターネット)の自動更新月料金とまったく同じになります。ただし、ポストペイド契約には2つのメリットがあります。
■ 高速速度でアクセスできるバイト数を超えても、2G速度で使い放題で使える。(プリペイドでは、バイト数限度達成後に通信不可。プランの追加購入は可能。)
■ 世界100ヵ国で2G速度(128Kbps)で、データ通信が無料。(プリペイドでは、海外ローミングが不可。)
月のデータ通信料金は
● 月500MBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $20
● 月2.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $30
● 月4.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $40
● 月6.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $50
● 月8.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $60
● 月10.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $70
更に、同じアカウントでポストペイド携帯プランを持っている場合には、データ・オンリープランが月$10割引となります。
プラン詳細は、以下で調べられます。
【T-Mobile】Simple Choice Plan:Mobile Internet
アメリカ在住で携帯電話(スマホ)を所有していて、かつ、タブレットなどデータ通信端末を持っていて、海外(日本)へ行ったときに速度は遅くても良いからデータ通信を無料で使い放題で使いたい場合には、T-MobileのSimple Choiceポストペイドプランで携帯(スマホ)とデータ端末を同時契約しておけば、データ通信プランは月最低$10(= 月$20-$10割引)で加入できることになり、考慮するに値する契約です。
T-Mobile USは2年契約を廃止、いつでも早期解約料無しで解約できます。
アメリカのポストペイド契約には一般にクレジット(与信)審査が必要で、与信審査にはソーシャルセキュリティ番号が必要です。
T-Mobile USでは、与信審査を受けない人(通らない人)には、$50(最初の1回線目)のデポジットでポストペイド契約に加入できるシステムがあります。
AT&TのMVNOで、株買収により2010年2月からKDDIの51%連結子会社になっているH2O Wirelessは、Facebookと同社ブログに次の画像をアップしました。
【H2OWireless Blog】COMING SOON: MONTHLY UNLIMITED PLAN UPGRADES – 2013年11月14日
これによると、H2OのMonthlyプリペイドプランがアップグレードされ、(おそらく、最高額の月$60プランが、現行の月3GBまでから)「使い放題(Unlimited)」に引き上げられるようです。
ただし、「高速で使い放題」なのか、「速度制限付き使い放題」なのかは、現在のところ不明です。筆者としては、おそらく後者の可能性が高いと思っています。
また、月$40プランは月500MBから1GBへ、月$50プランは月1GBから2GBへ引き上げられるようです。
別のソースによると、この通信プラン改訂は、2013年12月8日から有効になるという推測がリリースされています。
【PrepaidPhoneNews】Upcoming Plan Changes From Simple Mobile and H2O Wireless, Lower Prices and More Data – 2013年11月15日
“AT&T MVNOのH2O Wirelessも、LTEサービス開始間近?” の続きを読む
あんまりこう言うのって得意じゃあないんですよね、・・・・いわゆる、業界解説記事。
なんたって、日本やカリフォルニアには、いわゆる「業界コンサルタント」と称している人がが沢山いるじゃあないですか。
そういう人たちが、現地の生活基盤とはかけ離れたレベルで解説記事書いていて、お金貰っていますから・・・
私は検証記事、つまり、現地の事実報道が得意と思っています。事実報道は、解説記事とは違います。
KDDIが、アメリカでのLTEローミングを、AT&T回線で開始。
…これって、そんなに価値があるニュースなの?
そもそも、一日2980円(約$30)で使い放題、つまり、1ヶ月約$900でLTE使い放題、・・・って、経済的に見て価値があるだろうか?
現地のT-Mobile USのSIMを使えば、月$70でLTE使い放題だよ!
それほど現地通信を使わない短期滞在なら、T-Mobile USのSIMでタブレットなら200MB(月)まで無料!
AT&TのGoPhoneプリペイドだって、月$60で2GBのLTEまで。追加は1GBあたり$10で可能。
金額的に見たら、まったく価値が無い。どこが「画期的」なのさ!
・・・でも、このアナウンスメントで、実は日米キャリア・アライアンスの構図が見えてきました。
“KDDIが、AT&TとLTEローミング契約・・・これが、何を意味するか。” の続きを読む
AT&Tは現在、700MHz Band 17でLTEを提供し、昨日(2013年11月7日)現在で461都市でサービスしています。
また、AWS Band 4での電波使用権を持っており、同BandですでにLTEを提供しているCricket Wireless (Leap Communications)を買収する手続きを行っており、Cricket(Leap)も10月30日に株主総会を開き、これを認めていました。あとはFCCなどの認可を経て、来年初めに買収が完了します。
このため、AT&Tは700MHz Band 17の次はAWS Band 4でのLTEサービスを拡充してくると思われていました。
ところが、AT&Tが1900MHz Band 2でLTEの試験電波を流していることが、ニューヨーク市内で検出されました。
AT&T begins cannibalizing its 2G and 3G networks to boost LTE capacity – 2013年11月7日
AT&Tは既に1900MHzで3G/HSPA+通信サービスを行っているため、この帯域を減らし、一部をLTEに割り当てて試験電波を流しているようです。スポッターによると、1900MHz Band 2 LTEの帯域は、下り5MHz/上り5MHzだそうです。このバンドと、2G 850MHzとの、2つのBandでのLTEサービスの開始意図は、実は、2013年8月にAT&TがFCCに提出したCricket買収計画の中で明らかにされていました。それによると、今年(2013年)末までには以下の6都市で1900MHz Band 2 LTEが開始される予定です。
● Baltimore
● Dallas
● New York City
● Philadelphia
● San Francisco
● Washington, D.C.
AT&Tは既に2012年3月にニューヨーク市内の2G 850MHz/1900MHz帯域を減らし、3G/4G通信に使用する意図を明らかにしていましたが、その「4G」がLTEになった模様です。
また、2012年9月発売のiPhone 5には、アップル公式サイトでは明らかにされなかったBand 2/5も対応しているのが、あとでわかりました。
iPhone 5s/5c、iPad Air、iPad Mini with Retina Display、Nexus 7 LTE(2013)、Nexus 5などもLTEがBand 2/5に対応しており、これは、実は、AT&Tの為だったようです。したがって、これらの端末を購入したユーザーは、自分の住んでいるところでAT&TのBand 2 LTEが開始されると、自動的にBand 2 LTEにも接続されます。
現在、AT&Tの1900MHz Band 2は5MHz+5MHz帯域であることから、それほど通信速度は速くありません。しかし、AT&TのLTEのカバレッジ面積を広く米国内に拡大する役目は果たすでしょう。
AT&Tはこの他にも、NextWave Wireless社等から買い取った2.3GHz Band 40の周波数使用権を持っています。
ドコモUSAが10月15日からアメリカでの携帯電話サービスを刷新しました。
これまでT-Mobile USの回線をCSkyの卸し経由でサービスしていたのを、T-Mobile USと直接MVNO契約したようです。
ドコモはこれを、「T-Mobileとの協業」とサービスのプレ案内で書いていましたが、「MVNO」ってどうして言えないんでしょう。日本ではMNOで、他のMVNOに回線を売っている立場なので、「MVNO」って言う言葉は自社内では使えないんでしょうかね?
で、とにかく、T-Mobile USのプリペイド/ポストペイドサービスと比べてみましょう。
“ドコモUSAの新しい携帯電話サービスって、どうなのよ?” の続きを読む
T-Mobile USが、プリペイド月極め携帯プラン(Pay By The Month)に限り、テザリング許可を再開した模様です。
AndroidCentralが2日前の2013年10月24日に最初にリポートした情報によると、
【AndroidCentral】Is T-Mobile starting to offer free tethering on prepaid plans? - 2013年10月24日
T-Mobile US「My Account」アプリを開くと、プリペイド加入者でもプランによってテザリング(Mobile Hotspot)の使用バイト数が表示されるようになったそうです。
T-Mobile USプリペイドのPC/ブラウザー画面でも、月$70プランで「Includes 2.5GB of Smartphone Mobile HotSpot (tethering) at no extra charge」と説明が加わっていますが、他の月$60、月$50には表示がありません。
“T-Mobile USがプリペイド月極め携帯プラン(Pay By The Month)で公式テザリング許可を再開(検証済)” の続きを読む
FireFox ZTE Openの端末OSアップデートファイルが、ZTEサイトで提供されています。
北米版は
【ZTE】SupportHome > Support > OPEN(American Standard)
ヨーロッパ版は
【ZTE】SupportHome > Support > OPEN(European Standard)
2013年9月下旬リリース分が、Firmwareアップデート v1.0.0B02。
2013年10月下旬リリース分の「DRV_PKG_ZTE_P752D04V1.0」は、Windowsドライバー。
“FireFox ZTE Openの端末アップデート手順、Windowsドライバーのインストール” の続きを読む
実は標記の件は、既に何度かこのサイトで取り上げています。
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
Hanacellのデータ通信専用SIMって、どうなのよ?(日本でのローミング料金比較表付き) – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、カナダでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、メキシコでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日
一昨日、T-Mobile USが「国際データローミングが無料(ただし、128Kbps速度)」というプランを10月31日から実施する(新規加入者は2013年10月20日から)という発表をしたので、ここでもう一度整理し直しましょう。
ここでは、アメリカ4大キャリア(とHanacell国際データ通信専用SIM)を、日本で使用することに限定して、料金を比較します。
※ Sprintは「Multi-Country Pack」という国際ローミングディスカウントプランがありますが、日本は対象国に入っていません 2014年8月現在、日本は対象国に入りました。よって、日本国内でSprint契約のiPhone/スマホを使用する場合には、割引対象ではありません。
ちなみに、T-Mobile USの国際通話ローミングは、Simple Choice加入者はWiFiを使うと無料(アメリカ国外から、アメリカ国内電話番号へ発信)、または、$0.20/分(アメリカ国外から、アメリカ国外電話番号へ発信)となります。これは、T-Mobile USが数年前から実施しているWiFi Callingを使用した場合と考えられます。WiFi Callingアプリは、特定のT-Mobile用アンドロイド携帯にしかインストールされていません。
(混乱を招く可能性があるので、この部分に一部、オリジナルに記載した文章を完全に削除しました。)
どうやら、テキスト・ローミングは、WiFi Callingを使わなくとも、無料のようです。
“アメリカ4大キャリアの国際ローミング価格比較(日本で使用する場合)” の続きを読む
AT&Tは今年2013年8月23日より、Verizonに対抗してデータ通信バイト数を複数端末で共有できる共有データプラン、Mobile Share Planをポストペイド契約に提供開始しました。しかし、Verizonと違って、AT&Tは従来の月の無料通話分数三段階プラン(「Voice, Data & Messaging」プラン)も、別途並行して提供を続けていました。
「Voice, Data & Messaging」プランでは、加入者は次の三段階の無料通話分数が選べます。
● 月$39.99で、月450分まで通話無料、未使用分数は6ヶ月まで繰り越し可能。(Roll Overプラン)
● 月$59.99で、月900分まで通話無料、未使用分数は6ヶ月まで繰り越し可能。(Roll Overプラン)
● 月$69.99で、通話使い放題
これにテキストプラン
● Pay-per-useで、SMS 1通あたり$0.20、MMS 1通あたり$0.30
● 月$20でSMS/MMS使い放題
と、データプラン
● 月300MBまで$20.00、超過分は300MBごとに$20.00
● 月3GBまで$30.00、超過分は1GBごとに$10.00
● 月5GBまで$50.00、超過分は1GBごとに$10.00
を選択追加して、加入します。
これが2013年10月25日より、新規加入者には「Voice, Data & Messaging」プランが廃止となり、Verizonと同じく選択肢は「Mobile Share Plan」のみになります。
新規加入者は、1台加入する場合にも、「Mobile Share Plan」への加入が必須になります。
※ データ通信/テキスト不要のフィーチャーフォンへのみ、「月$39.99、450分まで無料通話」プランが提供されます。
“AT&T新規ポストペイド契約が、共有データプラン(Mobile Share Plan)一択になる” の続きを読む
T-Mobile USのMVNOで、「(アメリカ国内に到着したら)SIMを端末に挿入するだけでアクティベーションが簡単に出来る、旅行者向け使い捨てSIM」ZIP SIM(旧Ready SIM)が、データ通信オンリーSIMを本日(2013年10月11日)から発売します。
当サイトでも最近、「iPad MiniでZIP SIM(旧Ready SIM)を使いたいが、大丈夫か」という質問があったりしました。
ZIP SIM(旧Ready SIM)のこれまでの「通話+テキスト+データ通信」SIMでも、iPadやiPad Miniでもちろん使えました。
ZIP SIM(旧Ready SIM)はiPad/iPad Miniでアクチできるか、2G GSMオンリー携帯でアクチできるか – 2013年8月18日
しかし、今日からのZIP SIM(旧Ready SIM)データ通信専用SIMのおかげで、iPad/iPad Mini/アンドロイドタブレット/ポケットWiFiでZIP SIM(旧Ready SIM)を使用する場合には、「通話・テキスト料金」を払わずに、割引でデータ通信のみを使用することができるようになります。
また、通話・テキストオンリーのSIMは、無くなりました。
また、このデータ通信オンリーSIM(タブレット/ポケットWiFi向き)販売に伴い、通話+テキスト+データ通信(スマホ向き)のSIMに、1.5GB/21日バージョンが追加になりました。(既に購入されている方は、価格/バイト数制限/使用期間は、同じで、変更がありません。)
新料金(米国内標準小売価格)は、
“ZIP SIM(旧Ready SIM)がデータ通信オンリーSIMを、発売開始。” の続きを読む
T-Mobile USは今夜、ニューヨークの市営公園でShakiraのコンサートを開き、その際に「UNCarrierプラン、第三フェーズ」の案内をします。その発表の内容はまだニュースに上がってきませんが、コンサートって何時から?
ANY WAY・・・
先ほどT-Mobileのサイトには新しいページが設置され、T-Mobile USのポストペイド加入者(2013年3月以降の新料金Simple Choice Plan加入者)は、今月後半から国際データローミングが追加料金無しで、国内プランが適用されて使用できるようになるようです。
「対象国は、100ヵ国以上」とこのページでは表示されています。
リンク:(現在のところ、以下のページで「LEARN MORE」をクリックしても、正しいリンクには飛ばないようです。)
IE以外では、うまく目的のページが表示されないようです。(Chromeでは、ダメ)
【T-Mobile】The World is your network at no extra charge.
Sprintの100%子会社(・・・ってことは、ソフトバンクの『孫』会社!?)のVirgin Mobile USAは、同社のプリペイドモバイルデータ通信プラン(ポケットWiFi、USBモデム)の4G WiMAXに使用バイト数の制限を設定しました。
2013年9月加入以降の新規加入者は、すでに新料金が適用されています。
それ以前の既存加入者は、2013年10月31日までは旧料金が適用され、それ以降に更新される「月」期間からは、新プランポリシーが適用されます。プランを変更しない限り、そのまま旧プランを継続できます。
大きな違いとしては、これまで旧料金では4G WiMAXの使用は無制限で使えた(3Gはバイト数制限有り)のに対し、新料金では月々の使用バイト数制限が3Gと4G(WiMAX)の合計使用バイト数に適用されます。筆者は新しい使用規則をまだ精査していませんが、一般的にこのようなプリペイドプランは期間内にバイト数制限に達した場合には、1ヵ月(30日)期限を待たなくとも、新たに1ヶ月プランに加入すれば、その日から新たに1ヵ月(30日)の期間が始まり、使用バイト数もリセットされるのが普通です。
以下、新旧プランの比較です。
“Virgin Mobile USAのモバイルデータ通信(Broadband2Go)プランが、WiMAX(4G)のバイト数制限を実施” の続きを読む
週末の「地下室浸水」後のクリーンアップ作業で、報告が遅れました。
先週中ごろから噂が報告されていましたが、アメリカ国内で2番目に大きなディスカウント百貨店のTargetが、ディスカウント百貨店最大大手のWalmartのStraightTalk/FamilyとWalmart Family Mobileに対抗するため、自社ブランドでT-Mobile USのMVNOサービスを、2013年10月7日から開始しました。
ブランド名は、Brightspotと呼びます。
このMVNOが他社と違うのは、プリペイド契約を6ヶ月継続する毎に$25のTargetギフトカードが貰えます。
また、Targetは自社発行のVISAカード、Target VISAクレジットカード(Red Card)を持っていますが、これを支払いに使用すると、Brightspotの月々使用料を含むTarget百貨店およびTargetオンラインでのショッピングが5%引きになります。更に、Targetクレジットカードを使用すると、そのポイント累積点数に応じ、Target店舗1日ディスカウントクーポン(1日に何度でも使用できる)が送られてきます。
このように、Brightspotは、Targetのロイヤルティ・プログラム、および、Target VISAクレジットカードのロイヤルティ・プログラムと連結していることが特徴で、アメリカ在住者で6ヶ月以上契約する人にメリットがあり、更に、アメリカの与信履歴があってTarget VISAクレジットカードに申し込んで審査をパスする人にメリットがあります。
しかし、Target Brightspotプリペイドサービスは、SIMだけの購入も可能(SIM価格 $9.99、ノーマル/マイクロSIM)なので、一時的な旅行者でも、アメリカ国内では一定規模の町では比較的どこでもTarget店舗があるので、比較的入手可能なSIMとなり、「簡単に手に入るプリペイドSIM」の選択肢の一つになります。(ただし、まだ、店舗でのSIM入手はそれほど流通していないようなので、全Target店舗に在庫が行き届くまでには少し時間が必要でしょう。)
肝心のプリペイド通信プラン料金は、...
“ディスカウント百貨店Targetが、T-Mobile USのMVNOサービス開始:長期利用者には6ヵ月毎に$25Targetギフトカード進呈” の続きを読む
すでにこのブログサイトでも何度か紹介していますが、「月500MBまで無料でデータ通信できる」サービスを昨年(2012年)11月に開始したFreedomPopは、今年6月に「無料通話サービスも、2013年秋に開始する」と発表していました。そのFreedomPopの無料通話・テキスト・データ通信サービスが、本日(2013年10月1日)より開始されました。
条件は、
● 月500MBまでのSprint 3G (EVDO Rev A)データ通信(実質ダウンロード速度0.7~1.5Mbps程度)、または、4G WiMAX(最大ダウンロード速度理論値15Mbps)
● 月200分までのアメリカ国内通話、
● 月500通までのテキスト(SMS)メッセージが
が全て無料になります。
通信回線は、Sprint 3G(EVDO Rev A)、または、WiMAX利用可能地域(全米88都市で、今後増える予定は無い。)ではWiMAXです。通話はVoIPを利用した通信となります。
FreedomPopの発表では、「SprintのVoice回線には一切接続していない(使用していない)」ということなので、テキストメッセージ(SMS)も、IP(データ通信)回線を利用した専用アプリで使用すると思われます。
通話とテキストメッセージはIPサービス(データ通信を使う)ですが、FreedomPopでは、VoIPとテキスト利用で使用するバイト数は別にカウントしているので、無料データ通信バイト数制限の500MBとは無関係、と説明しています。
なお、上記の無料使用量を超えた場合には、自動的に
● 月500分までのアメリカ国内通話 (無料プランに300分追加)
● テキスト使い放題
● 月500MBまでのデータ通信(無料プランに追加せず)
プランに変わり、月$7.99で課金されます。
月500分の通話を超えた場合には、
● アメリカ国内通話使い放題
● テキスト使い放題
● 月500MBまでのデータ通信(無料プランに追加せず)
の月$10.99プラン(料金)になります。
Visual Voice Mailは、月$2.49で追加可能。データ通信の超過分は500MB/$12.50で追加可能です。
このプランに加入するためには、FreedomPop専用携帯を購入する必要があります。現在、このプラン用に提供されている機種は、HTC Evo Design 4G(WiMAX対応)アンドロイド・スマートフォンで、FreedomPopオンラインサイトで$99で購入できます。(FreedomPopのアンドロイド・バージョンは不明ですが、HTC Evo Design 4Gは2011年秋にSprintから出荷された当時はバージョン2.3.4、現在は4.0.3にアップデート可能です。分かり次第、情報を更新します。)
最初の電話機種代は$99必要ですが、頻繁に電話しない人、データ通信も3G/4Gはそれほど必要としない人は、毎月「無料($0)」で使えるFreedomPopのサービスは、考慮に値するでしょう。
特に、Hanacellに比べると、「Hanacellの10か月分の料金でFreedomPopの携帯が買え、アメリカ国内通話は無料、500MBのデータ通信も無料」とあれば、なぜHanacellを続けなければならないかの理由が分かりません。(Hanacellでは「日本語のカスタマーサービスが受けられる」以外は。)
なお、FreedomPop(Sprint)の3GおよびWiMAXでのVoIPサービスがどの程度の回線品質かは、筆者も試していないので、お勧めも、否定も、出来ませんの、ご了承ください。
FreedomPopはSprintのMVNOで、SprintのLTEサービスエリアが充分拡大されれば、WiMAXからLTEへ移行することを表明しています。すでに今年夏には無料データ通信サービスのほうでは、Sprint LTEサービス開始されている地域のユーザーには、Sprint LTE対応ポケットWiFiを販売し、LTEデータ通信サービスを開始しています。
FreedomPopの無料携帯電話サービスは、FreedomPopのホームページから住んでいる地域の郵便番号(ZIPコード)、Eメールアドレス、場合によっては詳細な住所を入力した後、申し込めます。
FreedomPop ホームページ http://www.freedompop.com/
昨日今日と浸水した地下室に置いてあるネット通信機器(CATVルーターとADSLルーター)とSlingBox(2台)などを整理し、また浸水が発生しても良いようにLANケーブルなどを地下室の天井付近に移動する作業をしていたので、ポストが遅くなりました。これまではこれらの機器を停電や電源サージから守る複数のUPS(電源バックアップ)もテーブルに置いてあり、浸水があっても重くてテーブルが移動できない問題がありました。
新たにルーターやLAN SwitchやSlingBoxを置く棚を壁据付けで四段作り、UPSは下に車の付いた移動可能な低い棚の上に置いて、万が一のときに簡単に全部移動できるようにしました。
部屋の床付近を這わせていた数本のLANケーブルも、天井付近に移動し、浸水しても慌てなくても良いようにしました。
まあ、「100年に一度の水害」、「1000年に一度」と言っている専門家も居ます。何を根拠に言っているのか、「8000年に一度の水害」とテレビで言っているのも聞きました。
したがって、筆者が生きている間にはもう二度と出会うことはないかもしれませんが。
これで地下室三部屋と、サーバ室にもなっているウォークインクロセット一部屋のうち、二部屋が下のほうが約20センチほど水を吸って濡れた壁へのアクセスが完全に出来るようになり、必要に応じてMold(有害ガスを発生するカビ)が発生してきた場合に壁の下を切り除く作業をすることが出来ます。
“Net10/StraightTalkが、またまたデータ通信容量制限を改訂:「使い放題」プランは、全ての回線で月2.5GB以上は速度制限。” の続きを読む
当分の間は短編記事のみになりますので、ご了承ください。
AT&TのMVNOであるプリペイド携帯電話/SIM会社、StraightTalk(Tracfone社の一ブランドで、Walmartとの共同マーケティング事業)は、AT&TのLTEサービスに対応開始しました。
StraightTalkのAT&T LTE対応は、これまでの「月$45で使い放題」プランで開始されます。
Straight Talk selling AT&T 4G LTE-compatible SIM cards – 2013年9月13日
AT&Tはすでに2013年5月24日から同社のプリペイドプランGoPhoneでLTE対応を開始し、同じく同社の格安月極めプリペイドAIO Wirelessでも2013年6月20日からLTE対応を開始しています。
今回のStraightTalkでのLTE対応開始で注目すべき点は、AT&TがMVNOに対してもAT&TのLTEアクセス開始を許可し始めたということです。今後、他のAT&T MVNOであるNet10、H2O Wireless、Redpocket、Air Voiceなどでも順次LTE対応が始まることが予想されます。
StraightTalkの「データ通信使い放題」サービスでは、データ通信は公称「使い放題」となっていますが、実際には月2.5GB使用で速度制限されたり、急にデータ通信が停止されることがあるようなので、ご注意ください。
なお、AT&Tは現在700MHz Lower B(Band 17)周波数でのみLTEサービスを実施しています。帯域幅は10MHz(理論値100Mbps)で電波使用許可が降りています。この周波数に対応していない端末はAT&TのLTEの貢献を受けませんので、その点を注意してください。(新iPhone 5c/5s、Nexus 7 LTEなどはモデルによって対応しています。)
同社は昨日2013年9月13日にLTEサービスエリアが400マーケット(都市)、人口カバーで2億4000万人(76.5%)に達したことを発表しています。アメリカ首位のVerizonの500マーケットにじりじりと迫っています。
Verizon社は3G通信方式がCDMA2000で、同社としては将来の通信技術の競争に勝つためにできるだけ早いうちにレガシー技術のCDMA2000を停波に近い状態に持って行きたいため、CDMA2000 3G通信エリアのほとんど全てをLTEでカバーし、近い将来置き換えられるようにする必要があります。同社は2015年には一部の法人M2M顧客と、レガシー3Gフィーチャーフォンの所有者対象に1900MHz/800MHz 3Gの帯域の一部を残すものの、それ以外はLTEにコンバートしていく予定です。
AT&TはLTE導入前にHSPA+の導入をすでに済ませており、3G/HSPA+サービスエリアを全てLTEに置き換える計画はありません。
この基本思想が両社の思惑の違いになっていることに、ご注意ください。
AT&Tは現在、Cricket Wireless(Leap Wirelress)の買収を進めており、来年初めには手続き完了となる予定です。これによりCricket Wirelessがすでにサービス開始しているAWS Band 4でのLTEが使用できるようになるとともに、AT&T自体が所有しているAWS Band 4のLTEサービス開始も来年2014年初めには開始されるでしょう。そうなれば、AWS Band 4対応の端末もアメリカ国内でAT&TのLTEでプリペイド使用が可能になります。
Verizon社はAWS Band 4の周波数使用権を昨年CATV会社数社から買収していますが、このときに一緒にCATV会社からVerizonへ付いて来ていました。AT&Tは数日前にVerizonから、Verizonは使用意図の無かったLTE Band 17の周波数を、19億ドルで買収する契約を完了しており、これによりAT&TのBand 17のサービスエリアも充実されます。
なお、AT&TのMVNOがLTEのサービスを開始したことにより、T-Mobile USに市場圧力がかかり、T-Mobile USのMVNOであるNet10/StraightTalk/Simple Mobile/ZIP SIM(旧Ready SIM)などでも近い将来AWS Band 4でのLTEアクセスが可能になると予想されます。
追記:
同日、同系列のNet10も、AT&T回線用SIMでLTE接続を開始したようです。
以下、アメリカで緊急連絡用に携帯電話を持つ場合の最低料金オプションを比較してみました。
一般に入手し易いSIMで比較しています。
※ FreedomPopの無料携帯サービスは、2013年秋よりサービス開始予定。FreedomPopからの専用携帯本体が必要です。
※ 以下の携帯サービス以外に、低所得者向け携帯サービスAssurance Wireless/Lifelineなどが州ごとにありますが、Food Stampなど既に生活保護を受けていることの証明が必要です。ここでは取り上げません。
“【中長期滞在者向け】通話中心、最低維持費で持てるアメリカ携帯電話SIM” の続きを読む
AT&Tは、今年(2013年)5月から試験的にフロリダ数都市、ヒューストン、アトランタなどで開始していた「通話し放題」中心の同社「第2のプリペイド」サービス月極めプラン、Aio Wirelessを、2013年9月中旬から全米規模で展開することを、本日発表しました。
【Aio Wireless】Aio Wireless™ Available Soon for All U.S. Customers – 2013年8月29日
AT&Tは既にGoPhoneプリペイド携帯(SIM)サービスを展開していますが、GoPhoneとAioの違いは、
● GoPhoneはデータ通信の速度制限が無いこと(ただし、バイト数制限に達すると、追加料金を払わない限り、データ通信は停止する。)、
● Aioは全てのプランが通話し放題、
● Aioのデータ通信のピーク速度は、GoPhoneよりは抑えられている(3G/HSPA+通信で最高4Mbps、LTE通信で最高8Mbps)の代わりに、月の高速バイト数使用制限量以降も256Kbps以下の低速度で無制限に使い放題、
となっており、
▲ 電話し放題が重要で、かつ、低速度でも良いからデータ通信使い放題を望む人は、Aio
▲ 通話はあまり興味が無くて、データ通信のパーフォーマンス(速度)を望む人は、GoPhone
の選択が薦められます。
両プリペイド・ブランドの詳しいプラン比較は、
AT&TプリペイドAio WirelessがLTE接続を許可 – 2013年6月21日
を参照してください。
また、Aioにはタブレット用データ専用プランも提供されています。
● $15/30日 データ通信は250MBまで3G/HSPA+(最高速度4Mbps)またはLTE(最高速度8Mbps)、その後は2G速度に速度制限して使い放題。
- 高速データ通信追加オプション:1GBごとに$10
Aio SIMは、Aioディーラー・ショップおよびオンラインで入手できます。
全米展開を記念して、2013年9月29日までにAio SIMをアクティベートすると、3ヶ月目の料金が無料になります。
リンク:Aio Wirelessホームページ(現在は、限定サービス地域のZIPコードの入力が必要。)
【Aio Wireless】トップページ
ZTE Open Firefox携帯が到着しました。
早速、開封報告です。
パッケージに入っていたのは、本体、電池、マイクロSDカード(4GB)、充電器、充電USBケーブル、イヤホン・マイク。
“ZTE Open Firefox携帯、開封の儀” の続きを読む
アメリカとイギリスのeBayでそれぞれ約1000台(正確には、アメリカ985台、イギリス990台)だけ発売したFirefox OSのZTE Openは、発売から6日で売切れました。
First batch of Firefox phones sell out in U.S., U.K. – 2013年8月20日
Firefoxの開発元のMozillaによると、次の販売予定は未定だそうです。
現在、eBayではそれを購入したユーザーがオークションで転売しているだけで、ZTEの公式販売はありません。
しかし、たった1000台ずつしか販売しなかったとは・・・
ZTE Open Firefoxは安価(US$80、イギリス60ポンド)で、2G/3Gのみ対応。Firefox OS開発元のMozillaとしてはこれまでのフィーチャーフォンの代わりとしての位置付けを考えているようです。
筆者としては、これで日本語操作がどこまでできるかどうかが興味あるところ。
日本語操作が可能であれば、子供向けや、それほど複雑な操作やアプリを必要としないユーザーには、安いエントリー・スマホだと思います。
筆者の手元には、本日午後遅く到着の予定です。 ...ダメだ、遅れている! まだイリノイ州だ。あと2日くらい掛かりそう!
到着したら、報告記事を書きます。
T-Mobile USが2013年7月10日にペナルティー無しで携帯の早期機種交換できるプログラム、T-Mobile Jump!を発表して以来、競合のAT&Tは2013年7月16日にAT&T Next(2013年7月26日より実施)を、Verizonは2013年7月18 日にVerizon Edge(2013年8月25日より実施)を、発表しました。
Sprintは2013年9月20日からOne Upを提供しましたが、2014年1月9日に廃止し、2014年1月14日からはEasy Payとして再度登場しました。
で、本当にこのプログラムは、安くて便利なのでしょうか?
■ 早期アップグレード・プログラムは、ポストペイド契約のみ
この早期アップグレード・プログラムは、ポストペイド契約のみ、条件が合って、本人がこのプログラムに加入すれば、適用されます。
プリペイド契約には、適用されません。プリペイド加入している人は、このプログラムの心配をする必要が、ありません。
また、ポストペイド契約でも、端末代金を割引適用せずに購入し、かつ、端末代金を分割払いする人にのみ、適用されます。
端末代金の一括払いや、2年契約して端末代金を割引適用で購入する場合には、この早期アップグレード・プログラムは適用されません。
■ アップグレード時に機種は「交換」・・・古い携帯は返却
まず第一に誤解しないでほしいのは、この3社のプログラムは「早期機種『交換』」プログラムであること、『交換』ですから、時期が来て新しいスマホやモデルに交換したくなったら、それまで持っていたスマホは返却しなければなりません。
また、『交換できる』条件として、AT&Tは「交換前の携帯は、良好な状態で、機能が全て使えること。」とあります。
T-Mobileの場合には、「携帯が破損、紛失、または盗難にあった場合にも、交換できる」とありますから、交換前の携帯の状態は不問であり、かつ、交換前の携帯を持っていかなくとも新しい携帯を受け取れる事になります。
じゃあ、紛失していないのに「紛失した。」と言って新しい携帯が受け取れるのでしょうか?たぶん、その場合には、前の携帯のシリアル番号が「紛失・盗難携帯のデータベース」に載り、電話機としての通信機能は使えなくなるでしょう。SIMさえ刺さなければ、iPod TouchやMP3プレイヤーとしては使えるでしょう。
Verizonの場合にはまだ実施されていないので、交換前の携帯の状態に関する詳細条件はまだ不明です。
いずれにせよ、「一定期関経過したあとに新しい携帯に『アップグレード』する時に、前の携帯は返さないといけない。」ということは、その一定期間内は携帯を「購入」したのではなく、「リース(賃貸)」しているのと同じことです。つまり、まず第一に考えないといけないのは、「買うのと、リースするのと、どっちがメリットがあるか?」を考えないといけません。まあ、「古い携帯なんか、自分の手元に残らなくても良い。」と考えている人は、この早期アップグレードプログラムには全然抵抗が無いでしょう。
Sprintの場合は、再登場したEasy Payのプログラムでは、古い機種を返却する必要はありません。ただし、「返却(下取り)」して欲しい客には、最高$300までの市価で下取りします。
■ 与信履歴が良であることが必須
もう一つ、このプログラムの加入するには、機種代の分割払いが大前提です。
アメリカで分割払いをさせてもらうには、信用できる人間で無いと、させてもらえません。アメリカでは、信用度は「クレジットヒストリー(与信履歴)」「クレジットスコア」という客観的な数字で判断されます。そして、「クレジットヒストリー」はソーシャルセキュリティー番号で管理されています。
したがって、留学生などでソーシャルセキュリティー番号が無かったり、アメリカでの「クレジットヒストリー」がまだ確立されていない人は、この早期アップグレードプログラムには加入できませんので、選択肢として考える必要がありません。ソーシャルセキュリティー番号や「クレジットヒストリー」が無い人は、端末は割引無しの「定価」でしか購入できません。
■ コスト
次に、iPhoneの最新モデルを1年毎に買い換えることを前提に、4社のプログラムと、このプログラムに加入しない場合のコストを計算してみましょう。
“T-Mobile US Jump!/AT&T Next/Verizon Edge/Sprint Easy Payの早期アップグレードプログラムは、本当に価値がある?” の続きを読む
アクチが簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)。
SIMを携帯に差し込んで、アメリカ国内で携帯の電源を入れるだけで、SIMが自動的にアクチされて使用出来るZIP SIM(旧Ready SIM)です。
最近、いくつか質問を受けましたので、その検証結果を備忘録として紹介します。
答えはほぼ予想通りですが、実際にやってみることに意義があります。
なお、ZIP SIM(旧Ready SIM)では アメリカ国内(ハワイを含む)のT-Mobile回線で、
● 3G(理論値最大下り速度14.4Mbps) ・・・ 1900MHz(Band 2)対応端末、または、上り1700MHz/下り2100MHz(Band 4)対応端末の場合
● HSPA+(理論値最大下り速度21Mbps) ・・・ 1900MHz(Band 2)対応端末の場合
● DC-HSDPA(理論値最大下り速度42Mbps) ・・・ 上り1700MHz/下り2100MHz(Band 4)対応端末の場合
が使用できます、
その1・・・
“ZIP SIM(旧Ready SIM)はiPad/iPad Miniでアクチできるか、2G GSMオンリー携帯でアクチできるか” の続きを読む
アメリカのプリペイド携帯電話会社:【ほぼ】完全リスト – 2012年12月26日
にも書いたように、アメリカには沢山のMVNO(仮想移動体通信事業者)があって、プリペイド携帯サービスを提供しています。
ところが、MVNO会社のほとんどが非上場企業なので、アメリカのMVNO加入者数はなかなか正確な把握が出来ません。
GSMAの調査機関、GSMA Intelligenceは本日、アメリカの6大キャリア(AT&T、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile US、Clear、U.S. Cellular)の卸(wholesale)回線の数字を分析し、それを基に、GIGAOMがアメリカのMVNO加入者数を推測しています。
【GSMA Intelligence】M2M and MVNOs driving US connections growth - 2013年8月
【GIGAOM】Report: MVNOs are racking up mobile subscribers in the U.S. - 2013年8月16日
GSMAの調査によれば、この上場している6キャリアの報告書から、この6社の卸回線加入数は7000万回線。
この卸回線には、M2M(Machine-2-Machine)接続、つまり、警備保証用の警報機やコントロール・パネル、クレジットカード決済可能な自動販売機、石油油田ポンプなどひと気の無いところに置かれた機械、などの「マシン」が含まれて居ます。
“アメリカでは10人に1人が携帯はMVNO契約” の続きを読む
アメリカの格安航空券情報サイトのAirfareWatchdog・comが、アメリカ国内と世界の空港のWiFi有無と、使用料を表にまとめてあります。
最近は空港のWiFiは無料、または、無料化されるところが多いかと思ったのですが、有料のところもあるんですね。
表は画像(JPG)になっているので、ご自分でクリックして、見てください。
【AirfareWatchdog】Airport WiFi Access Chart
PDFファイルは、こちらのリンクから。
【AirfareWatchdog】Airport WiFi Access Chart (PDFファイル)
なお、AT&Tポストペイド携帯契約加入者で米国外へ旅行する際に月$60以上の国際ローミングオプションに加入すると、海外の空港や市中ででBoingo Wirelessが提供しているWiFiは、AT&T WiFi Internationalアプリをインストールし、AT&T WiFi Internationalに事前登録していくと、月1GBまで無料で使用できます。(事前登録が、なかなかスムーズに行かないことがあるようですが・・・)
AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、世界の主要国際空港でBoingoのWiFiが無料でローミング使用可能になります。 - 2013年4月11日
AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス/日本等の公衆WiFiが無料でローミング使用可能になります。 - 2013年2月20日
OSとブラウザーにFirefoxを搭載したSIMフリーのZTE Open Firefox携帯が、事前のニュースどおり、本日朝からアメリカeBayで発売されました。
色はオレンジ色のみ。
価格は$79.99。
アメリカ販売モデルの周波数対応は:
2G NETWORK:GSM 850/900/1800/1900MHz (日本・韓国以外は世界どこでも使える。)
3G NETWORK:UMTS 850/1900MHz(Band 5/2) (AT&TとT-Mobile、その他カナダ・メキシコで使えるが、日本・アジア・ヨーロッパ、オーストラリアなどの国では使えない。)
WiFi接続は可。
※ イギリスeBayで販売分は3G対応周波数が900/2100MHz(Band 8/1) で、日本でBand 1で使えます。
したがって、日本で使いたい人はイギリスeBayから購入したほうが良いですね。(アメリカ版は日本では使えません。・・・正確に言うと、3G 850MHz Band 5は、ドコモのFomaプラス周波数帯域を内包しているので、使えるかもしれないし使えないかもしれない。誰かがやってみるまで、わからない。)
“ZTE Open FirefoxがアメリカeBayで販売開始、$79.99” の続きを読む
本日のFierceWirelessは、アメリカ4大キャリアのLTEサービスの現状をキャリア毎に解説しています。
【FierceWireless】Progress report: A snapshot of U.S. LTE deployments in 2013 – 2013年8月14日
詳細な文章は興味ある方は原文を読んでください。総括 + キャリア毎に1ページずつ解説されています。
ここでは、各キャリアのLTEサービスエリア地図のみを比較のために抜粋して、掲載します。
各社のLTEサービス地域の数は
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2013年x月xx日現在 – 随時更新
にまとめてあり、随時更新し、メジャーなサービス地域拡大飛躍が起こった時には日付を繰り上げて更新しています。(でも、URLは同じです。)
“アメリカ4大キャリアのLTEサービスエリア地図比較:2013年8月現在” の続きを読む
カリフォルニアの弁護士が、StraightTalkの「Unlimited(使い放題)」携帯プランは虚偽広告であると、集団民事訴訟でサンフランシスコの連邦裁判所に訴えを提出しました。
【Courthouse News Service】No Limits to Tracfone’s Lies About ‘Unlimited’ Service, Class Claims – 2013年7月29日
StraightTalkとNet10などのTracfoneグループ(親会社América Móvil、メキシコ資本)は、月契約のプリペイドプランを「Unlimited Talk、Text、Data(通話、テキスト、データ通信使い放題)」プランとして宣伝し、販売していますが、実際には月に使用できるデータ通信のバイト数に制限を与え、その制限に達するとデータ通信を残りの期間停止する処置を実施しています。
これは「虚偽広告」であると、サンフランシスコの弁護士David Hansel氏が利用者を代表して、親会社のTracfone、StraightTalk部門、そして、StraightTalkブランドの携帯サービスを独占で販売しているWalmartを集団訴訟として訴えました。
Tracfoneはプリペイド携帯MVNOですが、加入者数では全米5番目の携帯会社であり、2320万人の加入者を持っています。サービスや地域によって、回線はVerizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USの4大アメリカキャリアすべてを使用しています。
StraightTalkの月$45「Unlimited(使い放題)」は2009年にサービス開始されましたが、2012年2月初めに姉妹ブランドのNet10、その後StraightTalkが「SIMだけ」販売を開始し、この「Unlimited(使い放題)」プランが通信料金が安いことで、スマホユーザーを中心に爆発的に人気となりました。
“StraightTalk/Walmartが、集団訴訟で訴えられる。” の続きを読む
ここのサイトのリーダーにはMetroPCSの加入者も居ると思うので・・・
2013年5月1日にT-Mobile USに買収され、T-Mobileの子会社(プリペイドブランド)となったMetroPCSは、これまで19地域でしか販売していませんでした。
•New York City/New Jersey北部, Boston, Philadelphia,
•Atlanta,
•Jacksonville, Tampa, Orlando, Miami,
•Detroit,
•Shreveport,
•Dallas,
•Las Vegas,
•Sacramento, San Francisco, San Jose,
•Los Angeles, Bakersfield, Riverside, San Bernardino,
T-Mobileはこのたび、以下の15地域をMetroPCSマーケットに追加します。
•Baltimore, Washington DC,
•Memphis, Birmingham(アラバマ州), Tallahassee, New Orleans
•Cleveland, Akron, Toledo, Sandusky,
•Houston, Corpus Christi, Rio Grande Valley, San Antonio, Austin,
•Seattle, Tacoma,
•Fresno, San Diego,
このため、MetroPCSは年内に1000店舗を追加オープンする予定です。
MetroPCSの新規店舗では、T-MobileのGSM/W-CDMA/LTE携帯、または、SIMが販売されます。従来のMetroPCSのCDMA2000端末は、新規店舗では扱えません。
T-Mobileに買収されたMetroPCSは、3G CDMA2000の停波を2015年夏ごろに予定しています。旧MetroPCSの加入者は、それまでに新しいT-Mobile回線用の機種に変更する必要があります。
T-Mobile Boosts MetroPCS Coverage With 15 Additional Markets, New Plan And Smartphones – 2013年7月25日
アメリカのプリペイド携帯料金の支払い方(一般論)を
アメリカ:プリペイド携帯料金の支払い方 – 2013年7月22日
で書いたついでに・・・
アメリカのポストペイド携帯料金の支払い方法を書きます。現地に住んでいる人は問題は無いはずですが、留学生などで2年以上アメリカに居る予定で、到着早々、携帯やポケットWiFiをポストペイド契約をしたものの、「翌月以降の支払い方がわからない」という質問を時々見かけるので、そういう人はこちらを読んでください。
まず、ポストペイド契約の場合には、原則的に契約書が郵便で、契約時の登録住所に送られてきます。
ただし、最近では「Paperless」とか「eBill」とかが流行っており、契約後にオンライン・ログイン・アカウントを作成すると、郵便で送って来ないで、Eメールで「今月の請求書が出来ました。オンラインで請求書明細をアクセスしてください。」という案内だけ送ってくるように指定できます。この場合には、忘れずにオンラインでアカウントにログインし、PDFの請求書を確認してください。
また、最初の月の請求書は特に金額が多いことが考えられます。その説明も後半でします。
“アメリカ:ポストペイド携帯料金の支払い方” の続きを読む
以前から書こうと思っていた項目で「To Doリスト」に加えていた一つですが、質問があったので、書いてしまいます。
「アメリカのプリペイド携帯の料金は、どうやって支払うの?」
「日本のクレジットカードで支払えますか?」
良くある質問です。
結論を先に書くと、日本のクレジットカードしか持っていなくとも、支払いはできます!
ここに書くのは一般論なので、特定のプリペイド携帯会社では以下に書く特定の支払い方法の一部は適用されない場合がありますので、それぞれのプリペイド携帯会社毎にどの支払い方法が使えるのかは、更に自分で調べてください。
“アメリカ:プリペイド携帯料金の支払い方” の続きを読む
今年2013年に入ってT-Mobile USA(現T-Mobile US)が1900MHzで3G/HSPA+ 通信もアメリカ国内で広く開始し、日本を含む海外携帯ではこの周波数に対応しているスマートフォンも増えてきているため、アメリカへの旅行者にとってはT-Mobile USの回線が魅力的に成ってきました。
さらに、このT-Mobile US回線を使用して昨年2012年11月に発売開始した、アクティベーションが簡単な使い捨てプリペイドSIMのZIP SIM(旧Ready SIM)によって、このSIMを使えば面倒なSIMアクティベーションの手続きさえも不要に成りました。
ZIP SIM(旧Ready SIM)に関しては、以前にも以下の記事で紹介しています。
SIMアクティベーションが簡単な、アメリカ短期滞在用使い捨てSIM、ZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile USA回線のMVNO) – 2013年4月10日
アクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)を試してみました・・・そして、新しい事実が判明! – 2013年4月18日
【検証】ZIP SIM(旧Ready SIM)は、iPad/iPad MiniやポケットWiFiでも使えるか – 2013年4月19日
注意事項として、
1.現在のところ、ZIP SIM(旧Ready SIM)ではT-Mobile USのLTE回線(AWS Band 4、2、12)は使用できません に対応しています。
2.T-Mobile USの電波のカバレッジは、ほぼ全米の都市部、主要高速道路沿線ではありますが、一部の州ではまったくサービスされていないところがあります。
例:アラスカ州、モンタナ州、ノースダコタ州、ウェストバージニア州、サウスダコタ州(一部大都市除外)、ワイオミング州(一部大都市除外)、ネブラスカ州(一部大都市除外)ではサービスしていません。
3.データ通信を使用するには、APNのマニュアル設定が必要です。(自動では設定されません。)
4.基本的に、使い捨てSIMです。同じ電話番号を長期にわたって維持することは、できません。
5.電話番号が短期間で使い回しされるため、運が悪いと間違い電話・・・というより、同じ電話番号の前の所有者への電話・・・が良くあります。相手の電話番号を確かめた上で、着信を受けてください。
6.データ使用容量が少ないことが気になる方は、予備を一枚余分に購入し、最初のZIP SIM(旧Ready SIM)のデータを使い切ったあとは予備のSIMに入れ替えて使用開始することをお勧めします。なお、データを使い切ったSIMでも、通話とテキストは使用期間終了まで使い放題で使用できます。
以下、ZIP SIM(旧Ready SIM)の使い方をまとめてみました。
ZIP SIM(旧Ready SIM)は、当サイトでも代行購入販売しています。
商品購入代行ページ:プリペイドSIM
“【アメリカ旅行者向け】ZIP SIM(旧Ready SIM)使用マニュアル” の続きを読む
LTE/HSPA+対応後(2013年5月24日以降)のAT&T GoPhoneの新APNを備忘録で書いておきます。
基本的には、AT&Tポストペイド携帯契約のAPNと同じです。
筆者はiPhone以外は未確認なので、不具合があったらコメントで教えてください。 今、「APN:Phone」の動作を確認しました・・・てか、もう既にGalaxy Nexusに両方とも設定してあったのを、忘れていた!
なお、
● iPhone(AT&T版、または、SIMフリー版)
● AT&T用のスマートフォン
は、APN設定を手動でしなくとも、自動的に設定されます。
APN: Phone
ユーザー名:(空白)
パスワード:(空白)
MMSC: http://mmsc.mobile.att.net
MMS proxy:proxy.mobile.att.net
MMS Port:80
MCC:310
MNC:410
APN type: default.mms.supl
APN protocol:IPv4
なお、
APN:pta
というのもGoPhoneで使えるという報告があります。(でも、今やって見たら、「APN:pta」ではネットが繋がらない。)
iPhone使用者への注意事項:
“AT&TプリペイドGoPhone SIMの新APN” の続きを読む
もう待ちくたびれた感がありますが、格安プリペイド携帯料金/格安データ通信で有名なVirgin Mobile USA(Sprintの100%子会社)にやっと、やっと、iPhone 5が登場します。発売開始は、2013年6月28日と言うことです。
iPhone 5 coming to Virgin Mobile next Friday for $549.99 with unlimited plans starting at $30/month – 2013年6月21日
価格は16GBが$549.99、32GBが$649.99、64GBが$749.99なので、アップルストアの各キャリア版定価よりも$100安くなります。
モデルはVerizon版/Sprint版と同じA1429(CDMA model)ですが、Virgin Mobile USAはこれまでもiPhone 4SでSIMロック解除を提供しておらず、iPhone 5でもSIMロックのままであり、かつ、購入後のSIMロック解除は無いと思われます。
また、Virgin Mobile USAはiPhone 4SでもSIMを使用しておらず、iPhone 5でもSIMを使用しないでしょう。本体のサービス・アクティベーションは、指定の電話番号に電話することによってOTAで行われると思われます。
LTEは、SprintのLTEエリア(現在、公式には110都市でサービス開始済み)で使用できます。
Virgin Mobile USAの’魅力は、なんと言ても通信費の安さで、
“【遂に】Virgin Mobile USAがiPhone 5を2013年6月28日から販売開始:3G/LTEデータ使い放題が月$35から” の続きを読む
AT&T GoPhoneプリペイド携帯のLTE接続が、本日からAPNの設定無しで使用できます。
筆者も、旧アクティベート済みのGoPhone SIMをiPhone 5に挿入し、APNChangerを使用せずにデフォルト(未設定)のままで4Gデータ通信接続出来ることを確認しました。
ただし、どうやら、筆者のSIMは2年以上前にアクチした3G対応SIM(LTE対応SIMではない)のためか、4G(HSPA+)しかアクセスできません。たぶん、カスタマーサービスに電話すれば設定を変えてもらえると思うのですが、・・・
さて、AT&Tは本日、さらに、2013年5月9日からサービスを限定開始したばかりのもう一つの廉価版AT&Tプリペイド携帯ブランドであるAio WirelessでもLTE接続を許可することを発表しました。
Aio Wireless Launches 4G LTE Service – 2013年6月20日
Aio WirelessはAT&Tの第2のプリペイドブランドで、月極め契約のみです。
AT&Tの新ブランドのプリペイド携帯サービス、AIO(エイオー)が、公式開始。 – 2013年5月10日
“AT&TプリペイドAio WirelessがLTE接続を許可” の続きを読む
既に最近何度か触れているように、AT&TプリペイドGoPhoneの月極めプラン価格が改訂されます。その新プラン料金が、今日、発表されました。
新料金は2013年6月21日から有効になります。
AT&T GoPhone Customers Can Surf the Nation’s Fastest 4G LTE Network with Prepaid Plans – 2013年6月14日
AT&T launching new GoPhone prepaid plans, adding Galaxy Express to GoPhone lineup on June 21 – 2013年6月14日
旧新スマートフォン・プラン料金比較は、
“AT&T GoPhone新プラン料金、発表:2013年6月21日より有効” の続きを読む
すでにこのブログサイトで報告しているように、2013年5月1日の両社の合併によるMetroPCSユーザーのT-Mobile GSM回線移行のためのSIM販売が、本日2013年6月12日から開始されました。
MetroPCSがT-Mobile回線用SIMとスマホを販売開始;同ブランドのCDMA2000携帯は一部在庫一掃割引 – 2013年6月6日
最初は、MetroPCSの販売地域全米19ヵ所のうち、
● Boston
● Hartford(コネチカット州)
● Dallas
● Las Vegas
の4都市のMetroPCSショップでのみ、開始されます。そして、順次、MetroPCSの残りの販売都市へも拡大されていきます。
MetroPCS : Bring Your Own Phone
MetroPCSの既存ユーザーおよび新規ユーザーは、MetroPCSの既存プリペイド契約料金(と電話番号)を維持したまま、持ち込みSIMフリー携帯、または、T-MobileににSIMロックされた携帯用のSIMをMetroPCSで受け取れます。SIM発行料金は明確に発表されていませんが、MetroPCSはCDMA携帯のアクティベーション手数料として$15をチャージすることから、SIM料金もこれに相当する金額と推測されています。
SIMサイズは、ノーマルSIM、マイクロSIM、ナノSIMが用意されています。
“MetroPCSユーザーのT-Mobile GSM回線への移行開始” の続きを読む
AT&TプリペイドGoPhoneのデータ通信オプションの価格改定が、2013年6月20日または21日からほぼ確実になるニュースが、今日はアメリカ携帯関連各オンラインサイトを賑わしています。
この情報は、すでにこのサイトでも以下の記事で報道済みです.
【噂】AT&TプリペイドGoPhoneのデータ通信オプションは、2013年6月21日から月$65(1GB含む)プランだけになる!? – 2013年5月31日
これまでにわかっているプラン変更は、
“AT&T GoPhoneデータ通信プラン変更は、2013年6月20~21日からにほぼ確定。” の続きを読む
MetroPCSとT-Mobile USAは2013年5月1日に正式に合併され、T-Mobile USとして業務を継続しています。
合併前のT-Mobile USAは
● 2G GSM 1900MHz
● 3G W-CDMA/HSPA+ 1900MHz
● 3G W-CDMA/HSPA+/DC-HSDPA AWS(上り1700MHz/下り2100MHz)
● LTE AWS
MetroPCSは
● 3G CDMA2000 1900MHz
● LTE AWS
でしたが、約2年後の2015年夏にはMetroPCSの3G CDMA2000 1900MHzは停波され、3G W-CDMA/HSPA+ 1900MHzに再利用(再編)される予定です。
このため、現在のMetroPCS加入者はそれまでにT-MobileのGSM・W-CDMA携帯に交換、または、手持ちのT-Mobile互換 GSM携帯、または、SIMフリー携帯にT-Mobile回線用のSIMを挿入して使用しなければなりません。
“MetroPCSがT-Mobile回線用SIMとスマホを販売開始;同ブランドのCDMA2000携帯は一部在庫一掃割引” の続きを読む