Nexus 5北米版(LG-D820)をSprint MVNOのTingで使う手順


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目次:
Tingサービス概要・・・このページ
■ Ting Nexus 5用SIM購入の手順・・・このページ
■ Ting Nexus 5用SIMのアクティベーションの手順・・・ページ 2
■ Nexus 5(LG-D820)の端末プログラミングの手順・・・ページ 3
■ Nexus 5(LG-D820)を3つの周波数でLTEを有効化し、Sparkに備える手順・・・ページ 4


2013年10月31日に突然発売されたNexus 5北米版(LG-D820)は、
● AT&T : 2G 850MHz、1900MHz -3G 850MHz、1900MHz -LTE 700MHz(B17)、一部地域のみ1900MHz(B2)、近い将来AWS(B4)
● T-Mobile US : 2G 1900MHz -3G 1900MHz、AWS -LTE AWS(B4)
● Sprint : 3G CDMA2000 1900MHz - LTE 800MHz(B26)、1900MHz(B25)、2500MHz(B41、TD-LTE)
● Verizon : 3G CDMA2000 800MHz、1900MHz - LTE 一部地域のみAWS(B4)
に対応しています。

※ Verizonは、Nexus 5がメインのLTE周波数700MHz(B13)に対応していないので、Nexus 5の公式サポートは行っていません。

もちろん、AT&TとT-Mobie USのSIMでは、通信有効なそれぞれのSIMをNexus 5に挿入すれば、あとはAPNを設定するだけで使用できます。

Sprint回線を使ってプリペイド契約でNexus 5(北米版)を契約できるのは、SprintのMVNOであるTingで契約できます。
Nexus 5(北米版)がSprintの3つのLTEバンド全てに対応しており、Sprintの提供するSpark(3つの周波数をアグリゲートした高速LTEサービス)の恩恵を受けられることから、Nexus 5をSprint回線でプリペイドで契約したい人にはTingが向いています。

しかも、Tingは、端末1台あたり月$6の基本料金で、最大20台まで複数台加入できます。そして、加入端末の月毎の総通話分数、総SMSテキスト数、総データ通信バイト数で、その月の合計通信料金が決まります。料金は通話、テキスト、データ通信毎に段階的に課金されます。

したがって、何も通信をしない月は、端末1台あたりの月基本料金の$6だけ。($6xN台)
加入端末合計の通話数が1分以上、100分以下であれば、端末数の月基本料金+通話料金$3だけ。($6xN台 + $3)
・・・という料金になります。

課金は、登録したクレジットカードに、当月分基本料金と前月分通信料金(開始月は、$0)が、毎月自動課金されます。

以下、Tingの通信プラン表です。
上記にも説明したように、端末台数に応じた月の基本料金(月$6/台)は先払いで、実際の月の通話・テキスト・データ通信の使用量に応じて段階的な定額通信料金が後払いで課金されます。
プリペイドとは言いながら、この方式はポストペイド契約に近い契約です。
また、20台まで同一アカウントで加入でき、通話やテキストやデータ通信が全加入台数のトータルで課金されるのが、特徴です。

■ Ting Nexus 5用SIM購入の手順

まずは、Nexus 5用のTing SIMを、Tingサイトから購入します。

TingのNexus 5用SIMカードのサイト
【Ting.com】Nexus 5 SIM Card
へアクセスし、「Buy It Now」ボタンをクリックします。

1枚$10ですが、消費税が追加されます。
ここで、氏名、連絡先電話番号(既得電話番号)、Eメールアドレスを入力し、Tingアカウントを作成します。
あとでSIMを受け取った後、このEメールアドレスでログインし、SIMをアクティベートすることが出来ます。
また、SIMを受け取った後、SIMを発注したアカウントとは別に、別のアカウントを作成して、そのアカウントでSIMをアクティベートすることも出来ます。
入力後、「Next Step」をクリックします。

SIM使用予定アドレスを入力します。「Next Step」をクリックします。

入力した住所を確認して、「Confirm」をクリックします。

クレジットカード情報を入力します。「Next Step」をクリックします。
クレジットカード番号は、一つのカード番号を、一つのログインID(Eメールアドレス)にしか登録できません。注意して下さい。
つまり、違うログインID(Eメールアドレス)に、同じクレジットカード番号は登録できません。

SIM送付先アドレスを入力します。「Next Step」をクリックします。

入力した住所を確認して、「Confirm」をクリックします。

最後に全ての情報を確認し、「Complete Purchase」をクリックします。

Nexus 5用SIMの注文が完了しました。

約3営業日後、Ting Nexus 5用マイクロSIMが到着します。

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「Nexus 5北米版(LG-D820)をSprint MVNOのTingで使う手順」への4件のフィードバック

  1. Credit Card was not approved. 4927355
    って表示されてしまうのですがとうすればいいですか

    管理人 返信:

    ご注文直前のEメールでも
    「ただし、アメリカのクレジットカードと、住所の登録が必要だと思いますよ。」
    と書きましたが、アメリカのオンラインサイトではクレジットカードの不正利用を防ぐために、カード登録の住所の郵便番号を認証にチェックしているサイトが多いです。そして、このチェックの際に照合するデータベースはアメリカの住所しかチェックしないので、アメリカ以外のクレジットカードは支払いに使えないオンラインサイトが多いです。
    逆に日本のオンラインサイトでは、海外のクレジットカードが使えないところが多いですが。

    可能性としては、
    1.AMEXを持っていたら、それを使ってみる。郵便番号(ZIPコード)の欄は、AMEXの登録住所の(日本の)郵便番号をハイフン無し、ハイフン付き、両方で試してみる。
    2.「Your Billing Information」のページのZIPコードを、「99999」で入力してみる。(アメリカのガソリンスタンドで日本のクレジットカードを使用する場合、ZIPコードを聞かれたら、「99999」を入力すると、ZIPコードの照合チェックがスキップされるらしい、という報告あり。)
    3.アメリカで使用できる、アメリカで購入できる、VISA/MasterCard/AMEXのギフトカードを入手し、アメリカのオンラインサイトで使う。
    「アメリカのVISA/マスター/AMEXギフトカードを使ってみた(日本から使えるか、検証)」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=4130
    参照。
    商品購入代行ページでも、アメリカVISAギフトカードの代行をしています。
    https://blogfromamerica.com/wp/?page_id=9101&slug=index&cPath=28

    ただし、Tingはやめるまで毎月カードへ自動課金されるので、ギフトカードだといつか残高が不足になるので、そのときに新しいギフトカードの番号に変更しないと、気が付かないと通信が解約されてしまっていることがあります。(「ギフトカード」は、原則的にリフィル出来ません。アメリカのVISA「プリペイドカード」はリフィル出来ますが、ソーシャルセキュリティー番号を聞かれることがあります。)

    リョウ 返信:

    VISAのギフトカード買うのでアクティベートやってもらうことできますか?

    管理人 返信:

    アメリカのCDMA2000携帯(Sprint,Verizon)は、SIMだけアクチしても、使えませんよ。
    これも、DMの最初の方(正確には、2通目)の返事に書きましたが、
    >TingはSprintのCDMA2000を3Gで使用しているため、SIMのアクチ後、Nexus 5本体の「プログラミング(電話番号など設定)」も必要です。
    >たぶん、本体設定作業は、Sprint(Ting)の電波の受けられるところでやらないと、ダメなはずです。
    なので、日本国内では本体の設定が出来ないです。
    また、SIMをアクチすると、すぐに毎月$6ずつ課金されますので、本体をアメリカに持ってきてからSIMをアクチしたほうが良いですよ。

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