ディスカウント百貨店Targetが、T-Mobile USのMVNOサービス開始:長期利用者には6ヵ月毎に$25Targetギフトカード進呈


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週末の「地下室浸水」後のクリーンアップ作業で、報告が遅れました。

先週中ごろから噂が報告されていましたが、アメリカ国内で2番目に大きなディスカウント百貨店のTargetが、ディスカウント百貨店最大大手のWalmartのStraightTalk/FamilyとWalmart Family Mobileに対抗するため、自社ブランドでT-Mobile USのMVNOサービスを、2013年10月7日から開始しました。
ブランド名は、Brightspotと呼びます。

このMVNOが他社と違うのは、プリペイド契約を6ヶ月継続する毎に$25のTargetギフトカードが貰えます。

また、Targetは自社発行のVISAカード、Target VISAクレジットカード(Red Card)を持っていますが、これを支払いに使用すると、Brightspotの月々使用料を含むTarget百貨店およびTargetオンラインでのショッピングが5%引きになります。更に、Targetクレジットカードを使用すると、そのポイント累積点数に応じ、Target店舗1日ディスカウントクーポン(1日に何度でも使用できる)が送られてきます。

このように、Brightspotは、Targetのロイヤルティ・プログラム、および、Target VISAクレジットカードのロイヤルティ・プログラムと連結していることが特徴で、アメリカ在住者で6ヶ月以上契約する人にメリットがあり、更に、アメリカの与信履歴があってTarget VISAクレジットカードに申し込んで審査をパスする人にメリットがあります。

しかし、Target Brightspotプリペイドサービスは、SIMだけの購入も可能(SIM価格 $9.99、ノーマル/マイクロSIM)なので、一時的な旅行者でも、アメリカ国内では一定規模の町では比較的どこでもTarget店舗があるので、比較的入手可能なSIMとなり、「簡単に手に入るプリペイドSIM」の選択肢の一つになります。(ただし、まだ、店舗でのSIM入手はそれほど流通していないようなので、全Target店舗に在庫が行き届くまでには少し時間が必要でしょう。)

肝心のプリペイド通信プラン料金は、...

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自己申告すれば、家電量販店BestBuyが店頭商品の価格を、競合他社のオンライン価格にマッチしてくれる。


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「ショールーミング」(消費者が商品の実物を実店舗で触ってみて購入前に試してみるものの、実際に購入するのはAmazonなど安いオンラインで購入すること)の犠牲にされて売上げと利益が減っているアメリカの家電量販店最大手、BestBuyですが、昨年のクリスマス商戦では「同一商品の、オンライン競合他社の(BestBuy販売価格より低い)価格の書かれたアウトプットを持ってくれば、その価格で販売するか、(既に購入した後ならば)差額を返却する。」対応を期間限定で行っていました。

そのBestBuyは、2013年3月3日から、当分は1年間期間限定で、その「競合他社のオンライン価格にマッチ」対策を継続します。

Best Buy ends ‘showrooming’ with Low Price Guarantee – 2013年2月15日
Best Buy Makes Price Match Permanent to Win Back Clients – 2013年2月15日

競合他社の同一商品(同一モデル)の価格の証拠は、購入時、または購入後15日以内に店に持って行き、自己申告する必要があります。
購入時の場合には、価格がその価格に調整されます。
購入後15日以内の場合には、差額(プラス、差額相当の消費税)が返金されます。

比較対象になるオンラインショッピングページは全てではなく、

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