SprintのMVNO、超格安使い放題プリペイド携帯会社、Voyager Mobileがサービス開始


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ニューヨーク大学の現役大学生で22歳、3年生課程(ジュニア)を終了したばかりのJohn Mardini氏が設立してPresidentをしているVoyager Mobileが、今日(2012年5月20日)から注文を受け付け開始しました。
Voyager Mobile ホームページ

Voyager MobileはSprint(CDMA2000 1900MHz、WiMax 2.5GHz)のMVNOで、最初の計画では2012年5月15日にサービス開始する予定でしたが、同サイトがハッキングにあって改ざんを受けたので、ローンチを遅らしていました。

Voyager Mobileは超格安プリペイド携帯サービスを提供し、プランは月極めプランだけですが、
● 月$19で通話とテキストが使い放題
● 月$39で通話とテキストとネット(3G CDMA2000/4G WiMax)が使い放題
という2つのプランを用意しています。

社員は友人と家族の7人だけで、John Mardini氏の地元のテネシー州Knoxvilleに本社を置きます。
携帯のアクティベーションや出荷は、全てSprintが請け負いで代行します。

少ない社員数と、手間を省くことで、超格安プリペイド携帯サービスを提供するのが同社の目的です。

現在のところはサービスはアメリカ国内への通話だけで、国際電話や国際テキストは出来ません。
また、以下の21州に住んでいる人しか契約できません。(契約後の携帯電話の使用は、全米のSprint回線で可能です。)
Alabama、Delaware、Georgia、Illinois、Iowa、Kentucky、Maryland、Massachussetts、Minesota、Mississippi、New Jersey、North Carolina、Ohio、Oregon、Rhode Islands、South Carolina、South Dakota、Tennessee、Virginia、Washington、West Virginia

使用する携帯電話はCDMA2000方式なので、(アメリカでは)SIMを使っておらず、Voyager MobileのホームページからSprint電波対応の携帯を購入しなければなりませんが、フィーチャーフォン、アンドロイド携帯、Windows携帯が10機種用意されています。

Voyager Mobileの初期投資はこれまでのJohn Mardini 氏の事業からの利益、家族、友人から集められます。
彼にとってこれが3つ目の「起業」となり、最初は9歳でDJに使うレコードプレイヤーなどを入手して活動し、それがレコード関連事業の設立となりました。
その後、IT関連の事業を起こし、 Munifi NetworksとしてITサービスを地元で提供しています。

また、秋学期には学士を取得する為にニューヨーク大学に戻る予定だと語っています。

ソース:
Meet the 22-Year Old College Student Who Hopes to Shake Up the Cellphone Business – 2012年5月14日
22 year old launching Voyager Mobile cut rate phone service – 2012年5月14日
Voyager Mobile endures ‘malicious network attack,’ delays launch to the ‘very near future’ – 2012年5月15日
Voyager Mobile shakes off network issues, launches a few days behind schedule – 2012年5月20日

PC Worldのアメリカ13都市スマートフォン・ネット速度テスト結果


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PC World誌が全米13の都市で調査したスマートフォンの速度テストの結果が明らかにされました。
3G and 4G Wireless Speed Showdown: Which Networks Are Fastest? – 2012年4月16日

調査を行った都市は、
Atlanta, Boston, Chicago, Dallas, Denver, Las Vegas, Los Angeles, New Orleans, New York, San Francisco, San Jose, Seattle, Washington D.C
の13都市。

調査は、3Gサービスと4Gサービスとに分けて調査され、3GはVerizonとSprintはCDMA2000 EV-DO Rev.A、AT&TとT-MobileはHSPA+(HSAP+21、理論最大速度21Mbps)までを含みます。
4Gは、VerizonとAT&TはLTE、SprintはWiMax、T-Mobile USAはまだLTEサービスを開始していませんがDC-HSDPA(HSPA+42、理論最大速度42Mbps)を調査対象としました。

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アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ


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最近、アメリカ国内の場所によってはiPhoneやスマートフォンでのインターネット・アクセス速度が遅い、という不満の声をところどころで見たり聞いたりします。理由はアメリカ国内のiPhone/スマフォ/ポケットWiFi等の利用者数が急増していて、回線整備が追いついていないからなのですが・・・

スマートフォンのネット速度テストで良く使われるアプリに「SpeedTest」がありますが、これはたくさんの人が全米、全世界で使っているのだから、この測定結果を地図にして公表すれば便利だと思います。
http://www.speedtest.net/

例えばこれから旅行や出張で遠くの都市に行くときに、その場所でのほかの人のSpeedTestの結果を事前に知れれば、それによってホテルの予約を決めたり、行動計画を決めたり、出来ますね。

・・・と思って調べたのですが、Speedtest.netアプリを提供しているOokla社はそのような情報を公開していないようですね。
近いものとしてOokla社のNetIndexレポート
http://www.netindex.com/
がありますが、国別/州別/キャリア別単位くらいまでの大雑把な集計で、それよりも細かい集計は無いですね。

そこでAppStoreをもう少し調べてみたところ、・・・ありました。
地図にその場所でのアメリカ携帯4社(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)のインターネットアクセス速度をマップしたものがありました。

RootMetrics社の「Cell Phone Coverage Map」アプリです。
iOS版も、アンドロイド版もあります。
 
 

PCでも
http://www.rootmetrics.com/map/
にアクセスして、住所を入力して調べることが出来ます。

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アメリカのWiMaxについて、現在判っていること。


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このサイトには検索エンジンで「WiMax」をキーワードに到達する人が毎日何人か居ます。

ここで、アメリカのWiMaxの今後について、今現在発表されていることを、書きます。

その前に、アメリカのWiMaxは、Sprint社が54%株主であるClear(Clearwire)社が基地局などのインフラを設営し、そのインフラをSprintが販売(MVNO)しています。
Clearは自社でも直接エンドユーザーへWiMaxモバイルルーター接続サービスを行っていますが、Clearの収入の90%以上はSprintからの回線使用料です。
したがって、SprintがWiMaxサービスの販売を中止すると、Clearの経営は維持できなくなります。
 
 

さて、WiMaxに付いて現在発表されていることは、

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Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較


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アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。

たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。

ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。

4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。

なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。

Verizon
Verizon Coverage Locator

Sprint
Sprint Coverage Check

AT&T
AT&T Coverage Viewer

AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。

T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check

Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map

Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map

BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps

H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage

SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
 
 
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Sprint Family Locatorサービスを使ってみました。


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1ヶ月ほど前、2G GSMテキストメッセージで場所を知らせてくれるGPSトラッカー「i-gotU GPS Tracker GT-1800」を紹介しました。
SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800 – 2011年12月13日
これは、この装置の周囲の音声も相手に気付かれずに盗聴できるなど、「スパイちっく」な装置でした。
しかし、バッテリー充電満タンでせいぜい2日程度しか持たず、また、別に通信が有効なSIM契約が必要です。

そこで、家族や友人がすでに契約中の携帯を持っている場合、その携帯の現在位置を知る方法は無いでしょうか?

・・・あります。

アメリカでは携帯各社がポストペイド契約者に携帯の現在位置ロケーションサービスを提供しています。

Verizon:サービス名=Family Locator
http://products.verizonwireless.com/index.aspx?id=fnd_familylocator
登録1携帯ごとに月$9.99。

AT&T:サービス名=FamilyMap
http://familymap.wireless.att.com/
登録2携帯まで月$9.99、5携帯まで月$14.99。

Sprint:サービス名=Family Locator
http://sprint.com/familylocator
登録4携帯まで月$5.00。

T-Mobile USA:サービス名=FamilyWhere
http://family.t-mobile.com/safety-and-security
ファミリープラン内の全ての携帯、5携帯まで月$9.99。

日本でも携帯電話会社がそれぞれ同様のサービスを提供したり、サードパーティーがアプリで提供しているようですね。

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SIMロック解除したSprint(Verizon)iPhone 4Sは、auのSIMで使える!?


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昨年年末、ヤフオクで手に入れて日本の実家に送っておいて貰った「ソフトバンク銀SIM(未開通)、ソフトバンク黒SIM(未開通)、au解約済みSIM」を、年末に日本の実家へ訪問した息子にアメリカへ持ち帰ってきてもらったので、それらと、手元に元々あったソフトバンク・プリペイドSIMを、SIMフリー(unlocked、GSM/W-CDMAオンリー)iPhone 4SとSprint(CDMA2000)用iPhone 4Sに挿入して、仮説確認のために遊んでみました。

 

それぞれ2枚ずつ入手したので、1枚ずつSIMカッターでマイクロSIMサイズに切って使います。
正月早々、SIMカッターを壊してしまい、
携帯電話用SIMの金メッキの下は、どうなっている? – 2012年1月2日
代わりのSIMカッターが昨日まで届かなかったので、SIMは数日放置されていました。

そして、偶然にも予想外の事実を発見してしまいました!

なんと、GSM/W-CDMAモードがSIMロック解除されているSprint用iPhone 4Sで、auのSIMが使用できるようなのです!!!

これが事実なら、GSM/W-CDMAモードのSIMロックが解除されているSprintまたはVerizon用iPhone 4SにauのSIMを挿入して日本国内ではauの電波で使用し、日本・アメリカ以外では現地のSIMを使用して現地のキャリアで使用することが出来ます。

更に、このiPhone 4Sを持てば、日本国内ではau以外にドコモのSIMもソフトバンクのSIMも、好きなSIMにいつでも変えられる・・・と言うことです。
それに対してau用のiPhone 4SはauにSIMロックされており、auはGSM/W-CDMAモードのSIMロック解除をしてくれないようなので、ドコモやソフトバンクのSIMは使えません。

残念ながらアメリカ国内のGSM/W-CDMAキャリア(AT&T、T-Mobile USA、およびそのMVNO)のSIMはSprintまたはVerizon用iPhone 4Sでは使用できないので、アメリカ国内ではVerizonまたはSprintと契約しないといけません。
Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか? – 2011年10月17日

しかし、Verizonはプリペイド契約ではSIMを発行してくれず、Sprintはプリペイド契約は自社ブランドでは行っておらず、子会社のVirgin Mobile USAまたはBoostMobileとの契約になり、どちらも3G契約ではSIMを使っていないので、アメリカ国内ではSprintまたはVerizonとの2年契約を維持していないと使えないのが、難です。

しかし、アメリカ在住の人は、日本に一時帰国した時にドコモ/ソフトバンク以外に、auのSIMも使えると言う選択肢が増えることになります。

注意:アメリカのアップル・ストアで販売しているSIMフリーiPhone 4SはCDMA(CDMA2000)モードが無効になっているので、au SIMは使えません。
上の話はあくまでも、アメリカのSprintまたはVerizon用のiPhone 4Sで、かつ、GSM/W-CDMAモードがSIMロック解除されている iPhone 4Sに限ります。
 
 

auのSIMでの実験結果を報告する前に、まず、ソフトバンク銀SIM、ソフトバンク黒SIMでの実験結果を書きます。

※ 今回の実験結果の一番大事な発見は、この記事の一番最後になっていますので、お見逃し無く・・・

“SIMロック解除したSprint(Verizon)iPhone 4Sは、auのSIMで使える!?” の続きを読む

AT&TがLTEサービス地域を追加(2012年1月5日)


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● AT&Tは2012年1月5日、次の11都市(地域)でLTEのサービスを開始しました。これまでカバーされていなかった西海岸にも、やっとAT&TのLTEがやってきます。
New York City metro area, Austin, Chapel Hill, Los Angeles, Orlando, Phoenix, Raleigh, San Diego, San Francisco、San Jose、Oakland。

AT&Tの今回のLTEサービス開始のタイミングは、来週2012年1月10~13日にラスベガスで行われるCES(Consumer Electronics Show)でのLTE対応新製品発表に関連していると推測されています。

AT&Tは2011年9月~12月に既に以下の都市(地域)でLTEサービスを開始しています。
Athens, Ga.; Atlanta; Baltimore; Boston; Charlotte; Chicago; Dallas-Fort Worth; Houston; Indianapolis; Kansas City; Las Vegas; Oklahoma City; San Antonio; San Juan, Puerto Rico; and Washington, D.C.

これにより、AT&Tの LTEサービスは全米26箇所に拡大されました。人口カバー率では、7400万人に対応することになります。

AT&Tは、2013年末までに全米ほぼ全ての予定都市でLTEサービスの開始を完了する予定と発表しています。

AT&TのLTEサービスは、704-746MHz周波数帯域(LTE Band 17)を使用しています。

下記地図で「☆」印が今回のサービス開始地域、「○」印が既にLTEサービスが開始されていた地域です。

 
 
 

● 2010年12月1日よりAT&Tに先駆けてLTEサービスを開始しているVerizonは、746-787MHz周波数帯域(LTE Band 13)で提供しており、2011年12月14日現在で全米190の都市(地域)でLTEサービスを提供しています。人口カバー率では、2億人に対応しています。

Verizon社も、2013年末までには現在のVerizon 3Gカバレッジ地域全てを4G LTE対応にすると発表しています。

2ヶ月前(2011年11月)に筆者がカリフォルニア州サンホセでVerizon LTEポケットWiFiで実測したときには、実質ダウンロード速度15Mbpsでコンスタントに接続できました。
 
 

● Sprint社のLTEサービスは、2012年中頃に開始される予定、と発表されています。
 
 

● T-Mobile USAは同社のマーケティングでは「HSPA+」(理論値最大42Mbpsダウンロード速度)を「4G」と称して宣伝していますが、LTEサービス構築および開始の予定は、ありません。
 
 

Verizon iPhone 4SをSIMロック解除した人のブログ、発見。


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実は数週間前に発見したのですが、今日また探してたどり着いたブログを紹介します。

当サイトの記事書き込み意図に沿っているので、また、筆者はVerizonポストペイド契約の契約を一台も持っていない(LTEポケットWiFiは持っている)ので、備忘録としてここにリンクを張っておきます。
サンフランシスコのNiwaさんの経験談で、VerizonのiPhone 4Sを、Verizonカスタマーサービスに電話してSIMロック解除してもらい、ドコモのSIMで日本で使用した記録です。
(Verizonの) iPhone 4S アンロック (http://blog.niw.at/post/11647586896) - 2011年10月19日

この件に関しては、当サイト、
Sprint(CDMA)版iPhone 4Sは、2011年11月11日新規アクティベート分からSIMロックされました。 - 2011年11月15日
の中でも少し触れていました。

Verizonカスタマーは、Verizontとの契約後iPhone 4S購入後ではない)60日(?)経過すると、VerizonのカスタマーサービスGlobal Services Activation Specialist (800) 711-8300 にリクエストすれば、GSM/W-CDMAモードのSIMロックを解除してもらえ、米国外では他社のSIMを使ってGSM/W-CDMAモードで通信できます。
アメリカ国内の携帯会社のSIM(例:AT&T、T-Mobiule USA、,およびそれらのMVNO)は使用できません。

「60日」という期間には柔軟性があるようで、それ以前に米国外へ旅行・出張する人には例外的に60日よりも前にIMロック解除をしてくれることがあるそうなので、そのような状況の人はカスタマーサービスに連絡してみてください。

なお、VerizonのこのSIMロック解除の規則は、iPhone 4Sに限らず全てのワールド携帯(Droid International、Blackberryなど)に適用されます。
 
 

同様に、2011年11月11日以降にSprintのiPhone 4Sを買われてアクティベートした人も、Sprintとの契約後iPhone 4S購入後ではない)90日(?)経過すると、Sprintのカスタマーサービス(World部門カスタマーサービス)にリクエストすれば、SIMロックを解除してもらえます。

2011年11月10日以前にSprintのiPhone 4Sを購入してアクティベートした場合は、そのiPhone 4SのGSM/W-CDMAモードは既にSIMロック解除状態になっています。
 
 

アメリカCMDA(CDMA2000)版iPhone 4S SIMロック解除後の他社SIM挿入時の動作は、
Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか? - 2011年10月17日
で実験結果を記事にしています。
 
 

AT&Tは今のところ、全iPhoneモデルのSIMロック解除には、応じません。
 
 

なお、VerizonとSprintのiPhone 4SのキャリアによるSIMロック解除は、GSM/W-CDMAモードのみに行われます。
この作業後、CDMA(CDMA2000)モードのキャリアロックは相変わらず続きます。したがって、このSIMロック解除したiPhone 4SをKDDI/auに持ち込んで契約することは、出来ません。
 
 

2011年12月のアメリカ携帯業界ニュース


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他で発信している業界ニュースを日本語で再発信しているサイトは、たくさんあります。
そういう中で、同じようなニュースをここで流しても筆者のエネルギーと時間の無駄になるだけなので、ここのサイトでは他の人やサイトが流すであろうニュースは極力取り上げないようにしています。

このサイトのメインのポイントは、「他人の受け売り情報の転載」ではなく、筆者のハンズ・オン体験に基づいた情報です。

しかし、中には現地の業界の情報をナマで知らないと書けない情報もあります。
そのような情報(ニュース)は、時々書いて行きたいと思います。

2011年11月から昨日まで、アメリカの携帯/モバイル通信業界ではいくつかの大事な業界ニュースが発生しています。
それらの関連性を解説しながら、書いていきたいと思います。
 
 

2011年12月19日:AT&TがT-Mobile USAの買収を正式に諦めると発表
“2011年12月のアメリカ携帯業界ニュース” の続きを読む

AT&T iPhone 4S(HSPA+)、AT&T iPhone 4(3G)、Sprint iPhone 4S(CDMA2000 EVDO Rev.A)速度比較


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Sprint(CDMA)iPhone 4SとAT&T(SIMフリー)iPhone 4を既に持っていながら、SIMフリーiPhone 4Sを入手したかった一つの理由は、iPhone 4SのHSPA+高速通信の速度を比較したかったからです。

そこで、早速比較してみました。


 

AT&T iPhone 4S
HSPA+
AT&T iPhone 4
3G
Sprint iPhone 4S
EVDO Rev. A
下り 4.0~4.5 Mbps
上り 1.2-1.5 Mbps
下り 1.3~2.6 Mbps
上り 1.0-1.2 Mbps
下り 1.0~1.3 Mbps
上り 0.4-0.8 Mbps

と、明らかにHSPA+のAT&T iPhone 4Sがデータ速度が速く、3G HSDPA通信しか出来ないiPhone 4の約2倍です。

また、SprintのiPhone 4S(EVDO Rev. A通信方式)に比べると、3~4倍の速度です。
Verizon iPhone 4およびiPhone 4Sも、SprintのiPhone 4Sと同程度の速度のはずです。

なお、上記の計測は感謝祭直後の金曜日の午後9時半ごろで、比較的回線混雑の少なかった時刻に行いました。

同日の夕方午後4時頃の計測では、以下のような結果でした。

AT&T iPhone 4S
HSPA+
AT&T iPhone 4
3G
Sprint iPhone 4S
EVDO Rev. A
下り 2.1 Mbps
上り 1.1 Mbps
下り 1.3 Mbps
上り 0.9 Mbps
下り 0.6 Mbps
上り 0.8 Mbps

 
 

SIMフリーiPhone 4Sで、Sprint国際ローミング用SIMは使えるか?

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Sprint(CDMA)版iPhone 4Sは、2011年11月11日新規アクティベート分からSIMロックされました。


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Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか? – 2011年10月17日
の続報ですが、2011年10月14日のiPhone 4S発売開始以来、GSM/W-CDMAモードのSIMスロットをSIMフリーで出荷していたアメリカのSprint社は、2011年11月11日アクティベート分から、事前予告通り、GSM/W-CDMAモードのSIMスロットをSIMロックすることになりました。
Sprint to SIM lock all new iPhone 4S activations starting today – 2011年11月11日

リークしたSprint社内メモによれば、

● GSM/W-CDMAモードの「SIMロック」プロセスは、iPhone 4Sの初期アクティベート時に、(裏で)アップル・サーバーにアクセスした時点で、行われます。ユーザーには「SIMロック」されたことは、画面に表示されません。
● 契約後、一定期間(90日?)経過したSprint社のiPhone 4SユーザーがSIMロック解除リクエストした場合、Sprint社はGSM/W-CDMAモード(のみ)のSIMロックを解除します。SIMロック解除リクエストは、Sprint社のWorldWide部門カスタマーサービスへ電話して、行います。
Sprint iPhone 4S unlocking policy not new, can be undone – 2011年11月11日

(同じくアメリカのCDMAキャリアのVerizon社は、契約後60日経過したユーザーがSIMロック解除をリクエストした場合、GSM/W-CDMAモード(のみ)のSIMロックを解除すると、以前に発表しています。)

なお、
● 2011年11月10日以前にSprintからiPhone 4Sを購入し、アクティベートしたユーザーのiPhone 4Sは、GSM/W-CDMAモードのSIMスロットはSIMフリーのままの現状に維持されます。

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Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか?


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Sprint(CDMA2000)用iPhone 4SをアンドロイドHTC Heroから機種変更/アクティベートしたので、いくつかの謎を解決すべき、実験してみました。

なお、ここに書く内容は、Verizon用iPhone 4Sでも同様と推測されます。
KDDI(au)版は、どうでしょうか?
日本在住の方の実験報告を、期待したいところです。

1.SIMが無くても、通話できるか?

アメリカのCDMA2000 キャリアは、米国国内ではSIMを使用していません。
SprintやVerizon(ついでに、Virgin Mobile USA、BoostMobile、Cricket Wireless、MetroPCS、など)の3G携帯には、SIMを挿入するSIMスロットが存在しません。(CDMA2000/LTE両用携帯には、LTE通信のためにSIM/SIMスロットが存在します。CDMA2000/GSM【W-CDMA】両用携帯にも、GSM【W-CDMA】通信のためにSIM/SIMスロットが存在します。)

iPhone 4Sは「ワールド・フォン」という触れ込みですから、ヨーロッパなどCDMA2000キャリアが一社も存在しない国では、iPhone 4Sに挿入されたSIMの情報を使ってGSM【W-CDMA】モードで通信する必要があることは、理解できます。

それでは、アメリカ国内ではどうでしょうか?

そこでアクティベーション後に、SIMを抜いて通信できるかどうかを試してみました。

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【速報】SprintのiPhone 4Sが届いた


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Sprint (CDMA2000)のiPhone 4Sが、今日2011年10月14日午後5:20分ごろ、UPSで届きました。

朝から待っていたのに、今頃・・・

まず、確認事項:

その1:ミュートボタンの位置が違うか?

確かに、iPhone 4Sのほうが、AT&T版(GSM/W-CDMA版)iPhone 4のミュートボタンの位置に比べて約2ミリ下ですね。
左の黒いのが昨年発売のGSM/W-CDMA用iPhone 4、右の白いのが今回発売のiPhone 4S。

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SprintからiPhone 4S発送通知が・・・でも・・・


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なんか、「SprintからiPhone 4S発送通知メールが既に送られている」って話が、一部のサイトで報道されているようです。
発売日前にフライングでiPhone 4Sが入手できる人がいるのではないか・・・と。

ちなみに、筆者のもとにも今朝、Sprintから発送処理完了のメールが届きました。

既にSIMフリーのiPhone 4をAT&Tポストペイド契約で使っているので、今回のiPhone 4Sはそれほど積極的な興味は無かったのですが・・・

良く考えたら、家族でFamily PlanでSprintで契約している筆者のアンドロイド携帯が前回購入(アップフレード)から2年以上経っているので、安くiPhone 4Sにアップグレードできるので、そっちを機種変しても良いかな・・・くらいの軽い気持ちで、予約開始日2011年10月7日午前7時35分(東海岸時間)ごろ、予約したものです。

さて、この発送通知メールを良く読むと、配達予定日は2011年10月14日か15日、となっています。

以前、アップルから直接iPhone 3GSかiPad2か(どっちか忘れたけど・・・)を購入した際にも、既に中国からシカゴまで荷物は届いているのに、発売日まで数日保留されていて、発売日に配達されたことがあります。
つまり、アップルは前もって出荷しても、配達日指定を運送会社に指示することがあります。

今回も同じだと思うので、運送会社(UPS)がよっぽどドジをやらないと、アップル社員以外で公式発売日前にiPhone 4Sを入手する人は、限りなくゼロに近いと思いますよ。(ゼロとは断言しませんが・・・)

それにしても、Sprint iPhone 4SにSIMが付いてくるかどうか・・・ぐらいが、今のところ最大にして唯一の興味です。(2011年2月10日発売のVerizon iPhone 4にはSIMスロットも、SIMも、ありませんでした。)


 
 
 

SprintのLTE計画が、明らかにされる。アメリカのWiMaxの終焉が近い。


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2011年10月7日朝(現地時刻)、Sprint社は投資家向けにWebcastで会見を開き、今後の同社の4G/LTE導入計画について言及しました。

これによると、米国第3の携帯通信会社で、唯一WiMaxを提供していたSprint社は、2012年中頃を目指してLTEの導入に向けて準備していきます。

当初は現在CDMA2000(3G)で使用中の1900MHz帯域に4G LTEも同乗し、2012年夏には最初のLTE対応端末を販売開始する計画です。
2012年末には全米の120都市でLTEサービスを開始し、2013年末には260都市までに拡張します。
端末も、2012年末には約12機種のLTE対応端末(携帯)を用意する予定です。

1900MHz LTE(FD-LTE)サービスは、Sprintの既存の設備(基地局、電波使用免許)を利用したサービスですが、Sprintは2011年7月28日にLightsquared社のLTEインフラ使用したサービスを15年間使用する契約を発表していて、Lightsquaredが政府認可許可を得れば、同社が計画する1600MHz帯域のLTEサービスも提供される予定です。

また、Sprint社は現在使用している800MHz帯域でiDen通信サービスを提供しています(iDenは、SprintがNextelと合併した際に、Nextel社が提供していた通信。)が、このiDenを2013年に廃止する決定を既に2010年12月に発表しており、iDen廃止後はこの800MHz帯域は3G CDMA2000と4G LTEで利用していきます。

もう一方でSprint社は2008年9月から、同社が一部投資したClearwire社のWiMaxサービスをMVNO(再販業者)として2.5GHz帯域で、全米71の都市で提供しています。
Clearwire社は、同周波数を使ってLTE(TD-LTE)サービスも提供可能なことを発表しており、Clearwire社次第で、Sprint社も2.5GHzのLTE(TD-LTE)サービスをSprintユーザーに提供可能なことも、示唆しています。

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AT&TとSprintのLTE開始時期


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●AT&Tは2011年9月18日、ようやくアトランタ、シカゴ、ダラス、ヒューストン、サンアントニオの5都市でLTEサービスを開始しました。年末までにあと10都市(合計15都市)でLTEサービスを開始する予定です。

現在のところAT&TのLTE用デバイスは、モバイル通信専用装置のみです。

AT&Tの最初の4G LTE対応携帯は、HTC Holiday(HTC Raider 4G)で、ごく最近FCCの認可を合格したばかりです。市場での発売が近いようです。

●SprintがLTEの通信テストを行っている、という事実が判明しています。
このテストの結果、Sprint社のLTEは2012年第1四半期~第2四半期に開始されるだろう、と予想されています。

Sprintは2011年10月7日に記者会見を用意しており、このときにSprintのLTEサービスについて発表されると期待されています。

また、Sprintが4G通信としてLTEを採用することにより、これまでアメリカで唯一WiMax携帯電話を発売して、Clearwire社のWiMaxネットワークをMVNOとして提供していたSprintが、今後、WiMaxサービスの行方をどのように決定したか、興味あるところです。これに関する質問も、記者会見では出てくると思います。
(もちろん、数年間はWiMax継続となるでしょうが、そのあとは?)

●なお、Verizonは既に2010年12月よりLTEモバイル通信サービス、2011年3月よりLTE携帯サービスを700MHz帯域で開始しており、現在のところ全米140都市以上でLTEを提供しています。2011年末までには175都市まで拡張し、2013年内には全米全てのVerizon 3G通信地域でLTEサービスを提供する予定です。

地域限定サービスのMetroPCSも、2010年9月よりLTEサービスをBand IV(上り1700MHz/下り2100MHz)で開始しています。

au版iPhoneとは?


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au by KDDIが日本で新型iPhoneを発売するらしいというニュースが発表され、一気に新型iPhoneへの関心が高まっているようです。

しかも、ソフトバンクの「解約案内ページ」にアクセスが殺到して、アクセス困難になるくらいだとか・・・

そもそも、au版iPhoneとは? ソフトバンク版とは、別物?

以下、アメリカのこれまでの既成事実をもとに、新型iPhoneを推測してみます。
あくまでも推測ですから、筆者の推測が間違っても、責任は持ちません。

1.新型iPhoneは、1台でCDMA2000にも、W-CDMA(UMTS)/GSMにも、対応する。

2011年2月初めにアメリカでCDMA2000版のiPhone 4がVerizonから発売された直後、このiPhoneの通信チップは、CDMA2000にも、W-CDMA(UMTS)/GSMにも対応する通信チップが使われていることが、CDMA2000版iPhone 4を分解したエンジニアによって発見されています。
iPhone 5は、1台でW-CDMA(+GSM)/CDMA2000両方対応か? – 2011年2月9日

この事実と、世の中には既にそのような携帯電話が過去数年間存在している(例:CDMA2000版【Verizon版、Sprint版】Blackberry、Verizon用アンドロイド携帯Droid Pro、Droid International、など)ことから、今回の新iPhoneも、通信方式としては1台でCDMA2000にも、W-CDMA(UMTS)/GSMにも対応する、デュアル通信モード方式のiPhoneになるでしょう。

アップル社としては、異なる通信方式のキャリアに1機種で対応することによって、現行のiOSのように2つのiOSバージョン持つ必要は無く、iOSの管理・開発を統一してできるので、管理しやすくなるというメリットもあります。
 

2.それでは、auでiPhoneを購入・契約した後に解約して、そのiPhoneを持込みでソフトバンクで契約できるか?・・・その逆は?

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8月の重大?ニュース、まとめ。


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長男の結婚式の準備のため、1ヶ月ほど更新をお休みさせていただきました。

結婚式と言っても、アメリカの場合は新婦側が結婚式費用を全て出し、結婚式も新婦の希望次第のプランになります。したがって、式そのものは、新郎側家族が準備することはほとんど無いのですが・・・

その代わり、結婚式前夜に双方の親族や親しい友達を招待して「リハーサル・ディナー」という夕食会を主催するのは、新郎側の両親。このリハーサルディナーはレストランの部屋を借り切ったり、公園や大学・公共の建物のパーティー可能な場所を借り切って行う人も居ます。

我が家は予算の関係で自宅の中庭・前庭で行うことにしました。
パーティー運営そのものは、結婚式を行うホテルから40人分のテーブルと椅子、万が一のために小型テントを2個借りて設置してもらい、地元の日本食レストランに祭事用弁当とバイキングを作って運んでもらうので、天候さえ悪くなければ自分たちがすることは飲み物・氷・皿やコップの用意だけで、手間はそんなに掛からないはずでした。

しかし、これだけの数の客を一度に迎えるには、家の中の整理や掃除、中途になっている日曜大工プロジェクト、などを行うため、約1ヶ月は時間を取られました!

本題ですが、私がブログを休んでいる間にアメリカの携帯業界でいくつかの注目すべき話題が起こっています。

1.2011年8月19日、「アメリカ唯一のWiMax通信提供会社Clear(Clearwire)の経営が思わしくなく、Sprintが完全買収を模索して他の主要株保有会社と交渉を開始した」というニュースがリリースされる
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アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較(一台契約の場合)


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アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較を、試みます。

この料金比較表は、どのくらい持つかわかりません。
なんせ、携帯会社は他社との競争のため頻繁(1年~数ヶ月の周期で)に料金を改定します。
特に今の時代は、これから4G(LTE)通信の競争が激化してくるため、今から数ヶ月で料金が変わるかもしれません。

各社の料金改定に気が付いたら、訂正していきます。が、リアルタイムで反映されるのは難しいと思います。(このブログ・サイトのプリペイド料金表は、気が付いたときに改定しています。実際に携帯会社で料金改定をしてから、このサイトで反映されるまで、数週間掛かることはありますが・・・)

渡米して、携帯会社とのポストペイド契約(2年契約)をする際には、参考にしてください。しかし、あくまでも参考にしてください。

また、アメリカでは携帯会社は各社とも「Family Plan」を提供しており、一名義/一請求書で、5つの携帯までを契約できるシステムがあります。
一家で複数回線を契約する場合は、「Family Plan」の方が合計金額が安い場合があります。
しかし、「Family Plan」に関してはここでは取り扱いません。また別の機会に取り上げたいと思います。

このページでは、「一名義/一請求書/一回線、2年以上契約」の場合の契約料金の比較になります。

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Verizon携帯の「データ通信使い放題」が無くなる/SprintがLTEに前向き投資


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アメリカの携帯業界ニュースを3つ。

1.Verizonのデータ通信料金が、「使い放題」でなくなる

Verizon Wirelessは、現在スマートフォンおよびiPhoneに提供している「月$29.99で、データ(パケット)通信が使い放題」プランを廃止し、段階的定額制に移行する計画がある、というニュースが2011年6月20日浮上してきた。
まだVerizon Wirelessからの公式発表ではないが、噂によると新しいデータ通信料金体系は2011年7月7日より開始され、
●月$30で2GBまで
●月$50で5GBまで
●月$80で10GBまで
になる予定だという。
なお、Verizonのデータプランでは、3G通信(CDMA2000)を使った場合でも、4G通信(LTE)を使った場合でも、データ通信料金の違いは無いと言う。
Verizonのスマートフォン/iPhoneでテザリングを使用する場合は、月に$20追加(基本データ通信プランに2GB追加)となるらしい。

また、2011年7月6日またはそれ以前に「月$29.99で、データ(パケット)通信が使い放題」に加入したユーザーは、パケット通信のプランを変更しない限り、2011年7月7日以降もそれを継続できるそうです。

これにより、VerizonのiPhoneとAT&TのiPhoneの毎月の利用料金を比較すると、毎月のデータ使用量が4GBまでのユーザーはAT&Tが安く、5GB以上はVerizonが安くなる。

2.SprintがLTE導入に一歩進む
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Sprint (CDMA版) HTC HEROをz4rootでroot化しました (z4rootの使い方)


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アンドロイド先輩方には恥ずかしいのですが、2009年10月に入手して、毎日通話のメイン携帯として使っている携帯、Sprint (CDMA版) HTC HEROを、今頃になってroot(ルート)化しました。

 
購入してからもうすぐ2年になるアンドロイド携帯で、Sprintの最初のアンドロイド携帯モデルで、CDMA (CDMA2000) 版です。アメリカでも最初に発売されたアンドロイド携帯の一つで、我ながらかなり早くからアンドロイド携帯を所有していました。
しかし、その6ヵ月後にiPhone 3G(AT&T)を購入したので、ネットやアプリの方はiPhoneのほうに興味が向き、「携帯2台持ち」になり、通話とテキストとメール受信以外は殆どこのHTC HEROでは使っていませんでした。

しかし、数日前の記事掲載から、ちょっとの間だけ、今の興味がアンドロイド携帯に向いています。(笑)

私よりももっと初心者の人には「アンドロイド携帯をルート化すると、どういうことが出来るか」と言うと、画面キャプチャやMarketEnabler(他の国のアプリをマーケットからダウンロードするためのツール)などの、ルートユーザー(SuperUser)権限のある(アンドロイド)携帯でしか使えないアプリが使えるようになります。
これは、ルートユーザーでないと、保護された保存領域へのデータの書き込みが出来ないからです。

もともと既に数ヶ月、「ルート化して、少なくとも画面キャプチャのアプリぐらい入れて置きたい」と思っていたところなので、この機会に持っているアンドロイド携帯のルート化について可能性を調べてみることにしました。

最初はアンドロイドSDKが必要な方法しか見つからなく、間違って操作をしてデータを全て消してしまい、携帯の再初期設定が必要でした。

しかし、諦めかけたところ、
Galaxy TABをアンロック(SIM解除)しました – ページ2 – 2011年1月18日
で紹介したz4rootでSprint (CDMA版) HTC Heroもルート化できることがわかりました。

以下は、z4rootを使ったSprint (CDMA版) HTC Heroのルート化の手順です。

なお、z4rootは以下の携帯もワンクリックでルート化できます。
他のメーカー/モデルのアンドロイド携帯を持っている人も、リストを見て、互換性のあるモデルだったら、z4rootでルート化できるかもしれません。
(ただし、アンドロイドのバージョンによっては互換性が無い場合もありますので、最新の情報はネットで調べてください。)
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アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較


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アメリカの大学はSemester制のところは既に夏休みに入り、Quarter制の大学や小中高校ももうじき夏休みに入りますね。
それにあわせて、日本へ一時帰国する学生や家族もこれからの季節は増えてくるでしょう。

そこで出てくる疑問は、「アメリカの携帯(iPhone、アンドロイド携帯、Blackberryを含む)は、日本で使えるの?」、「アメリカのiPad/iPad2は、日本で使えるの?」

結論から先に言うと、最近数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約のスマートフォンなら、殆どの機種が日本でそのまま「国際ローミング」で使えます。
スマートフォンでなくとも、ここ数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約の携帯なら、使用できます。

お持ちのアメリカの携帯で初めて海外へ行かれる場合は、カスタマーサービスに連絡して、「国際ローミング」オプションが有効になっているかどうか、確認してください。口座(アカウント)契約上、「国際ローミング」オプションが有効になっていなければ、いくら携帯機種本体が日本でローミング可能であっても、日本で電波を拾いません。(携帯画面に「No Signal」と表示されるでしょう。)

一度有効にすれば、その後、自分で無効にするまでは、何もせずに次回も日本で国際ローミングできます。

お持ちのアメリカの携帯が、機種も、また、アカウント設定も、国際ローミング出来る状態であれば、日本の到着空港で電源を入れると、電波が表示されます。
携帯会社によっては、「日本でのダイヤルの仕方は、・・・。料金は・・・。」的なテキストメッセージが(もちろん、英語で)受信されます。

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2画面アンドロイド携帯、Kyocera Echo (Sprint社用)は、2011年4月17日発売


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既に2011年2月9日にこのサイトでも紹介している、世界初の2画面アンドロイド(2.2)携帯、Kyocera Echo(米国Sprint社用CDMA2000対応機)
2画面アンドロイド携帯、Kyocera Echo
は、2011年4月17日からSprintショップで発売されます。

Sprint社では予約注文受付を開始しています。

価格はSprintとの2年契約で$299.99(消費税別)ですが、$100のリベートがあり、結果的には$199.99(消費税別)になります。

なお、Sprint社の2G/3G携帯はSIMを使っていませんので、この携帯にもSIMスロットはありません。
したがって、日本の携帯会社との通信契約は出来ません。

AT&TがT-Mobile USAを買収すると発表


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AT&Tは本日2011年3月20日(現地日時)、AT&TがT-Mobile USAを本社のドイツテレコムから買収すると、発表しました。

http://www.att.com/gen/press-room?pid=19358&cdvn=news&newsarticleid=31703&mapcode=corporate|financial

T-Mobile USAは契約顧客数ではアメリカ第4位の携帯会社で、現在、「アメリカ国内では、一番広く4G網を持っている」とテレビなどで広告しながら顧客数拡大を図っているものの、実質顧客数はアメリカ4大携帯会社(顧客数順に、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)の中で唯一顧客数の減少が続いている携帯会社でした。

また、「4G」とは宣伝しているものの、T-Mobile USAの言うところの4GはHSPA+であり、Verizonが2010年12月からサービス開始し、AT&Tが2011年後半にサービス開始を計画しているLTE方式に関してはT-Mobile USAはその使用電波(周波数)の免許を米国FCC(連邦通信委員会)から受けておらず、LTEの計画に関しては全く白紙の状態でした。

AT&TがT-Mobile USAを買収することによって、T-Mobile USAの顧客は4G LTEへの道が開けることになります。
また、AT&TはT-Mobile USAの持っている基地局を即時に使用できることになり、4G LTEの導入コストの削減と期間の短縮が得られます。

アメリカ国内でT-Mobile USAとAT&Tは、2G GSMでは同じ周波数(850MHzと1900MHz)を使用しています。
3G W-CDMAでは両社の周波数が違います(AT&Tは850MHzと1900MHz、T-Mobile USAは上り1700MHz/下り2100MHz)が、当分はこれを統合することは無いでしょう。(統合すると、数百万人のT-Mobile USAユーザーは3G携帯を買い換えなければなりませんから。)
しかし、将来(2、3年後)に周波数をAT&Tに合わせるのか、それとも、今後発売される3G携帯(iPhoneを含む)がAT&TとT-Mobileの両社の3周波数をカバーするようになるのか、今のところはまだわかりません。

どちらにせよ合併手続き完了までには約1年掛かる予定ですが、T-Mobile USAユーザーにも来年にはiPhone使用の可能性が回って来ました。

この合併後のアメリカ携帯会社3番目のSprintの動向が、今後注目されます。
Verizonに買収されるか、それともアメリカ携帯会社第5位でT-Mobileの次に顧客数の多い、限定地域サービス携帯会社MetroPCS(全米サービスはしていない)を買収するか・・・が、Sprintの選択肢でしょう。

アメリカの携帯電話会社と通信方式・周波数


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アメリカで自社で電波を持っていて携帯電話事業を展開している4大企業の通信方式と周波数は、以下のとおりです。

キャリア名 2G方式と周波数 3G方式と周波数 LTE周波数 SIMの有無
AT&T GSM:
1900MHz, 850MHz
2016年12月31日迄に停波
W-CDMA (UMTS):

1900MHz Band 2 (HSPA+)

850MHz Band 5 (HSPA+)

700MHz B (704-746MHz) Band 17 (12)
2011年9月18日開始

1900MHz Band 2

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4

850MHz Band 5

700MHz Band 29

2.3GHz Band 30

2.3GHz Band 40

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS3) Band 66

SIM使用
T-Mobile US GSM:
1900MHz
W-CDMA (UMTS):

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4 (DC-HSDPA)停波

1900MHz Band 2 (HSPA+)

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4
2013年3月25日開始

1900MHz Band 2

700MHz A Band 12

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS3) Band 66

600MHz Band 71

SIM使用
Verizon CDMA One:
1900MHz, 800MHz
CDMA2000:
1900MHz, 800MHz
700MHz C Band 13
USBカードのみ2010年12月5日開始
携帯は2011年3月開始
 
上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4
2013年秋開始

1900MHz Band 2

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS3) Band 66

3G専用機はSIMは有りません。
携帯本体にSIM挿入スロットが有りません。
例外:Blackberry等の国内CDMA2000/国外GSM/W-CDMA国際ローミング携帯

LTEはSIM使用

Sprint
(プリペイド部門:
Virgin Mobile USA
BoostMobile)
CDMA One:
1900MHz, 800MHz
CDMA2000:
1900MHz, 800MHz
WiMAX 2.5GHz
2016年3月停波

LTE:
1900MHz Band 25
2012年7月15日開始

800MHz Band 26

2.5GHz Band 41

3G専用機はSIMは有りません。
携帯本体にSIM挿入スロットが有りません。
例外:Blackberry等の国内CDMA2000/国外GSM/W-CDMA国際ローミング携帯

LTEはSIM使用

U.S. Cellular CDMA One:
1900MHz
CDMA2000:
1900MHz
Lower 700MHz A/B Band 12
2012年3月22日開始

850MHz Band 5

3G専用機はSIMは有りません。
携帯本体にSIM挿入スロットが有りません。

LTEはSIM使用

参考
ドコモ
サービスしていません W-CDMA (UMTS):

2100MHz Band 1

800MHz Band 6
->800MHz Band 19

1700MHz Band 9

2100MHz Band 1

1500MHz Band 21
2012年11月16日開始

800MHz Band 19
2012年11月16日開始

1800MHz(1.7GHz) Band 3
2013年内

3.5GHz Band 42
2016年5月11日開始

SIM使用
参考
ソフトバンク
サービスしていません W-CDMA (UMTS):

2100MHz Band 1

900MHz Band 8

1500MHz Band 11 (HSPA+)

2100MHz Band 1
2012年9月21日開始

1800MHz(1.7GHz) Band 3
2013年3月21日開始

900MHz Band 8
2014年4月予定

2.5GHz Band 41
2012年2月24日開始

1500MHz Band 11
2016年4月

SIM使用
参考
イーモバイル
サービスしていません W-CDMA (UMTS):

1700MHz Band 9

1800MHz(1.7GHz) Band 3
2012年3月
SIM使用
参考
AU by KDDI
サービスしていません CDMA2000
2100MHz, 800MHz
800MHz Band 18
2012年11月2日開始

1500MHz Band 11
2012年11月2日開始

2100MHz Band 1
2012年9月21日開始

2.5GHz Band 41

SIM使用
参考
UQ WiMAX
    WiMAX 2.5GHz

WiMAX2(TD-LTE) 2.5GHz Band 41

 
参考
欧州のキャリア
GSM
1800MHz, 900MHz
W-CDMA (UMTS):

2100MHz Band 1

1800MHz Band 3

900MHz Band 8

800MHz Band 20

1800 MHz(1.7GHz) Band 3

2600MHz Band 7

SIM使用

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