H2OなどAT&T MVNO利用者で、iOS 9へのアップデート後にデータ通信が利用できない方は、APN構成プロファイルのアップデートが必要。




H2O、Net10(AT&T回線)、StraighTalk(AT&T回線)、AirVoice、Good2Go、PureTalk、RedPocket(GSM回線用)など、AT&TのMVNO利用者で、iPhoneをiOS 9へアップデートした後にデータ通信が利用できなくなった方は、各々のMVNOの提供するAPN構成プロファイルをアップデートするか、APN Changer
【APN Changer】http://www.unlockit.co.nz/
でAPN設定(構成プロファイル)の更新をしてください。

更新前に、前のAPN構成プロファイルは削除し、その後、新しいAPN構成プロファイルをインストールします。

原因は、これまでは旧「APN Payload」と、新「Cellular Payload」の両方が対応されていたのに対し、iOS 9になって「APN Payload」がサポートされなくなったためです。アップルはこれをiOS 9のバグと認識しており、今後のiOSアップデートで旧「APN Payload」への対応を復元する予定だそうです。
【Apple】How to use a custom Access Point Name profile for cellular data access - 2015年9月15日

同様のトラブルは、カナダのRogersのMVNOであるPetro Mobilityでも報告されています。

“H2OなどAT&T MVNO利用者で、iOS 9へのアップデート後にデータ通信が利用できない方は、APN構成プロファイルのアップデートが必要。” の続きを読む

AT&TのMVNOのH2O Wireless、月$35以上のプランで高速データ通信制限容量後、128Kbps で使い放題に。




KDDIのアメリカ子会社であるAT&TのMVNOのH2O Wirelessは、これまで月$60と$65のプランでは高速(LTEを含む)データ通信容量制限後、データ通信が128Kbpsで使い放題でしたが、これを月$40以上のプランに拡大しました。

また、新規に月$35プランを追加し、月$30のプランに$5を追加することで、500MB高速データ通信容量制限後、データ通信が128Kbpsで使い放題になります。

さらに今回のH2O通信料金改訂で、月$60のプランでは高速データ通信容量が2.5GBから3GBに引き上げられています。

AT&TとT-Mobile USのプリペイド携帯プランはここ2年くらいで料金が安くなってきたり、LTE高速データ通信の容量制限が増えてきて、テザリングも可能で、便利です。しかし、H2O WirelessのようなMVNOは、通信料金面での勝負がキャリアのプリペイドプランに比べて難しくなってきている分、格安または無料国際電話通料金などで差別化しています。

H2O Wirelessのプランでは日本を含む50カ国の固定電話へは国際電話通話し放題になっており、日本の携帯電話への通話も1分当たり$0.274ですが、月極めプランには月$10~$20「国際電話クレジット」があり、最初の$10または$20分までは無料です。

改定分も含め、H2OとAT&Tのプリペイド携帯料金の
アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(2)H2O Wireless/KDDI America – 2015年6月16日
に比較してあります。

【H2O Wireless】ホームページ

KDDI au版iPhoneは、アメリカのAT&T、AT&T GoPhone、H2O、Net10(AT&T回線)、StraightTalk(AT&T回線)などのSIMでも使用できることが判明。


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ツイッターでもご案内しましたが、留学生などには貴重な情報なので、永久版としてブログにも記録を残します。

昨日の週刊アスキーの記事
【週刊アスキー】au版iPhoneは「アメリカAT&Tだけ」SIMロックフリーだった by 石川 温 – 2015年6月27日
によれば、KDDI au加入のiPhoneは、アメリカAT&T GoPhone、そして、AT&TのMVNOであるH2OのSIMでも使用可能だとのこと。(T-Mobile USや、ZIP SIM(旧Ready SIM)や、T-Mobile USのMVNOのSIMは、ダメ。)

まだ一例だけなので、もっと複数のユーザーによる検証があったほうが安心ではありますが、記事を書いていただいた石川氏はプロの携帯ジャーナリストでもあり、この報告は信用に値するものと確信しています。

“KDDI au版iPhoneは、アメリカのAT&T、AT&T GoPhone、H2O、Net10(AT&T回線)、StraightTalk(AT&T回線)などのSIMでも使用できることが判明。” の続きを読む

アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(2)H2O Wireless/KDDI America


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KDDI America(KDDI Mobile)はもともとSprintの回線を利用したMVNOサービスをアメリカで提供していましたが、Sprintがソフトバンクに買収されたこともあり、現在は2010年に過半数の株を取得した米国現地のMVNO会社Locus CommunicationのH2O WirelessのMVNOサービスを提供しています。H2O WirelessはAT&TのMVNOです。

ここではH2O Wireless(H2O By KDDI)プランと、AT&TのプリペイドGoPhoneプラン、AT&Tのポストペイドプランを比較します。

“アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(2)H2O Wireless/KDDI America” の続きを読む

H2O WirelessがVerizon回線を利用したMVNOサービスを開始


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AT&TのMVNOで、KDDIが数年前から過半数の株を所有し(現在はひょっとして100%子会社?)、KDDIの連結子会社となっているH2O Wireless(Locus Telecommunications, Inc.)は、同社がVerizon回線を利用したMVNOサービスを2014年10月1日ころから開始することをディーラーに対して通知した模様です。
【Prepaid Phone News】H2O Wireless to Launch Verizon MVNO Envie Wireless – 2014年9月17日

H2OはAT&T回線対応のプリペイドSIMを販売するだけでなく、1-2年前からはSprintのWiMAX回線によるデータ通信専用サービス(モバイルルーター)を「H2O Bolt 4G」としてサービス提供していました。
また、以前はCDMA2000対応機のプリペイドサービスも行っていましたが、CDMA2000通話サービスの新規顧客開拓はここ数年行っていません。

VerizonのMVNOを始めるのは、SprintのWiMAX回線の停波が2015年末以前(あと約1年以内)に予定されており、かつ、Sprintが日本で競合するソフトバンクに買収されたために、KDDIがアメリカにおける新しいパートナーをVerizonに求めた結果か?・・・と疑いを持ってしまいますが、どうなのでしょう?

KDDIアメリカはアメリカ国内では在米日本人や日系企業向けにSprint回線を使用したSprintのMVNOサービス、KDDI Mobile携帯サービスを提供していますが、これも徐々にVerizon回線に変わるのでしょうか?

RedPocketが月$49.99プランのデータ通信量を使い放題(500MB以上は速度制限)に。H2Oも12月2日から追随。


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AT&TのMVNO、RedPocket Mobileが、昨日2013年11月27日、月$49.99プランを、データ通信使い放題(Unlimited)に変更しました。ただし、月500MBまで3G/”4G”(HSPA+)高速通信で、それ以上は速度制限されます。
RedPocketは、月$29.99以上のプランには「250MB当たり$9.99」と「1GB当たり$19.99」のデータ通信オプションを提供していますが、これが月$49.99プランにも適用出来て、必要に応じて月$49.99プランの500MB以上の通信を高速化できるかどうかは、不明です。月$49.99プランは、
● アメリカ国内国際電話と着信・・・使い放題
● アメリカ国内テキスト・・・使い放題
● 国際テキスト/MMS・・・使い放題
● データ通信・・・使い放題、月500MBまで3G/”4G”(HSPA+)、月500MB以上は速度制限
です。
RedPocketは中国などいくつかの国へは国際電話も無料で提供していますが、日本への国際電話は固定電話番号へは1分$0.01、日本の携帯電話番号には1分$0.25になります。

RedPocketは2006年にサービス開始されたAT&TのMVNOで、もともと中国人加入者の多いプリペイド携帯電話会社です。

RedPocket Mobile ホームページ

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AT&T MVNOのH2O Wirelessも、LTEサービス開始間近?


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AT&TのMVNOで、株買収により2010年2月からKDDIの51%連結子会社になっているH2O Wirelessは、Facebookと同社ブログに次の画像をアップしました。
【H2OWireless Blog】COMING SOON: MONTHLY UNLIMITED PLAN UPGRADES – 2013年11月14日

これによると、H2OのMonthlyプリペイドプランがアップグレードされ、(おそらく、最高額の月$60プランが、現行の月3GBまでから)「使い放題(Unlimited)」に引き上げられるようです。
ただし、「高速で使い放題」なのか、「速度制限付き使い放題」なのかは、現在のところ不明です。筆者としては、おそらく後者の可能性が高いと思っています。
また、月$40プランは月500MBから1GBへ、月$50プランは月1GBから2GBへ引き上げられるようです。

別のソースによると、この通信プラン改訂は、2013年12月8日から有効になるという推測がリリースされています。
【PrepaidPhoneNews】Upcoming Plan Changes From Simple Mobile and H2O Wireless, Lower Prices and More Data – 2013年11月15日

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H2O Wirelessが料金改定・・・またちょっとH2Oの魅力が戻ってきた。


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AT&T回線を使用したプリペイド携帯会社H2O Wirelessが、最近(2013年8月初め)、料金を改定しました。
これは、StraightTalkがAT&T回線用SIMを発行再開したり、Net10がデータ通信制限を解除したりした時期と同じであり、AT&Tの他のMVNOであるRed PocketやAirVoiceなども最近、データ通信バイト数を引き上げたりしています。
したがって、AT&Tの回線卸価格が値下げになったものと思われます。

※ H2O WirelessはKDDIが2010年1月22日に同社の51%の株を取得し、KDDIの連結子会社となっています。

今回のH2O Wirelessの料金改定で、以前(約1年以上前?)のようにまたH2O Wirelessの低価格プリペイドプランとしての魅力が出てきました。

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アメリカ・プリペイド携帯の新傾向:ファミリープラン(複数契約割引プラン)


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アメリカのプリペイド携帯契約の新たな動きとして、ファミリープラン(複数契約割引プラン)の提供が急に増えています。

これは、一人の契約で複数台数(2台、3台、4台、通常5台まで)契約すると、1台あたりのプリペイド月通信料金が安くなるか、または、2台目からのプリペイド月通信料金が安くなるものです。

これまでファミリープランはポストペイド契約では長い間提供されてきましたが、この形式のプランがプリペイド携帯にまで提供されるのは、最近のことです。

主に家族の家主が契約して妻子など家族に使わせるのが目的ですが、ルームメートや学生がこの携帯の契約をしているというのも、聞くことがあります。

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アメリカ・プリペイド携帯トップアップカード、あれこれ備忘録


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アメリカ・プリペイド携帯トップアップカードのあれこれ、備忘録です。(随時追加していきます。)
書き込むべき事実を発見したら、皆さんもコメント欄に書いて下さい。
また、【 】の中は不明な点なので、体験されて知っている方は、情報の提供をお願いします。

■ AT&T
 ● Walmart店舗で購入したAT&T GoPhoneプリペイド携帯用Refill Cardは、10桁番号。AT&T GoPhoneウェブサイトで、GoPhoneプリペイド携帯アカウントにトップアップできた。
 ● Walmart.comでオンラインで購入したAT&T プリペイドDataConnect用E-Mail DeliveryのPIN番号は、10桁番号。プリペイドDataConnectオンラインアカウント管理のウェブサイトで、アカウントにトップアップできた。

 ● AT&T GoPhone携帯用Refill Cardは、プリペイドDataConnect用に転用できない。

 ● AT&T GoPhone携帯のトップアップは、日本のクレジットカードで可能。
 ※ AT&T GoPhoneプリペイド携帯パッケージのアクティベーションの方法:junさんコメント – 2012年10月22日
 ● AT&T プリペイドDataConnectモバイル通信プランのトップアップは、日本のクレジットカードで【可能?/不可能?】
 ● AT&T プリペイドiPad/iPad Miniプランのトップアップは、日本のクレジットカードで可能。ただし、日本で発行のAMEXは、使えないことがある。

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自動販売機BestBuy ExpressでH2OのSIMが販売されていた。


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ラスベガスの空港と、MGM Grandホテル内の、2ヵ所のBestBuy Express自動販売機で、H2OのSIM(AT&T回線使用)を見かけました。
以前はBestBuy Express自動販売機にSIMだけの商品は見なかったと思うのですが、・・・
したがって最近は、全米のBestBuy Expressの自販機の販売商品にH2OのSIMが加わったのだと思われます。
 
 


 

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H2O Wirelessが月内いつでも追加できるFeature Cardオプションを提供開始


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このところ事前発表無しに突然プランを変更しているKDDIの連結子会社(2010年の株買収によりKDDIが51%株所有)のH2O Wireless(Locus Communications)ですが、また突然、数日前に「$10 Feature Card」なるものを追加しています。

これは、Pay-as-you-go (Minutes)プラン、$2/Dayプラン、または、$25/$40/$50/$60 Month プランに使用出来、期限前に通話分数やネットアクセスのバイト数、または、写真メッセージ(Picture Message)、国際SMSメッセージを追加できるものです。

 

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H2O Wireless Minute Plan (Pay-as-you-go)が、急に変わった。


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H2O Wireless (AT&T回線を使用したMVNO) Minute Plan (Pay-as-you-goプラン)が、急に変わりました。

以前のプランは、以下の写真の通り$10で90日有効でした。
このプランだと、ほとんど電話をせず、電話番号だけ緊急連絡のときのために維持する必要がある人は、月最低$3.33で電話番号が持てたことになります。

 

実際に、
アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い? – 2012年2月19日
では、毎月通話を殆どしない場合には、HanacellのプリペイドXプランの次に月の維持費の安いプランとしてランクしていました。

ところが、本日、別の件でH2O Wirelessのホームページを見たところ
H2O Wireless PLANS Talk, Text & More
Minuteプランが以下のように予告無く変わっています。

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AT&TにSIMロックされたiPhoneでは、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。


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AT&TにSIMロックされたiPhone (iPhone 3G/3Gs/4/4S)には、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。
● AT&TプリペイドGoPhone SIM (GoPhoneパッケージで$15などの通話クレジットが含まれている場合に、そのパッケージ内の携帯機種本体でアクティベートしたSIMは、ダメ。)
● H2O Wireless (Locus Telecommunications)のSIM
● Red PocketのSIM
● StraightTalk BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (StraightTalkの携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Net10 BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (Net10の携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Hanacell (ハナセル) 米国国内用 (月$9.99プラン、プリペイドXプラン) SIM ← 注:2015年2月にT-Mobileに変更したので、新規Hanacell顧客は使えなくなった。
● その他、AT&Tの全てのMVNOで、SIMカードのMCC/MNCが「310/410」であれば、使えます。(MCC/MNCを判読するには、SIMカードリーダーが必要です。)

個人の方でこの事実を知らない人が居るのは理解できますが、最近(2011年12月31日)、以下のようなコメントを頂いたのを一例として、携帯サービス会社までが「(自社はAT&TのMVNOなのに・・・)、自社で販売/提供しているSIMは、AT&TにSIMロックされたiPhoneには使えません。/使えないことがあります。」と明記・明言するのは、いったいどうしたことなのでしょうか?
そもそも業界の人なのに知識が無いのか、それとも、AT&Tに圧力を掛けられているのか・・・でも、SIMフリーのiPhoneには平然と自社のSIMを販売するのだから、何を考えているのか、良くわかりません。
「ももた」さんから寄せられたコメント - 2011年12月31日 11:52

したがって、上記のMVNOのSIMをアメリカ国内で使う場合は、必ずしも高価なSIMフリーiPhoneを新規購入する必要はありません。それどころか、最新モデルに機種変更した際に余ったAT&T iPhoneの古いモデルを、これらの会社のSIMで使用できます。

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H2O Wirelessの「H2O Bolt 4G」は、Clear WiMaxの再販。


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AT&TのMVNO、H2O Wireless(Locus Telecommunications)は、2012年2月14日、モバイルデータ通信(USB、ポケットWiFi)の新サービス、「H2O Bolt 4G」を開始すると発表しました。
H2O Bolt 4G Unlimited

 

料金は月$50で、使い放題。速度は最大15Mbps(理論値)となっています。

“H2O Wirelessの「H2O Bolt 4G」は、Clear WiMaxの再販。” の続きを読む

アメリカ・プリペイド携帯会社、H2O Wirelessが料金改定(2011年12月29日)


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アメリカのプリペイド携帯会社、H2O Wireless(Locus Telecommunications)は、2011年9月1日に「月$60で、パケット(データ)使い放題」プランを提供してスマートフォン利用者から注目を集めましたが、すぐに「パケット(データ)使い放題」は間違い、実は「3GBまで」、そして「2GBまで」、とデータ使用の制限を実行してきました。

H2O Wirelessは2011年の初めには「月払い」プランで50MBまでしかデータが使用出来なく、そのH2Oが急に「使い放題」というプランを出してきたことは、筆者も「本当にそのサービスの提供の持続が可能なのか」疑問に思っていました。

特に、H2OはAT&TのMVNO(回線再販業者)であり、AT&Tは非常にコンザーバティブな契約しか検討しないことは業界でもよく知られた事実なので、そのAT&Tが再販業者のH2Oに「使い放題」や「一加入者に付き、数GB」の大量データ使用を急に認めるのはおかしい、と言うのが筆者の感想でした。

「使い放題」であれ「2GBまで」であれ、H2Oはこの画期的なプランを、(変則3G周波数のT-Mobile USAではなく)AT&T回線で使える、と言うプランを出して、かなりの新規加入者を獲得したのでしょう。

結果として、AT&Tの回線に負荷を加えたか、または、AT&Tとの回線再販契約に響いてきたのか、H2Oは再度料金を見直す必要が出てきたようです。

そして、2011年12月29日より
● 月$60プランのデータ使用量制限を1GB までとする。
● 月$50プランと月$60プランの、無料国際電話割り当て分を$20分から$10分に減らす。
● 「Unlimited Voice」「Unlimited Text」も、個人によっては制限されていると言う報告が出始めており、実際には「5000分まで」で制限されているという憶測が出ている。
http://www.howardforums.com/showthread.php/1746363-H2O-does-NOT-have-unlimited-talk-time

なお、他のプリペイド携帯会社も同様なデータ通信上限キャップの前例は、Virgin Mobile USAも2010年秋~2011年春に経験しており、BoostMobileもCricket Wirelessもこの秋に月払いプランの料金を$5上げています。したがって、H2O Wirelessの実質「値上げ」も理解できないわけではないです。

しかし、これらの例から、ユーザーとしては、「プリペイド携帯会社の携帯用データプランは、よく変更される」ということを、肝に銘じておくことが必要なようです。

H2O WirelessのSIMは、家電量販店BestBuyと、一部の7-イレブン(コンビニ)でいつでも公式に入手でき、AT&Tの回線を使用できるSIMとしては最も一般入手性の高いSIMです。(AT&TのGoPhone SIMも入手可能ですが、SIMだけを公式に「購入」することは出来ない。)

しかし、H2O Wirelessの今回の実質的「値上げ」に伴い、筆者は別のAT&T回線のMVNO(回線再販業者)であるRed Pocket MobileとJolt Mobileの2社のSIMを入手して、そのサービスを検証することにしました。
検証次第、このサイトで報告します。

H2O (Locus Telecommunications) SIMアクティベーションの方法


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目次:
購入場所と価格、使用できる携帯本体、料金プラン・・・このページ
アクティベーションの方法・・・ページ 2
トップアップ(リチャージ)の方法・・・ページ 3
H2O Minute Plan/Month PlanのデータアクセスのAPN設定、データアクセスの使い勝手・・・ページ 4
残高照会の方法、国際電話の掛け方、有効期限・・・ページ 5


 

アメリカの家電量販店Best Buyでは、H2OプリペイドSIMが$9.99(消費税別)で販売されています。
H2O (旧ブランド名O2も使用。イギリスの携帯会社O2とはまったく関係無い会社。)は、米国Locus Telecommunications、Inc.という会社がAT&Tの電波を使用してサービスしているプリペイド携帯/モバイルデータ通信サービスです。
H2Oは、コンビニの7-Elevenともマーケティング契約をしており、7-Elevenでも(少なくとも)H2Oのトップアップ(リチャージ)カードは販売しているようです。(SIMを販売しているかどうかは、未確認。)
 

ここでは、H2OプリペイドSIMのアクティベートの方法と、その利用方法を書きます。
“H2O (Locus Telecommunications) SIMアクティベーションの方法” の続きを読む

アメリカでiPhoneをプリペイドSIMで使う方法


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アメリカでiPhoneをプリペイドSIMで使用する方法を、まとめます。

1.AT&TのプリペイドSIMで使用する:

以下のiPhoneで使用できます。
 ●SIMフリーのiPhone 3G、3Gs、 4
 ●脱獄済み、SIMロック解除済みのiPhone 3G、3Gs、 4
 ●AT&TにSIMロックされている、アメリカで購入したAT&T用iPhone 3G、3Gs、 4 (脱獄・SIMロック解除する必要はありません。)

その詳細な方法に関しては、
AT&T GoPhone/プリペイドSIMをiPhoneで使う場合のアクティベーションの方法
を参照してください。

APNの値は、
 APN : wap.cingular
 username : [email protected]
 password : CINGULAR1
ですが、AT&TのSIMを挿入するとiPhoneのAPN設定画面にアクセスできないよう、AT&TのSIMには細工が施されています。
したがって、上記ページで紹介している「APN Changer」を使って、APNを設定します。

この方法では、パケット(データ通信)は3G速度で使用できます。
パケット料金は、
1キロバイト(KB)あたり、$0.01  5キロバイト(KB)あたり、$0.01(デフォルト)  iPhone/スマートフォンは、下記Feature Package オプションに加入しないと、パケット(データ)通信は使えなくなりました。

●Feature Package オプション:
 50 MB $5/月(2012年4月18日改定)
 200 MB $15/月(2012年4月18日改定)
 1GB $25/月(2012年4月18日改定)
です。Feature Package オプションは、1ヶ月以内でも、必要な時に追加できます。
なお、2012年4月18日以降は、Feature Package オプションに加入する為には、月極めプラン(月$25か$50)に加入している必要があります。

2.T-Mobile USAのプリペイドSIMで使用する:
“アメリカでiPhoneをプリペイドSIMで使う方法” の続きを読む