Life360 Family Locator、iPhone/Androidアプリで、家族や友達の携帯の位置を知る


- Old Counter



目次:
Life360 Family Locatorの説明・・・このページ
アプリのインストレーション・・・このページ
初期設定(Life360 アカウントの作成)・・・このページ
GPSで位置を追跡したい携帯を「Family Members」として登録する・・・ページ 2
GPSで位置を定期的に更新する・・・ページ 3
GPSで位置をオンデマンドで追跡する・・・ページ 3
性犯罪者・病院・消防署・警察署を地図上に表示する・・・ページ 4
Family Members全員に「緊急通知」「メッセージの同時通報」「現在地の報告」機能・・・ページ 4
PCで携帯の位置を知る方法・・・ページ 5
有料サービスへの加入と、解約・・・ページ 5
キャリアのFamily Locatorサービスとの違い・・・ページ 5


 

つい2週間前、アメリカの携帯会社の「家族の携帯の位置」を知るサービスを、Sprint Family Locatorを例に紹介しました。
Sprint Family Locatorサービスを使ってみました。 – 2012年1月29日

このサービスは、アメリカ4ポストペイド携帯電話会社が月々有料で提供するもので、基本的に1アカウントで5台まで開設できる「ポストペイドFamily Plan」内の携帯の位置をGPSでチェックするものです。親が子供の位置を知る、または夫婦が伴侶の位置を知る、ことを前提にしたサービスです。
「Family Plan」契約外の携帯の位置を知るのは携帯会社により制限があり、出来たり、出来なかったりします。

今日紹介するのはほぼ同じような機能のアプリですが、、位置を知りたい相手の携帯が
● 「Family Plan」契約外の携帯でも良い、
● 自分が契約している携帯会社以外でも良い、
● プリペイドでもポストペイドでも無関係、
● iPhoneでも、Android携帯でも、非スマートフォン(フィーチャーフォン)でも良い、
という、制限無しの優れものです。(追跡できる電話番号は、アメリカの電話番号に限ります。)

これは、Life360 (Life360°)という会社が提供している、「Life360  Family Locator」というサービスです。
Life360 °

使い方は簡単。
ステップ 1: iPhoneまたはアンドロイド携帯で「Life360  Family Locator」アプリをインストールする。(アプリは無料。)
ステップ 2: 追跡したい携帯の電話番号を入力する。相手にテキストメッセージが送られる。
ステップ 3: テキストメッセージを受けた人(相手)が、テキストメッセージに返信してGPS位置追跡を承諾する。(スマートフォンの場合は、ウェブで承諾できます。)
ステップ 4: 相手の携帯の位置が定期的に更新されて、iPhone/アンドロイド・アプリの表示される。(無料。)
ステップ 5: オンデマンドで「いつでも、どこでも」相手の携帯の位置を知る為には、月$4.99の有料サービスに加入する必要があります。(最初の3回は、「お試し」で無料。位置を探される携帯がiPhoneまたはアンドロイド携帯で、バックグラウンドで自動的かつ定期的に自分の位置を全Family Memberに通知する設定にすれば、有料サービスに加入する必要は無い。ただし、「バックグラウンドで自動通知」の設定すると、バッテリーの消耗が早い。)

“Life360 Family Locator、iPhone/Androidアプリで、家族や友達の携帯の位置を知る” の続きを読む

Sprint Family Locatorサービスを使ってみました。


- Old Counter



1ヶ月ほど前、2G GSMテキストメッセージで場所を知らせてくれるGPSトラッカー「i-gotU GPS Tracker GT-1800」を紹介しました。
SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800 – 2011年12月13日
これは、この装置の周囲の音声も相手に気付かれずに盗聴できるなど、「スパイちっく」な装置でした。
しかし、バッテリー充電満タンでせいぜい2日程度しか持たず、また、別に通信が有効なSIM契約が必要です。

そこで、家族や友人がすでに契約中の携帯を持っている場合、その携帯の現在位置を知る方法は無いでしょうか?

・・・あります。

アメリカでは携帯各社がポストペイド契約者に携帯の現在位置ロケーションサービスを提供しています。

Verizon:サービス名=Family Locator
http://products.verizonwireless.com/index.aspx?id=fnd_familylocator
登録1携帯ごとに月$9.99。

AT&T:サービス名=FamilyMap
http://familymap.wireless.att.com/
登録2携帯まで月$9.99、5携帯まで月$14.99。

Sprint:サービス名=Family Locator
http://sprint.com/familylocator
登録4携帯まで月$5.00。

T-Mobile USA:サービス名=FamilyWhere
http://family.t-mobile.com/safety-and-security
ファミリープラン内の全ての携帯、5携帯まで月$9.99。

日本でも携帯電話会社がそれぞれ同様のサービスを提供したり、サードパーティーがアプリで提供しているようですね。

“Sprint Family Locatorサービスを使ってみました。” の続きを読む

SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



目次:
GPS Tracker、i-gotU GPS Tracker GT-1800説明・・・このページ
本体の使用準備・・・このページ
GPS Tracker(Track Manager)ソフトのインストール・・・ページ 2
本体の設定 (ハードウェア・パラメータ設定)・・・ページ 3
現在地報告SMSメッセージを受ける・・・ページ 4
その他の機能・・・ページ 5
Track Managerソフトウェアで経路を表示・・・ページ 6
感想・・・ページ 6


 

以前に「自分が移動した経路を記録するGPSロガー、i-gotU GT-600」
GPSロガー(Logger)が、面白い : i-gotU GT-600 – 2011年6月8日
を紹介しました。
これは、自分が持ち歩いて、その経路をGPSロガーに自動的かつ連続的に記録させ、帰宅後にPCにGPSロガーを接続してデータをダウンロードして、歩いたり車や自転車で移動した経路をPCに表示させる道具でした。
i-gotU GT-600では、外部からリアルタイムでその位置を知る方法はありませんでした。

このGPSロガーに2G GSM通信機能が付いて、移動している最中に現在地を定期的に、登録した電話番号にSMS(テキストメッセージ)で通報してくれる装置、i-gotU GPS Tracker GT-1800 を入手し、使ってみました。

 


 

つまり、「これは自分が持って歩く」というよりは、家族(子供やお年寄り)に持たせたり、車・バイクなどに搭載して、自宅などからその移動をリアルタイムにモニターするのに適しています。

位置の測定は、GPS衛星からのGPS信号の他に、携帯電波の基地局の位置を報告する機能も付いており、建物の中でGPS衛星の電波が受信できない場所でも、携帯電波さえ受信できれば、その大体の位置を報告できます。

なお、登山などの遭難の可能性のある場合に緊急用として持ち歩く場合は、携帯電波の届かないところではその位置を外部に報告(送信)できないので、使用目的は達成できませんので、注意してください。

SMSで定期的に通報するには、携帯会社に加入して有効なSIMが必要です。
報告の手段としては、SMSテキストメッセージの他に、2Gパケット通信(GPRS)に加入していれば、APNとGPS Tracker登録メールアドレスを入力すれば、GPS Trackerのウェブで位置報告を送信することも可能です。ただし、通常、パケット通信は料金が追加でかかりますので、経済的にはお勧めしません。
このGPSトラッカーに使用するSIMの契約は、「通話はできるだけ最低分数、SMS(テキストメッセージ)は使い放題」契約をお勧めします。

備考:SIMを挿入しない場合は、本体の「Error」LEDが赤く点灯しますが、「GPSロガー」としては機能します。リアルタイムで位置通知はできませんが、持ち帰った後にPCに繋げば、外出中の位置データの情報をGT-1800からPCへダウンロードすることは可能です。
未開通SIM、解約済みSIMや、テストSIMを挿入した場合も、同じです。
また、プリペイドSIMを使用していて、外出中にプリペイド残高が無くなってGT-1800からのSMS送信が出来なくなった場合も、同じようにその後もGPS位置情報は引き続きGT-1800内部に保存され、持ち帰った後にPCに繋げば、SMS送信が出来なくなった後のGPS位置データも、前のGPS位置データも、PCへダウンロードすることが可能です。

 

また、この種の通信装置では良くあることですが、装置は2G GSM通信モードにしか対応していません。
したがって、この装置は2G GSM通信事業者の存在しない日本と韓国では使用できません。

さらに、装置はデュアルバンドGSM周波数(2周波数)しか対応しておらず、使用する国によって、その国で対応しているモデルを選んで購入しないといけません。
モデルは2つあり、
● i-gotU GPS Tracker モデル番号 GT-1800A・・・対応2G GSM周波数 900MHz/1800MHz (北米・中南米以外)
● i-gotU GPS Tracker モデル番号 GT-1800B・・・対応2G GSM周波数 850MHz/1900MHz (北米・中南米・・・アメリカ・カナダ・メキシコ・カリブ海諸島・中南米など)
必ずお使いの国での2G GSM周波数を調べて、それに対応するモデルを購入してください。

この装置はいろいろ便利な点があるものの、アメリカではなぜか広く発売されておらず、Amazon.comでも扱っておらず、海外(米国以外)ガジェットの輸入オンライン販売のExpansysのアメリカ・サイトで注文するしかありませんでした。(メーカー本社は、台湾の会社、Mobile Action Technology社です。)
Expansys USA - Mobile Action i-gotU GPS Tracker GT-1800B $169.99

なお、「GT-1800AW」と「GT-1800BW」の、モデル番号の後ろに「W」が付いたモデルは、製品そのものは同じもので、それに「5年間のウェブでのMobile Action社の位置追跡サービス」が追加$100で付いたものです。普通は必要無いでしょう。

また、装置の大きさは69.8mm x 48.5mm x 19.8 mmで、重さは71gです。

本体の内臓メモリーは16MB(i-gotU GT-600は64MBでした)で、途中位置の記録用にマイクロSDを挿入するスロットが別にあります。

 
 

“SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800” の続きを読む