アメリカで交通違反のチケットを切られた後の、手順。(コロラド州の場合)


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アメリカで交通違反を犯して警察官にチケットを切られた後の手順を、法廷通訳者として複数の違反者に同伴して通訳を行った経験をもとに書きます。以下に書く内容は、コロラド州の場合です。各州によって手順が違う場合があります。あくまでも参考として、裁判所出頭までの(コロラド州の)手順を事前に知って、違反チケットを切られた後の心の準備(心配を減らす)の材料としておいてください。
なお、筆者は弁護士でもなく、法律の専門家でもありませんので、以下の情報はあくまで参考程度に留めてください。

■ 違反ポイント:

コロラド州では以下のように違反内容によってポイントが与えられます。(注意:以下のテーブルは、違反内容のごく一部です。)交通違反チケットには違反内容とポイントが書かれているはずです。

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カリフォルニア州では運転者が運転中に片手に持ったスマホの地図を見るのも、違反!


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アメリカでは十代のドライバーが運転中に携帯でテキストメッセージを見たり、送信するのが増え、携帯に気を取られて車線を越え、追突事故になることが近年増えており、各州がこれを交通法規で禁止し、運転中の携帯電話使用の取締りを強化する動きが起こっています。州や市によっては運転中の運転手の携帯テキスト利用を明示的に禁止したり、ハンズ・フリー装置を使わない運転手の運転中の携帯利用をすべて禁止している州もあります。

カリフォルニア州のSTEVEN R. SPRIGGS氏は2012年1月5日に「車の運転中に、携帯電話の地図アプリを使いながら運転していた。」という理由で交通違反で違反チケットを渡されましたが、この件で一審で有罪判決を受け、控訴していました。このたび2013年3月21日、カリフォルニア州フレスノの州控訴審最高裁判所では、この有罪判決を支持する法廷意見を発表しました。
IN THE APPELLATE DIVISION SUPERIOR COURT STATE OF CALIFORNIA, COUNTY OF FRESNO CENTRAL DIVISION : PEOPLE OF THE STATE OF CALIFORNIA vs STEVEN R. SPRIGGS – 2013年3月21日

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