ゴールドラッシュ時代の町、Central City(セントラル・シティ):西部開拓時代の歴史的建造物、金鉱跡、そして、スロットマシン




デンバーから車で約1時間のところにあるCentral City(セントラル・シティ)は、1859年のゴールドラッシュで栄えた町。一時は人口が1万人以上部膨れ上がり、当時はデンバー市とセントラル・シティのどちらを州都にするかを競ったくらい栄えていました。

金の採掘は1900年ごろには減少し、現在のセントラル・シティの人口は663人(2010年国勢調査)。

現在でも金鉱脈はあるものの含有率が低いとあって、積極的なほとんど採掘は行われていませんが、今後の金精錬技術と金の価格次第ではまた金の採掘が広く再開されるかもしれません。

コロラド州は地域再生化の一部として1991年からギャンブルを合法化し、州政府に許可された都市でのみギャンブルが行われています。1991年よりセントラル・シティ、その手前のブラック・ホーク(Black Hawk)、そして、州中央部のクリプル・クリーク(Cripple Creek、コロラドスプリングスの西、車で片道約1時間)の3都市でのみギャンブルが許可されています。

ギャンブルが解禁になってからはセントラル・シティの手前のブラック・ホークには他州の資本によって建築された新しいカジノホテルが立ち並び、栄えています。セントラルシティでは既存の古い建物の中に、屋内にはスロットマシンが並んでいる・・・というアンバランスな風景が見られ、カジノのオウナーも地元が多いです。

セントラル・シティには1800年代後半の西部開拓時代、ゴールドラッシュ時代の博物館、ホテル、劇場があって閲覧できるほか、金鉱ツアーに参加できます。

“ゴールドラッシュ時代の町、Central City(セントラル・シティ):西部開拓時代の歴史的建造物、金鉱跡、そして、スロットマシン” の続きを読む