アメリカで発売のGarmin GPS(カーナビ)は、日本語対応です。


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今、過去の写真を整理していて見つかったものを、備忘録として紹介します。

アメリカには2大GPSナビ会社(Garmin、TomTom)がありますが、先日2012年6月11日のアップルのWWDC(World-Wide Developer’s Conference)のiOS 6発表ではTomTomのGPSナビ技術がiOS 6の地図アプリで採用されることが判明しました。
 
 

聞いた話によると、アメリカで発売されているTomTomのGPSナビは、ソフトをインストールすると、日本語化ができるようですね。
 

・・・・で、その話を聞いて1ヶ月半前位に調べたところ、アメリカ2大GPSナビ会社のGarminのカーナビは、2006年以降に発売のGPSナビは、全てのモデルが出荷時に日本語・韓国語・中国語(広東、マンダリン、台湾)をはじめ、アジア言語対応になっているようです。(つまり、追加のソフトをインストールしたりする必要が無い!・・・買ったら、そのまま設定変更で日本語表示にできる。)
Garmin® Offers Street Navigation for Asian Americans  - 2006年4月12日
What current Garmin automotive devices support Asian languages?

All current Garmin devices have the capability to announce turn by turn directions and view text in Asian languages.
The languages offered on these units are:
◦Cantonese
◦Mandarin Chinese
◦Japanese
◦Korean
◦Thai
◦Taiwanese

言語設定を日本語に変えると、

 

メニューも日本語になるし、

 

地図も、画面でのテキストによる進行指示も、日本語になります。

 


 

音声案内(音声進行誘導)も日本語で話しかけてくれますが、道の名前は言ってくれません。
つまり、「この先何フィートで、右に曲がってください。」とは言いますが、「この先何フィートで、xxxストリートを右に曲がってください。」と言ってくれません。

ストリート名の日本語発音データベースを、カーナビの空き容量スペースに全部持っておくのは、容量的に無理なようです。

GarminのGPSナビは、モデルによって$100-400程度まであります。
触ってみた感じでは、高いほどCPUが速く、反応が速いです。

 


 


 

あと、モデル名の後ろに
●「LMT」と書いているモデルは、「Lifetime Map & Traffic」更新対応で、地図更新(年に4回まで)と、交通量(交通渋滞)表示が、生涯無料。
●「LM」と書いているモデルは、「Lifetime Map」更新対応で、地図更新(年に4回まで)が、生涯無料。
●「LT」と書いているモデルは、「Lifetime Traffic」更新対応で、交通量(交通渋滞)表示が、生涯無料。
です。
安い$100台くらいのモデルでは、「T」(交通渋滞案内)は付いていないようですね。
どうせ買うなら、「LMT」と付いているモデルを買った方が良いですね。
These will guide you to FREE Lifetime Map and Traffic Updates!
 
 

ちょっと古いですが、Garmin GPSナビの使用体験記事は、こんなのを見つけました。
TAEKOのOCへいこう!ブログ:アメリカカーナビ(GPS)事情 - 2008年12月11日
 

あと、Garminのアメリカ地図にはアラスカは入っていないようですね。
 
 

最近、スマートフォンやiPadをGPS代わりに使う人が多いと思うのですが、
GPSナビは、iPhone/iPad用GPS、MotionX GPS Driveを使っています。 - 2011年11月23日

以下の記事でも検証したように、辺鄙な地域で携帯電波が無いところ(例:アメリカ国立公園周辺)では、いくらスマートフォンのGPSで緯度・経度がわかっても、地図がダウンロードできないと、どうしようもないんですよね。
iPhone(スマートフォン)のGPS機能は、SIMを挿入しなくても使えるか(検証) - 2012年7月1日

そういう意味では、地図情報をローカルで機器内部に保存しているカーナビのニーズは、まだ、あるのかな・・・と。
しかし、「欲しい!」と思う時がどれくらいあるか、の頻度を考えると、買うべきか、どうか、迷いますね。(旅行者の場合は、レンタルがあれば満足かな・・・)

Garmin GPSカーナビはAmazon.comでも販売しているし、家電量販店や電気店のBestBuyやRadioShackでも、普通に販売しています。



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関連すると思われる記事:

「アメリカで発売のGarmin GPS(カーナビ)は、日本語対応です。」への4件のフィードバック

  1. 2年前の渡米当初にカーナビ購入した際に、日本語の方が楽だと思い、日系の業者から日本語化されたカーナビを購入してしまいました。
    自分で日本語化できると思っていなかったので、100ドル程度のナビを300ドル近く払ってしまいました(苦笑)。
    渡米当初は生活の立ち上げで余裕もなく、あまり調べずに買ってしまいました。
    新たに赴任してくる職場の人たちには、自分で日本語化できるよと助言しております。

  2. アドバイスを、お願いします。
    あなたの記事を読んで、とても勇気づけられました。
    それは、ガーミンが2006年から出荷のものは、日本語対応に変更できるということです。
    マレーシアのペナンで、今日ガーミン ナビを見に行ったら、garmin nuvi 40がありました。ところが、音声は日本語に変更できるのにテキスト、表示が日本語に変更できません。garmin nuvi 50もありましたが、チェックはできませんでした。
    マレーシアのペナンでは、garmin nuvi のお店や品数も少ないです。garmin nuvi 50も含め日本語に変更できる機種を教えて下さい。よろしくお願いします。

    管理人 返信:

    >それは、ガーミンが2006年から出荷のものは、日本語対応に変更できるということです。

    この記事に書いたのは、「アメリカで発売されているガーミンは、2006年から出荷のものは、全てのモデルが、日本語対応に変更できる。」と書いたものであって、アメリカ以外で発売されているものは、その国のガーミンの現地法人のマーケティング判断により決まります。そもそも、国によって中にインストールされている地図が違いますので、正確に言うと、国が違えば同じ製品ではありません。

    マレーシアの製品に関しては、マレーシアへ行ったことがないので、わかりません。

  3. ご丁寧に返信いただき、ありがとうございました。
    マレーシアで探してみます。
    これからも読ませていただきます。
    ありがとうございました。

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