CricketのプリペイドiPhone 4/4S、本日(2012年6月22日)発売開始。iPhone 4SはSIMフリー。


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既にこのサイトで報告済みのCricket Communications(Leap Wireless、CDMA2000 1900MHz使用。シカゴなど一部地域ではAWS周波数使用。)のiPhone 4/4Sが本日(2012年6月22日)から発売されました。
Cricket Wireless、プリペイド携帯会社(アメリカ)、iPhone 4/4Sを2012年6月22日から発売 – 2012年6月1日

この中で最大の喜ぶべき点は、CricketのiPhone 4SはVerizon/Sprint/KDDI auが発売しているのと同じCDMA2000/GSM/W-CDMA 3モード版ですが、GSM/W-CDMAモードがSIMロック解除(Unlocked)されて発売されるということです。
Cricket Says Their Prepaid iPhone 4S is Unlocked for International Use – 2012年6月23日
Cricket or Virgin: What’s best iPhone deal? – 2012年6月17日

ただし、SIMロック解除したSprint版iPhone 4S、および、同じくSIMロック解除したVerizon版iPhone 4Sと同じく、そのままではアメリカ国内のSIMは使えないように設定されています。つまり、AT&T、T-Mobile USAと、そのMVNOのSIM(H2O Wireless、Net10、StraightTalk、Simple Mobile、Red Pocket、AirVoice、Jolt Mobile、ハナセル、など)のSIMでは、CricketのSIMフリーiPhone 4Sでは使用できません。

アメリカ国外のSIM(例:ドコモ、ソフトバンク、日本通信)では、使用できます。

CricketのプリペイドiPhone 4はCDMA2000専用で、SIM挿入スロットがありません。
 
 

Cricketは、本日より
● iPhone 4S CDMA2000/GSM/W-CDMA版 16GB ... $499.99
● iPhone 4 CDMA2000版(SIM挿入スロット無し) 8GB ... $399.99
で、以下のマーケットでのみ販売します。
• アーカンサス州 Fayetteville, Fort Smith, Jonesboro, Little Rock
• アリゾナ州 Phoenix, Tucson
• カリフォルニア州 Fresno, Modesto/Merced, Visalia
• コロラド州 Colorado Springs, Denver/Boulder, Fort Collins, Pueblo
• ジョージア州 Columbus, Macon, Savannah
• アイダホ州 Boise
• カンザス州 Wichita
• ケンタッキー州 Lexington, Louisville
• ミズーリ州 Kansas City
• ノースカロライナ州 Burlington, Charlotte, Greensboro, Raleigh
• ネブラスカ州 Lincoln, Omaha
• ニューメキシコ州 Albuquerque, Las Cruces, Santa Fe
• ネバダ州 Reno
• ニューヨーク州 Buffalo, Rochester, Syracuse
• オクラホマ州 Tulsa
• オハイオ州 Cincinnati
• オレゴン州 Eugene, Portland, Salem
• ペンシルベニア州 Pittsburgh
• サウスカロライナ州 Charleston, Dayton
• テネシー州 Chattanooga, Knoxville, Memphis, Nashville
• テキサス州 Austin, Brownsville, Bryan/College Station, Corpus Christi, Del Rio/Eagle Pass, El Paso, Houston, Laredo, McAllen, San Antonio, Temple/Killeen
• ユタ州 Salt Lake City
• ワシントン州 Spokane

通話料は月$55で、「通話し放題、テキスト使い放題、データ月2.3GBまで」。
使用できる範囲は、通話・テキストは全米のCricketまたはSprint(ローミングパートナー)の電波地域で使用でき、データも Cricket(Leap Wireless)の自社電波地域のみ、および、パートナーネットワーク(主にSprint)で使用できます。
しかし、一ヶ月の使用の過半数(50%以上)がCricketの自社電波地域内でないと、Smartphoneプラン契約規約に基づき、翌月は自動的に解約される可能性があります。
そもそも、CricketでSmartphoneプランの契約ができるのも、Cricketの自社電波地域内に住所を持っている人だけが、契約できます。
これが、今回のCricketのiPhoneの発売地域が限定されている理由です。(人口カバー率で全米の約20%以下。)

Cricketのプランはプリペイドですから、いつでも加入/解約が可能です。身分証明書も、保証金も、クレジットチェック(与信審査)も不要です。
したがって、CricketのプリペイドiPhone 4Sを購入後一ヶ月で解約し、(アメリカのキャリア以外の)他社SIMを挿入して使用することが出来ます。

※ Gevey Ultra S for CDMA2000を使えば、iOS 5.1.1まではアメリカ国内のSIMも使用できます。
Gevey Ultra S CDMA版をiPhone 4S CDMA2000版(Sprint)で使ってみました。 – 2012年4月30日

まだ不明な点は、このiPhone 4SにSprint、Verizon、または KDDI auのSIMを挿入して、それぞれのキャリアで使えるかどうか・・・です。
以下の筆者の過去の検証から、理論的には出来るような気がしますが、
SIMロック解除したSprint(Verizon)iPhone 4Sは、auのSIMで使える!? – 2012年1月7日
追加の細工をアップルがiPhone 4S本体にやっているか、Sprint/Verizon/KDDI auが自社発売以外のiPhone 4SのMEID番号を自社加入登録サーバーで受け付けないようにしていれば、使えない可能性があります。
 
 

なお、この後2012年6月29日発売予定のVirgin Mobile USAのプリペイドiPhone 4/4Sは全米の家電量販店 Best Buy、Radio Shack、および量販店Target、Walmartなどで購入できますが、値段は
● iPhone 4S CDMA2000/GSM/W-CDMA版 16GB ... $649
● iPhone 4 CDMA2000版(SIM挿入スロット無し) 8GB ... $549
とCricketよりもそれぞれ$150高く、アップルストアで同じモデル(またはSIMフリー機)を定価で購入するのと同じ値段になります。
しかも、GSM/W-CDMAモードはSIMロックされて発売され、購入後のSIMロック解除の予定も無いそうです。

ただし、Virgin Mobile USAのiPhoneプリペイドプランは月$35(毎月自動更新すれば、月$30)から始りますので、料金はCricketに比べて格段に安いです。
● $35/月、通話300分まで、テキストし放題、ネット使い放題
● $45/月、通話1200分まで、テキストし放題、ネット使い放題
● $55/月、通話し放題、テキストし放題、ネット使い放題
※「ネット使い放題」は、3G CDMA2000 EV-DO Rev A.速度(理想環境で1.0~1.5Mbps程度)で月2.5GBまで。それ以上の使用は期間末まで256kbps以下への速度制限があります。

またCricketと違って、Virgin Mobile USAのプリペイドiPhoneは、ほぼ全ての全米主要都市(人口カバー率で約89%)で使用できます。
Virgin Mobile USAのプリペイドiPhone発売が公式発表、2012年6月29日から発売、通信料はコミコミ月$30(2400円)から – 2012年6月8日











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