iPadのラップトップ完全代用化、挑戦(開始宣言)


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おととい2012年6月11日のアップルWWDC基調演説を聴いて、早速新しいMacBook ProやMacBook Airを注文した人/買った人は、いますか?

筆者は・・・
3年前に買ったMacBookはありますが、主な利用はWindowsです。
MacbookはどうしてもAppleのアプリやファイルを検証する際にだけ使っています。

それに、そもそも、脱ラップトップ・コンピュータして、旅行・出張中はiPadとiPhone(と必要に応じてアンドロイド携帯)で全て用を足せるようにしたいと、数週間前(WWDCの発表前)に決心して、その環境を調査中です。

したがって、WWDCのMacbook Pro/Macbook Airの発表には、全く感動しなかったです。
(iOS 6は興味ある機能があるので、またデベロッパー登録して、ベータを先行インストールしようかな・・・と思考中。)

Macbook Pro Retinaディスプレイ発表 ⇒ 新iPadがあるじゃん
Macbook Airが軽い ⇒ iPadのほうが軽いじゃん
大容量SSD搭載 ⇒ iCloud/DropBoxがあるじゃん
大画面で表示  ⇒ AirPlayでAppleTV経由でHDMIモニターに表示すれば良いじゃん
・・・ってな感じです。
 
 

■ サーバー/PC遠隔操作アプリ

なお、筆者はサーバーの管理とかもするので、サーバー遠隔操作の機能(アプリ)も必要です。
これまではSymantec pcAnywhereを20年近く使ってきましたが、残念ながらこれのiPad版が無いので、VNCなどにスイッチしなければなりません。
これからそのテストと、サーバー側の環境整備が必要です。が、サーバー/PC遠隔操作アプリのトップ10は、既にiPadに購入/インストール済みです。
オリジナルiPadが出たときにRDPでサーバー(PC)の遠隔操作を試したときには、アプリがまだiPhone/iPod Touch(画面が480x320 ピクセル)対応のものを転用していただけなので、サーバーの全画面がiPad画面で(スクロールしないでは)見られませんでしたが、新iPadだと2048 × 1536 ピクセルなので、サーバー画面がiPad画面で一度に見えるだろう、と期待しています。
 
 

■ メールアプリ

今のところ、既存のメールアプリに特に不満は無い・・・というか、不満は一つだけ「Junk Mail」フィルターが無いこと。
オンラインショップなどの登録に使っているメールアドレスには、ジャンクメールが多く来過ぎます。
デスクトップPCではMS Ouotlookを使っていて、Junk Mail Folderがあります。
更に、Norton Internet Securityもインストールしているので、通常フォルダーに残っているEメールでもジャンクメールっぽいのは、Subjectの先頭に【Norton AntiSpam】と付くので、識別が簡単です。
ところがiPad(iPhone)ではこれが無いので、ジャンクメールがどんどんInBoxに溜まってしまう。
iPhonmやiPadのメールアプリでは、このジャンクメールの削除が一日何回か必要で、大変な作業です!

秋にリリースされるiOS 6では、大事な送信元からのメールは「Important」フォルダーに振り分けられるようになるようですが、ジャンクメールをジャンクフォルダーに振り分けるアプリも、サードパーティーでも良いから、早くく出て欲しいです。
 
 

■ ブラウザー

これも、Safariで特に不満は無いです。
現状でのiPhoneとiPadのSafariのブックマークの同期も、便利に使っています。
一応、先月(?)の無料サービス期間に、iPad画面で2つのサイトをサイド・バイ・サイドで同時に見られる「Dual Browser」はダウンロードしています。
 
 

■ ワープロ・アプリ

タイミング良く・・・と言うか、昨日、筆者の家内へ、アメリカ人の知人から拡張子「.pages」のファイルを添付したEメールが届き、Windows家族の我が家では、「何だこのファイルは、・・・、どうやって開くんだ・・・」ってちょっと大騒ぎをしました。結局、それは、「Open Freely」という無料ソフトをWindows PCにインストールして、開けたのですが・・・

その後、よくよく調べると、iOS用の「Pages」アプリがアップルから出ていて、「.pages」拡張子だけでなく、PDFやワード(.DOC)ファイルでも保存できるではないですか!!(すみません、知るのが遅くって・・・)
しかも、たったの$9.99って、安すぎ!

まずは、ダウンロードして、日本語入力が出来て、AirPrintで印刷できて、iCloud経由で同じドキュメントをiPhoneでも開けることを確認!

問題は、このアプリ、269MBもあること!
更に、iTunesからは最新のバージョン(1.6)しかダウンロードできなくて、iOS5.1が最低必須条件。(iPhoneの一台はまだ5.0.1のまま止めている。もう一台は、最新5.1.1。)、

でも、こんなにアプリサイズが大きいと言うことは、多分、機能も充実しているんでしょう。
 
 

■ 表計算アプリ

Pagesアプリから芋づる式に探していくと、表計算アプリは同じくアップルから「Numbers」が、同じく$9.99であった。
取り合えず、インストール、283MB。
 
 

■ プレゼンアプリ

これは、名前だけは聞いたことがあったが、「Keynote」。サイズは327MBで、$9.99。
 
 

■ 他のアップル”オフィス”スイート

写真処理は、iPhotoが113MBで、$4.99。
動画編集アプリは、iMovieが403MBで、$4.99。
ついでに、音楽作成・編集アプリは、GarageBandが801MBで、$4.99。

・・・以上で、アップルの”Office”スイート、計2196MB=2.14GB !
ひぇ~、音楽ファイルや家族のディジタル写真ファイルも全部入れているから、iPadの残容量が一気に減ってしまった! (ちなみに、64GBモデルです。)

こりゃぁ、「ラップトップ代用iPad」は、音楽ファイル視聴用や写真ファイル閲覧用とは別にして、専用にしないといけないかもしれませんね・・・・

以上、および、その他のアプリの使用体験は、これから機会あるときに書いていきます。
 
 

さあ、もう二度とラップトップコンピュータは買わないぞ!!



――<●>――
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「iPadのラップトップ完全代用化、挑戦(開始宣言)」への16件のフィードバック

  1. 今回の刷新で、一番下のairのmemが4GBになったのはあまり目立たない嬉しいところです。
    airの薄さでtdp 45Wのcpuを突っ込めたのは超驚きですね。
    他者がair に追いついたと思ったらこれだよ:笑
    まぁ10万ぐらいになるまでは様子見ですね。 over spec過ぎますし。

    管理人 返信:

    自宅内で使うのにデスクトップの代わりにMBProやMBAを買う人は(浪費するお金があれば・・・)理解できますが、ラップトップにそんなにお金をかけても、イマドキ、外でそんなにヘビーに使うことがあるかどうかですね。

    今回発表されなかったものの、デスクトップのマックもモデル刷新が近いうちに計画されているようだし、室内ニーズはデスクトップ(Macでも、Windowsでも、・・・)、外はタブレットでこれからは十分だと思いますがね。私の言いたかったポイントは、そこです。

    ちなみに、自分はデスクトップはWindows派です。

    ty2096 返信:

    やっと書き込めるようになった。

    >ラップトップにそんなにお金をかけても、イマドキ、外でそんなにヘビーに使うことがあるかどうかですね。

    人によって要求する性能は異なりますから、必要であれば大枚叩いてでも買うべきだし、必要じゃなければ買わなければいいだけですよね。
    その作業が直接的な利益に絡むなら(会社の業務なら)なおさら金払ってでも買わないと駄目でしょう。
    MacはWindowsより圧倒的に高価ですから、Macを買うだけの理由ってちゃんと必要だと思います。

    ところで最近のLaptopの買い方って、箱1つでMonitorもKeyboardもPointing DeviceもAll-in-oneで揃ってるから買ってるんじゃないですか。
    Desktopがどうしても必要になる作業であればそれが必要ですけど、大きいMonitorが必要なだけならLaptop+Monitor(+Mouse)みたいな買い方も有りだと思います。
    自宅と会社で編集しまくるってならMonitorを家と会社に置いておけば楽そうです。Mouseは持ち運べますから1台で十分でしょう。

    >室内ニーズはデスクトップ(Macでも、Windowsでも、・・・)、外はタブレットでこれからは十分だと思いますがね。

    外で何をやるか次第じゃないですか?WebなどのReading作業ならIpadだけで全て事足りますが。

    話はずれますが、私としてはIpad/iphoneがDigital機器のHubとなるように産業が成長して欲しいと思っています。
    予め登録されたCommandを送信して(IconをTapして)、Digital機器を遠隔操作する。
    例えるなら、AppleTVをIphoneで操作するような感じでしょうか。
    Commandを送るだけならBluetoothでも大丈夫そうですけど、距離の問題上Wi-fiじゃないと無理かもしれません。
    ですがWi-fiで構築すれば、携帯回線網を使って外出先からの遠隔操作も可能になるかも。
    これならIpadをより一層手放せなくなります。

    結局のところ、Windowsじゃないと出来ないこともあるので、VmwareにWindowsで両刀使いです、私は。

    管理人 返信:

    >やっと書き込めるようになった。

    すみませんね。
    ちょっと先週後半からWordPressのサーバーが色々あって、ついでに今後のWordPressやプラグインのアップグレードがしやすいように、これまで行き当たりばったりにカスタマイズしていたソースコードの整理をしていたので、かなり頻繁にサーバーをダウン(再起動)させてしまいました。

    しかも、WordPressで使っているMySQLって、ログファイルがでかくなると、再起動のたびに20-30分時間が掛かる・・・という事を発見(少なくとも、私の環境下では・・・)

    やっぱり、コマーシャルサイトに移転するか、2台以上のクラスター構成にしてデータベースをレプリケーションかけて、メインテのときは1台ずつ行うようにしてノンストップ状態を作らないと、ダメですかね。

    一日200人程度のアクセスしかなかったときは2-3時間ぐらいダウンさせてもそれほど罪の意識は無かったですが、今は1日最低3000人(IPアドレス)以上がコンスタントに過去のHow-To記事の検索に来ていますから、ダウンするとその人たちが可哀相で、胸が痛みます。最新記事を読んでいる人は、多分、200-300人くらいしかいないんですけどね。

    で、本題ですが、・・・

    (特に仕事での)ライフスタイルが変わってきていることがあると思います。まず、これが認識できなければ、あるいは、認識できるほどに自分のライフスタイルが変わっていない人は、使うデバイスの変化は無いでしょう。
    下の方たちのコメントへの返信にも書きましたが、外出先でのミーティングが短くなり、確認のためのミーティングになり、ヘビーな編集は「事務所へ帰ってから編集/作成して、Eメールで送ります。」で済むようになってきている社会では、モバイル端末にヘビーな機能は優先度低く、「軽さ/稼働時間の長さ/電源ボタンを押したら、即使える/使いやすさ」が優先されてきている場合がある、ということは事実だと思います。

    >話はずれますが、私としてはIpad/iphoneがDigital機器のHubとなるように産業が成長して欲しいと思っています。
    >予め登録されたCommandを送信して(IconをTapして)、Digital機器を遠隔操作する。
    >例えるなら、AppleTVをIphoneで操作するような感じでしょうか。
    >Commandを送るだけならBluetoothでも大丈夫そうですけど、距離の問題上Wi-fiじゃないと無理かもしれません。
    >ですがWi-fiで構築すれば、携帯回線網を使って外出先からの遠隔操作も可能になるかも。
    >これならIpadをより一層手放せなくなります。

    私もこの分野はかなり興味あります。
    ホームオートメーションは、アメリカやヨーロッパではかなり発達していますよ。
    その家庭内ハブとしては既にiPadアプリがあり、外出時に自宅を遠隔操作するデバイスはiPhone/アンドロイド携帯のアプリがあります。

    この分野の通信標準は70年代に開発された有線プロトコールX10から、最近では無線のZ-Wave(主に電話会社が支持)、Zigbee(主に電力会社が支持)で最近数年は競合しています。
    どちらも周波数が日本で許可されていない周波数なので、日本での導入は遅れています。が、日本で使用できる周波数もこれからZ-WaveやZigbeeの標準に含むことで、日本市場ターゲットの商品(ガジェット)が来年以降から日本にどのどん進出してくるでしょう。

    更に、WiFiをホームオートメーションに使う技術(商品)も出てきたので、これも来年からの普及が楽しみです。
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=8918

    残念ながら、どれが勝ち残るか判らないので、ユーザーとしてはあまり一つの技術に集中投資できないです。
    ところが、今年のCESではZ-WaveとZigbeeをインテグレートする「ブリッジ」が出ていましたので、その心配は減ったかな・・・とも思い始めています。

    私の自宅ではZ-Waveのコンセントが21個付いており、電力モニターと電源オン/オフは(理論的には)室内からでも、クラウドを通して外出先からでもブラウザーから出来ます。理論的と書いたのは、第一世代のZ-Waveコントローラーを使っているので、安定していないということ。次世代コントローラーに取り替えないといけないのですが・・・(既に買ってある。)

    あと、IPカメラが6台付けてあって、うち2台はルーター越えで外出先から見られるようにしています。

    自宅のテレビのチューナーはSlingBoxで外出先でもネットさえ繋がっていれば見られるようにしています。(いわゆる、ロケフリ。)

    既にアメリカではiPhoneから自分の車のドアロックを解除したり、エンジンを始動したりするアプリもあり、テレビのCMにも出てきます。(もちろん、車はそれに対応していないといけない。)

    WiFiやLAN対応の赤外線発光機器も出始めているので、これを組み合わせると、赤外線リモコンでしか操作できない機器(例:日本のエアコン、テレビ)などを、外出先から制御できます。(これに関しては、まだ端子しか出ていないので、アプリは自分で開発しないといけませんが・・・)
    http://www.globalcache.com/products/itach/wf2irspecs/

    こういうことが色々出来ると、楽しくなりますね。

    ty2096 返信:

    Serverのメンテ云々ですが、営利目的で作ってないなら、製作者都合で運営すれば良いと思いますよ。誰だって必要以上のお金は掛けたくないでしょう。

    >https://blogfromamerica.com/wp/?p=8918
    言うなればWi-fi Cardですね。いやはやこんな物まであったとは驚きです。
    これを核にしたKiller Contentsを作らないと売れないことは勿論ですが、楽しみですね。
    その2社のどちらが生き残るかですが、どちらも生き残るんじゃないですか?
    AMDが存続してるように、一社独占になると碌な事にならないですから。
    競争相手がいないと産業って成長しませんし、残念ながら。
    ただどちらの会社の製品を買うかというのは、Market Share次第ですね。
    ほとんどのPC購入がWindows側であるように、物の売れ行きと市場占有率は非常に密接に繋がっています。

    >既にアメリカではiPhoneから自分の車のドアロックを解除したり、エンジンを始動したりするアプリもあり

    こういう時って仕様が統一されてるほうが制作側としては楽ですけど、Android側でも普及してるんですか?
    Market ShareはAndroidがIphone追い抜いてますけど、開発はAndroidの方が面倒事が多そう。

    >WiFiやLAN対応の赤外線発光機器も出始めているので、これを組み合わせると、赤外線リモコンでしか操作できない機器(例:日本のエアコン、テレビ)などを、外出先から制御できます。

    リモコンを少しでも減らすためにも、App開発にはより一層熱を入れていただきたいですね。

    Tabletの需要を上げるためには携帯回線網の整備・増強も必須ですし、広域用電波は一般人が容易く使えるものではないですから、携帯会社としては美味しい商売でしょうね。

    Life Styleの変化に合わせて必要な機器も変わっていく、歴史を振り返ると時代の流れに沿うようになっていますが、問題はKiller Contentsがどれだけ作られるかにかかっています。
    いかにTabletを使ってもっと楽をしたいか、賢く言えば効率向上ですね。
    個人Developer、組織的DeveloperがいかにTabletに本気になれるか。
    それによってTabletの需要は上にも下にも動いていくと想います。
    Smart Phone(電話)は放っといても勝手に売れていきますが、Tabletはそうじゃないと思えます。

    Smart Phoneは既に低価格競争の時代に突入し始めており、2013年にはそれが加速化されると予想されているようです。
    WindowsPC競争の踏襲にすぎませんが、価格競争から外れたところで生き残る為には、家電機器やIT機器との精密な連携が突破口の1つになると想います。Home Automation、始めて聞いた単語ですが、考えてる人はちゃんと考えていますね。その中に日本人がどれくらいいるかは気になりますが、また外資に袋叩きにあっちゃうのかなぁ。

    All-in-oneの超高価なPCを買うよりも、廉価PCとTabletを買う方が全体的な満足度が向上するのは私も大いに賛成です。
    その為にもHome Automationは重要事項です、私的には。(私も欲を言えばApp開発に手を出してみたいです、自分が楽をする為に)

    いや、ほんともう、Ipad以外のDigital機器で漫画読むなんて考えられないですよ。便利すぎてこれだけでも買った甲斐があったってもんです。

    管理人 返信:

    細かい数字は私は覚えていませんが、2000年代に入ってから出現したホームオートメーションの為の無線通信はZigbeeとZ-Waveがあります。(このキーワードで検索してください。)これらは、WiFiの電波の周波数とは別の周波数(900MHz帯域とか2GHz帯域とか)で無線電波を飛ばしており、かつ、対応装置をオン/オフ/段階的ステップアップ/ステップダウン制御できて、また、電力消費のモニターもできるようなプロトコールが定義されています。
    どちらも、専用コントローラー(ハブ)が必要で、これがそれぞれのホームオートメーション無線通信の中央制御装置になっています。このハブには更にPC LANに繋げるポートがあり、このLAN上のPCからハブに繋げてコマンドを流すと、ハブに管理されている電源装置の制御が出来たり、電力使用や「状態」のモニターが出来ます。

    ハブ自体に小さなウェブサーバーも持っていて、そこにIP接続するだけでハブの制御や、ハブに繋がっている装置の制御・モニターも出来ます。

    ハブメーカーによってはクラウドアプリも提供しており、無料または毎月のサブスクリプション形式で、家庭内ハブのデータをクラウドにインテグレートして、外出先からはブラウザーでクラウドアプリをアクセスすることによって、家庭内装置の制御やモニターが出来ます。

    装置には、電気製品(電気スタンド、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、など)/コセントに付けるもの/壁のスイッチにZigbeeまたはZ-Waveの通信チップを組み込んだもの、などのほか、Zigbee/Z-Wave対応の錠前、カーテン(自動開閉)、ブラインドなどがあります。

    と言っても、余程のガジェット好きで、無駄使いの出来る余裕のある人しか、まだ買っていません。普通のホームセンターへ行っても、売っていないし・・・

    その理由の一つには、ZigbeeとZ-Waveが競合していて、まだどっちが勝つかわからなかったということがあります。
    せっかく今どちらかのシステムに投資しても、数年後にそっちが生き残っているとは限らないですから。

    が、昨年秋にVerizonが、今年5月にAT&TがZ-Waveを使ったホームオートメーションを固定電話・光回線利用者にサービス販売し始めて、また、電力会社はスマート電力メーターは全てZigbee対応の電力メーターを使っているので、この2つは独立に生き残るだろう・・・と思えるようになりました。
    さらに、どちらもそれぞれのハブを通してネットにデータを吸い上げられますから、ネット(クラウド)上でZgbeeとZ-Waveの「サブネット」を一緒に表示すれば、ユーザーとしては違いを気にせずに制御・モニターできる・・・という状況が出来てきたと思います。

    ImpのWiFiネットワークを使ったホームオートメーションは、「ZigbeeやZ-Waveのハブを新たに家庭内に作らなくとも、殆どの家庭には今はWiFi環境が出来ているのだから、それをそのまま使おう。その方が新しい無線通信網を家庭内に作るコストも減るし、手間も減るではないか。」という発想からの動きです。

    日本にZigbeeとZ-Waveがこれまで浸透していない理由は、これらの標準化の中に定義されている電波使用周波数が、日本では許可されていない周波数(他の目的に既に使われている)だからです。ところが、日本の電力会社・電話会社・機器メーカー・機器輸入業者の働きで、ちょっとずれた(数10KHzくらい?)周波数帯域でホームオートメーション用に電波が使われることがこの春に政府認可されているはずです。
    次の順番としては、その日本の周波数帯域にも対応したZigbee/Z-Waveチップを半導体メーカーが作り、Zigbee/Z-Wave装置メーカーが既存ICをそのICに入れ替えてFirmwareを更新し、日本の輸入メーカーがそれを日本に輸入する(技適のテストを経て)・・・という手順になるので、年末から来年年初には日本でも入手可能になってくるでしょう。もちろん、東芝・松下などは、自社製品も出してくるでしょう。

    しかし、そのころには、現在のWiFi電波周波数で使用可能なImp対応装置が出てくるかもしれないです。

    ホームオートメーション自体がまだまだ大衆化には至らず、Early Technology Adapterの人が買うだけなので、iPad/iPhoneアプリが多いですが、アンドロイドアプリも出始めています。
    現在利用可能なアプリに関しては以下のリンクあたりを参考にしてください。
    http://www.smarthome.com/android_apps.html
    http://www.smarthome.com/iphone_apps.html
    http://www.homecontrols.com/Categories/iPad-Home-Automation-Apps

  2. 何も考えず、MacBookProのフルスペックを注文してしまいました...今のMacBookAirのSSD(64G)の残りが5G程度で限界だったので...逆に私はiPhoneはiPadをほとんど使いません。コンピュータを仕事で使うことが多いため、Word, Excel, PowerPointだけでなく、MathematicaやKaleidaGraph等などが使えないと、仕事になりません。

    iPhoneは電話機能+ステータスで持っているってのが私のスタイルで、常に基本料金です。電話すらほとんど使っていないので、あまり意味もないのですが、何かあった時のため用ですね。

    管理人 返信:

    デスクトップを持たずに、ラップトップをデスクトップ代わりに使う人は、しょうがないですね。
    その代わり、そういう人は、自宅外へ自分の「オフィス(事務所、書斎)」を移動できるわけです。
    問題は、自分の仕事のライフスタイルで、「移動オフィス」が必要かどうかを判断することだと思います。特に、固定でない移動オフィス(クライアント先、ホテルを転々とする、など)。
    そういう労働環境が多い人は、高性能のラップトップが必要でしょうね。

    しかし、自分の仕事が2-3箇所以下の固定の事務所での活動に限られるならば、各事務所に固定のデスクトップがあって、クラウドを通してドキュメントを共有すれば、USBメモリーさえも不要な時代になりました。

    要は、そのひとの(仕事の)ライフスタイルの環境によると思います。

  3. ラップトップの代用としては、
    JailBreakするかしないかで大きく変わると思います。

    特にオフィススイートを使われるのであれば、
    いかにPCが優れているか(またはモバイルOSの限界)を
    実感されることでしょう。

    レポート楽しみに待っています。

    管理人 返信:

    いやあ、アップルのiPad用オフィススイート(Pages、Numbers、Keynote)も、結構機能は充実していますよ。

    ・・・というより、(仕事の)ライフスタイルが変わり、外出時にヘビーなPCいじりが必要無くなってきていることが、タブレットで充分代用できるようになってきた理由だと思います。タブレットの機能と言うよりも、ライフスタイルの変化です。

    客先に持って行った資料が変更必要であれば、「あとで事務所に帰ってから変更して、メールで送りますね。」と一言言って済むようになってきて、その場で長時間かけた作業をする必要は無くなった、ということです。
    もちろん、簡単な修正はその場でしたいですが・・・

    システム開発者であっても、現場でのソフトイのンストールや修正は不要になってきていて、ソフトの「配布(インストール)」はサーバーに直接リモートでアクセスしたり、複数ユーザーの場合はサーバー/クラウドにユーザーにアクセスしてもらってインストールできるようになって来ています。したがって、現場での作業は短時間で、「遠隔では判らない、現場の様子を見る」程度や「物理的に現場でしか操作できない、スイッチの操作」だけになってきています。

    それ以外は、メールとブラウザーが閲覧できて、返信できれば、出先での作業は他に無いです。

    したがって、比較的コストの高い高性能ラップトップを3-5年間隔で購入するより、「デスクトップを2-3年ごとに買い換えて、タブレットを1-2年ごとに買い換えていく。そして、デスクトップとタブレットの併用性(同期)を高める。」ほうが、対費用投資効果が効率高いと思います。・・・というのが、私個人の仮説です。

    しば 返信:

    相乗りで失礼いたします。
    私もラップトップを捨て、iPadだけで何とかやって行けないかと考えている者です。

    すでにどこかに書き込みされているのかもしれませんが、アメリカのiTunesが使用できる環境なら、CloudOnというオフィスアプリも無料で便利です。まるでMS Officeそっくりの環境で使用できます。ただしネット上でプログラムを実行するため、非常に反応が遅いときがあります。

    それからサーバ管理ですが、私はPogoplug MobileにArchlinuxとOpenvpnをいれた激安VPNサーバを自宅に置いて、リモートアクセスするようにしています。本来、私は脱獄しないでiPadを使用したかったのですが、OpenvpnのiPadアプリが脱獄しなければ使用できないため、脱獄しました。コンソールには、SSH Mobile Freeというアプリを使用しています。これはコマンドを打ち込むだけの擬似ターミナルですが、外出中に行なうことは限られたことなので、結構これで間に合っています。

    iPad版のKeynote、私も使っています。これはとっても良いですね。

    しかし私にとって、何より使い難いのが、iPadのバーチャルキーボードです。現在は折りたたみ式のbluetoothキーボード(20ドル前後)を使っていますが、タッチ感が今一です。もう少し高いのを買っておけばよかったと後悔しています。

    管理人 返信:

    いやあ、ホントだ。CloudOnはメニューがMS Officeと同じだ・・・と期待して使ってみましたが・・・・日本語変換はまだいまいち機能していないですね。

    しかし、DropBoxのフォルダー/ファイル管理も出来るので、これはこれで使い道があるかな。

    長い時間入力作業を継続する為には、最適のキーボードを見つけるのが不可欠ですね。それは、私も同感です。
    そこで、iPad購入時には、「今のうち」と思ってアップルのワイヤレスキーボードを買いました。その後、殆ど使っていませんでした。
    iPad 2購入後は、ブルートゥース・キーボード付のケースを買いました。このキーボードを使おうとすると、Landscape(横長)位置でしか使えないのが不便だなあ、と思いました。しかも、ケースがかさばるし・・・

    新iPadを購入し、持ち運び性を重視して、Brookstoneのロールアップ・キーボーをを購入してみました。
    http://www.brookstone.com/bluetooth-silicone-keyboard?bkiid=SearchResults|CategoryProductList|682369p
    まあまあですが、キータッチがやはりしっくり来ないかな。

    それに、画面のマルチタッチジェスチャーをキーボードの横でしたいので、アップルのMagic Trackpadを買い、iPadのときに買ったアップルワイヤレスキーボードと組み合わせて使おうと思いました・・・買ってから、iPadがまだMagic Trackpadに対応していないのが、判りました(#@!$%)
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=8750

    究極のiPad用キーボードの探求の旅は、まだまだ続きそうです。

    しば 返信:

    忘れていました。CloudOnは、日本語変換がダメなのです。しかしGoogle Driveとも連携していますので、私はメモ帳やGoogle Driveで文章を書いて、必要な時にCloudOnで加工しています。

  4. いつもこちらの記事に助けられていますので、今回はお返しに。
    (すでにご存知かもしれませんが)

    iPhoneやiPadで迷惑メールを振り分けることは出来ませんが、私はgmailやiCloud(MobileMe)などのサービスを経由させることで迷惑フィルタを掛けています。
    iPhoneで受け取りたいメールアカウント(アカウントAとします)の設定画面でiCloudへの転送を設定し、そこで迷惑フィルタを掛けます。iPhoneではiCloudを受信するようにすれば、フィルタ後のメールだけを受信することができます。たしかGmailでも同じようにできると思います。

    これだけだとアカウントAでの返信ができませんのでiPhoneにはアカウントAの設定もしておき、送信時には Cc/Bcc,From の部分をタップして FromのアカウントをAに選び直せば、アカウントAの送信サーバで送信できます。お試しください。

    管理人 返信:

    ありがとうございます。

    少し前に知り合いとメールでやり取りをしていて、彼は「gmailでフィルターしている」ということは聞いていたのですが、やっぱりそうしないといけないですかね。

    橋本よしゆき 返信:

    いまのところ、この手しかないようです。
    将来的にiOS上にそのようなサービスが稼働するかもしれませんが、
    (私はあまり期待していませんけど)
    本来、迷惑メール・スパムはサーバ側で処理してくれるのが良いと思います。
    クライアント側は非力なので極力シンプルでありたいですから。

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