留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】


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これから何回かに渡って、アメリカへ渡る留学生が知っておくべき、アメリカ国内の携帯電話・インターネット事情を連載します。

基本的には、最低数ヶ月以上アメリカに滞在する人を念頭に置いて書いていきます。
したがって、留学生以外にもこれから米国転勤または米国移住される方々、および、その家族にも参考になると思います。

1ヶ月未満の旅行者や出張者には、ここで書く内容とは別の携帯プランが適当と思われます。
このブログを探せば短期滞在者に向いているプランは探せると思いますが、このブログも開始して1年5ヵ月を超え、記事の量が増えてきて、適切な記事を探すのが難しく成ってきていますので、再度、現在【2012年夏】の状況をまとめたほうが良いと思うので、夏休み旅行シーズン前に書きましょう。
それまでは、こちらから自分に必要な情報を探してください。
アメリカより (携帯・モバイル・流通業ITブログ) BlogFromAmerica.com – How-To記事一覧

連載回数は全く未定です。

以下、今の時点で書こうと思っている内容をいくつか列記します。
一部は既にこのブログに書かれていますが、それらは体系的にまとめて参照できるようにしていきたいと思っています。

● アメリカで使える携帯会社の種類 (現地ポストペイド、現地プリペイド、日系携帯会社)と、そのメリット・デメリット
● 日本の携帯(SIMフリー、SIMロック)をアメリカで使う場合の注意

● ポストペイド携帯の種類と選び方
● ポストペイド契約の個人プラントとファミリープランの違い、メリット・デメリット
● ポストペイド携帯の通信料
● アメリカでポストペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカで日系携帯会社と契約するメリットとデメリット
● ポストペイド契約の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● ポストペイド携帯の契約者変更
● ポストペイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)

● アメリカでプリペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカでプリペイド携帯を購入する方法
● プリペイド携帯の通信料
● プリペイド携帯の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● プリペイド携帯の契約者変更
● プリペイイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)

● 日本語が使えるアメリカの携帯

● モバイル通信の種類(USB、ポケットWiFi)
● アメリカ国内の無料WiFiと、接続の仕方
● 有料WiFiプラント、使用料
● モバイル通信の通信料
● ポストペイドモバイル通信装置の契約方法と支払い方法
● プリペイドモバイル通信装置の購入方法と、プラン、支払い方法

● 日本へ一時帰国したときの携帯とインターネット
● 日本を去る前にやっておくこと

● 大学寮のインターネット接続
● 大学生活での携帯電話の必要性
● アパート・一軒家に住んだら、電話・インターネット・テレビはどうするのが一番良いのか?
● アパート・一軒家へ固定電話を申し込む方法
● アパート・一軒家へCATVテレビを申し込む方法
● アパート・一軒家へインターネットを申し込む方法
● 電話・インターネット・テレビ、その他公共料金の支払いの方法
● 在学中に引越ししたら、どうしたら良いか?
● 電話・インターネット・テレビなどの解約の方法
● アメリカで日本のテレビ番組を見る方法
● アメリカの「電気」とコンセント

● VoIP(Skypeなど)の加入と料金、使用方法
● 日本語テキストメッセージ、インターネットを使ったテキストメッセージ

● 知らないところへ旅行に行ったときの、GPSの利用法

● アメリカで日本語使用可能なパソコンを購入する

● アメリカの銀行口座の開設方法
● アメリカ生活に必要なクレジットカード/デビットカード
● 日本からの送金方法
● アメリカの銀行口座を変える方法
● アメリカの銀行口座の閉じ方

う~ん、携帯電話・インターネットから、その支払い方法まで考えたら、「銀行口座の開設の仕方も必要だ」という結論に到達してしまった。
キリが無い。

他にも「こういうことを書いて欲しい」という内容があれば、このページまたはそれぞれのコメント欄に書き込んでください。

これらは不定期で他の記事と並行に書いていきますが、夏までには主要部分が完了するようにしたいと思っています。

記事をアップしたときにリアルタイムで通知して欲しい方は、ツイッターで@BlogFromAmericaをフォローしてください。

留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日



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関連すると思われる記事:

「留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】」への7件のフィードバック

  1. 今年から米国で留学する身ですが、iPhoneの契約を検討中です。現状で契約するなら電波状況などからVerizonかなと思っているのですが、もしiPhone 5が秋に出るとして契約会社の選択基準は変わってきますでしょうか?(不確定情報ですが、4G LTE対応など。。。)またiPhone 5が出るまでの”つなぎ”の携帯電話としてオススメはありますでしょうか?

    管理人 返信:

    まずは
    「アメリカでiPhoneをポストペイド加入する場合の料金」 - 2011年1月14日
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=316
    は見ていただけましたか?
    留学生だとアメリカに与信履歴が無いので、ポストペイド契約するには$400-500のデポジット(保証金)を要求されます。

    それから電波状況は住む市によって違うので、あまりマスコミなどの偏った情報で決めるのはどうかと思います。
    現状では使用する場所での電波が良好であればiPhonese 4Sで、AT&Tでは HSPA+で2-4Mbps、Verizonでは CDMA2000 EVDO Rev Aで700Kbpsから1Mbps、SprintもCDMA2000 EVDO Rev Aで500Kbpsから1.5Mbpsの速度が得られます。
    「PC Worldのアメリカ13都市スマートフォン・ネット速度テスト結果」 - 2012年4月19日
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=8145
    が、人口の多いところはiPhone/スマートフォンユーザーも多く、回線が混戦して速度が遅くなる傾向にあります。

    新iPadもLTE対応になり、当然のことながら秋(10月頃?)に出る新しいiPhoneモデルはLTE対応になるでしょう。
    しかし、LTEはVerizonでも人口カバー率70%程度、AT&Tでも40%程度なので、自分の住むところがカバーされているかどうかでどのキャリアを選ぶか判断する必要があります。

    アメリカの2年契約は日本と違って、2年契約をすると契約時に端末が安くなります。iPhoneの場合は、$450割引になります。
    しかし、その2年以内に機種変更すると、その機種変更時には普通の値段で端末を買わなくては成りません。

    つまり、今、キャリアAと契約し、暫定的な端末を2年契約割引で買う(その機種が何であるかは関係ありません。)⇒10月に同じキャリアでiPhoneを買うと、割引前の正規料金で買わなければ成らず、2倍以上の値段になります。($699-899)

    それを考えると、今はポストペイド契約をせず、身分証明書もデポジットも不要なプリペイド契約でどのキャリアでも良いから適当に契約する。
    電話が出来ればよい程度であれば、$10から携帯はあります。スマートフォンが必要であれば、安売りのときは$70くらい。通常時でも$100-300であります。
    携帯は安い携帯にし、iPadかiPod Touchを買って慣れる(iPadは買うなら現地で買いましょう。iPod Touchはどこで買っても同じです。)・・・と言う手もあります。

    それで当分現地で生活し、アメリカの携帯事情・ネット事情に慣れ、それから新iPhoneが発売されたら検討するのが、私は良いと思います。

    電話番号はMNP(Mobile Number Portability)で新しいキャリアに移行できます。
    プリペイド電話番号からも固定電話番号からも、MNPで移行できます。
    これは連邦政府の法律で決まっていることですから、キャリアはMNPを拒否できないし、無料でしないといけません。

    プリペイド料金比較:
    「アメリカのプリペイド携帯通信料金(1)Pay as you go」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=82
    「アメリカのプリペイド携帯通信料金(2)日払いプリペイド」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=107
    「アメリカのプリペイド携帯通信料金(3)月払いプリペイド」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=130
    「アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い?」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=6496

    いっこ 返信:

    管理人様、

    >これは連邦政府の法律で決まっていることですから、キャリアはMNPを拒否できないし、無料でしないといけません。

    上記ですが、出入かかわらず、無料で行うことが法律上の義務でしょうか?
    というのも、NTTドコモアメリカは、出て行くとき(NTTから別のキャリアへいくとき)、以下のPDFに

    http://www.docomo-usa.com/jp/file/DUW_guidebook.pdf

    15ドルのポートアウト費用を徴収するとあります。こんな費用初めて見たので、不思議に
    思っています。

    管理人 返信:

    移転元(前のキャリア)との契約に基づく「解約料」は、MNP手続きとは関係無く、独立した契約に基づく話です。

    たとえば、前のキャリアと2年契約していて、1年で解約したら、(MNPする/しないと関係無く)、早期解約料はそのキャリアからの最後の請求書に追加されます。

    前のキャリアとの契約がプリペイド契約だったり、ポストペイドMonth-to-month契約であれば、解約料は無いですから、解約に伴う費用は前のキャリアからは請求されません。

    また、移転先(新しいキャリア)のキャリアとポストペイド契約する場合は、MNPする/しないに関係無く、アクティベーション手数料$35-36(キャリアによる)が課金されます。これも、MNPしなくても徴収される金額ですから、MNP手続きの費用ではありません。(キャリアは特別割引で、このアクティベーション手数料を割り引くことはあります。)

    NTTドコモアメリカはこの費用は「解約料」と呼ぶべきですね。
    「ポートアウト費用」とは呼ぶべきではありません。

    ただ、NTTドコモアメリカは自社で直接キャリア(T-Mobile USA)と交渉してMVNOとして運営しているのではなく、キャリアとMVNO契約している別の中間卸業者 CSky(ClearSky)
    http://www.csky.com/
    からの「サービス再販」なので、中間コストが掛かるので、こんな金額をその会社から取られているので、エンドユーザーにも課金するしか仕方ないのでしょう。

    管理人 返信:

    http://en.wikipedia.org/wiki/Mobile_number_portability#Americas
    によれば、

    「USA ・・・ 2003.11.24から開始 ・・・ 移転日数 0日 ・・・ 移転コスト free (無料) ・・・ MNP procedure takes 2.5 hours.」

  2. 面白そうな「特集」ですね! 今後手軽に渡航する人の数も増えると思いますので、このようなまとめは非常に役に立ちます。
     問題はアメリカ発行のクレジットカードとソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)でしょうか。AT&Tのインターネットプランなどでは、SSNがないとある程度以上のプランには加入できないなど結構厄介です。
     私の場合、最も厄介だったのは、AT&TやComcastが日本では考えられないほど無茶苦茶なので、契約して直ぐは毎日文句を良いに言った覚えがあります。
     電話よりChatによる対応が私には楽でした。とはいえ、時間がかかるんですけどね。

     家でのインターネット環境は、日本の方が圧倒的に速いという事実に驚いた覚えがあります。

    管理人 返信:

    アメリカは、「8割/2割ルールの国」ですからね。

    日常生活で、8割は何もトラブル無くスムーズに行く。2割は必ずトラブルが起こる。
    トラブルが起こると、それがたとえ小さなトラブルでも、自分の時間の8割がそれに費やされる。

    そう思わないと、うまく行かなかった時に腹が立ちますね。
    でも、そう思うと、「トラブルが発生したときの為にエネルギーを溜めておこう」と思うようになり、あまり腹が立ちません。

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