Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較


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アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。

たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。

ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。

4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。

なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。

Verizon
Verizon Coverage Locator

Sprint
Sprint Coverage Check

AT&T
AT&T Coverage Viewer

AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。

T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check

Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map

Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map

BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps

H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage

SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
 
 

■ 音声通話カバレッジ地図
地図をクリックすると、拡大地図が別フレームで表示されます。

Verizon ポストペイド 音声通話
Verizon プリペイド 音声通話
Sprint ポストペイド 音声通話
Sprint子会社(Virgin Mobile USA、BoostMobile)
プリペイド 音声通話
【Sprint自社電波地域のみで通信可能。】
AT&T ポストペイド 音声通話
AT&T GoPhoneプリペイド 音声通話
T-Mobile USA 音声通話

 
 

■ 2G/3Gデータ(パケット)通信カバレッジ地図
地図をクリックすると、拡大地図が別フレームで表示されます。

プリペイド契約の場合は利用は自社電波地域に限られる場合が多いので、カバレッジは下の地図よりも狭くなる可能性がありますので、注意して下さい。
また、ローミングエリアでは(ポストペイドでも)、通信速度が2Gしか出ないこともあります。

Verizon 2G/3Gデータ(パケット)通信
Sprint 2G/3Gデータ(パケット)通信
AT&T 2G/3G/HSPA+(4G)データ(パケット)通信
T-Mobile USA 2G/3G/HSPA+(4G)データ(パケット)通信

 
 

■ 4G LTE/WiMaxデータ(パケット)通信カバレッジ地図
2012年2月現在

地図をクリックすると、拡大地図が別フレームで表示されます。

Verizon 4G LTE
(濃い茶色が4G LTEカバレッジ地域)
AT&T 4G LTE
(オレンジ色の丸が4G LTEカバレッジ都市)
Sprint/ClearWire(Clear) 4G WiMax
(濃い茶色の丸が4G WiMaxカバレッジ都市)

 



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「Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較」への3件のフィードバック

  1. 長年Virgin Mobileを使っていますが、今までSprintのカバレッジエリアとてっきり同じだと思っていました(笑)

    サンフランシスコ近郊に住んでいるのですが、そう言えばこの間、UkiahというSFから2時間くらい北へドライブした所へ行った時、街自体意外と大きな感じだったにも関わらず、スマホ(Optimus V)が通話もデータも使えず不便な思いをしました。その街のスターバックスのバリスタさんとの会話では、「アタシのはSprintだけど、使えてるわよー」といっていたので、今考えると、UkiahではSprintの顧客は常に他社にローミングしていてOKだけど、VMはダメってことでしたかー。

    まあ、毎月25ドルしか払っていないのに、文句言ってもしょうがないですよね。ちなみにSFベイエリアでは不自由は特にないです。

    管理人 返信:

    コメントありがとうございます。

    Sprintのポストペイド携帯でローミング地域に入ると、キャリア表示のところが「Extended Roaming」に変わります。
    また、もっと過疎地に入ると、その地域の零細基地局の名前になります。
    Extended Roamingではデータ通信は2Gでしか出来ないか、全く出来ないです。

    私も10年ほどSprint(とAT&T)でポストペイド加入していますが、この地図を集めるまで、これだけ差があるとは思わなかったです。AT&TもポストペイドとGoPhone(プリペイド)では多少差があるんですね。

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