Boost Mobileプリペイド携帯のアクティベーションの方法


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■Samsung Galaxy Prevailの使い心地

$179.99と安い割に、思ったよりもサクサク動きます。(CPUは800MHzのはずだが、たぶん、グラフィックス・プロセッサーGPUが別なんだろう。)

Virgin Mobile USAのSamsung Interceptよりは軽い動きかな・・・
もっとも、Samsung Interceptは2010年7月発売の携帯で、9ヶ月も古いモデルだから、遅いのは当たり前ですが・・・

Virgin Mobile USAの LG Optimus VとMotorola Triumphは手元に無いので、それらとは比べられません。

Boost Mobileの従来の強みであるiDen通信方式では当たり前のハンド・フリー通話(スピーカー・フォン)が、この携帯でも簡単に出来て、便利です。(・・・と思って、他のアンドロイド携帯も調べてみたら、スピーカーフォンへの切り替えボタンは、他社のアンドロイド携帯でも画面にあった。筆者が知らないだけだった。・・・・でも、Boost Mobileはこれが強みなので、切り替えボタンが大きく、強調されている。)

 

カメラは片方だけ(テレビ電話は出来ない)ですが、この値段なら、満足。

アンドロイドOS 2.2 ですが、テザリングは出来ない(メニューに出て来ない)ようになっています。
 
 
 

■日本語フォントと入力

そのままで日本語表示は問題ありません。
もちろん、海外で発売されているアンドロイド携帯の日本語フォントは全てCJK(Chinese-Japanese-Korean)フォントなので、漢字によっては「汚いフォント」「中華フォント」もあります。

 

日本語入力は、Simejiがインストールできます。
まだ試していませんが、OpenWnn PlusとKaedeもインストールできるでしょう。

 

アンドロイド携帯へ日本語入力アプリをインストールする方法の詳細は、
海外アンドロイド携帯/タブレットの日本語化(一般論) – 2011年2月19日
を参照してください。
 
 
 

■Boost Mobileの使い心地(速度など)

Sprint/Virgin Mobile USA/Boost Mobileは、全てSprintの回線を使っています。
昨年暮れごろから格安プリペイド・キャリアのVirgin Mobile USAの契約回線数は急激に増えており、回線が混雑してかなり回線速度は落ちてきています。

しかし、それは地域的な問題であり、また、今回のテストで気が付いたのですが、筆者の住んでいるところでは、最悪な状況は今年(2011年)の5~6月頃だったと思うのですが、最近は少し改善されているようです。

現在は、ほぼ一日安定して600-1500kbpsのアクセス速度が得られるようになりました。

電波の柱も安定して4~5本立つようになったし。

そう言えば、2011年10月の新iPhone(iPhone 5?)発売では、SprintもiPhoneの扱いを開始することがほぼ間違い無いようです。
そして、その事前準備として、Sprintは密かに、アップル・ストアの店内と、その周囲のSprintの電波の改善(場合によっては基地局の増設)を、行っているようです。
筆者の住んでいるところから約3キロ先にアップルストアとSprintのショップがあるので、このおかげでSprintの電波が改善されたのかな・・・

Sprint、そして、Sprintの電波を使っているBoost Mobileの通信速度は地域差があると思いますので、必ずしも筆者のテスト結果が全米での状況把握の参考にはならないと思いますので、注意が必要です。

しかし、同じ場所でSprint、Virgin Mobile USA 、Boost Mobileの3つの携帯でほぼ同時にアクセス速度テストを実施してみました。
これによって、ポストペイド契約のSprintと、プリペイド契約のVirgin Mobile USA とBoost Mobileで、アクセス速度の違いがあるかどうかを、検証します。

結果は・・・
以下の写真のように、誤差の範囲内で、差が無いことがわかりました。
写真左から、Sprint、Virgin Mobile USA 、Boost Mobileのアンドロイド携帯でSpeedTestを実行した結果です。どれもダウンロード速度約1000-1100kbpsを測定しています。

 

 
 
 

■ボーナス分数と有効期限

Virgin Mobile USAと違って、アクティベーションによる無料ボーナス分数は、ありません。したがって、アクティベーション後、トップアップしないと、通話もネットも(WiFi以外は・・・)、使えません。

最低90日に1回トップアップすると、電話番号は維持されます。
つまり、電話番号の有効期間は、最後にトップアップしてから90日間、または、残高が$0になってから60日間、です。この間に再トップアップすれば、電話番号は維持されます。

電話番号の有効期間を過ぎた場合は、再アクティベートの手続きが必要です。
再アクティベートの時には、トップアップカード以外に新しく何か(例:SIMとか・・・)を購入する・・・という必要はありません。(ただし、これはBoost MobileのCDMA対応サービスに限ります。iDen用携帯は、SIMを使用しています。)

Monthly Unlimitedプランで、長期継続使用による月額基本料金の割引を希望する場合は、その月数カウントを開始するために「Shrinkage」オプション(無料)に加入する必要があるようです。(未確認)
注意してください。

Daily UnlimitedプランもMonthly Unlimitedプランも、翌日・翌月の料金は自動的にトップアップ残高から引かれていきます。
スマートフォンではPay-as-you-goプランには加入できません。
短期間使用したい場合でDailyプランに加入した場合、途中でプランをPay-as-you-goプランに変更して、残高が自動的に引かれないようにする(残高を維持する)ことは、出来ません。
Dailyプランの一時停止のオプションも、見付かりません。
したがって、短期間だけDailyプランで使用したい場合は、使用日数を計算して(x$2)、必要以上の金額をトップアップしないようにしてください。その金額は無駄になりますから。

残高が無くなった場合は、それから60日以内にトップアップすれば、再アクティベートは不要で、同じ電話番号を維持して使用できます。
 
 
 



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「Boost Mobileプリペイド携帯のアクティベーションの方法」への3件のフィードバック

  1. 管理人さん

    3Gのデータ速度は、どうでしょうか?
    Sprintの回線は、Virgin Mobileの格安プランのために、17時以降は、
    56Kのモデム並みに遅くなる地域があるとWEBでクレームを
    しているユーザーを結構みます。
    Boost Mobileは、長期間使用しつづけるなら、非常に安く付く
    プランですので、興味があるのですが、3Gデータが使い物に
    ならないのなら、考え物です。

    管理人 返信:

    私もモバイル通信は
    SprintポストペイドPCMCIAカード ⇒ Sprintポストペイド・ポケットWiFi ⇒ Virgin Mobile USAプリペイド・ポケットWiFiと変遷してきて、最近自分の住んでいるところではVirgin Mobile USAが使い物にならなくなってきたので、Virgin Mobile USAに見切りを付けて、その結果
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=2880
    に至っています。最初の頃は良かったのですが、ここ半年でVirginのデータ通信速度がめっきり悪くなったのは体感しています。

    Boost Mobileの通信速度に関しては、あと2日ぐらい待ってください。
    時間帯をいくつか変えて、スピードテストをしてみます。

    管理人 返信:

    さて、SprintとVirgin Mobile USAとBoost Mobileと、3社並べてスピード・テストをしてみました。
    明日結果を上記記事本文に追加し、写真を貼り付けますが、結論から言うと、3社ともほぼ変わらないです。私の住んでいるところは電波の柱が5本中4本くらい立って、下りが700kbps~1400kbps位です。

    それと、最近、Sprint/Virgin Mobile USA/Boost Mobileは、速度が改善してるんでしょうかね。
    2、3ヶ月前に比べてアクセス速度が良くなっているような感じです。
    少なくとも、回線が激悪化する前の、去年の秋ごろの状態に戻ったような気がします。

    もちろん、場所に依るのでしょうが・・・

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