デンバー ダウンタウン周辺、徒歩で回れる観光スポット




どこでもほぼ同じですが、都心部での観光スポットは「建物、美術館・博物館、ショッピング街」です。
以下、デンバーのダウンタウンで、徒歩で回れる観光スポットをご紹介します。
デンバーへの出張や観光で、ダウンタウンでちょっと空いた時間を使ってちょっとした観光をするのに、ご参考にしてください。

※ ツアーのある観光スポットは、ツアー情報を緑色で表記してあります。

ダウンタウンの南側(Civic Center周辺)から、北への順・・・

特に明記が無い限り、開館時間・営業時間、入場料・入館料などは2015年9月現在の情報です。

■1.Colorado Veterans Monument(コロラド退役軍人記念碑)

Civic Center Parkの東、State Capitolの西にある記念碑。南北はE 14th AvenueとColfax Avenueに挟まれ、東西はLincoln StreetとBroadway Streetに挟まれている公園の中に立っています。
この塔は1990年に建てられ、素材はコロラド砂岩を使い、過去・現在・将来のアメリカ軍人の貢献に感謝する意味で建てられました。
塔の高さは30フィート(約9メートル)、てっぺんには永遠の記憶を象徴する光のビーコンが表されており、永遠に消えないことを象徴しています。陸軍、海軍、空軍、マリーン、沿岸警備隊のそれぞれの紋章が塔に填め込まれています。

■2.State Capitol(コロラド州庁舎・議事堂)

Colorado Veterans Monumentの東(住所:200 East Colfax Avenue)にはState Capitol(コロラド州庁舎・議事堂)があります。
建物の上がドーム型になっており、コロラドのゴールドラッシュを象徴して1908年に金が張られています。1890年代に建設されて1894年11月にオープン。コロラドの白大理石が使われています。この建物は意図的にUnited States Capitol(アメリカ合衆国議会議事堂)に似せてElijah E. Myers氏によって設計されているそうです。
このState Capitolの建物の西側の入り口の13段目の石段が、ちょうど海抜1マイル(5280フィート、1609.3メートル)になります。

庁舎はウィークディ(月~金、祝日を除く)は一般入館が可能で、無料の案内付きツアーも催行されています。ツアー時間は午前10:00から午後3:00まで、1時間毎。6月と7月は30分毎に催行されます。ツアーの所要時間は30~45分で、このツアーではドーム部分まで上れます。(セルフのツアーではドームへ行けません。) ドームからは周囲の景色が360度見られます。ツアーは1階北ウィング(入って左)のVisitor Services Deskから出発します。10人以下の参加は予約は不要ですが、1回のツアーグループの参加者は30人までに制限されていますので、希望者が多ければ待つことになります。

ツアー情報:
【Colorado.gov】Tours


Colorado State Capitolドームからの眺め(西向き)-手前のビルは、デンバー市・郡庁舎

■3.Cathedral Basilica of the Immaculate Conception(デンバー大聖堂)

State Capitolから2ブロック東、住所は1530 Logan Street。1890年から1911年に建設されたカトリック教会。
建物の壮大な外観と、中の礼拝堂とステンドグラスが、素晴らしい。
【DenverCathedral.org】ホームページ



■4.Saint John’s Cathedral(セントジョンズ監督教会)

Cathedral Basilica of the Immaculate Conceptionより更に3ブロック東、1ブロック南の1350 Washington Streetにある、エピスコパル(米国聖公会)系教会。以前の教会が放火で燃えたために、現在地に1911年に建設された。
【StJohnsCathedral.org】ホームページ



■5.Molly Brown House Museum(モリー・ブラウンの家博物館)

Saint John’s Cathedralから2ブロック西、State Capitolからは3ブロック東にあります。(住所:1340 Pennsylvania Street)
豪華客船タイタニック沈没の生存者、モリー(マーガレット)・ブラウンの家が博物館として保存され、一般公開されています。この家は1894年に購入したものの、モリー・ブラウンがLeadvilleの金鉱技師のJ.J. Brownと1909年に離婚した際に財産分与された家。1932年に死ぬまで住んでいました。1900年代初期の彼女の生活の様子を展示しています。

2015年8月から建物修復工事が行われていますが、内部の閲覧は通常通り続いています。月曜日は休館です。案内付きツアーが毎日午前10時から午後3時半(日曜日は正午から午後3時半)、30分毎に催行されます。所要時間は約45分です。ツアー参加料(チケット)は、大人$8.00、65歳以上$7.00、5~12歳は$5、学生は学生証提示で$7、現地で購入できます。館内写真は禁じられています。
【Molly Brown House Museum】ホームページ


■6.Kirkland Museum of Fine & Decorative Art(カークランド美術館・装飾美術館)

Molly Brown House Museumのちょっと南、1311 Pearl Streetにあるこの美術館は、コロラド出身の美術家Vance Kirkland (1904-1981)の作品や、1875年から1990年くらいまでの家具・装飾品を展示しています。
【Kirkland Museum of Fine & Decorative Art】ホームページ
開館日:
 - 火曜日から日曜日、11:00 am~5:00 pm
 - 祝日は休館
入館料:
 - 大人 $8.00
 - シニア、教師、学生 $6.00(ID要)
 
ガイド付きツアーは、水・木・金・土曜日の午後1:30より。 もちろん、ガイド無しでの自由閲覧は、開館中自由。




■7.History Colorado Center(コロラド歴史博物館)

前身のColorado History Museumに代わって2012年にオープンした、コロラド歴史協会(History Colorado、前Colorado Historical Society)の運営する展示館。6つのセクションに分かれて、ネイティブアメリカン(インディアン)が生活したころのコロラド、コロラドの歴史やデンバーの歴史を展示しています。デンバー美術館(Denver Art Museum)の1ブロック南東です。(住所:1200 Broadway Street)
【History Colorado Center】ホームページ
開館日:
 - 毎日、10:00 am~5:00 pm
 - 感謝祭、クリスマス、正月は休館
入館料:
 - 大人 $12.00
 - シニア(65歳以上)、学生(13~22歳) $10.00(ID要)
 - 子供(6~12歳) $8.00
 - 5歳以下 無料
ギフトショップは、入館料を払わずにご利用いただけます。





■8.The Center for Empowered Living and Learning (CounterTerrorism Education Learning Lab、CELL)(反テロ教育ラボ)

現在社会におけるテロの危険を教育するための展示館と、教育施設。デンバー市・郡立図書館の南。(住所:99 W 12th Avenue)
【CounterTerrorism Education Learning Lab】ホームページ
開館日:
 - 火~土曜日、10:00 am~5:00 pm
 - 日曜日、正午~5:00 pm
入館料:
 - 大人 $8.00
 - シニア(65歳以上)、学生(14~22歳) $5.00(ID要)



■9.Civic Center Park(シビック・センター公園)

1919年に作られたCivic Center Parkは、南北をE 14th AvenueとColfax Avenueに挟まれ、東西はBroadway StreetとBannock Streetに挟まれている公園。この周囲に市・郡・州の庁舎や、美術館・博物館や図書館などの建物を集合して作られる目的で、この地域をCivic Centerと言います。公園内にはギリシャ風円形演技場(Greek amphitheater)の建物が南北の両端に建っています。銅像もいくつか置かれています。
この公園内には30種類の木が植えられており、そのうち2本はリンカーン大統領のイリノイ州の自宅から移植されたものだ、と言われています。
現コロラド州知事が前職デンバー市長のときに浮浪者撲滅運動を始めましたが、夜は浮浪者がまだ多いので、暗くなったら公園内を一人では歩かないようにしてください。
【Civic Center Conservancy】ホームページ




■10.Denver Public Library(デンバー市・郡立図書館)- Central Library(中央図書館)

1995年、建築家Michael Gravesによってデザインされて建てられた建物。ポストモダン建築の例で、建物のそれぞれの部分で色と形が違う。
Denver Art Museumの東にある。(住所:10 W 14th Avenue Parkway)
60万点以上の写真や20万点以上の本など、西部(ウェスタン)の歴史的所蔵物が有名。 Western History部門は5階にあり、写真・アートギャラリーが自由に閲覧できます。7階にはVida Ellisonギャラリー(画廊)があります。
【Denver Public Library】ホームページ
【Denver Public Library】Western History/Genealogy
開館時間:
 - 月・火 10時~20時
 - 水・木・金 10時~18時
 - 土 9時~17時
 - 日 13時~17時
【Denver Public Library】セルフ館内ツアー道順案内




■11.Denver Art Museum(デンバー美術館)

1893年設立された美術館。シカゴと西海岸の間では、規模的に最大の美術館。現在の新しいメインビルはHamilton Buildingとして2006年にオープン。メインエントランスは、Hamilton Buildingにある。所蔵品は68000点以上。特に、アメリカン・インディアン起源のコレクションが著名。住所は100 W 14th Avenue Parkwayで、東西はAcoma StreetとBannock Streetの間、南北が13th Streetと14th Streetの間。Civic Center Parkの南。
定期的に特別展が開かれる。
月曜日は休館日。
火~日曜日、開館は午前0時、閉館は午後5時(金曜日は午後8時まで)。
入館料は、コロラド州民は大人$10、州外住民は大人$13。特別展への入場は、別途特別料金が課せられ、入場日時も指定されることがあります。
【Denver Art Museum】ホームページ


■12.Byers-Evans House Museum

Denver Art Museumの南に隣接するイタリア朝ハウス。(住所:1314 Bannock Street)1883年に建設、地元新聞社Rocky Mountain Newsの編集長の家として建設。
【History Colorado】Byers-Evans House Museum
開館日は
 - 月曜日~土曜日: 10 am–4 pm
 - ギャラリー展示物の閲覧は、無料
内部のガイド付きツアーは所要時間約1時間で、
 - 10:30 am, 11:30 am, 12:30 pm, 1:30 pm, 2:30 pm, 3:30 pm (3:30pmツアーは5月~8月のみ)
ツアー料金は
 - 大人、$6
 - シニア(65歳以上)、$5
 - 学生、$5
 - 6~12歳、$4



■13.Clyfford Still Museum(Clyfford Still抽象画家美物館)

デンバー美物館の南(住所:1250 Bannock Street)にある、アメリカの抽象画家Clyfford Still(1904年~1980年)の作品の美物館。個人の825点の絵、1575点のスケッチを所蔵。2011年オープン。
【Clyfford Still Museum】ホームページ
開館日は
 - 火曜日~木曜日: 10 am–5 pm
 - 金曜日: 10 am–8 pm
 - 土曜日・日曜日: 10 am–5 pm
月曜日は休館日。
入館料は
 - 大人、$10
 - シニア(65歳以上)、$8
 - 学生、$6
 - 17歳以下、無料
 - 毎週金曜日、5 pm–8 pmは無料
 - 毎月最終金曜日、10 am–8 pm(全日)は無料

ガイド付きツアーは所要時間約1時間で、
 - 毎週金曜日、6:30 pm
 - 毎週土曜日、2 pm
(入館料以外のツアー追加料金は、不要。)



■14.Native American Trading Company
213 W. 13th Avenue

デンバー美術館の西、W 13th AvenueとBannock Streetの角。1906年に建てられた歴史的なミッション復古調建物の中にあるネイティブ・アメリカン(インディアン)美術・芸術のギャラリーと骨董品販売ショップ。
【Native American Trading Company】ホームページ
オープンは
 - 水~金曜日 10 am – 5 pm
 - 土曜日 11 am – 4 pm



■15.City & County Building(デンバー市・郡庁舎)

1932年に完工したデンバー市・郡庁舎は、Civic Center Parkの西側に位置しています。(住所:1437 Bannock Street)
【Civic Center Conservancy】1932: Denver City & County Building

毎年、感謝際後から年末まで、このビルは電飾で飾られます。2015年は11月27日午後6時に点灯式が行われます。電飾のデザインは、毎年違います。

■16.U.S. Mint(デンバー造幣局)

現在のビルは1897年建設。デンバー市・郡庁舎の西(裏)にある。(住所:320 W Colfax Avenue)
無料の一般ツアーは
 - 毎週月曜日~木曜日、午前8時から午後3時30分まで。
所要時間は約45分。(祝日を除く)オンラインで予約が必要です。ツアーの入り口は、Cherokee Street側です。ID要。持ち込み荷物が限られているので、下のサイトでチェック。
紙幣やコインの製造過程が見られます。
ツアー後、ギフトショップでお土産を買うチャンスがあります。

【United States Mint】Visiting the United States Mint in Denver, Colorado




■17.Walker Fine Art(ギャラリー、画廊)
300 W. 11th Street

W. 11th StreetとCherokee Streetの南西角のビル。入り口はCherokee Street沿い。
デンバー美術館から2ブロック南、2ブロック西。6週間ごとにテーマや画家・彫刻家を変えて展示するギャラリー(画廊)。
【Walker Fine Arts】ホームページ
オープン日:
 - 火~土曜日 11am-5pm
 - 毎月第一金曜日は 6-8pm


■18.Denver Firefighters Museum(デンバー消防博物館)

1909年に建設された消防署を使った、消防博物館。博物館は1980年にオープン。消防博物館としてはアメリカでトップ3。100年以上のアメリカの消防の歴史を語る博物館。Tremont Placeの13th Streetと14th Streetの間。(住所:1326 Tremont Place)
【Denver Firefighters Museum】ホームページ

開館日時:
 - 月曜日~土曜日、10:00 a.m. ~ 4:00 p.m
入館料:
 - 大人、$6.00
 - シニア(65歳以上)と学生(ID要)、$5
 - 子供(2~12歳)、$4



■19.Brown Palace Hotel & Spa(ブラウン・パレス・ホテル)

1892年建設の吹き抜けロビーのホテル。デンバーで2番目に古いビルで、大統領を含め著名人が宿泊します。大晦日のパーティーも有名です。レストランも雰囲気の良いレストランが入っています。17th StreetとTremont Placeの角。(住所:321 17th Street )入り口は17th Street側。
【Brown Palace Hotel】ホームページ

毎週水曜日と土曜日、午後3時より、建物内の歴史ツアーがあります。所要時間は約1時間15分。料金は$10です。(宿泊客は、無料)
【Brown Palace Hotel】Tours




■20.Denver Pavilions(ショッピングセンター)

1998年にオープンしたデンバーダウンタウン最新の3階建てショッピングセンター。16th Street MallからはHard Rock Cafe、Barnes & Noble Booksellersが見えます。United Artists映画館もあります。40以上のショップや店舗が入っています。2016年秋にはUNIQLOもオープンします。
16th StreetのTremont Place(南東)とGlenarm Place(北西)の間。(住所:500 16th Street)
個々の店舗以外では、現在、ダウンタウンで最大のショッピングセンターです。
テナントリストは、
【Denver Pavilions】Directory
【Denver Pavilions】ALPHABETICAL LISTING of Shops
【Denver Pavilions】ALPHABETICAL LISTING of Dining Options

コロラド州の南西Durangoに本部を持つRocky Mountain Chocolate Factoryのフランチャイズ店もこのショッピングセンターに入っています。(今は日本にも進出しているんですね。)
【Rocky Mountain Chocolate Factory】ホームページ




■21.PARAMOUNT THEATRE(パラマウント劇場)
1631 Glenarm Place

16th StreetとGlenarm Placeの角。
1930年にオープンした、元はサイレントムービー映画館。現在は劇場、コンサートホールとして使用されています。1870席。
パイプオルガンは、アメリカで2つしか残っていない2コンソールWurlitzer劇場オルガン。(もうひとつは、ニューヨークシティの Radio City Music Hallのある。)
【PARAMOUNT THEATRE Denver】ホームページ
【PARAMOUNT THEATRE Denver】History




■22.American Museum of Western Art–The Anschutz Collection(西部美術館)

Brown Palace Hotelの道向かい、Tremont Placeの17th Streetと18th Street(Broadway Street)の間。(住所:1727 Tremont Place)
1800年代から現在までの作家によるアメリカ西部を描いた絵や彫刻の美物館。美物館が入っているビルは「Navarre Building」と言い、もともとは女子大として1880年建設。その後、ホテルに変わったり、レストランになったり。1997年、The Anschutz Corporationが購入し、内装改築を行い、現在の美物館となる。
【American Museum of Western Art–The Anschutz Collection】ホームページ
一般向け開館日と入館料は
 - セルフツアー(月・水の11:45と15:00)、一人$5。(オーディオガイド装置付き)
 - ガイド付きツアー(月・水の10:00と13:30、所要時間90分~120分)、一人$10(シニア・学生$7)



■23.TRINITY UNITED METHODIST CHURCH(トリニティ合同メソディスト教会)
1820 Broadway Street
【Trinity United Methodist Church】ホームページ

1888年に建てられた教会。デンバーで最も古い教会。(教会設立は、1859年。)ダウンタウンの高層ビルに囲まれ、18th StreetとBroadway Streetの角に立つ、モダン・ゴシック調建築。ステンドグラスはTiffany製。立派なパイプオルガンが圧倒。




■24.Auraria Campus (University of Colorado at Denver/Metro State University/Denver Community College合同キャンパス) Tivoli Student Union

デンバーダウンタウンからSpeer Blvdを挟んで、西側にある、コロラド大学デンバー校(University of Colorado at Denver)/メトロステート大学(Metropolitan State University of Denver)/デンバーコミュニティカレッジ(Community College of Denver)の3校の合同キャンパス。
【Auraria Higher Education Center】ホームページ
その中でも塔の目立つ建物は、3校共同の生協(Student Union)ビル、Tivoli Student Union。もともとはTivoliビール醸造所の建物で、1870年代に建築された。
【Auraria Higher Education Center】Tivoli Student Union

中は、1階には生協ブックストア(Tシャツなども販売している)、地下がフードコート。

1969年にTivoli Breweryは閉鎖されましたが、2012年に地元コロラド出身者がTivoli醸造所を復活。現在、Tivoli Student Unionの240号室で、ビール醸造とパブを営業しています。営業時間は
月~木: 11 am-10pm
金: 11 am -10pm
土: 11 am -10pm
​日: 11am – 8pm
同キャンパス内のメトロステート大学は、学生がこの醸造所パブで働きながら「ビール醸造所経営」と「ビールパブ経営」(brewery operations、brewpub operations)の学位認定プログラムを受けること出来るプログラムを提供します。また、同様のプログラムを(生涯教育)認定プログラムとしても提供開始します。
【Tivoli Brewing Company】ホームページ

車で行く場合には、Tivoli Student Unionの北側の立体駐車場が近いですが、夜、閉まるのが早いので注意。(9th Street/Walnut Streetで、駐車場の入り口はWalnut Streetに入って奥の方。)もうひとつは、ちょっと歩きますが、5th Street/Walnut Streetの立体駐車場は深夜零時までオープン。

■25.Colorado Convention Center(コロラドコンベンションセンター)

1990年にオープンしたコロラド最大のコンベンションセンター。2008年の民主党党大会でオバマ氏が民主党大統領候補に選ばれたのも、ここ。最近では2015年9月初めに世界肺がん学会が開かれた。展示会フロアも広い。住所は14th StreetとStout Streetの交差するところ。
【Colorado Convention Center】ホームページ

著名なのは、高さ40フィート(12メートル)の青い熊の像が、外からコンベンションセンターの内部を覗いているところ。




■26.Peaks Lounge(Hyatt Regency Denver at Colorado Convention Centerの27階のバー)

デンバーで一般の人がアクセスできる高層ビルで、最も高層階にある景色の良いバー。コロラドコンベンションセンターの向かい(住所:650 15th Street。コンベンションセンターから向かう場合には、California Street側の14th Streetと15th Streetの間からも入館できる。)にあるハイヤット・リージェンシーホテルの27階のバー/ラウンジ。もちろん、宿泊客でなくとも入店可能。デンバー市内西側、および、ロッキー山脈を一望に見渡せる。夜は夜景も綺麗。
開店は日~木曜日が16時から24時まで。金・土曜日は15時から26時。できればまだ日が落ちないうちに、ロッキー山脈が見えるうちに訪れて、デンバー市内から見えるお山の写真を撮りましょう。
【Hyatt】Hyatt Regency Denver at Colorado Convention Center, Peaks Lounge



■27.Denver Performing Arts Complex(デンバー演劇場コンプレックス)

コンベンションセンターの北、14th StreetとCurtis Streetのぶつかる所には、大小10の劇場やコンサートホールがあるDenver Performing Arts Complex(デンバー演劇場コンプレックス)があります。
【Denver Center for the Performing Arts】ホームページ
この「世界最大」の演劇・コンサート場コンプレックスの舞台裏ツアーが、毎週月曜日と土曜日に行われています。催行は朝10時からで、参加料は一人$8、所要時間は約90分です。申し込みは、下記のリンクから。ツアー開始はHelen Bonfils Theatre Complexのロビーから。
【Denver Center for the Performing Arts】Backstage Tour

もちろん、その時の催しもので、チケットがあれば、鑑賞できます。(著名なミュージカルや演劇などは、よく売り切れます。)


コンプレックス内には観劇前に行ける、簡単なレストランもあります。

■28.Pepsi Center(室内球技場)

バスケットボール、アイスホッケーとラクロスの室内競技場。コンサートも開催されることがある。Pepsi Centerは、Pepsiが所有しているわけではありませんよ。Pepsiはお金を払って宣伝のために名前を付けてもらっているだけ。この施設の所有者は、NBAデンバーナゲッツ・NHLコロラドアバランチ・NLLコロラドマンモスのプロチームを所有する、Kroenke Sports & Entertainmentの所有・運営です。
場所は、Aurariaキャンパスの北。(住所:1000 Chopper Circle)円形のビルが目印です。
【Pepsi Center】ホームページ

有料の施設内ツアーは一般に
 - 月・水・金曜日の午前10時、正午、午後2時
 - 土曜日の午前10時、正午
に催行されますが、その日の催し物のスケジュールによっては中止されることがあります。ツアー参加料金は、
 - 13歳~54歳 - $10.00
 - 55歳以上 – $8.00
 - 12歳以下 – $8.00
 - 2歳以下は無料
所要時間は約90分。9人以下の参加は、予約不要。

【Pepsi Center】Walk-In Tours


■29.Elitch Gardens(遊園地、ウォーターパーク)

1890年に開園した遊園地。アメリカで唯一、ダウンタウンにある遊園地。(住所:2000 Elitch Circle)
ローラーコースター、ウォーターパーク、53の乗り物。
オープンは5月2日から11月1日まで。入園料は$30~$47.(オンラインで購入すると、割引があります。)
Pepsi Centerの北側にあります。
【Elitch Gardens】ホームページ




■30.Downtown Aquarium an underwater adventure(水族館、レストラン)

15th Street、または、Speer Boulevard沿いの歩道を北西に歩いて行き、川(South Platte River)を超えて、すぐの歩道を左(西)に曲がって歩いて行くと、あります。(住所:700 Water Street)
1991年に非営利団体の水族館として建てられ、当初は来客数も多かったのですが、9-11テロ事件以来来客数が激減して2002年に破産。2003年にシーフードレストランチェーンのLandry’s Restaurants, Inc. が買収して、現在に至っています。
水族館は一般公開されているほか、水槽に囲まれたレストランもあります。
【Downtown Aquarium an underwater adventure】デンバー・ホームページ

水族館開館日:
 - 日~木: 10am – 9pm
 - 金・土: 10am – 9:30pm
料金:
 - 大人(12歳~64歳) $18.99
 - シニア(65歳以上) $17.99
 - 子供(3歳~11歳) $12.99
 - 2歳以下は無料
レストランオープン:
 - 日~木: 11am – 9pm
 - 金・土: 11am – 9:30pm




■31.Children’s Museum of Denver(デンバー子供博物館)

15th Street、または、Speer Boulevard沿いの歩道を北西に歩いて行き、川(South Platte River)を超えて、すぐの歩道を左(西)に曲がって歩いて行く(水族館を通り過ぎる)と、あります。(住所:2121 Children’s Museum Drive)
子供がハンズオンで楽しめる博物館です。
【Children’s Museum of Denver】ホームページ
開館時間
 - 月、火、木、金: 9 am – 4 pm
 - 水: 9 am – 7:30 pm
 - 土・日: 10 am – 5 pm
入館料
 - 60歳以上 $8
 - 2歳~59歳 $10
 - 1歳 $8
 - 1歳未満 無料




■32.Museum of Contemporary Art Denver(デンバー現代美術館)

2007年に開館した現代美術館。Union Stationから西へ2ブロック、北へ2ブロック。15th StreetとDelgany Streetの角。(住所:1485 Delgany Street)
現代作家の作品を、定期的に内容を変えて展示します。
【Museum of Contemporary Art Denver】ホームページ

一般入館料は、
 - 大人$8(午後5時以降は$5)
 - 65歳以上、大学生(ID要)、$5、
開館時間は
 - 火~木曜日:正午~午後7時
 - 金曜日:正午~午後9時
 - 土~日曜日:午前10時~午後5時
 - 月曜日:休館


■33.Larimer Square(ショッピング、レストラン)

Larimer Street沿いで、14th Streetと15th Streetの間の地域をLarimer Squareと呼び、地域の著名シェフがオウナー、または、働いているレストランが多い地域です。デンバーの最も古い商業地域で、1800年代中頃から後半のビクトリア朝ビルが修復・内装改築され、若者に好かれるようなヒップなレストランなどが集まっているところ。約30のショップ、約30のレストランやクラブ、があり、街頭には花のバスケットや看板がぶら下げられ、電飾が夜に照らされます。昔はバッファロー・ビルなども住んでいた、という地域。馬車でのダウンタウン観光も、ここがスタート。
【Larimer Square】ホームページ

19世紀のLarimer Square(出典:LarimerSquare.comのビデオから):

現在のLarimer Square:



■34.Tattered Cover Book Store(新書・中古の本屋)

1971年開店のデンバーのローカル本屋で、16th StreetとWynkoop Streetの角(南、南西)にある。(住所:1628 16th Street)(他にも空港を含めて4ヵ所にお店があります。)
新書のみならず、古本も販売。起源は古本屋さん。他には無いようなインディ書籍も見つかるかも。
中にはコーヒーショップもあります。

オープン:
月~金曜日:午前6:30~午後9時
土曜日:午前9時~午後9時
日曜日:午前10時~午後6時

【Tattered Cover Book Store】ホームページ




■35.16th Street Mall(ショッピング、レストラン)

デンバーダウンタウンの中心街。無料の16th Street Free Rideバス以外は走行出来ない、歩行者天国道路。
南東はCleveland Place/Broadway Streetから、北西はWynkoop Streetまで。
時に大道芸人が音楽を演奏していたり、芸を見せていたり、・・・
オフィスのほか、たくさんのお店やレストランが並び、屋外にテーブルが出ていることもある。野球の試合のあるときは、特に夕方~夜に混雑する。
散策、ショッピング、食事に、お楽しみください。

16th Streetを往復している無料バスについては、デンバー16番街(16th Street)無料バスの乗り方 を参照。

■36.DIKEOU COLLECTION
1615 California Street, Suite 515

2003年にオープンした、デンバー出身のニューヨーク在住芸術家に管理によるギャラリー・博物館。現代ポップアーティストの作品。
16th StreetとCalifornia Streetの角、The Colorado Building(一階の角にJamba Juiceがある)の5階。(515号室)
別館が、312 East Colfax Avenue(Stape Capitalの東) にもある。
【DIKEOU COLLECTION】ホームページ

一般向け開館日(両館とも):
 - 水~金曜日、11am-5pm
入館料:
 - 無料



■37.EQUITABLE BUILDING
730 17th Street

1892年建設のイタリア・ルネッサンス復古調ビル。9階建てで、1911年までデンバーでもっとも高いビルだった。内部のステンドグラスの窓も立派。17th StreetとStout Streetの角。
【Engel & Reiman pc】Equitable Building




■38.Money Museum at the Denver Federal Reserve(連邦準備銀行マネー博物館)

Federal Reserve(連邦準備銀行)カンザスシティ支局デンバー支店の、「お金(マネー)博物館」。入館は無料ですが、必ずID(パスポート、アメリカ在住者は運転免許証)を持参してください。連邦ビルへの入館には「厳重な」セキュリティチェックが行われます。
【Federal Reserve Bank of Kansas City】The Denver Money Museum

16th StreetのArapahoe StreetとCurtis Streetの間(住所:1020 16th Street)に背の低い、目立つビルがありますが、これがDenver Federal Reserveです。

無料のMoney Museum(「お金博物館」)は、Curtis Street側の、ビルの奥のほうから入ります。
入館料:無料
時間:月曜日~金曜日、8:30 a.m. ~ 4:30 p.m.
連邦祝日・金融業界祝日は、休館。
セルフサービスツアーは、開館時間内ならいつでも可。ガイド付きツアーは、予約要。


セキュリティを通ると、防弾ガラスのショーケースに入った3000万ドルの札束の山、

自分の顔を紙幣の肖像にして撮影。

1万ドル札。(10万ドル札もある。)

あと、1775年以降の通貨、などの展示。

帰りには、「約$165分の本物の紙幣」を、無料でお土産に貰えます!(ただし、シュレッドされています!)


■39.Writer Square(ショッピングセンター)

16th Streetを挟んでTabor Centerの向かい、Larimer Squareから1ブロック北東、16thStreetとLarimer Streetの南西角(住所:1512 Larimer Street)。
ガスランプ、レンガ舗装、アウトドアテーブルのあるカフェ、など、ショッピングとレストラン/カフェのあるオープン・ショッピングモール。




■40.Tabor Center(ショッピングセンター)

16th Street MallのLarimer Streetと(Lawrence Streetと)Arapahoe Street(D&F Tower)の間にある3階建てのショッピングセンター。ダウンタウンに現在は2つある複合ショッピングセンターの、ひとつです。Westin Denver Downtown Hotelも同じ敷地内。16th Streetからは北西側にはCheese Cake Factoryが見え、南東側にはDaniels & Fisher Tower(D&F Tower)があります。Cheese Cake Factoryの近くに入り口があります。
1984年にオープンした建物で、かつてはダウンタウン最大のショッピングセンターでしたが、現在はコロラドアスレチッククラブ(ジム)が3階にある以外は、センター内はかなり閑古鳥が鳴いています。
ダウンタウンのビジネス街にあるショッピングセンターなので、Tabor Centerの店舗の多くは
 - 月~金曜日 午前7時から午後6時まで
 - 土曜日 午前8時から午後7時まで
 - 日曜日 閉店
が多いです。


このページにTabor Centerのお店関連テナントのリストがあります。
【MallSeeker.com】Tabor Center

■41.Daniels & Fisher Tower(D&F Tower)(D&F時計塔)

1911年に建設された時計塔は、Daniels & Fisher Department Storeの目印となる建物でした。イタリアのベニスのサン・マルコ寺院の鐘楼に似せて作られています。建築当時はミシシッピー川よりも西で一番高い建物でした。この時計塔は16th Street Mallの1601 Arapahoe Street(16th StreetとArapahoe Streetの北東角)に建っています。百貨店の本館は既に無くなっていますが、この時計塔だけは残っております。クリスマスシーズンには塔の上部がライトアップされるほか、大晦日の花火(午後9時と零時)がここから打ち上げられることがあります。

塔の17階~21階は毎週土曜日正午と午後1時に、一般ツアーで公開されています。参加料は$10、所要時間は約45分。10歳以下は参加不可。5階を階段で登るので、足腰の強い方、かつ、スニーカーなど楽な靴での参加を勧められています。
塔の20階の展望フロアから見る景色は、素晴らしいそうです。

【Clock Tower Events】History Tours

【Historic Denver】One Past 5 – Young Professionals Happy Hour

Daniels家はその後、デンバーの名士でお金持ちとなり、CATV事業などでも成功して、デンバー大学、コロラド大学病院、など、多くの団体に寄付をしたり、Daniels Fund(Daniels基金)を通して低所得者子弟への大学進学奨学金授与など、コミュニティに貢献しています。





この時計塔の地下階には「Lannie’s Clocktower Cabaret」があり、ちょっとお色気のあるノスタルジックなショー(キャバレー)を見せてくれます。
【Lannie’s Clocktower Cabaret】ホームページ
【Denver.org】Lannie’s Clocktower Cabaret

■42.Union Station(ユニオンステーション鉄道駅)

住所は17th Street & Wynkoop Street。
デンバーの鉄道駅は1870年に開設。1881年に木造の駅舎が建てられたものの、1894年に焼失。すぐに建て直されましたが、その後改造・拡張が行われ、1914年に現在の外観になりました。1950年代後期の空の旅の発展に伴い、列車の旅客ビジネスの衰退で、Union Stationは衰退。1980年代から再開発計画が提案され、2014年5月に修復された現在のUnion Stationがリオープンされました。
Union Station建物内にはCrawford Hotelもオープン、お店やレストラン、軽食、喫茶などもオープンしています。
駅のホームもリモデルされ、白いカノピーが雨や雪からホームの乗客を守ります。
地下はバスターミナル、北にはダウンタウンから西および南方面へ向かう市街電車(Light Rail)の駅があります。2016年初めにはデンバー国際空港とUnion Stationを結ぶ電車の路線がオープンし、デンバーの東方面へも行きやすくなります。
Union Stationの周囲、特に北と西側はまだまだ再開発が続き、ホテル、レジデンシャルコンドミニウム、ショッピングエリアが増える予定です。
バスや市街電車を利用する方はもちろん、それ以外の人もこの1900年代初期の趣を残す古い立派な建物を外から見るだけでなく、建物裏の最新の駅のプラットフォームを見てください。建物内にも待合室やホテルのフロントデスクに1900年代初期の雰囲気が残っていますので、内部に入って、自分の気に入ったお店やレストラン、バー、アイスクリームショップがあるかどうか、探してみてください。
【The Crawford Hotel, Denver Union Station】Shops & Restaurants

Union Stationから東側、Coors Stadium野球場までのWynkoop Street(と、その南隣のWazee Street、Blake Streetの沿道)は、LoDo(Lower Downtownの略)といわれる地域で、昔は鉄道駅周辺の倉庫街でしたが、現在は数十種類のクラフトビールを提供するパブや、各種レストランが多く集まっていて、昼も夜も賑わいます。特にメジャーリーグチーム、コロラド・ロッキーズのホームゲームのある日は夜遅くまで賑わいます。





■43.OXFORD HOTEL(オックスフォード・ホテル)
1600 17th Street

Union Stationより1ブロック南東(17th StreetとWazee Streetの角)、デンバーのLoDoにある1891年建設の、デンバーダウンタウンで初のホテル。ダウンタウンでまだ建っているホテルでは、最も古い。ホテルのバーThe Cruise Roomの内装は、豪華客船クイーン・メアリー号をモデルにした。
【OXFORD HOTEL】ホームページ
【OXFORD HOTEL】The Art and History Behind a Denver Landmark



The Cruise Roomバー:

■44.Rockmount Ranch Wear(ウェスタン・ウェアのショップ)

Rockmount Ranch Wearは1946年に創立の、ウェスタン・ウェアのメーカー。カウボーイに愛されるシャツ、ブーツ、帽子などを作っている。会社は当時からこの倉庫街(住所:1626 Wazee Street)にありますが、1階にお店を開店したのは2001年のこと。Rockmount Ranch Wearの特徴は、シャツのボタンにスナップボタンを使っていること。カウボーイが作業するときに、身体が動くとボタンが自然にパチッと外れて開き、作業中に着易いのが特徴との事。しかも、スナップボタンの形は「円形」と「菱形(ダイヤモンド)」の2種類あります。・・・「菱形(ダイヤモンド)」のボタンって、カッコいいね。前に来店したときにそれを前もって聞いていれば、注意して見たのに・・・
【Rockmount Ranch Wear】ホームページ
【7News Denver】7 secrets of Rockmount Ranch Wear – they put snaps on Western shirts - 2015年4月15日

お店に入って左側に木製の階段があり、狭い中二階のテラスに上がると、そこは小さな「博物館」になっていて、昔のRockmountのシャツやブーツなどが展示してあります。

ウェスタン(西部劇)ウェアの好きな人は、絶対に訪問すべきお店。







■45.LoDo (Lower Downtown) (レストラン、パブ、ショップ)

Union Stationを中心に東西は20th StreetとSpeer Boulvardに挟まれ、南北はLawrence StreetとI-25(South Platt River)に挟まれている地域で、飲食街。レストランやパブが多い。川に近く、デンバーダウンタウン内でも高度の低い地域だから、LoDo(Lower Downtown)と呼ばれる。多くの建物は、昔は鉄道貨車から降ろされる荷物の倉庫だった。

特に、Wynkoop、Wazee、Blake Street沿い。東側にCoors Stadiumメジャーリーグ野球場があるのも、この地域に飲食店が多い要因のひとつになっている。一番密集しているのは、Wynkoop Street、Wazee Street、Blake Street沿い。
ローカルビールの飲めるパブは、
デンバー・ダウンタウン、お薦めクラフト・ビール・パブ、リスト。 - 2015年6月29日
の記事参照。

Larimer Street沿いの14th Streetと15th Streetに挟まれた地域は、特にLarimer Squareと呼ばれて、デンバーの町が出来たころの最も繁盛していた商店街。(■33参照。)



■46.Sakura Square(日本町)

東西に20th Streetと19th Street、南北にLawrence StreetとLarimer Streetで囲まれた1ブロックを、「Sakura Square」と言います。「日本町」と言うと立派ですが、現在はコロラド州最大の日系スーパー、Pacific Mercantileと、1947年に建てられた仏教寺(Tri-State Denver Buddhist Temple)があり、あとは日系旅行社M.E.M. Travelを含めいくつかのビジネスが残っているだけです。
【Sakura Square】ホームページ
【Tri-State Denver Buddhist Temple】ホームページ

19th StreetとLarimer Streetの角には、デンバー地域の日系コミュニティーに貢献した3人の像が建っています。
● 親日コロラド州知事で、太平洋戦争勃発時に西海岸の日本人・日系人受け入れを提供したRalph L. Carr知事
● 日系アメリカ人弁護士のMinoru Yasui氏
● 仏教寺(Tri-State Denver Buddhist Temple)の設立に貢献したYoshitaka Tamai氏 (1900–1983)



コロラド州最大の日系スーパー、Pacific Mercantile(入り口はLawrence Street側。駐車場はLarimer Street側から入る。)

特別にお勧めというわけではありませんが、日本食・ラーメン・そば・カレーライスのレストラン(日曜日は定休日)もあります。(最近、オウナーの入れ替わりが多いので、以下のページで最新情報を調べてから行ってください。)テナントスペースは2階にもありますので、ご注意。(Pacific Mercantileの裏=19th StreetとLarimer Street側の階段を上っていきます。)
【Sakura Square】テナントリスト

■47.National Ballpark Museum(野球博物館)

Coors Fields(クアーズ球場)の斜め向かい、Blake Streetと20th Streetの南側。(住所:1940 Blake Street)
もともとは個人(Bruce “B” Hellerstein)のコレクションを集めた博物館。コロラドベアーズ、コロラドロッキーズを含め、全米メジャーリーグ、マイナーリーグの野球関連コレクションの博物館。野球に関しては世界でもトップ21に入る博物館だそうです。
【National Ballpark Museum】ホームページ
入館料は$10(65歳以上と、6-12歳は$5)。
オープンは
火曜日~金曜日:正午~午後5:30
土曜日:午前11:00~午後5:30


■48.Coors Fields(クアーズ野球場)

メジャーリーグ、コロラド・ロッキーズのホームグラウンド。1995年に建設。
球場内ツアーもあり、シーズン中は月曜日から土曜日まで、シーズンオフの季節は月・水・金・土曜日に毎日午前10時、正午、午後2時にツアーが催行されます。ツアーはDゲート出発(21st Street & Blake Street)、参加料金 10(プラス、オンライン予約手数料$1)、所要時間は70~80分、球場内を合計約1マイル(1.6キロメートル)歩きます。
【MLB Colorado Rockies】Coors Field Tours


球場の東側、Blake Streetと22nd Streetの角に近いところにはオレンジを添えて飲むクラフトビールBlue Moonの本社でもある「The Blue Moon Brewing Co. at the SandLot」というパブがあり、試合中以外は球場外からも入店できます。
デンバーで、クラフトビールBlue Moon(ブルームーン)の本社を訪問しよう! を参考に。
【MLB Colorado Rockies】The Blue Moon Brewing Co. at the SandLot

お店の中ではビール醸造タンクも見られます。

■49.MILLENNIUM BRIDGE
16th St. and Chestnut Place

16th Streetとまっすぐ北へ行って、Chestnut Placeを超えたところにある陸橋。
2002年に作られた。鉄道線路を越えて、ダウンタウンと、反対側のRiverfront Parkを結ぶ自転車・歩道専用の橋。橋を吊っている橋げたは、船のマストをモデルにしていて、200フィート(60メートル)の高さがある。橋の上からはダウンタウン、South Platte Riverが眺められる。
【Wikipedia】Denver Millennium Bridge




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もっと南・・・

■50.Buckhorn Exchange(ステーキ・レストラン)

1893年開店のレストラン。デンバーで一番古いレストランです。基本的には、ステーキハウス。
【Buckhorn Exchange】ホームページ
住所は1000 Osage Street(OsageとW 10th Avenueの角)。店の北横に無料駐車場があります。有名なのでコンベンションなどがあったりすると州外客で込むので、予約をしたほうが無難です。(電話番号303-534-9505)

比較的低所得層の黒人の多い地域にあるので、暗くなったら一人で周囲は歩かないほうが懸命です。ただし、最近は付近に真新しいアパートが出来たりして、大部雰囲気は良くなってきました。
店のほぼ目の前(200メートルくらい先)に電車(Light Rail)の駅(10th & Osage Station)があります。ダウンタウンからは片道$2.60です。
電車の乗り方は、
デンバー市内の電車(RTD Light Rail)の乗り方 – 2015年9月7日
参照。
電車以外だと、タクシーを使ってください。ダウンタウンからだと、それなりの距離がありますから。

店の中の壁には動物の剥製が飾られています。

一階の入って左側、厨房と出入りする抜け口の、その店内奥側のテーブルの上の壁には、双頭の子牛の剥製があります。

お店のメニューは、19世紀の新聞のような紙の、内側に書かれています。メニューは、お土産として持って帰ってよいです。

お勧めメニューは、アペタイザーはRocky Mountain Oysters(ロッキーマウンティンオイスター)。雄牛の睾丸を薄くスライスして、唐揚げにしたものです。ソースを付けて食べてください。

あとはRattle Snake(ガラガラ蛇)のミートボールか、コーンチップスに付けて食べるディップ。

メインのお勧めはBuffalo(バッファロー、野牛)プライムリブ・ステーキか、Elk(大鹿)のステーキ。どちらも柔らかく食べるには、Medium rare(メディアム・レア)くらいで食べてください。Medium(メディアム)だと焼きすぎて、肉が硬いです。Buffaloの肉もElkの肉も、どちらも、脂身が少ないだけで、牛肉とほとんど変わらないです。

お店は2階にもバーとテーブルがあります。

食べ切れなかったら持ち帰りのボックスを貰って、ホテルの部屋に持ち帰って夜食にしましょう。

デンバー市内犯罪発生率の地図。Colfax Ave沿い、Colfax Aveの南でダウンタウンの東側は犯罪の多いところなので、気を付けてください。

■51.Governor’s Residence at the Boettcher Mansion(コロラド州知事公邸)

State Capitolから6ブロックほど南、1ブロック東へ行ったところ(住所:400 E 8th Avenue)には、現在、コロラド州知事の公邸に使われているGovernor’s Residence (Governor’s Mansion)があります。もともとは1908年に建てられた、当時のデンバー地域の不動産王のCheesman家の未亡人と娘夫婦の為に建てられた2世帯住宅。娘は2代目コロラド・テリトリー知事のJohn Evans IIと結婚。1923年には農産物・運輸業のタイクーンBoettcher氏がこの物件を購入。よって、Cheesman-Evans-Boettcher Mansionとも呼ばれています。1959年にBoettcher基金が州政府に寄付して以来、改装されてコロラド州知事の公邸および数々の州公式レセプション会場として使われています。

夏期は週1日、その他のシーズンも無料のツアーがありますので、機会があったら参加してください。昔の豪邸内部が見られます。
【State of Colorado】The Governor’s Residence Boettcher Mansion > Public Tours
【Governor’s Residence Preservation Fund】Public Tour Schedule
例:2015年Summer Tours、6/9~8/18、1:00pm – 3:00pm
15分毎に出発、所要時間約45分

【Governor’s Residence Preservation Fund】ホームページ




■52.Grant-Humphreys Mansion

Governor’s Mansionの道向かい(住所:770 Pennsylvania Street)。Governor’s Mansionまで足を伸ばしたら、ついでにどうでしょうか?
1902年に建てられたネオクラシック調の建物。コロラド州の第3代州知事、James Benton Grantの家。 1917年からはAlbert E. Humphreysが住んでいました。Grantは鉱石溶鉱炉、Humphreysはワイオミング、オクラホマ、テキサスの油田を探し出した技師。
1976年からコロラド歴史協会が管理して、内部の定期的な一般公開はされていませんが、結婚式などのイベントに貸し出しています。
【History Colorado】Grant-Humphreys Mansion > History of the Mansion

また、幽霊が住んでいるとの言い伝えもあります。毎年、このマンションの幽霊に関するガイド付き特別ツアーがあります。
今年は2015年10月21日、催行時間は午後5時~9時、参加料は$70(コロラド歴史協会メンバーは$60)。

【History Colorado】Ghost Stories at the Grant-Humphreys Mansion



■53.MUSEO DE LAS AMERICAS(アメリカ大陸美術・博物館)
861 Santa Fe Drive
南北アメリカ大陸の絵画や工芸を展示している博物館。
【MUSEO DE LAS AMERICAS】ホームページ

開館日時:
 - 火~土曜日 正午 – 5:00 pm
入館料:
 - $5



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ちょっと東・・・

■54.Denver Museum of Miniatures, Dolls and Toys(ミニチュア、人形、おもちゃ博物館)

この博物館は、人形やおもちゃの博物館。動物園(Denver Zoo)のそばにあります。(住所:1880 Gaylord Street)お人形の好きな人は、必見でしょう。
【Denver Museum of Miniatures, Dolls and Toys】ホームページ

開館時刻:
 - 水~土曜日:10 am – 4 pm
 - 日曜日:1 pm – 4 pm.
入館料:
 - 大人 $6
 - 62歳以上 $5
 - 子供(5-16歳)$4
 - 5歳未満 無料




■55.Golden West Native American Art(ネイティブ・アメリカン・アートのショップ)

ダウンタウンよりもちょっと東ですが、歩けない距離ではありません。25th StreetとChampa Streetの角です。(住所:2501 Champa Street)
西部開拓時代のネイティブ・アメリカン(インディアン)のポッタリーなどの展示と販売、査定。

■56.Forney Museum of Transportation(Forney交通博物館)

ダウンタウンからはちょっと離れていますが、この下の13th Floor Haunted HouseやDenver Coliseum、National Western Stock Show会場に近いところにあります。(住所:4303 Brighton Boulevard)
【Forney Museum of Transportation】ホームページ

もともとは1950年代からの個人的な収集から始まり、デンバーダウンタウン、そして現在の位置に移って、いまや古い自動車だけではなく、現在は蒸気機関車や小型飛行機まであります。収集アイテムは500点以上。クラシックカー好きは、絶対に見逃してはいけません。
開館日は
 - 月~土曜日 10時~16時
 - 日曜日 正午~16時
入館料 
 - 大人 $9.75
 - 65歳以上 $7.75
 - 3歳~12歳 $5.00
 - 3歳未満 無料




■57.13th Floor Haunted House Denver(お化け屋敷)

毎年9月中旬から11月中旬まで、ハロウィーンに因んでアメリカ版「お化け屋敷」、「13th Floor Haunted House」が、ダウンタウンから約2.6マイル(4.2キロメートル)東のデンバー・コロシアム(Denver Coliseum)、Forney交通博物館(Forney Museum of Transportation)の近くの倉庫で開催されます。(住所:4120 Brighton Boulvard)デンバー最大の「お化け屋敷」です。
ちょっと遠いので、タクシーか、RTDの48番バスで行ってください。
入場料はお一人様$25.99(2015年)。アメリカのお化け屋敷を体験したい方は、お試しあれ。
【13th Floor Haunted Houses】ホームページ



■58.BLACK AMERICAN WEST MUSEUM(西部黒人博物館)
3091 California Street
西部開拓時代の黒人カウボーイの生活などを表す装具や美術を展示した博物館。
【BLACK AMERICAN WEST MUSEUM】ホームページ

■59.Denver Botanic Gardens(デンバー植物園)
1007 York Street
日本庭園と茶室「松風園」もある植物園。
【Denver Botanic Gardens】ホームページ

■60.Cheesman Park
1599 E 8th Avenue
デンバー植物園の西に隣接する公園。デンバーの最初の墓地があったところ。幽霊が出るとの言い伝えがある。
1908年建立のWalter Scott Cheesman Pavilionがまだ残っている。広くて気持ちが良い。
【CheesmanPark.net】ホームページ





■61.Denver Zoo(デンバー動物園)
2300 Steele Street
1896年オープンの動物園。613種類、4000頭(羽)以上の動物がいる。回転木馬と子供用機関車も、ある。
【Denver Zoo】ホームページ

■62.Denver Museum of Nature and Science(デンバー自然科学博物館)
2001 Colorado Boulevard
Denver Zooの敷地に隣接する。
【Denver Museum of Nature and Science】ホームページ

■63.Denver Coliseum
4600 Humboldt Street
展示場、イベント会場。
【Denver Coliseum】ホームページ

■64.National Western Stock Show
4655 Humboldt Street
イベント会場、ロデオ・ストックショー会場。
【National Western Stock Show】ホームページ

■65.Cherry Creek Shopping Center(ショッピングセンター)
73000 East 1st Avenue
1990年にオープンしたアップスケールショッピングセンター。ほとんどのブランドショップが入っている。ただし、フードコートは無く、安く食事するところは少ない。NFLデンバー・ブロンコスのクォーターバックだったJohn Elwayのレストラン、「Elway’s」を始め、著名レストランはセンター内、または、周囲にある。
【Cherry Creek Shopping Center】ホームページ

■66.WINGS OVER THE ROCKIES AIR & SPACE MUSEUM(航空宇宙博物館)
7711 E. Academy Boulevard
1994年オープン。前Lowry空軍基地内にある。ステルス爆撃機B1-A、爆撃機B-52、戦闘機F101などの軍用機や、民間小型飛行機、アポロ宇宙船のトレーニング用モデル、などを展示。
【WINGS OVER THE ROCKIES】ホームページ



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関連すると思われる記事:

「デンバー ダウンタウン周辺、徒歩で回れる観光スポット」への2件のフィードバック

  1. デンバーに住む友人に会いに行くのに参考にさせて頂きました。
    ただ、No.50の比較的黒人の多い地域にあるから治安が悪いような書き方は人種差別です。無意識に書いているのでしょうが読んでいてとても不快でした。私の友人は黒人です…

    A Yoshida 返信:

    デンバー市警察署発表による犯罪頻度マップをNo.50の最後に追加しました。
    人種差別有無に関係無く、デンバー市内で犯罪の多いのはColfax Avenue沿いと、そのすぐ南であることは、私がコロラドに初めて住み始めた35年以上前からの事実です。またそれは、警察署の客観的なレポートで証明されています。旅行会社は日本人旅行者に、「Colfaxより南へは夜一人で足を踏み入れないよう」に注意します。自分の身に危険を感じたくなければ、暗くなってからはこの地域に徒歩で足を踏み入れないことです。

    また、どのような人たちがこの地域に住んでいるかは、昼間にその地域に足を踏み入れて、住んでいる人たちや道を歩いている人たちを見れば、私がここに書かなくともわかることです。

    私は客観的な事実を書いたまでです。

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