アメリカで(日本国外で)カルピスを自作してみますか?


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さて、古~い独自ドメインサーバーをホスティング会社(GoDaddy)に移行してリセットしたので、旧個人サイト上の古い記事がアクセス不能になりました。まあ、10年以上前の記事ですが・・・
そこでこれから、他の方にも役に立ちそうなのはこちらのサイトに復帰したいと思います。(「アメリカで日本のお風呂」
アメリカで簡単に日本のお風呂を作りましょう。 – 2013年2月18日
の記事も、昔のサイトの記事を書き直したものです。)

その第一弾ですが、自家製カルピス(濃縮原液)の作り方です。
「クックパッド」サイトをチラッと検索してみましたが、日本では牛乳を原料にして作るのが多いようですね。
こちらは、プレーンヨーグルトを使います。アメリカではプレーンヨーグルト(フルーツなどの味の付いていないヨーグルト)が1パイント(473cc)サイズでありますので、たくさん作れますよ。

手間をかける程、舌触りが「スムース」になります。「手抜き料理法」では、味は近いが、砂糖が完全に溶けずに舌触りはちょっと「ざらざら」。選択はあなた次第。

(1)1970年代後半のオリジナル『ベターホーム協会』レシピ
材料: ヨーグルト(プレーン) 450g
砂糖 450g
クエン酸小さじ  1.5 杯〜
レモン・オレンジ配合エッセンス 小さじ四分の一

作り方: ヨーグルトをボールにとって、泡立器で書きまぜ、砂糖を入れて、さらに良く混ぜ合わせる。
混ぜたものを、湯せん(Double Boiler) にして火にかけ、摂氏70〜80 度で10〜15 分くらいかき混ぜながら加熱する。
さめてから少量の水で溶かしたクエン酸を少しずつ入れてまぜ、最後にエッセンスを加える。
冷蔵庫で保存する。
飲む時は、好みによって3〜5倍の水に薄めて飲む。

(2)アメリカで容易に手に入る材料で作る場合
材料: プレーンヨーグルト 1パイント (2カップ、約480cc)
砂糖  1パイント(ヨーグルトと同体積)
料理用レモンジュース (ReaLemonなど)  大さじ2杯以上

作り方: ヨーグルトをステンレススチールかほうろうのボールに出し、同体積の砂糖(ヨーグルトの入っていた容器を使うと便利) を足し、泡立器やスプーンなどで、砂糖が均一に混ざるまで良く混ぜる。(電動ハンドミキサーなどを使うほどではありません。)
容器ごと湯せん(Double Boiler )にして火にかけ、摂氏70 〜80 度で15分くらいかき混ぜながら加熱します。(注意:かき混ぜるのをサボると、舌触りのスムースなカルピスが出来ません。)
さめてから、ReaLemon レモンジュースを加え、良くかき混ぜます。(レモンジュースは、クエン酸より酸味が弱いので、こんなに? と思うぐらいの量に成ります。不安な場合は、味を確かめながら少しずつ加えてください。)
保存、飲み方は(1)と同じ。

(3)怠け者のための料理法。
材料: プレーンヨーグルト 1パイント (2カップ、約480cc)
砂糖  1パイント(ヨーグルトと同体積)
料理用レモンジュース (ReaLemonなど)  大さじ2杯以上
更に、小さいステンレススチールのボール(ヨーグルトを混ぜるボール)と、それが入る大き目のステンレススチールのボールを用意します。
大き目のボールには、お湯(摂氏80度くらい)を用意しておきます。

作り方: 湯せん(Double Boiler) の代わりに、オーブンを使います。
オーブンは、最低温度(華氏180〜200度)に暖めておきます。
小さい方のボールでヨーグルトと砂糖を混ぜるのは、(2)と同じです。
混ぜ終わったら、お湯の入った大きいボールにヨーグルトと砂糖の入った小さいボールを浮かせ、暖まっているオーブンに入れます。(大きいボールのお湯は、底の方のヨーグルトが沸騰したり焦げたりしない様にです。)
途中、3〜4度、オーブンを開けてヨーグルトが均等に溶ける様、かき混ぜます。
約20分でヨーグルトと砂糖が滑らかに溶けたら、オーブンから出し、冷ましてからレモンジュースを加えます。
保存、飲み方は(1)と同じです。



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