KDDI auが2014年夏モデルのアンドロイド端末でも、米国のAT&TのLTEに対応


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KDDI(au)が先ほどニュースリリースを発表、2014年夏モデルからアメリカAT&TのLTEにも周波数対応し、日本国内のキャリアで販売されているアンドロイド端末では初めて、2014年5月15日アメリカでLTEローミング対応になります。

早速、発表された各機種のAT&T対応周波数を調べました。

機種 AT&T
2G
850MHz
AT&T
2G
1900MHz
AT&T
3G/HSPA+
850MHz
Band 5
AT&T
3G/HSPA+
1900MHz
Band 2
AT&T
LTE
700MHz
Band 17
メインLTE
全米人口カバー90%
AT&T
LTE
AWS
(1700MHz/2100MHz)
Band 4
AT&T
LTE
1900MHz
Band 2
AT&T
LTE
850MHz
Band 5
isai LGL24 X X X X
Xperia ZL2 SOL25 X X X
GALAXY S5 SCL23 X X X
AQUOS SERIE SHL25 X X X
URBANO L03 X X X
Xperia Z2 Tablet SOT21 X X X
au版iPhone 5c/5s
2013年11月より提供中
比較
ドコモ版アンドロイド端末
一般的
X X X X X
比較
ドコモ版iPhone 5c/5s
2014年3月31日より提供中


へ~ぇ、KDDI auにこれからのアンドロイド端末は、AT&Tの3Gも2つの周波数に対応するのね。これまではドコモのアンドロイド端末だって、3GはAT&T 850MHzにしか対応していないのが多かったのに・・・

今、KDDIアメリカはアメリカ国内では3GはCDMA2000通信方式のSprintのMVNOをやっていますが、そのうち日本で販売したKDDI端末をアメリカのAT&T回線MVNOのSIMでも使えるようにして、AT&TのMVNOに完全切り替えするかも・・・
KDDIは既に2010年にAT&TのMVNOであるH2O Wireless(Locus Telecommunications)の過半数(51%)の株を買収し、連結子会社化していますから、これらの新端末で、KDDIアメリカは完全にSprint(ソフトバンク)と縁を切れるようになるでしょう。・・・筆者の個人的憶測ですが。

それにしてもこれらのKDDI 2014年夏モデルは、SIMロック解除してくれて、現地のAT&T SIMが使えるようになってくれたら、頻繁な渡米ユーザーとしてはもっとうれしいでしょうね。

KDDIの国際ローミング料金は、

パケット通信料 定額上限1 定額上限2
約24.4MBまで 約24.4MB以降
1.6円/キロバイト 最大1,980円/日 (免税) 最大2,980円/日 (免税)

KDDI案内:
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に! – 2014年5月13日
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に!(別紙) – 2014年5月13日



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