SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入して、初期化したら?


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「SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入してiPhoneのアクティベーションを行うと、auにSIMロックされる。」などと言う矛盾した話を、日本アップルのカスタマーサービスや、auのショップ店員が言っているらしいので、その反証です。どうして、SIMフリーiPhoneが、SIMロックされるんですか? 矛盾しているじゃあないですか!?

そもそもiPhoneが「SIMロック」か「SIMフリー」かどうかは、アップルのサーバー上にあるiPhoneデータベースに、シリアル番号(IMEI番号)ごとにSIMロック状態が保存されていて、iPhoneがアクチされたり、PCのiTunesに接続されたり、iPhone本体でSIMが交換されたり、・・・するたびに、iPhoneがこのアップルのサーバーをチェックして、自分(iPhone)がSIMロックか、SIMフリーか、を自己判断するようになっています。
そして、「SIMロックされている」iPhoneをSIMロック解除(Factory Unlock)するためには、iPhoneを買ったキャリアか、有料のサードパーティSIMロック解除業者に、自分のiPhoneのIMEI番号を知らせて、このアップルサーバーの記録を「SIMフリー」状態に変えてもらうわけです。

このアップルのサーバーの記録は、購入したiPhoneの初期化(初期アクティベーション)のときには、変わりません!
逆に、このアップルのサーバーの記録を参照して、初期化されるiPhoneが自分(iPhone)がSIMフリーかどうかを判断しているのです。

だから、「SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入して、初期化(初期アクティベーション)したら、auにSIMロックされる」ことは、理論的に有り得ません。

とは言え、実際にやってみるまでは、最終的結論は出せません。
ただ、わざわざこの検証のために今から新品SIMフリーiPhone 5c/5sを購入するわけには行かないので、「こう成る筈だ」という検証になります。
これを見て、誰かが実際の「新品ブランドニュー」SIMフリーiPhoneで、KDDI auのiPhone用SIMで初期アクティベーションをして、そのあと別のSIMを挿入して、通信できる(SIMロックされない)ことを確認して、その報告をいただければ、幸いです。

使用したiPhoneは、モデルA1532 CDMA版、Verizon版のiPhone 5cです。
必要であればモデルA1453 Sprint版(SIMフリー化済み)iPhone 5sでも実験できますが、実験後にデータをリストア(復元)してパスワードなどを再入力するのが面倒なので、特にクレームが無ければ、しません。
モデルA1453 Sprint版iPhone 5sにauのSIMを挿入してみたりはしましたが、特にVerizon版と違いがあるようには見えない(そのような振る舞いは無い)ので、結果は同じと推測します。

この検証のために、iPhoneは事前に強制リカバリーモードから復元しました。よって、iPhoneの「初期化」手順を再現することが出来ます。
もちろん、これは「1回目のiPhone初期化」ではありませんので、疑い深い人は文句を言うかもしれません。
しかし、筆者は「iPhoneのSIMフリー/SIMロック状態は、本体をショップやアップルストアから引き取る前から、アップルのサーバ上で決まっている。」ということを信じていますので、そうであれば、何度目の「iPhone初期化」でも、結果は同じはずです。

初期化の必要なiPhone 5cにKDDI auのSIMを挿入して、電源を入れます。
注:現在、手元にauのナノSIMが無いため、ノーマルSIMを、「ナノSIMトレイ⇒ノーマルSIMアダプター」で、検証します。(KDDI auの使用済みナノSIMは、注文中です。入手して、再検証し、結果が違っていたら、また報告しますが、違っている可能性は低いと思います。)


ここで、注意:
iPhone 5/5c/5sをKDDI au SImで使用する場合には、iPhone 5/5c/5s用のSIMでナイトダメですね。
それとも、KDDIのSIMが、変わったの?(日本に住んで居ないので、このあたりの情報不足です。)
現在のiPhone 5/5c/5s用KDDI au SIMは、MCC=440、MNC=50、MSINの上2桁=14。

以前の古いKDDI au SIM(非LTE対応SIM?)は、MCC=454、MNC=04、MSINの上2桁=92。
しかも、今は「MCC=454、MNC=04」は、今は香港の「3 (2G) Hutchison Telecom」になってるの?
Anyway、古いKDDI SIMをiPhoneに挿入すると、途中で「SIMが無効です」が表示され、先に進めません。

追記:LTEを開始する以前のKDDI auはCDMA2000オンリーだったので、自社でGSM基準のSIMは発行出来なかったのでしょうかね。だから、ローミング用に香港3(Hutchison)のSIM(MCC=454、MNC=04)を借りていた。・・・そういえば、VerizonもLTE開始前はイギリスVodafoneのSIMでしたからね。
LTEを開始してからは、「LTE=GSMの延長」なので国際GSMアソシエーションから自社のMCC/MNCを割り当ててもらったのかな。だから、iPhone 5発売以降のKDDI auのSIMは、MCC/MNCが新しいものになっている。・・・というのが、正しいような気がします。

しかし、「SIMフリー」iPhoneなのに、なぜ、「MCC=454、MNC=04」のSIMを挿入すると、「SIMが無効です」の表示になるのかは依然、疑問ですが。

順番にiPhoneのアクチ手順を進めていきます。

言語選択。

国選択。

キーボード選択。

WiFiの設定。




iPhoneの「アクティベート」中。

位置情報サービスをオン。

新しいiPhoneとして設定。

Apple ID設定は、今、スキップします。


利用規約に同意。


パスコード設定をスキップ。


Siri設定。

診断の送信を無効。

iPhoneの初期設定(アクティベーション)完了。

ホーム画面に到達!
アメリカではKDDIの電波は受けられないため、電波表示は「圏外」に成っていますが、ご了承を。(SIMも、解約SIMなので。)
「設定(Settings)⇒」

「一般(General)⇒」

「情報(About)⇒」で、

キャリアがKDDIなのを確認。

■ ここで、SIMを入れ替え!

KDDI au SIMを抜いて、T-Mobile US SIMを挿入。

電波を検索中。

T-Mobile USの電波を検出。

「一般(General)⇒」

「情報(About)⇒」で、

キャリアがT-Mobileなのを確認。

よって、この「iPhone初期化」手順で、iPhoneがKDDIにSIMロックされることはありませんでした。











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