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CES 2014ラスベガス、4キャリアのLTE検証


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昨日(2014年1月9日)、今年(2014年)のラスベガスでのCESのアメリカ4大キャリアのLTE電波状況を検証してきました。

いつもは常連の日本企業様への同行のため自分のペースで会場を見られませんでしたが、今回は、好きなように1日回れました。

空港からMGMへタクシーで行って、モノレールでHarrah’s駅へ。そして、従業員用近道を知らない私は長い距離を歩いてVenetian会場に最初に行って、入場バッジを受け取りました。
そのあと、今年のCESの賞を貰った製品のコーナーを見たのですが、iBeacon宝探しの通知をiPhoneで受けるにはアプリでScavenger Huntの画面を起動しておかないといけないことを知らず、Venetian会場でiBeacon宝探しの”バッジ”を貰うのを忘れ、最後にコンベンションセンターからもう一度Venetianへ戻る・・・という顛末に。。。

宝探しは割と簡単で、Scavenger Huntメニューを一度起動しておくと、ホーム画面に「iBeaconが近い」という通知が来ました。

その後、アプリ画面を開くと、「iBeaconは、何フィート先にある。」と表示が出て、それを頼りに目標のiBeaconに近づいていくのですが、方角は分からないため、前に進んで数字(距離)が増えたら、遠ざかっている証拠だから、逆戻りや、右や左に折れてみる、・・・ということを繰り返します。

結局、目的のiBeaconの2~30フィート(6-9メートル)に近づくと、勝手に「カチーン」(と音はしないけど・・・)とiBeaconが認識されて、iBeacon宝探し”バッジ”が獲得できます。
そして、実際に、正確にどこに、どんな形のiBeaconが設置されているのかは分からないまま、次のお宝iBeaconへ。

そんなに難しくなく、それぞれの指定のエリアへ進んだら、比較的簡単にiBeaconが取得できました。
一箇所だけ、「LVCC Gold Plaza Driverless Car Experience」のコーナーは、わざわざ空中廊下を歩いて道の向こう側のテントまで行き、テントの入り口付近で「あと44フィート」の表示が出たものの、そのあと、2度ほどテントの中を周回しても、お宝のバッジは貰えず!
どうやら、その外の駐車場に無人カーのでもエリアがあったのですが、それらしかったみたい。でも、その近くにも行ったのですが、iBeaconバッジに遭遇せず。
結局、9つのiBeacon宝探しのうち、8つしか獲得できませんでした。せっかくその「場所」には努力して行ったのに貰えなかったので、悔しいです!

で、今回のお話の本題:

電波の検証は3度くらいしました。
1.朝8時ころ、展示場がオープンする前の空港、ストリップ通り、Venetian会場
2.正午ころ、LVCCコンベンションセンターの外の北ホールとセントラルの中間辺り
3.午後3時ころ、お昼ご飯を食べに行ったFashion Show Mallのフードコートのテーブルで、ゆっくりと

4日間のCES会期の3日目なので、1日目、2日目に比べると会場の人の数は若干少なくなっていると思います。でも、まだまだ、会場内はスマホ見ながら歩いていると人とぶつかる程度。たまに前の人が歩くのが遅くて、かといって追い越すほどの空間的余裕は周囲に無くていらいらする状況。

結論的には、各社とも2、3年前に比べて、ずいぶん繋がりやすくなっているな・・・という感想です。
去年は朝早くから、夜遅くまで、会場や会食のために外に出ていたので、ホテルの部屋に戻ったら、VerizonのポケットWiFiをオンにしてEメールをダウンロードしてチェックしていた程度。ほとんどネットは使わず、速度テストするような時間はありませんでした。

で、ここ2~3年で各社の回線キャパはそれほど増えているわけではなく、逆にCES期間中にラスベガスに世界中から持ち込まれるスマホとタブレットとポケットWiFiの数は数倍に増えているはずです。
それなのに、「2、3年前に比べて、ずいぶん繋がりやすくなっている」というのは、各社、特にVerizon、AT&T、T-Mobile USは、Small Cellを補填用に設置したり、移動基地局を期間中に配置したりしているのだと思います。今のところ、そういうことが今年はニュースとして報道されていませんが、昨年は「VerizonやAT&Tが移動基地局をCES期間中に要所に配置している」という記事がCES前にありました。

なので、来年はそんなに心配せずに、速度は理想的な速さではありませんが、CES期間でもモバイル通信はそれなりに使えるのではないかと思います。

ただ、ホテルでは、夜、食事も終わって部屋に帰ってきた参加者が、一斉にEメールをチェックするためにPCやタブレットをネットに繋げるので、午後9時ー12時(深夜)ころが一番混むようですね。3年前は、午前2時を過ぎると部屋のネットが使用に耐える速度に戻っていました。

では、主に正午ころのコンベンションセンター外の結果と、午後3時ころのFashion Show Mall周辺の結果を中心に纏めます。

ちなみに、アメリカでは斜陽であるWiMAXは接続テストしていません。まあ、ClearのポケットWiFiは持っているのですが、ベガスへは持って行かなかったので。

1.AT&T

iPhone 5で最初にField Testで電波をチェックすると、Band 2(1900MHz)に繋がっていたので、びっくり。

驚いて、機内モードをオン/オフして、もう一回Field Testすると、今度はメインのBand 17(700MHz)へ接続。
その後も、端末リセットとかすると、Band 2に繋がったり、Band 17に繋がったり。

昨年秋以降にレポートが出ていた、「AT&Tが1900MHzの一部を、3GからLTEに再編」が、ラスベガスで予想外に確認出来て、良かったことは良かったです。

Band 17はダウンロード10MHz+アップロード10MHz。AT&TのBand 17割り当ては、この10×10帯域しかありませんので、これ以上は幅広くならないし、この周波数での理論値速度も速くなりません。
Band 2はダウンロード5MHz+アップロード5MHz。このBandは、3Gをこれからいかに減らしていくかによって、帯域が広く(よって、速度も速く)なる可能性はあるでしょう。

SpeedTestによる速度テストは、コンベンションセンター(正午前後)でダウンロード8~12Mbps、アップロード1Mbpsほど。

Fasion Show Mall(ストリップ沿い、午後3時ころ)で、ダウンロード4~7Mbps、アップロードは3Mbpsほど。

これから見ても、きっと、コンベンションセンターの近くで何らかの回線補強のための工作(たぶん、CES期間中だけの一時的な対策)をしていると思います。
CESの無い期間も、ラスベガスのコンベンションセンターとストリップで、速度テストしてみたいですね。

来年のAT&Tは、これにAWS Band 4が追加されているかどうか、ですね。Cricket(現在、ラスベガスでBand 4でLTEを提供中)がもうすぐAT&Tに買収されることでもあるし、期待しましょう。

2.T-Mobile US

T-Mobile USのSIMでは、順調にBand 4(AWS、上り1700MHz/下り2100MHz)に接続。
T-Mobile USに2013年5月に買収されたMertroPCSがラスベガスでは昨年1月時点で既にBand 4でLTEを始めていましたが、速度は遅く、たぶん、5MHz+5MHzで提供していたはず。
現在は、10MHz+10MHzになっています。

8日にVenetianの基調演説会場付近で20MHz+20MHz帯域を表示しているツイートが某氏から流されていましたが、そもそも周波数の関係で、建物の中ではT-Mobile USのLTE電波が外から進入しにくいことと、コンベンションセンターとストリップで20MHz+20MHzが検出されなかったことを考えると、T-Mobile USはCES期間だけ建物内部にSmall Cellを設置しているのではないかと推測されます。

肝心のスピードは、コンベンションセンター(正午前後)でダウンロード3~5Mbps、アップロード5~8Mbpsほど。

Fasion Show Mall(ストリップ沿い、午後3時ころ)で、ダウンロード4~6Mbps、アップロードは3Mbpsほど。

T-Mobile USは、テキサス州ダラスを筆頭にLTEの帯域幅を増やしており、来年はラスベガスも20MHz+20MHz帯域かそれ以上になっているでしょう。
Verizonから電波使用権を購入する予定の700MHz AのBand 12も、来年のCESで期待して良いかな?

3.Verizon

Verizonは、筆者はVerizon版iPhoneを持っていないし、Nexus 5も持っていかなかったので、Field Testで周波数と帯域幅の調査は出来ませんでした。
でも、Band 13の10MHz+10MHzであることは間違い無いでしょう。
AT&T iPhone 5にVerizonのSIMを挿入しても、Band 4 LTEには繋がりません(圏外)でしたから、VerizonはラスベガスではまだBand 4は開始していない模様です。AT&T同様、VerizonのBand 13は帯域幅が低いので、この周波数ではこれ以上帯域幅を増やせず、速度も速くなりません。

来年はラスベガスでもBand 4 LTEを始めてくれますかね、Verizonさん!

接続速度は、コンベンションセンターでは、ダウンロード6~7Mbps、アップロード2~3Mbps。

Fasion Show Mall(ストリップ沿い、午後3時ころ)のフードコートでは、ダウンロード4~5Mbps、アップロードは2~3Mbpsほどでした。

4.Sprint

2013年12月16日現在のSprintのLTEサービス都市リストにはラスベガスはまだ載っていません。
【Sprint】4G LTE Launched Markets : 4G LTE Launched Markets as of December 16, 2013 – 2013年12月16日

しかし、ラスベガス空港に降り立ってみて、すぐにSprintのiPhone 5sをオンにしたらLTE表示になったので、びっくり。
でも、良く考えたら、筆者は3週間前の2013年12月20日、ホノルルから自宅へ帰るときにラスベガスで乗り換え、そのときに「私のSprint iPhone 5sが初めてLTEに繋がった(処女ではなくなった)」と喜んだような・・・すっかり忘れていました。まあ、ラスベガス滞在は乗り換え2時間だけの間でしたから・・・

周波数は、Band 25の1900MHz。SprintはBand 41とBand 26も使用権を持っていますが、何度リセットしてもこれらの周波数には繋がらないところから、ラスベガスではまだBand 41もBand 26も、Sparkも、無し。帯域幅は、5MHz+5MHz。

スピードは、空港付近で午前8時前にダウンロード3~5Mbps、アップロード0.5Mbpsほど。

コンベンションセンターでは、ダウンロード0Mbps、アップロード0Mbpsで、ほとんど繋がらず。また、機内モードやLTEモードをリセットすると、LTEに繋がらずに3Gや1xにフォールバックすることが多かったです。

たまたまLTEに繋がると、ダウンロードが1Mbps位出ることもありました。

Fasion Show Mall(ストリップ沿い、午後3時ころ)のフードコートでは、割と恒常的にLTEにつながり、ダウンロード1.5Mbps、アップロードは1.5~2Mbpsほど。

来年はSprintもラスベガスは正式サービス展開中モードで、できればBand 41とBand 26も開始して、トリプルLTEの高速Spark(ダウンロード実測値、公称50~60Mbps)を始めているでしょうかね。お願いしますよ、Sprintさん!

■ まとめ

2014年1月9日、ラスベガス CES期間中(3日目)LTE速度検証結果
キャリア LTE周波数 ダウンロード速度 アップロード速度
AT&T 700MHz Band 17 10MHz+10MHz
1900MHz Band 2 5MHz+5MHz
4~12Mbps 1~3Mbps
T-Mobile US AWS(上り1700MHz/下り2100MHz) Band 4 10MHz+10MHz 3~6Mbps 3~8Mbps
Verizon 700MHz Band 13 10MHz+10MHz 4~7Mbps 2~3Mbps
Sprint 190MHz Band 25 5MHz+5MHz 0~1.5Mbps 0~2Mbps
参考:
Sprint(ClearWire) WiMAX
2.5GHz 公式発表は無いものの、SprintはWiMAX対応端末の販売を2012年末に停止しているので、その2年後の2015年(いつかは不明だが、年初であっても不思議ではない)にはWiMAXは停波と予想されています。











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