inMarket社が食品スーパーマーケット内でのiBeacon導入を開始


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食品スーパーのモバイルアプリを開発しているinMarket社
inMarketホームページ
は、食品スーパー内にiBeaconを複数個所に設置し、買い物客がその前を通ると、目の前に陳列されている商品のクーポンをスマホ画面に表示したりするシステムを、本日よりアメリカ国内で導入開始します。

最初に導入されるのは、Safewayのサンフランシスコ、シアトル地域、Giant Eagleのクリーブランド地域の店舗です。

店内に設置するiBeaconのサイズは25セント硬貨ほどのサイズ(あ、StickNFindと同じような構造か・・・)です。

inMarket社は既に買い物/クーポンアプリ(CheckPoints)/ポイント還元アプリの提供を行っており、買い物客はこのアプリをインストールしログインしておき、ディジタルクーポンや、買い物リストの構築が出来ます。inMarket社が開発したスーパーマーケット向けアプリCheckPointsは既に2000万台のスマホにインストールされていると発表されています。
 

 

 

inMarketでは、これらのスマホ・アプリと、店内のiBeaconとをリアルタイムで連携し
● 買い物客がiBeaconの前を通ると、ディジタルクーポンや商品情報をスマホに自動表示
するほか、
● スマホ内に保存した「買い物リスト」と連携して、「買い物リスト」にある商品の前を通ると、買い物客が忘れないようにスマホ画面でリマインドする
機能も提供するそうです。inMarket社はこの「スマホと店内の連携システム」を、「Mobile to Mortar」システムと商標登録し、今後、200店舗に拡大して行く予定です。

【inMarket】The Future of the Shopping Experience is Here:inMarket Deploys World’s First Multi-Retailer iBeacon Platform
【9to5Mac】iBeacon rollout continues as inMarket connects over 200 grocery store locations ー 2014年1月6日

追記:初期リリースで、inMarket社のiBeaconはSafewayアプリと連携するような印象を与えましたが、これは、筆者の勘違いでした。
inMarket社のiBeaconは、inMarket社のアプリ(CheckPoints、ListEaseなど計4つ)と連携するようです。



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