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グーグル音声入力(Google Voice Typing)で、音声書き起こし(transcription)を試してみた。通常、これまでの「音声からテキストへの変換」アプリは、音声認識するためのスピーチする前に「マイク/開始」ボタンをクリック(タップ)し、一文または一語/数語を話し終わったら再度「マイク/終了」ボタンをクリックすると、文章がテキストに変換されました。 ところが、いつからか知らないけど、最新のGoogle Voice Typingでは、文章の終わりを勝手に認識してくれて、「マイク/終了」ボタンをクリックする必要無く、音声をテキストに変換してくれます。 ということは、「長い文章や複数のセンテンスでも、自動的に音声をテキストに変えてくれるのかな?」と思って、検証してみることにしました。 まず、入力には、Google Keyboardを使用します。 使用した録画(録音)素材は、筆者が仕事で引き受けた、ある会社の社内教育用ビデオで、社長が社内業績と業界の状況について英語で語っている、約30分のビデオ教材です。 もちろん、「音声⇒テキスト変換」の言語は、英語・日本語も含め、多数の言語が選択できます。(デフォルト設定は「自動」ですが、実際に行うときには、どれかの言語にフィックスしたほうが正確さが増すのかもしれません。) ステップ1: 何でも良いので、自分の良く使っているテキスト・エディター・アプリを起動します。
ステップ2: マイク(Google Voice Type)が表示されていることを確認し、この端末のマイクに向かって音声を連続的に流すか、端末のマイク/イヤホン・ジャックに、PCやその他の録音媒体のイヤホンジャックからミニ・ジャック・ケーブルで繋ぎ、録音した音を流します。 ステップ3: 音声が自動的に、録音にあわせて、テキストに変換されます。途中で一切、マイク・アイコンをタップする必要はありません! これは、良い! ただし、 「音声⇒テキスト変換」が止まったら、そのファイルはそこで閉じ、新しいテキストファイルを開き、止まったところから「音声書き起こし(transcription)」を継続します。 時には新しいテキストファイルを開いても、「音声⇒テキスト変換」がまったく始まらないことがありました。 ステップ4: 作成したテキストファイルは、アプリにもよりますが、PCへEメールで送るとか、クラウドを介して保存するとか、して、PCへ送り、PC側で編集やマージをします。 完璧な「音声書き起こし(transcription)」ではありませんが、やりようによってはかなり「音声書き起こし(transcription)」のプレ作業として、役に立つと思います。 また、「設定(Settings)⇒言語と入力(Language & input)⇒ Google音声入力(Google voice typing)」でいくつかの設定変更可能項目があります。 たとえば、 まだまだ多くの実験を行って、色々なケースを試して見ないといけませんが、音声ファイルの翻訳のプレ作業や、同時・逐次通訳にも、このGoogle Voice Typingの機能が役に立つかもしれません。また、バージョンアップしたら、精度も機能も増すでしょう。 Google Voice Typing(グーグル音声入力)を「音声書き起こし(transcription)」作業に使っている人がいたら、意見を交換しましょう。 設定 日本語メニュー:
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