家電話に「Call Blocker」装置を付けてみた。


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最近、クレジットカードの付帯サービス(保険)勧誘など、「迷惑電話」がうるさいので、何か対策はないかと思い、調べてみました。

そもそも、このテクノロジーの時代に、
● 家電話回線で受けた通話のCaller IDで相手の電話番号をチェックし、
● その電話番号が、データベースで「受信ブロック」指定の番号だったら、
● その通話を電話機のほうに回さない
くらいの機能を持った装置ぐらい、あっても不思議ではないだろう・・・
・・・と思って、探したら、やっぱりありましたよ。

良さそうなのは、「DigiTone Call Blocker Plus!」$99.95なんですが、新モデルが2014年1月まで出荷しないそうです。
DigiTone Call Blockerホームページ

そこで、取り敢えず試すのに、$59.90の「Pro Call Blocker」をAmazon.comから購入しました。
【Amazon.com】Pro Call Blocker Newest Version 2.2!


到着したのは、安っぽい中国製っぽい箱です。まあ、設計はアメリカなんでしょうけど・・・

これを、電話機と回線の間に挟みます。Pro Call Blockerは、電源を電話回線から供給しているので、電池を入れる必要はありません。

[電話回線] -----> [Pro Call Blocker] -----> [電話機]

という配線です。短いRJ11電話線がPro Call Blockerパッケージに付いて来ます。これで、[Pro Call Blocker]と[電話機]を繋ぎます。

原理は、
● Pro Call Blockerにメモリーがあり、これに、着信拒否したい電話番号を登録する。拒否する番号は、1500個まで登録できます。
● 登録した番号から電話が掛かってくると、Pro Call Blockerがすぐに電話を一旦繋ぎ、その直後に(約1秒後?)電話を切ります。このとき、電話機のリングトーンは鳴りません。
● 登録していない電話番号から電話が掛かってくると、Pro Call Blockerは素通りして、電話を電話機に繋ぎます。このとき、電話機のリングトーンが普通に鳴り、電話が普通に繋がります。

いやあ、これをつけてからは、大分静かになりました。
掛けてきた相手は、「一瞬繋がるものの、すぐに切れる」ため、不思議に思って、直後にもう一度掛けてくる人もいるようです。筆者は、ブロックする前に電話番号をGoogleで調べて、完全に「スパム/マーケティング」らしいものしかブロックしていませんが、「相手が人間だったら、失礼」とは思いながらも、ブロックしているのは思い当たる節の無いマーケティング・コールなので、そんなに呵責の念はありません。それに、トルフリー番号(800番号など)は、殆どがコンピューターが自動で電話掛けてきているので、その相手に勝つには、これしかないでしょう。

Pro Call Blocker自体が過去に掛かってきた電話番号を30個まで覚えているので、その電話番号を画面に表示して「BLACKLIST」ボタンを押すと、その番号が新たに「ブロックリスト」に追加されます。また、既に「ブロックリスト」に登録されている番号を解除する「REMOVE」ボタンもあります。

他にも、特定の電話番号グループ(最初の数桁が同じ番号)からの電話をブロックしたり、PrivateやOut of Area(番号不明)電話番号からの電話をブロックしたり、電話機から外へ発信するのに特定の電話番号をPro Call Blockerで「発信」ブロックする機能、などがあります。
筆者はこれらの機能はぜんぜんまだ使っていませんが・・・

しかし、使ってみて、2点不満な点があります。
それは、

1.Caller IDは通常、相手の電話番号とともに、相手の氏名・加入会社の名前をも表示します。
Pro Call Blockerは、相手の電話番号しか表示しません。

2.Pro Call Blockerの先に繋いである電話機には、Caller ID表示が現れません。電話番号も、相手の名前も、表示されません。

これだと、初めて掛かってくる電話の相手は電話番号しかCaller ID表示がわからず、困ります。

この2つの欠点を解消するため、筆者は電話線の二股アダプター(Y-アダプター)を使って、片方には以前から持っている「相手の電話番号と、相手の名前・加入会社の名前を両方表示する」Caller ID表示装置を繋いで、電話機のそばに一緒に置いています。

来年2014年1月に出荷される予定の「DigiTone Call Blocker Plus!」$99.95は、商品紹介写真を見ると、装置にCaller IDの電話番号と名前と両方が2行に表示されるので、期待しています。

今は、ディジタル留守録装置も含めて、電話機の周りがこんなにごちゃごちゃしています。

購入後、最初に(そして、電話回線から装置を外すたびに、つまり、電源供給を外すたびに)、装置の日時の設定などが必要です。
もちろん、1ページの字の細かい使用説明書は付いてきますが、最初、コンセプトが分からないと、どこから手をつけていいのか分かりません。
以下のYouTubeの映像は、使う前か、買う前に見ておくと、事前知識が得られて良いと思います。
【YouTube】T-Lock Pro Call Blocker Version 2: Product Review



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