アメリカでプリペイド携帯の購入の仕方


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ここではアメリカでのプリペイド携帯およびSIMの購入場所、購入方法を説明します。

ここ1~2年ぐらいでアメリカのプリペイド携帯の販売方法はかなり変わってきました。購入を考えている人には、逆に楽になってうれしいところです。

しかし、アメリカは依然、建前的には「キャリアにSIMロック」されている国であるため、「プリペイドSIMだけ購入したい」という人には、相変わらず敷居は高くなっています。
特にSIMロック・フリーのiPhoneやスマートフォンを使用している人が増えてきて、「SIMだけ」の需要は増えてきているにもかかわらず、アメリカはまだ、ヨーロッパやアジアほどは「プリペイドSIM」の入手も簡単でなく、プリペイドサービスもスマートフォン向けに最適化されているとは言えません。

プリペイド携帯やSIMのアクティベーションの仕方や、iPhone・スマートフォン(特に、iPhone)用にアクティベーションする際の注意点は後日詳しく書くとして、今日はプリペイド携帯/SIMの購入場所と購入方法だけに絞ります。


購入場所:
(1)空港?
主要空港内でBestBuyのベンディングマシンが2008年夏から設置され、プリペイド携帯も販売されています。しかし、空港や場所は限定されており、国内線のターミナル内(セキュリティー通過後)になります。
BestBuy空港内ベンディングマシン
ラスベガスの空港内では、ユナイテッド航空とサウスウェスト航空のターミナル内で存在を確認しました。
国際線到着ロビーなどでは見たことがありません。

私が見たとき(2011年1月上旬)はこのBestBuyのベンディングマシンの中には、BoostMobile社用のプリペイド携帯が1機種、あともうひとつ他の社用のプリペイド携帯が1機種、そして、Virgin Mobile USA用のUSBモバイル・データ通信用3Gモデムが1機種、ありました。

アジアやヨーロッパと違って、アメリカの空港では基本的にプリペイド携帯/SIMはそれほど多く販売していないと思ったほうが良いようです。

2011年12月31日 追記:
空港で「ガジェット」を販売しているお店の一部では、プリペイド携帯を販売しているところが増えてきているようです。
たとえば、サンフランシスコ国際空港ではセキュリティーを通った後のFターミナル(ゲート72の通路の反対側)、および、Dターミナル(中ほどのショップエリア)、に「i-Tech X-Perience」というがジェットショップがあり、AT&T GoPhoneパッケージを陳列・販売しているのを筆者は2011年11月初めに確認しています。

(2)携帯キャリアの市内ストア
以下の携帯キャリアは、全米にストアを持っています。ストアは、大型室内ショッピングモール内にある場合もあり、独立した店舗になっている場合もあります。それぞれのストアでは各社のポストペイド携帯の販売のほか、プリペイド携帯を販売しており、アクティベーションの手伝いもしてくれます。

●AT&T:プリペイド携帯GoPhone、iPad用(定価$15.00)マイクロSIMの販売。
プリペイド携帯用SIMの単体販売は、正規販売取扱い商品としては発表されていません。しかし、店舗でリクエストすれば、貰えます。SIMだけ単体で貰う場合は、アクティベートの際に使用する携帯本体のシリアル番号(IMEI番号)を要求されます。AT&Tは、iPhoneでプリペイドSIMを使用することを認めていないため、iPhoneのIMEI番号ではプリペイド・アカウントはアクティベート出来ないようになっています。(後日、この問題の回避方法を書きます。)

●T-Mobile:プリペイド携帯、プリペイド用SIM単体(定価$9.99)の販売。

●Verizon:プリペイド携帯。

●Sprint:Virgin Mobile USA および BoostMobileのプリペイド携帯。
Virgin Mobile USAのプリペイド・モバイル通信装置(USBカード、ポケットWiFi)

●Cricket Wireless:プリペイド携帯、プリペイド・モバイル通信装置(USBカード、ポケットWiFi)

●MetroPCS:長期契約縛り無しの月極契約携帯。

なお、SIMだけ欲しい場合は、SIMを扱っているAT&TまたはT-Mobileのストアだけになります。2社以外は、原則的にSIMを使用していません。(例外的に、VerizonとSprintはポストペイドで国際ローミング可能な同社用のBackberryにのみ、SIMを発行しています。)

(3)家電量販店、電気店、ディスカウント百貨店
これらの店舗ではプリペイド携帯電話コーナーがあり、数社(7-8社)のプリペイド携帯が並んで陳列されており、比較して購入することが出来ます。
BestBuyプリペイド携帯コーナー
販売している店舗は、全米的にほとんどの都市にある
●BestBuy(家電量販店)
●Radio Shack(小型電気店)
●WalMart(ディスカウント百貨店)
●Target(ディスカウント百貨店)
なお、カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、イリノイなどにある
●Fry’s Electronics(家電量販店)
でも、購入できます。

たとえば、私の住んでいる近くのTargetやBestBuyやRadio Shackでは、以下のプリペイド携帯が陳列されています。
AT&T GoPhone、T-Mobile USA、Verizon、Virgin Mobile USA、BoostMobile、Cricket、TracFone、Net10。

StraightTalkは、WalMartのみで販売されています。

BestBuyでは、Locus Telecommunications(H2O/O2ブランド)のSIMだけも販売している店舗があります。
それ以外の小売店店舗では、SIMだけの販売はありません。

BestBuy、Radio Shack、WalMartでは、Virgin Mobile USAのプリペイド・モバイル通信装置(BroadBand2Go)も販売しています。

携帯本体は上記写真のように携帯のパッケージが店内にぶら下がって陳列されています。勝手に自分の好きな機種を取って、レジで代金を支払えば、それでおしまいです。アクティベーションは購入後に自分でします。
契約書などは、何もありません。購入時に氏名・住所を記入することも、ありません。

たまに店によって、あるいは、機種によって高価なスマートフォンなどの機種は、盗難防止のためガラスの錠付きショーケースに入っていることもあります。その場合は、店の人に開けてもらい、商品を出してもらいます。

ポケットWiFiなどのモバイル通信装置は、店の人に言わないと出してもらえない場合があります。

(4)食品スーパー、ドラッグストア
食品スーパー(Safeway、Krogerなど)やドラッグストア(Walgreen、CVS、RiteAid)でもプリペイド携帯は販売されているところがあります。
前記のディスカウント百貨店・家電量販店ほどは携帯コーナーのスペースが無いので、取扱っている機種や会社は少なく、また、カスタマーサービスのコーナーの後ろにあって、係員に頼まないと手に取って見ることが出来ない場合があります。
私の住んでいる近くのSafewayとRiteAidだと、機種はTracfone用の機種が1,2種類だけ並んでいます。Tracfoneは国際電話はアクセスポイント方式で、まずアクセスポイントに電話して、それから相手の日本の電話番号を入れないといけない方式なので、不便なので、お勧めしません。

プリペイド・トップアップ・カードはスーパーに各社のカードが揃っていますが、携帯本体そのものは種類の多い家電量販店、電気店、ディスカウント百貨店で購入することをお勧めします。

なお、アメリカ国内ではコンビニの7-Elevenでのプリペイド携帯(SpeakOut)の販売は、2010年春に廃止されています。(カナダではまだ継続販売されているようです。)
ただし、7-ElevenではTracfoneと、同社の別ブランドのNet10の携帯は販売されています。
TracfoneとNet10は、国際電話がアクセスポイント方式なので、お勧めしません。

(5)独立系ショップ
T-Mobileの電波を利用したMVNOのSimpleMobileは、コンビニ・チェーンのCircleK、現金送信窓口チェーンのMoneyGram、そして、独立系ショップでSIMを販売しています。
http://www.mysimplemobile.com/Dealer-Locator/Index.aspx
から販売店を探してください。

(6)オンライン
各プリペイド携帯の会社がウェブサイトを持っていて、そこから注文できます。
出荷はアメリカ国内宛てに限られます。
アマゾン、eBayなどでもプリペイド携帯やSIM単体の販売をしています。

価格:
安いものだと、携帯本体が$10-15くらいからあります。
2010年後半は、プリペイド携帯会社がそれぞれ自社用のスマートフォンを販売するようになり、これらは$200-250で購入できます。

なお、アメリカの携帯は基本的にSIMロック/キャリアロックされています。
そのままでは、他社のSIMは認識できません。(GSM/W-CDMA方式の場合。)
CDMA方式も、そのままでは他社のサービスには使えません。

購入方法:
陳列ラックがあるようなお店(家電量販店、電気店、ディスカウント百貨店)では、そこから希望の携帯を取り、レジに持っていって、支払います。
携帯本体が客が直接触れられないようなところにある場合は、希望の品を指差したり型名を言って、係員に取って貰い、レジまたはその場で清算します。

購入に必要な身分証明書など:
2010年12月現在、アメリカでプリペイド携帯の購入そのものには、身分証明書や米国の住所は不要です。誰でも購入できます。
購入時に申込用紙に書き込むようなことも、ありません。
購入時にクレジットカードやトラベラーズチェックを使えば、支払いの本人確認のための身分証明書(パスポートなど)を要求されることはあるでしょう。

アクティベーションの仕方

AT&T GoPhoneプリペイド携帯パッケージのアクティベーションの方法は、こちら。

AT&T GoPhone/プリペイドSIMをSIMフリー携帯などで使う場合のアクティベーションの方法 - SIMフリーのスマートフォン/タブレット/ポケットWiFiや他のAT&T用携帯で使用する場合は、こちら。

AT&T GoPhone/プリペイドSIMをiPhoneで使う場合のアクティベーションの方法 - SIMフリーのiPhoneやAT&T用iPhoneでAT&Tのプリペイドサービスを使用する場合は、こちら。

T-Mobile USAのアクティベーションの仕方は、こちら。

Virgin Mobile USAのアクティベーションの仕方は、こちら。

Virgin Mobile USAのモバイルデータ端末(ポケットWiFi)のアクティベーションの仕方は、こちら。

Virgin Mobile USA (プリペイド) アンドロイド携帯 (Samsung Intercept) のアクティベーションの仕方は、こちら。

H2O (Locus Telecommunications) SIMアクティベーションの方法は、こちら。

Simple Mobile SIMアクティベーションの方法は、こちら。

Verizonプリペイド携帯のアクティベーションの方法は、こちら。

その他、アクティベションの方法は
How-To記事一覧
に一覧があります。











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