新Nexus 7 LTEモデルのヨーロッパ版に、LTE対応が復帰。


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2日前に新Nexus 7 LTEモデルのヨーロッパ版からLTE周波数が削除されたと報告しましたが、先ほど確認したところ、GoogleのNexus 7正式ページで、ヨーロッパ版にLTEが復帰して表示されました。
どうやら、Google担当者の勘違い・間違いだったようです。

 

新しい周波数仕様は、
● LTE 32GB モデル $349

LTEモデル 北米(NA, North America)仕様: (発売開始 数週間後)
4G LTE: 700/750/850/1700/1800/1900/2100 MHZ (周波数並び順にBands: 17/13/5/4/3/2/1)
3G HSPA+: 850/900/1900/2100/AWS MHz (周波数並び順にBands: 5/8/2/1/4)  【筆者注:DC-HSDPAにも対応するようです。 】
2G GSM: 850/900/1800/1900 MHz

LTEモデル ヨーロッパ(EU, Europe)仕様: (発売開始 数週間後)
4G LTE: 800/850/1700/1800/1900/2100/2600 MHZ (周波数並び順にBands: 20/5/4/3/2/1/7)
3G HSPA+: 850/900/1900/2100/AWS MHz (周波数並び順にBands: 5/8/2/1/4)  【筆者注:DC-HSDPAにも対応するようです。 】
2G GSM: 850/900/1800/1900 MHz

2G GSM対応も、復帰しています。

北米版にはBand 3は追加されたままです。

これにより、ヨーロッパ版と北米版の違いは、
● 北米版:LTE Band 17(AT&T)、Band 13(Verizon)
● ヨーロッパ版:LTE Band 20(800MHz)、Band 26(2600MHz)
だけになります。

どちらもBand 3には対応しているので、日本国内で使用する場合にはどちらでもかまわないことになります。あとは、北米に出掛けることが多いか、欧州に出掛けることが多いかで、どちらを買うかを選択すれば良いことになります。

なお、「日米キャリアと、北米版/ヨーロッパ版」の周波数対応表は、
【備忘録】新Nexus 7 第2世代の仕様と、LTE版周波数対応表 – 2013年7月25日
にまとめてあります。

参考リンク:
【AndroidPolice】[Update: LTE Is Back] Change Of Plans: The New Nexus 7 May Not Have LTE Support For Europe After All – 2013年7月29日->2013年7月31日更新



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